カテゴリ : 花・植物

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キビタキ渡来

2021/4/27

今朝は氷点下3℃とさらに寒かったな。庭も周辺の畑も下で真っ白だった。

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art / PROVIA

日が当たるそばから霜は解け霧散していく。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / PROVIA

連日の寒さで展葉の早いミズキもまた縮こまってしまった様子。

それにしても1億画素の威力はすごい。芽のひとつひとつまでしっかり解像している。しかもこれを手持ちで撮れてしまうのだからフジの手ブレ補正も優秀である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-20

枝被りながら何とかクロツグミを撮影。35mm版換算1600mm相当を手持ち撮影というのも、オリンパスの手ブレ補正はさらに優秀だ。

ちなみにこの時動画も撮影しているが、さすがに動画ではゆらゆらと画面が揺れてしまうものの、参考映像としては十分なものである。

それと今朝方キビタキを初認。姿はチラッと黄色いのが飛んだのを観た程度だが、さえずりを複数箇所で確認している。

例年に比べてちょっと遅い感じだが、今年もクロツグミがやって来た。

常々次の日本三鳴鳥に推したいと思っているその美しい囀りは、部屋の中にいても聞こえるほどの声量と合わせていつも渡来を心待ちにしている。

演習林では路上で争う2羽の雄個体と遭遇したり、割と近くで複数が鳴き競っていたので、今朝方皆で到着したばかりと思われる。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia + カラークロームブルー

ヤマザクラのピンクが遠目に強く映えるのは、そもそもの花弁の色合いもあるが、ソメイヨシノと違って同時に若葉が展葉するため。

透過光を通せばさらにそれが強調される。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

ここら辺りでもぼちぼち芽吹きが始まり、気の早い樹種によっては新緑となりつつある。

よく手入れされた近所の庭木の桜やスモモも終盤戦に入り、徐々に萌黄色の世界と入れ替わりだろう。

園芸種のソメイヨシノは同じ場所同じ時期に植えられたものはほぼ同時に花を咲かせる。これは意図的にそのように設計されているので、公園などでは一斉に満開を迎える。

その点で山野に自生しているヤマザクラは環境によって木ごとに咲くタイミングが異なるので、ソメイヨシノに比べてその地域内における花期が長い。

日当たりの良い斜面では芽吹きに先駆けて花を付ける木もあれば、新緑の時期に入ってから花を付ける木もあったりして、4月中旬からGW明けぐらいまでは桜を楽しめる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia / 苗場山

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Velvia / 仙ノ倉山

上越国境の残雪とヤマザクラもこの時期ならでは。

山桜咲く

2021/4/21

まだもう少し桜の季節は続く。ここ数日でヤマザクラが咲き始めた。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

桜で括るとどっちも同じカテゴリに入るが、ネイチャー系のカメラマンは大抵はわさわさ咲くソメイヨシノより、ひっそり咲くヤマザクラのほうが好きだという人が多い。

風景屋さんもそうだが、その手の人は電柱や鉄塔、家屋など人工物を嫌う人に多いが、人の生活感を排して日本の風景を切り取ること自体に無理があろうというもの。

アフリカやシベリアならいざ知らず、狭い日本列島津々浦々に人々の生活が入り込んでいるわけで、そこと上手く折り合いをつけないと日本の風景を表現するのは難しいだろうね。

ということで、人の手で植えられた公園のソメイヨシノも、人知れずひっそりと山野に咲くヤマザクラも、個人的にはどっちも好きである。

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新緑の始まり

2021/4/20

長く雪に閉ざされてきた雪国の里山の春はすべてが一度に始まる。そしてそれはまさに待ちわびた春という感じ。

平野部の街場では桜の季節はとうに終わっているが、多雪地帯や標高の高い地域ではこれから新緑と一緒にヤマザクラが始まる時期であり、一年で最も彩り豊かな季節を迎える。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

少し標高の低い里の桜はさすがに散り際だったが、山間ではソメイヨシノもヤマザクラも芽吹きも一緒に進行していく。

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雪国の春

2021/4/17

寒の戻りで停滞気味の桜前線も少しずつ北上し、雪国の桜並木が満開を迎えていた。

海に近い地域なので海抜で50mにも満たないが、開花時期は標高700mの赤城高原とそれほど変わらないのは、やはり気候と地勢的な条件が異なるからだろうか。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

それでも引き上げた日の朝にはところどころで桜吹雪も見られたので、やはり花冷えの影響で花期が長引いたのかもね。

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数日隣県の雪国に出張していた間に近所のソメイヨシノが満開になっていた。

開花は確かに一週間以上早かったのだが、寒の戻りのせいで連日気温が異様に低く、結局満開になったのは例年とあまり変わらなかった。

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / ASTIA

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

近所の雑木林ではぼちぼちヤマザクラ系が咲き始め、寒さで身をすくめていた庭のスモモも花が開き始めた。

ちなみに庭のソメイヨシノも今まさに満開である。

いやマジで寒い。今週は朝は連日の氷点下で、朝晩は特にストーブが欠かせない生活に逆戻り。

冬物はもうタンスの奥に仕舞い込んでしまったので、再び半纏を引っ張り出して仕事中は羽織る始末である。

例年ならGW頃まで冬物は出しておくのだが、3月の感じで今年はもう寒の戻りはないと判断したのが完全に裏目に出ているな。

家の周囲にはまだツグミも沢山残っている..正確には北帰行の途上の個体群だろう..し、結局は例年並でゼーレのシナリオ通りだったということかw

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

どんだけ寒いかって、ミズキの樹液が氷柱と化しているので、視覚的にも十分寒いw

これがサトウカエデならカラ類のホバ舐めが見られそうなものだが、少し離れて30分ほど待ってみたが何も寄り付かなかった..

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

近所の桜も開花に待ったが掛かってしまっている様子。

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我が家より50mほど低い標高ラインでは七分咲き程度の状況で、仕事場の窓から見える景色がだいぶ華やいできた。

ここ数日の寒の戻りの影響か、庭のソメイヨシノはまだ一つも花は開いていないが、それでもこの週末あたりにサクラサクになるかも。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

逆に我が家より100mほど標高の高いソメイヨシノは二分咲き程度といったところ。気温次第だが、こちらもこの週末にそれらしく花開きそうだ。

この撮影中、5mほどのところにテンが姿を現してお互いにビックリ。まだ冬毛のキテンは慌てて防風林に逃げ込んだが、近所で生テンを観るのは久しぶりだ。

冬場の積雪時に足跡はよく見かけるし、昔トラップカメラを仕掛けた際にも何度か写ったことはあったが、基本的に夜行性なので早朝とは言えなかなか生ではお目にかかれない。

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沼田の桜

2021/4/7

歯医者の定期検診で沼田に降り、その道すがら市内の桜を眺めつつ帰ってきた。

沼田公園は完全にタイミングを逸しており、御殿桜(ヒガンザクラ)は散り際寸前。ソメイヨシノは離れて観る分には何とかなるが、以前に公園を整備した際に弱っていた木を伐ってしまっていて少々寂しくなっている。

市内の他の公園も見て回ったが、城址よりは少し標高の高い十王公園はちょうど満開で見頃だった。

もう少し周辺まで足を延ばしたいところだが、今月・来月とアプリのリリースがいくつか控えているので、季節は春爛漫だが今シーズンはちょっと厳しい。

スケジュール調整して誰か手伝いを探さねば..

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA

FUJIFILM GFX100S / SIGMA 14-24mm F2.8 DG HSM Art / PROVIA

シグマのArt14-24と1億画素の組み合わせは、それこそ目が痛いほどの解像感だ。やはりこういう緻密な絵柄は高画素の恩恵を強く感じる。とは言え仕事的にはAPS-Cの2600万画素でもお釣りが来るんだけどねw

そう言えば、今日最初にGFX100SにArt14-24を装着した際、EVF(と背面モニター)が明滅してレンズエラーなるものが表示され、正常に動作しない現象発生。

電源を入れ直しても症状変わらずだったので、一旦レンズを外して双方..この場合ボディ側はマウントアダプター..の通信接点を指先で拭ってから再度試したところ、その後は何事もなかったように撮影可能となった。

EOS時代にも似たような症状は何度かあって、特に今回はマウントアダプターを間に挟んでいる自己責任運用なので、まあこの程度は想定の範囲内だ。

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