フロー悪すぎ
持続化給付金が未だに50万件あまりも支給されない件について野党から問い詰められ、「すでに150万件も支給している」「経産省は頑張っている」「申請する側にも問題がある」と逆ギレしてムキになって応えていたアレ。
記者会見では取り巻きの書いた原稿読むしか能がないヤツが、たまに自分の言葉でしゃべるといつもこんな感じで自画自賛とできないことへの言い訳ばかりで情けない限りだな。どこの厨二病だよw
良いかアレよ、実行された数自慢など誰も聞いてないぞ。どんな理由であれ給付されない人が50万件もいて、しかもその人たちに給付実行が停止していることが知らされていないのが問題だと言っているのだ。頑張っているからオッケーなんてどこの小学生の論理だよ!これは完全に急造システムの不備だぞ。
申請してきた人が何らかの理由で弾かれた場合、それを最優先で対応する別フローが必要なのだが、恐らく「後回し」にして後でまとめて処理みたいに考えているフシがある。次から次へと申請が上がってくるなんて初めからわかっている話なのに、同じフローの後処理に回していたんではいつまで経っても最初に弾かれた人は放置されたままとなってしまう。
先日、世間から怪しいと訝しがられ急遽記者会見を開いた席上で、件のサービスデザイン推進協議会の役員がいかにも自分たちはこういった処理に長けているような口ぶりだったが、フェールセーフに対する発想が明らかに欠落している感じで、現役のシステム屋から見てもとても技術的に優れているとは思えないね。
ちなみに未実行の50万件の中には初日に申請した人が多く含まれているらしい。業者は書類不備が理由とか何とか言い訳していたが、恐らくエントリーのシステムに不具合があったのは間違いないので、ヘタすれば申請した履歴すら残っていない可能性が高い。
そうなるとそもそも「処理されていない」事実すら業者側では把握できていないので、申請したけど梨のつぶてな人はその辺りを疑ったほうが良いかも。
今朝はまだ日が昇る前から庭でガビチョウが盛大に鳴いていて、それはまあうるさいのなんのって。さらにそれに反応してネコも窓辺で大騒ぎの二重騒音だったw
近年はこうして時々庭にまでやって来るようになり、ガビチョウももはや赤城高原の生態系にガッチリ入り込んでいる感じで、篭脱けだねなどと言っている状況ではなくなっているな。