週末は週明けに向けて色々忙しい。でもそんな個人的な事情などお構いなしに桜前線は高度を上げて北上中。
所要で渋川に降りた際に子持を抜けて戻ってきたが、標高400mラインより下は満開だ。
XF16mm F1.4の広角マクロや、最近発表されたXF70-300の望遠マクロがあるので、そろそろ文句を言うのは止めようかと思いつつも、この記事を書くためにやっぱり言いたい。
フジのレンズは寄れないとw
しかーしこのシグマ14-24は、超広角ズームであることを忘れるほど近接が可能。
焦点距離が焦点距離なので被写体を大きく写し込めるわけではないが、グッと寄ってグワッと背景を広く切り取ることができるのは素晴らしい。
これは実際に使ってみるまでは気が付かなかったぞ。
春の花は黄色から始まる。ロウバイ、スイセンと続いて今はダンコウバイが山の端の雑木林を賑わしている。
そんな早春の黄色を少しハイキー気味で。
ラージフォーマットとAPS-Cという面積比で4倍近く異なるセンサーなのに、同じフィルムシミュレーションを使う限りGFX100SとX-T4は同じ色の傾向を示す。
画素数が多くなれば入力される受光量、つまり情報量が多くなるので、データを平均化するなどの定量的な処理はその分頭を使う必要があるのは自明の理。
GFXに限った話ではないが、高画素機の演算処理能力は高速連写機のそれ同様、相当にパワーが必要ということだ。
赤城高原でもウグイスの初鳴きを確認。世の中の桜開花の報と同様、当地での初鳴き確認も一週間程度早い。
ちなみに同じように春が早かった昨年は3月23日だったようだ。
さすがに桜の開花はまだ先の話だが、ソメイヨシノの花芽は結構膨らんできているので、この後日中の気温が高い日が続くと、桜の開花もそれなりに早いかもしれない。
早春の野草であるホトケノザは路傍ですでに元気が良いが、こちらは雪解けの時点で花をつけていたので、昨日今日咲いたという話ではない。
下界では桜の開花が話題だが、当地では梅がチラホラ咲き始め。ま、春本番にはもう少し時間がかかるかな。
このレンズ、これまでのフジのラインナップには無かったスペックで、凄く使い勝手が良い。
XF55-200と大きさほぼ変わらずで、テレコンに対応したのでx1.4で35mm版換算で約630mm相当..x2なら約900mm..になる。x1.4までなら画質的にまったく問題ない。
その上で0.5倍(35mm版相当)のハーフマクロまでこなせるので、花や小さな生きものまで望遠マクロとして狙えることになる。
Xを使っているカメラマンがスナップやポートレートばかりでないことを、メーカーサイドもようやく理解し始めたかな。
庭の土手や近所の雑木林の林縁にフキノトウが顔を出し始めている。
落ち葉の下に隠れているので、うっかりすると意外に気が付かずに旬を逃してしまうことがあるが、このところ風が強く吹くことが多かったせいで、特に道脇の落ち葉が飛ばされて見つけやすくなっている。
でも近所の連中が誰しも狙っているので、まあ見つけやすいところのはあらかた収穫されてしまっているけどねw
一枚目はGF45-100の最短付近で、二枚目は中間リングを挟んだ広角端による。GFレンズに限らずフジのレンズが寄れないものが多いので、中間リングの携行は必須である。
以下は備忘録。
地元ではないが先日北アの山麓でイワツバメを確認し、これが個人的な今シーズンの夏鳥第一号ということになる。
拙者は見ていないが、同じ日にサシバが高空を北東方向へ流れていくのも確認されているので、これから徐々に夏鳥の飛来が始まるだろう。
紅葉に彩られた秋が足早に過ぎると、次に控えし冬は徐々に色が失われる季節でもある。
そんな寒々しい季節にあって、冬に咲く花もあれば一粒でも多く鳥や小動物に食べられたい実もあったりで、目を凝らせば少ないながらも冬の彩りを見つけることができる。
1枚目はヒヨドリジョウゴの実だが、だからと言ってヒヨドリが好みとしているわけでもなさそう。
3枚目はツバキ?と思いつつも、恐らくサザンカかな。よく似ているので時々混乱するけど。