カテゴリ : 花・植物

portfolio

すでに延期が既定路線の東京五輪。延期より中止のほうが結果的にコストは安く済む試算もあるらしいが、当事者である選手は別にしても、どうしても自分の手柄にしたいアレは延期にこだわるだろう。

にもかかわらず、無駄に終わる可能性が高い聖火リレーだけは何かに取り憑かれたかのように強行しようとするというのは、一体どういう了見なんだろうか。

相変わらず大規模なイベントは自粛要請を強いているくせに、仙台ではインチキ臭い復興聖火に見物客が5万人も集まるという信じられないことを容認しているのだから呆れる以外ない。

そもそも表立っての感染者数が日に20人程度だったのに、やってる感演出とばかり思いつきで全国一斉休校をおっ始めて経済を疲弊させたくせに、いよいよ感染者数と死者が増え始めたこの時期に突如一斉休校は解除して卒業式をしろとかふざけんなって話だ。

本気で今以上の感染の広がりを抑えたいのであれば、例外なく大規模な人の集まりを制限し、そのうえで徹底した補償を国の責任で行うべきだ。ダラダラと中途半端で小手先の政策は事態が長引くだけで、百害あって一利なしである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

家の近所でもちらほら梅が咲き始めた。ご多分に漏れず例年より一週間程度早いかな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

同じく近所の防風林では黄色い梅ことダンコウバイが咲いていた。こちらも例年より4〜5日早い感じ。

そしてウグイスが今シーズン初鳴きとなったが、これまた例年より一週間程度早い記録である。

蕗の薹

2020/3/20

この時期、例年ならまだ残雪に覆われている雪国の里山だが、暖冬であったことは全国共通である。

早くに雪解けを終えている山間の谷筋を歩いてみたが、カワガラスが行き交う棚田の周辺では、畦や渓の縁にフキノトウが開いていた。

ただ、薹が立ち始めているフキノトウの周辺には例外なく長靴の後が残されていたので、近所の住民も早々と春の味覚を堪能したようである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

隣接する雑木林に近い畦ではキクザキイチゲが、林床ではショウジョウバカマがそれぞれ咲き始めていた。

地元で見るキクザキイチゲは白ばかりなので、青系は珍しい印象がある。周辺には白と青の両方..でも青が多かったかな..が咲いていたが、地域によっては自生地を減らして絶滅危惧種扱いらしい。

カテゴリ:花・植物|タグ:

白木蓮満開

2020/3/14

フリーランスや自営業者にはリスクが付きものだろうなどと批判的な意見を耳にするが、そんなことは第三者に言われるまでもなく当人たちが一番身にしみて分かっていることだ。

そりゃ片っ端から領収書という領収書を集めて経費水増しして節税に励む輩がいるのは周知の事実だが、それは運用の結果という状態を指しているだけで、その前段の制度の仕組みには何ら関係ない話だ。

だから保証など勤め人の半分で十分だろうなどという理由にはまったく当たらないわけだが、百歩譲ってもしその理屈がまかり通るのであれば、市町村民税や県税も勤め人の半分で良いんじゃねーの?という話になる。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / ライブND

春早いと言えどさすがにうちのコブシはまだ花開く気配がないが、南関東の里山ではハクモクレンが満開であった。

同じ敷地内の早咲きの桜も満開か?と思って眺めていたが、近づいてみると似ているがこちらは同じバラ科のスモモのようである。

午後になってスモモの花が時折吹く風に揺れていたので、花の嵐的にライブND16で撮影してみた。何気に超望遠のスローシャッター表現を手持ちでサラッとできてしまうのが、オリンパス機の面白さだろう。

キレ良しXF90

2020/3/8

梅の季節ということもあるが、箕郷梅林が赤城高原から渋川・高崎を経由して西上州にアプローチする際の道すがら上にあるため、時間調整という暇つぶしに丁度よい。

西毛へは急いでいる時は高速道を使うこともあるが、関越道の上りから上信越道へはかなり遠回りになって無駄にコストが掛かるのでなるべく使いたくない。なおかつ市街地を経由せずにとなると、榛名山の山麓を抜けて行き来するのがもっとも理想的なコース取りになるのである。

目的の場所が企業など市街地であれば時間通りに行動することになるが、そうでない場合は大抵は時間よりかなり早くに移動するようにしてる。県内の風物や生きもののをストックフォトにしている関係上、必然的にそういう行動パターンになるのである。

FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / PROVIA(7枚目のみCLASSIC CHROME)

この時は時間があまりなかったのでXF90mm F2(135mm相当)だけでサラッと撮影したが、XF90の相変わらずの解像度の高さには唸らされるなぁ。EOSのEF系でこういう感じのレンズを見たことがないので、自分史上では最高に解像度が高いレンズと言っても良いかも。

それに開放時のボケも良い。最短撮影距離も意外に短く寄れる(0.3倍)ので、花など撮るにはマクロ的に使えて便利である。それとAFスピードも早く、室内イベントで近くに寄れるケースではF2という明るさが強みだったりする。

昨年からオリンパス機を使い始めているが、何度か書いている通りE-M1はズームレンズ主体で運用するので、フジは必然的に単焦点レンズに回帰し始めている。

もともとXF35mm F1.4から始まって単焦点レンズを揃えていたが、EOSと大三元ズームがメインから退いた際にフジもズームレンズを導入した経緯があるので、近年は単焦点レンズは防湿庫で留守番の機会が多かったのである。

防湿庫の肥やし化せず虫干しするにも良い機会だが、あらためてハズレ無しと謳われるフジの単焦点レンズの良さを実感する次第だ。

朝イチの高崎の用事を済ませた後、箕郷梅林に立ち寄ってみた。

症状の重い花粉症というわけではないものの、花粉が飛んでいるのはすぐに分かった。それでも立ち込める梅の香りはまさに春の匂いである。

絵柄を探してそんな白梅と河津桜の花々を交互に覗いていると、ミツバチたちがせっせと花の蜜を集めていた。啓蟄には数日早いが、春の訪れの早さは虫たちのほうがよく知っているようだ。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / PROVIA / 榛名山

FUJIFILM X-T3 / XF14mm F2.8 R / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / PROVIA / 赤城山

FUJIFILM X-T3 / XF14mm F2.8 R / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / ACROSS
FUJIFILM X-H1 / XF90mmF2 R LM WR / Velvia / 河津桜

そう言えば、今朝は家の前の畑でヒバリが今シーズンの初鳴きだったが、梅林では春告げ鳥であるウグイスが今シーズン初鳴きもあった。

ホーホケキョの調子がすでにまともだったので、実際はもっと早くに鳴いていたと思われる。

春一番っぽい

2020/2/23

平野部は昨日春一番だったようだが、赤城高原では本日春一番っぽいのが吹き荒れた。そのせいか下から花粉が飛ばされてくるようで、家人が終日クシャミをしつつ目が痒いとボヤいていた。

いや、なんか春っぽい感じだね。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

標高の低い山間でもヤナギの花芽がかなり膨らんできており、これまた早春って感じ。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

寄り道せずに

2020/2/22

「フルサイズが気になっているが、TMさんの話を聞いているとマイクロフォーサーズも良さげなんでどっちがいいだろうか?」という相談を受ける。

フルサイズフルサイズって言ってんじゃねぇよ、35mmフルサイズだろ?と、ついぞ言葉の定義に目くじら立てたくなるのを抑えつつw、「1mmでもフルサイズに興味があるなら最初からそっちに行ったほうが良い」と答える昨今だ。

拙者がマイクロフォーサーズやAPS-Cを使う利用は記事で何度も書いているとおりなので、そこに当てはまらない人は無駄な寄り道などしないことだ。

で、限りなく100%に近く「ではフルサイズならどこのメーカーがおすすめ?」って言うのが次に来る問いであるが、心の中では「どこのメーカー使っても結果は同じ」と思っていてもそれを口に出しらた身も蓋もないのでw、とりあえず「好きなブランドのメーカーを選べば良い」と答え、その上で敢えて言うなら自分の好み優先でパナのLUMIX Sシリーズと答えている。

Sシリーズは、Lマウントアライアンスにより上を見ればライカ、下を見れば高性能低価格なシグマレンズが使えるので、拡張性を見越した上で意外に低コストな35mmフルサイズのシステムが組める点がイチオシなのである。さらに個人的には動画に強いのも加点である。

が、ここに来てガリバーキヤノンがEOS R5などという、どう見ても全方位的にバカ売れしそうなモデルを東京五輪前に出すとアナウンスし始めた。スペック番長の称号を戴く某C社なので正式な製品発表を見るまで話半分だが、実はちょっとグラっときているのは内緒だw

ところで、この手の質問をしてくる一眼デジカメ初心者に多いのが、「ソニーのαはどうですか?」という輩。つまりは最初からそっちに興味があるのが見え見えなのだが、カメラではないが何度となくソニー製品に裏切られ煮え湯を飲まされきた拙者に、同社のカメラの良さを聞くのは大きな間違いだぞw

ま、それだけソニーブランドが如何に強いかということの裏返しでもあるかな。

ちなみにニコンについて聞かれることはほとんどない。そもそもニコンブランドの神通力が通じるのは元々のニコン使いだけにであって、初心者の新規参入や他メーカーからわざわざニコンに乗り換えたりするケースは少ないと思われる。

五輪前にD6を発表できてそこまでは既定路線とは言え、EOS R5が市場に出る前に同クラスにカテゴライズできる製品を発表できればよいが、果たして今のニコンにそこまでの体力があるのか尚疑問だな。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Velvia

春が早そうだというのはこの冬の暖冬模様で明らかで、平野部ではすでに花粉が飛んでいるという話だ。桜の開花も半月近く早いという予想もチラホラで、そうなると梅も早いということになるか。

箕郷を通りがかったので少し梅林方面に寄り道。紅梅が盛りで、白梅は標高の高いところはまだつぼみであったが、少し探せば早咲きっぽい木では五分咲きってところだった。

カテゴリ:写真・カメラ, 花・植物|タグ:

赤城高原でも早くもホトケノザが咲いている..と言いたいところだが、これは雪の下で冬越しした花である。

いくら暖冬と言っても、この辺りではさすがにまだ新たに花が咲くには気温が低い。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

オリンパスを使う上でキラーレンズとなるED12-100PROは近接能力にも優れ、レンズ前1.5cm(0.6倍)まで寄ることができる。

最も寄れるのは望遠側でなく広角側なので、昆虫など撮るカメラマンにはワーキングディスタンスが短いことを指摘されるが、個人的には広角マクロ的に使えるのは便利だと思っている。

春待ちきれず

2020/1/30

南東北のリンゴ畑で足元にタンポポを発見。

つい最近まで花を咲かせていたやつと、春を待ちきれずに今にも咲きそうなやつ。どちらのケースも暖冬の影響かな。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

オリンパスのED8mm Fisheyeは開放がF1.8という大口径で、世界で最も明るい魚眼レンズである。

対角180度魚眼としてのデフォルメ表現もさることながら、同時にレンズ前2.5cmまで寄れる近接能力を備え、本格的な広角マクロとしても使える。

こういう個性的なレンズの存在も、マイクロフォーサーズならではと言ったところだ。

のんびりながら世の中に先行してすでに始動しているこの身であっても、世間様の本気の仕事初めには敵わない。

取り敢えず本日は関係各所からの電話、Slack、LINEメッセージへの対応でほぼ一日終わってしまったぞw

FUJIFILM X-H1 / XF60mm F2.4 R Macro / CLASSIC CHROME / 上からツバキ、シャクナゲ、ミズゴケ

地元だと白か黒か茶のモノトーンの世界だが、平野部では探せば色付きのものが色々見つかるものだ。