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今年はCP+の中止に始まって、月カメとアサカメの休刊、各カメラメーカーのサービス拠点の統廃合など、カメラと写真業界にも新コロナの余波が及んでいるのが明らかで、直接ではないにしろ何れキッカケとなっているのは間違いないだろう。

そしてとうとうオリンパスが80年続いた老舗のカメラ事業を手放すことが、先日夕刻に正式にアナウンスされた。投資ファンドの日本産業パートナーズに映像事業部門ごとそっくり売却されるとのことだ。

その日はいつ来るかのか?というのは業界では常々話題になっていた話ではあるし、毎年決算期の前後にオリンパス自身が事業撤退を否定するという流れはテンプレ化していたので、この話自体もはや驚きはない。

株式を公開した上場企業である限り、赤字事業の切り離しを株主から強く要求されるのは当然のことである。同社は内視鏡カメラの分野で世界シェアトップクラスの優良企業なので、売れないカメラにいつまでもこだわっているわけにもいかない事情は理解できる。

昨年から立て続けに新型モデルを投入してきて、3年赤字続きとは言えこのところ業績は上向いているのになぜ?という意見もあろうが、投資ファンドが手を出すのに、将来有望な分野であるとか、買い叩くなら安くなった今がチャンスとか、そんな物件でないと厳しいので、売れる時に売り抜けるという鉄則に従ったまでだろう。

ネット界隈ではすでに悲観的な空気でいっぱいwだが、撤退ではなくあくまで事業売却なので、ソニーのPC事業売却で立ち直った新生VAIO同様、事業継続と考えて差し支えないだろう。もちろん将来に渡って約束された継続ではなく、引き続き利益を上げられなければ本当に終焉を迎えるのは間違いないだろうが。

ただ、オリンパスはブランドと同時に社名でもあるので、後継の企業が継続してオリンパスを使うのは難しそうなので、ズイコーとかオーエムディーとか別のブランドを使うことになるのかな。

特段、オリンパスというブランドに思い入れはない..そもそも去年からのにわかユーザーなのでw..のでそこはどうでも良いのだが、うん十万円もするキヤノンのEOS-1D系やニコンのD一桁機にはできないことで、E-M1XとE-M1Mk3にはできることが沢山あるのは事実なので、後継の新会社にはE-M1系の優れた機能は継承して欲しいところだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

天候不順で生育が遅れるレタス畑に、連日にように対処療法的に薬を散布している。

腐りが入ってしまうのでやむを得ない措置だが、雨が続くこの季節ではすぐに洗い流されてしまって、傍から見ているとイタチごっこ感は拭えんな。

デジタルカメラが売れなくなった要因の一つにスマホの台頭が上げられるが、無駄で無益な画素数ありきの売り方にもそろそろ限界が来ているのは間違いないだろう。

キャッシュバックキャンペーンなどして一時的に売上を伸ばしてもそれは対処療法でしかなく、根本的に業界全体の底上げを考える時期に来ているのかも知れない。

デジタルカメラは工業製品の一つに過ぎないが、そこから生み出される写真は文化を創りまた支える作品ともなることを、もっとカメラメーカー自身が意識して製品を世に送り出すべきではないだろうか。

先週、国が民間や官民の契約書類等にハンコ捺印は不要との見解を示した。

以前から書類へのハンコ捺印には抵抗感が強く懐疑的であったが、図らずも新コロナの影響で認知され始めたテレワーク普及の妨げになるとの理由から、ようやく国が重い腰を上げたようである。

第一次産業の現場勤務を除けば、接客業のような対面業務でもない限り在宅ワークは可能であるが、ハンコ捺印のためにわざわざ会社まで出向かなければならないというのは片手落ちとしか言いようがない。

逆に言えば、ハンコフローが強制されている時点でテレワーク推進など実態が伴っていない有名無実だったわけだが、これで社会全体で大手を振ってデジタルワークフローへ踏み出せることになる。

ハンコ自体、漢委奴国王印のように歴史的な文化遺産として扱われるのは否定しないが、素材に象牙を使う限りこれから新たに作られ使用されることには断固反対の立場であるし、IT屋の末席に未を置いている立場的にも、誰でもどこでも手に入れられるハンコで本人確認など到底容認できない。

今回、内閣府・法務省・経産省の連名..どれも渦中の問題の役所だなw..での公表なので、これでもう後戻りすることはないだろうな。

これであと問題はITを使いこなせないと公にしている無能なIT担当大臣だが、この秋にあるであろう衆議院解散の前に取ってつけたように在庫一掃処分的な内閣改造があるだろうから、早晩クビになるのは間違いない。

どんな内閣になろうが、今度こそ台湾のように民間から優秀なIT伝道師的な人材を徴用することを望むぞ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

この時期に一時的に見掛ける蝶で、写真判定でツマキシロナミシャクというシャクガの仲間と判明。

スジグロチョウなどモンシロチョウの仲間は開けた空間で見掛けるが、こちらは林内や林縁部に多い印象。幼虫がサルナシの葉を好んで食べるというのでその点で納得。

とにかく動くものに敏感で近づこうとするとすぐに飛んでしまうのが厄介だ。ようやく葉陰から望遠マクロ的に押さえたが、てっきり頭だと思っていたほうが腹だったというオチで、ピンの位置が逆であった..

例年この時期、AppleのWWDCが開催されてその方面の人達にとってはお祭り騒ぎとなるのが恒例だが、今年は新コロナの影響で31年目にして初めてオンライン開催となった。

Intelとの決別となるApple Siliconなる自社製プロセッサへの移行や、macOS Big Surの発表などなかなかドラスティックな発表があったなかで、個人的に目を惹いたのはカリフォルニア州サンノゼのクパチーノにあるApple本社の地下だ。

いかにも秘密のラボという怪しい雰囲気が漂っていて、パッと見はトニー・スタークの自宅地下にあるラボ兼ガレージのあんな感じ。

しかもTim Cookから振られて登場した、Apple Siliconを10年掛けて開発したらしいJohnny Srouji氏もどことなくマッド・サイエンティストっぽくて、何かスゲぇーヤバそうなものを作り上げた感があってイイ感じw

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mm F4 R OIS / Classic Nega. / ホオノキ

今年はMacのどれかを入れ替えようと思っているのだが、Apple Siliconへの移行は2年くらいかけるようなので、タイミング的にはやはり今年中に最後?のIntel Macを入れておくのがベターかな。

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相変わらずどんよりとした天気模様で薄ら寒い日々が続いている。一時は仕事中は半袖短パンまで軽装になっていたのだが、長袖長ズボンのすっかり春の装いに逆戻りしてる。

雨が降って日が差さないだけならそれは梅雨の天気なのでそんなもんだが、とにかく気温が上がらないのでもはや天候不順と言ってもよい。近所の畑を見ていても作物の生育が遅いのは明らかで、契約農家はどこも皆頭を抱えているようだ。

そんな中、ロシアのシベリアにあるベルホヤンスクという町で、昨日なんと気温が38℃まで上昇したらしい。これは最高気温の平均よりさらに16℃も高いとのことで、北極圏では観測史上最も高い記録になるとのこと。

昔、アラスカを旅した時に内陸部のフェアバンクス..ほぼ北極圏の緯度だ..でも35℃くらいまで暑くなることがあるとは聞いたことがあるが、正直なところ極地でのその気温の上昇はなかなか想定しづらいものがある。

それでも、地球温暖化の影響で極地の氷が溶ける海面が上昇し、沿岸部のイヌイットの村が波に洗われて水没の危機にあるというのはよく耳にする話で、加えてシベリアやアラスカの永久凍土までもが溶け出すと、ツンドラの大地が泥炭湿地と化して、カリブーなど極地で生活する生きものにも何らかの影響が出てきそうだな。

ロシアと言えば、同じくシベリアのノリリスクでもツンドラ融解によって火力発電所の施設が傾き、2万トンの燃料が漏れ出して周辺の環境を汚染するという事故が起きていて、これは現在も進行中である。

米の花札野郎が常々地球温暖化などフェイク・ニュースだとほざいているが、こうした事実から目を背けていては、後世に残すべきものが解けてそして消えて亡くなってしまうぞ。

この秋はその米大統領選があるわけだが、差別問題や大統領としての資質云々もさることながら、また4年も花札野郎が米を引っ張ることになるようだと、地球温暖化による悪影響は手遅れになりかねないな。

Canon EOS-1V / EF70-200mm F2.8L IS USM

秋色に染まるアラスカのツンドラを征くカリブーの群れ。

アラスカの大地を風のように季節移動するカリブーを、極北の旅人と言ったのは星野道夫氏だったかな。

こんな景色を後世にしっかり残していくべきだ。

東京都の発表では4月の死者数は約10100人だそうだ。これと過去4年間の同月の平均(約9000人)を比べると10%以上も上回り、平年より実に1000人程度も多い計算になる。

それをもって超過分は新コロナの死者数だろうというのは早計で、これまた東京都が発表している新コロナによる4月の死者数は104人なのである。

何が言いたいのかというと、新コロナの影響による死者数を意図的にわざと少なく見積もってないかということ。新コロナがパンデミックした年に、新コロナ以外の理由で死者数が平均を10%以上も上回る理由を緑のオバさんは説明できるのだろうか。

6月上旬の厚労省の発表では20代の死者はまだいないことになっているが、この5月に新コロナで亡くなったと報道発表されている高田川部屋の20代の力士(都内在住)の扱いは一体どうなっているのか。上手く新コロナを封じ込めてる感を演出すべく、統計に都合の良い基準を勝手に設けてしきい値を操作していないか、国も都も怪しいものである。

何せ、全国で感染者数が急増し始めていた3月下旬まで、何の根拠も示さずに東京五輪を「完全な形で」今夏に実施しようとしていた連中だ。どんな数字の操作をしていてもおかしくはないぞ。

そして今はまさに渦中の都知事選が進行中。

外交と防衛を加味しないと国政の判断は難しいが、地方行政はいかに人に寄り添えるビジョンを打ち出し、尚且それを確実に実践していけるかが重要だ。これからやると言っていることも大事だが、現職は今までやってきたことを評価することも忘れずに判断材料とすべきだ。

倅が二人都内在住であるので他人事ではないし、日本の首都の舵取りを選ぶ選挙だ。何一つ公約を達成できていない緑のオバさん..御身大事な政治姿勢はアレとそっくりだぞ..をまた懲りずに選ぶのか、新たな変革に託すのか注視したい。

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

地方行政に流行語や横文字を並び立てた美辞麗句に飾られた政策などまったく無用だ。

何より人に寄り添った政策を期待したいものである。

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もう風前の灯のようなアレの支持率。アレと自民党がお題目のように唱えている憲法改正まで、その沈みゆくアレに引きずられて儚く消えてしまうのを座して見ているものかとばかりに、自民党がSNS上でなりふり構わない攻勢に出始めている。

どこぞのアホな広告代理店..今をときめく電ナントカか?まあ推して知るべしだなw..にでも頼んだのか、妙なキャラクターにダーウィンの進化論を語らせる手口できているが、それが思いっきり無知をさらけ出すザマとなっていて、生きものクラスター界隈からは非難と嘲笑の嵐である。

ダーウィンが言ったとされている「この世に生き残る生きものは、最も強いものや最も賢いものではなく、変化に対応できるものだ」という発言を引き合いに、だから日本も生き残るために憲法改正が必要だというトンデモ理論を展開しているのだ。

何の脈絡もなく進化論と憲法改正を絡めること自体が愚かな話であるが、そもそも「この世に生き残る生きものは..」と言ったのはダーウィンではなく、進化論を誤って解釈した米の経済学者の言葉であり、現代にその誤った論説が広ってしまっているのだ。

ダーウィンが言ったのは「環境の変化は無数に起きていて、その変化に適応できた生きものが偶然に生き残った」という程度のものだ。

それに進化することが是で進化を拒むことが否という理屈もおかしな話で、環境が安定している限り生きものがその生態や形状を変化させる必要すらないのは言わずと知れた話である。必要もないのに変化を求めるのは進化論とは相容れない論理だろう。

それに進化論を口実に国を動かそうとしたのはナチスのヒトラーぐらいなので、そんな空恐ろしい話を憲法改正に絡めて流布すんなよってことだぞ。

先日の記者会見の名を借りた原稿棒読み朗読会では、新コロナで疲弊している多くの世の中の人は誰もそんなことは思っていないだろう憲法改正を、自らの手で成し遂げるのだと恥も外聞もなく独り言を言っていて呆れ返ってしまったが、法の秩序を乱して歪め、その法を守らず逃げ回っているような連中に憲法改正などさせるわけなかろう。

憲法を変える云々の前に、まずはお前らの恥知らずなトップを変えろよな。

FUJIFILM X-T4 / XF10-24mm F4 R OIS / Classic Nega.

明日は夏至だというのに、昨日今日とあまりの涼しさに身震いしている。どのくらい涼しいかというと、ネコが朝からソファーの上でアンモニャイトになっているくらいw

とにかく風が冷たいので窓は終日締め切っており、今月に入ってからアイスコーヒーに変えていたのをホットに戻してる。

カテゴリ:独り言

その昔、国政にまつわる大疑獄を子供ながらに聞いてそこそこ記憶が残っている事件をいくつか覚えているが、今回逮捕された広島のバカ夫婦議員は、色々な意味で近年見かけなかったスゴイ話と思うぞ。

巷の報道によれば、ことの発端はバカ嫁が支援者に露骨に金を配ったまんま買収であり、今どきうかつな分かりやすい話だが、どうもそれを差配したのがアライグマ夫のほうらしい。

配られた金は自民党本部から選対費用として流れた1億5000万もの大金が原資とのことで、同じ選挙区のベテラン議員には1500万だったというから、どうして同属議員と10倍もの開きがあるのか謎であろう。しかも買収に使われた金を差し引いても1億5000万の残りは相当なもので、それがどこに行ってしまった..戻ったという見方は穿っているかw..のかも謎だな。

そもそも夫婦揃って現職の国会議員というのが珍しい..と書いてから数年前に不倫問題で旦那が辞職した夫婦議員がいたことを思い出したw..が、しかもそれぞれで衆議院・参議院であったため、さしずめ衆参ダブル逮捕と言ったところだな。

バカ嫁はさておき、問題なのはアライグマ夫のほうだろう。現職の法務大臣も大概なんだが、アライグマ夫はその前任の法務大臣だったのである。法を司る行政のトップにいた人間が、見事に法を破っていたというのは憲政史上前代未聞のことではないだろうか。

そしてなんと言ってもなのは、報道では何故かほとんど触れられていないが、アライグマ夫はアレの首相補佐官を努めていた時期があり、世界の鼻つまみ者である米の花札野郎との中を仲介した人物でもあるらしい。つまりアライグマ夫もアレのお友だちだということだ。

もはや茶番でしかない記者会見の名を借りた原稿棒読み朗読会で、アレは例のごとく「責任は私にある」「責任を痛感している」といつもの弁。

それぞれ「責任はあるが責任を取るとは言っていない」「責任を痛感しているがそれだけの話しである」と言い換えられるのもいつもの大喜利状態だが、さすがに民主主義の根底を揺るがすような選挙に関わる事件をおいて、しらばっくれる様はねぇだろう。新コロナの対応に邁進すると言えば、何でもかんでもスルーできると思ったら大間違いぞ。

検事長が賭け麻雀していて無罪放免とか、法務大臣経験者が買収に関与していたとか、この国の法の秩序はもはや治外法権だな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / プロキャプチャーモード

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / プロキャプチャーモード

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

スジグロチョウが一斉に羽化したようで、畦のハルジオンに沢山集まってきている。飛んでいるところを撮りたいのだが、昆虫は素人ゆえなかなか飛び立つタイミングを推し量れずにいる。

そこでプロキャプチャーモードを使うことになるが、E-M1系のプロキャプチャーモードはHとLがあってHのほうがより多くの時間を遡れるのだが、記録中にAF動作をしないので、どっちに動くが予想が難しい生きものの場合はLのほうが適している。

ただ、それでもやはり飛び立つタイミングを予想できないと、いつまでもカメラを構えているはめになる..この時E-M1XとED300PROの組み合わせはなかなか辛いw..ので、こういう時は三脚に載せてリモートで取るほうが確実なんだろうな。

きな臭いぞ

2020/6/18

アレが非常事態宣言の根拠に「100年に一度の危機」だの「新コロナの問題はさながら第三次世界大戦だ」とまで言って国民感情を煽っていたのに、与党は補正予算の審議もせずにとっと国会を閉じてしまったではないか。

東日本大震災の年は会期を延長して長々と国会でやり取りしていたと記憶するが、今回は相当に分が悪い..震災の時は民主党政権だったが..と踏んでいるのであろう、どのみちアレはどうあっても疑獄だらけで追求されたくないのがミエミエだな。

だが、国会を閉じて自民党議員にボーナスとは別に200万円支給して国に帰れとしている辺り、この秋早々に衆議院の解散総選挙をやらかす魂胆なんだろうと推察。

この冬には新コロナの第2波が来るというのが専門家の見立てで、そうなったら選挙どころではなくなるし、来年になれば東京五輪どうすんの問題もある。東京五輪を中止としてからの選挙では勝てる見込みはかなり低くなるので、そうなるとタイミングはもはやこの秋しかないだろうな。

折しも東京都知事選が話題だが、国政返り咲きを目指していたはずの山本太郎が立候補..彼を含め候補者がすべて地雷というのもスゴイなw..しているのも、何となくそんな目測があると思うぞ。

まかり間違って、世界でも有数の大都市である東京を司る都知事になったらそれはそれで箔が付くだろうし、新コロナで封じられていた得意の街宣活動自粛が解かれ公然と選挙活動ができるので、落選しても言葉は悪いが十分な売名行為となるので、直後に続く衆院選でも有利と踏んでいるのだろう。野党共闘を蹴ってれいわ公認にこだわったのもそんな計算じゃないかと。

新コロナで疲弊しきった国民生活を尻目に、まったく生活に影響のない国会議員を税金大枚投じて選ぶのも賛否両論なのは間違いないが、仕事しない無能な現職を葬るのもまた選挙しかない..しっぽ切りされた広島のバカ夫婦は自爆だけど..ので、こればかりやらない方が良いとも一概には言えないな。

ま、規定通りの国会閉会と東京都知事選に絡んで、にわかにきな臭い感じがしているのは確かだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

下界は真夏日で結構暑いという話であるが、赤城高原ではここ数日涼しい風が吹いていて、日中でも窓を締めないと薄ら寒く感じる時がある。

涼しいうちにとここぞとばかりに仕事サボって庭の草刈りに従事したが、右往左往して逃げ惑う虫たちは子育て中の鳥には良い恵みとなっているようだ。

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布マスクの次はミサイル迎撃システムかよ。アレの買うものはみんな不良品ばかりだな。

国の無策無能のために新コロナで汲々としている国民には大した金も出さないくせに、米の花札野郎には大金を貢ごうとしていたのだから困ったもんだ。花札の大統領再選は風前の灯火なんだし、あんな世界の鼻つまみ者と仲良くしていても何の得もないぞ。

ことの発端はイージス・アショアから発射されるSM-3迎撃ミサイルの三段式ブースターの落下地点をコントロールできないという話で、設置場所の近隣の市街地への落下が懸念されているわけだ。自動小銃を打つと右側から空薬莢が排出されてくるあれをイメージすれば分かりやすいが、SM-3のそれは700kgもあるから民家にでも落ちれば一大事である。

本家の米では海に面したハワイや、周囲に人の住んでいないアラスカの北極海沿岸での運用を想定しているのでこの点は無視できる。NASAがフロリダのケープ・カナベラルからロケットを打ち上げるのも同じ理由だし、日本の種子島宇宙センターも同意だ。

つまり最初からそんな事はわかりきってた話だろう?ってことで、アレの花札野郎のご機嫌取りの手段に使われた公算が高いというわけだ。

大体だ、海に囲まれた海洋国家の島国なんだから、誰が考えてもイージス艦のほうが理にかなっているし、例のスダレ長官も記者に問われて、今後も粛々とイージス艦で対応していくと言っていたではないか。

そもそもGoogleマップで世界中の誰が見ても容易に位置が特定できてしまう現代において、迎撃システムを恒久的に陸上に固定して晒しておく意味が不明だろ。

護衛艦より施設固定のほうがコストが安く済むという方弁はナシだな。現に今回もここまでに1千億を超える無駄な予算が投入され、さらにキャンセルすることで米から法外な違約金を取られる時点でコスト云々をどの口が言うかだ。

アレが国会で「いわば地上型だから毎日家から通える」と呑気にほざいていたが、それならイージス艦を日本海側の港に係留しておけば同じだろう。いざという時はそのまま出航して現場海域に行けるではないか。日頃から右向けに国防が大事とか言っているくせにバカなんじゃね?

さらにアレは今回のイージス・アショアは「地元への説明の前提が違う」という理由で進めるわけにはいかないとも言っていたが、大丈夫か?そんなさも地元に理解を示したような適当なこと言って。

そうなると税金大枚はたいて埋め立ててしまった沖縄の辺野古も同じことになるぞ?

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

アートフィルターのジオラマを使って眼下の沼田市街地をミニチュアっぽく撮影。焦点距離は換算800mm相当だ。

個人的にはこういうアーティフィシャルな感じの画作りは好まないが、これはちょっと前に仕事でジオラマ撮影を頼まれたので、その前にテストで色々試したうちの一枚。

フィルム時代なら専用のティルトレンズを使ったものだが、デジタルの今はカメラ内で完結してしまうのでこれはこれで便利。しかもデジタル処理なのでレンズの焦点距離を選ばないしね。

ちなみに使ったことはないが同じような機能はフジのカメラにも搭載されている。

フロー悪すぎ

2020/6/16

持続化給付金が未だに50万件あまりも支給されない件について野党から問い詰められ、「すでに150万件も支給している」「経産省は頑張っている」「申請する側にも問題がある」と逆ギレしてムキになって応えていたアレ。

記者会見では取り巻きの書いた原稿読むしか能がないヤツが、たまに自分の言葉でしゃべるといつもこんな感じで自画自賛とできないことへの言い訳ばかりで情けない限りだな。どこの厨二病だよw

良いかアレよ、実行された数自慢など誰も聞いてないぞ。どんな理由であれ給付されない人が50万件もいて、しかもその人たちに給付実行が停止していることが知らされていないのが問題だと言っているのだ。頑張っているからオッケーなんてどこの小学生の論理だよ!これは完全に急造システムの不備だぞ。

申請してきた人が何らかの理由で弾かれた場合、それを最優先で対応する別フローが必要なのだが、恐らく「後回し」にして後でまとめて処理みたいに考えているフシがある。次から次へと申請が上がってくるなんて初めからわかっている話なのに、同じフローの後処理に回していたんではいつまで経っても最初に弾かれた人は放置されたままとなってしまう。

先日、世間から怪しいと訝しがられ急遽記者会見を開いた席上で、件のサービスデザイン推進協議会の役員がいかにも自分たちはこういった処理に長けているような口ぶりだったが、フェールセーフに対する発想が明らかに欠落している感じで、現役のシステム屋から見てもとても技術的に優れているとは思えないね。

ちなみに未実行の50万件の中には初日に申請した人が多く含まれているらしい。業者は書類不備が理由とか何とか言い訳していたが、恐らくエントリーのシステムに不具合があったのは間違いないので、ヘタすれば申請した履歴すら残っていない可能性が高い。

そうなるとそもそも「処理されていない」事実すら業者側では把握できていないので、申請したけど梨のつぶてな人はその辺りを疑ったほうが良いかも。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

今朝はまだ日が昇る前から庭でガビチョウが盛大に鳴いていて、それはまあうるさいのなんのって。さらにそれに反応してネコも窓辺で大騒ぎの二重騒音だったw

近年はこうして時々庭にまでやって来るようになり、ガビチョウももはや赤城高原の生態系にガッチリ入り込んでいる感じで、篭脱けだねなどと言っている状況ではなくなっているな。

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