タグ : ウワミズザクラ

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関東平野の平野部を徘徊しているが、それにしても土地柄なのか隠れ?太陽光発電施設の多いことと言ったら。

さすがに谷戸の中は周囲より低地なので立地に不適のようだが、周辺の休耕地は軒並み太陽光パネルが並んでいて、もはや乱立と言って良い。Googleマップの衛星画像でも当該地の様子は分かるので、特に最近の話ということではないようだ。

これでは平野部でオオタカが増えていると言っても、彼らの狩場は続々と失われつつあるという事態だぞ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

この春は色々が早いのでもう驚くことは無いのだが、うちの近所ではGW明けた頃に咲き始めるウワミズザクラも満開だった。山間地と平野部の気候の差を最も意識するのが春。

にしてもこう花が早いと虫たちが動きについて来れないのではないかとちと心配。特に虫媒花の類などは。

波波迦

2019/5/15

上溝桜とは、先だって皇室行事の大嘗祭でも話題に上った亀甲占いにおいて、溝を彫った板の材料に使われたことが名前の由来である。

その板を波波迦と言うらしいが、波波迦はそのまま本種の古名でもある。

ウワミズザクラはヤマザクラやソメイヨシノと同じバラ科であるが、ウワミズザクラ属として別に分類されている。実際、ブラシのように小さな花が集まっている様を見て、桜を連想できる人はそうは居るまい。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

ヤマザクラが散り、ミズキやヤマボウシ、ホウノキなどの白い花が咲き出すその少し前に、ウワミズザクラはひっそりと花を付ける。

写真の木は昨秋の台風で幹が折れてしまっていたが、この春も無事に花を咲かせている。ただ、基本的に防風林内の倒木なので、今年中に倒されてしまうだろうなぁ。

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上溝桜

2018/5/12

ヤマザクラが終わる頃に咲きだすのがウワミズザクラだ。近くで見ると沢山の花を付けているのが判るが、花自体は白くて小さいためか、遠目には咲いていることに案外気が付きにくい。

実はヤマザクラ同様にクマの好物でもあるので、熟すちょっと前くらいは案外クマに出くわすかもしれない。もちろん人が食してもOK。塩漬けにしたり果実酒に漬け込んでも良いと聞くが、うちの近所では手を出す人はいないようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA, Velvia(4枚目)
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