タグ : ゴジュウカラ

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生きものの名前というのは奥が深く、昔から人の生活に馴染みがあると粋で風流な名前が付いていたりする。鳥のオオルリ(大瑠璃)なんて如何にもって感じで。

だが多くの場合は近代になって分類や識別が進んだことで付いた種が多く、昆虫や鳥類のシギ・チドリや海鳥の仲間などには少々味気ない名前の生きものも多い。

例えばカラフトアオアシシギのように場所と特徴が列挙されているだけみたいにね。

小さい昆虫や、人知れず遠い海原で生活していたり、遠くに集団でいて識別困難などまさにこのケースである。顕微鏡もなければ双眼鏡もなく、遠い大洋など出かけるすべもないのだから当然だ。

さて、ちょっと前にふとゴジュウカラの名前の由来が気になって調べたら、「昔は40歳で初老、50歳で老人と言われてゴジュウカラの青い羽毛が老人のようだから」という説が広まっていて、マジっ?てなってしまった。

そもそも青い羽毛がなんで老人なのか意味不明だしw

シジュウカラは地鳴きの聞きなし「チジゥ」「シジゥ」から付いた説がそれっぽく、そのシジュウカラに似ているのでゴジュウカラって言うのが一番しっくり来るけどね

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

意外に人懐こいゴジュウカラ。フイフイフイという調子のさえずりが聞こえたらそこは早春の森だ。

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メーカー自身がWOWカメラと自称するOM-1の被写体検出を近所の森の中で試してみた。AFの設定は特にいじらず標準のままとし、ターゲットはALLでAFはC-AF(TRなし)である。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / シジュウカラ

この距離感で画面内のシジュウカラを発見し、さらにその飛び出しに追随している。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ヤマガラ

この至近距離でのヤマガラのちょこまかとした動きにも反応してピンがくる。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / コガラ

従来機では相当に厳しいこの絵柄で、背景の反射する枝にピンが行かずしっかり手前のコガラを追いかけていた。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ゴジュウカラ

この構図のまま幹の裏側から現れたゴジュウカラを捕捉してその後も幹を伝う姿を追っていた。

OM-1の被写体検出で面白いのは、画面内にそれらしき物体を見つけると例えそれがピンが来ていないアウトフォーカスであっても検出枠が表示される点である。枝が込み入った状況や藪の中でもお構いなしで、ヘタすると人の認識より速いのではないかとさえ思う時がある。

さらにターゲットがALLだと画面全域が対象となるので、意地悪して鳥を画面の端にフレーミングしても何の問題もなく捕捉し続ける。

被写体検出など以前は空抜けで飛んでる鳥にピンがくれば程度に思っていたが、林内でここまで小鳥を追いかけてくれるのは想像以上の進歩である。

ちなみにG9などパナの動物認識も同じような動作をするが、検出速度がOM-1のほうが早いのと、AF測距後のヒット率はOM-1のほうがかなり良い。プロセッサの世代差もあるのでこの辺りは最新のGH6がどうかというところだ。

鳥など撮らない人には何のこっちゃではあるが、物体として比較的多様で複雑な形状の鳥でここまでの検出能力なのだから、航空機や自動車、鉄道などはそれ以上であることは想像に難くない。

ちなみにうちのマメで試した限りでは、暗い家の中でも普通にその姿を追いかけていたので、犬・猫検出..メーカー公称だとそれっぽい動物であれば認識するようだ..もまったく申し分ない感じ。

捨てるなら6千万で済む..それも大金には違いないが..のに、アホのメンツのためにさらに10億もの税金を投入するってとても正気の沙汰ではないな。

バカにつける薬はないと言うが、まさにほんそれ。さらに無能な政治家への極まれりで、官僚も国民も考えることをやめてしまった感じだ。

布マスクなど新型コロナの前では無力に等しいのに、捨てるのは勿体無い、無いよりはマシ的な意見も耳にするが、10億あったら何枚の高機能マスク、何台のPCR検査機を用意できるとわかって言ってんのかって話だぞ。

国税の無駄遣いなど調べりゃ他にも掃いて捨てるほどあろうが、これほど愚かで無駄の極みは聞いたことがない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

と、確定申告の準備をしつつムカつくわけであるが、ゴジュウカラではないがソッポをむきたくもなるw

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早春の森でフィフィフィと早口の口笛が聞こえてきたならそれはゴジュウカラ。

さながらキツツキのように木の幹を上下自由に行き来できるが、名前の通りシジュウカラなどと同属のれっきとしたカラ類の仲間である。

他の多くのカラ類も重力を無視したように木の幹に留まることができるが、ゴジュウカラのように幹を伝っての移動はしない。

先にキツツキのようにと書いたが、頭を下にして降りてくる動作ができるのは本種とキバシリくらいで、キツツキの中でも小柄なコゲラにもできない点では、本種の機動性がことさら高いと言えようか。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / ノートリミング

某所の尾根近くで天狗様待ちの際、寄りかかっていた幹の裏側に気配を感じ、しばらく様子見ているとゴジュウカラがかくれんぼよろしく顔を出したり引っ込めたりを繰り返した。

やけにフレンドリーだなと思いつつも幹から少し離れて見守っていると、クルクルと幹を回り込んで来て、樹皮の隙間から種子を取り出して食べていた。

貯食してあったのかたまたま見つけたのかは定かではないが、こちらの存在をまったく気にかけないその仕草から、普段人を見ることがないのだろうと想像できた。

それにしてもE-M1Xの鳥認識AFの優秀さには相変わらず驚かされる。この至近距離でもしっかりAFが追随していた。

裏山の鳥居峠で春の名物アカヤシオが見頃になっていた。4月の気温の低さが影響しているのか、例年に比べて一週間くらい遅い感じで、今週末辺りまで十分見ることができるだろう。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA

大沼湖畔で標高1300mほどあるが、新緑の芽吹きにはまだ程遠く、当日はやや薄曇りだったせいもあって、森の中は早春の雰囲気に包まれていた。

中腹でコマドリがよく鳴いていて、少し粘ったが時間的に姿を見るまでには至らず。その代り近くに来たコガラとゴジュウカラを撮影。

週始めでやや多忙なため、整理中の4K60P動画の切り出しから小鳥を3つ。

ミソサザイ

コサメビタキ

ゴジュウカラ

昨日ほどではないが今日も夏日模様でやや暑い。仕事中に飲んでいるコーヒーも、今シーズン初めてアイスコーヒーにしてみた。体が慣れるまではしばらく耐えねばなるまいのう。