月別アーカイブ : 2022/08

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盆を過ぎれば

2022/8/21

異常気象という言葉はあまり使いたくないのだが、今年は春からどうにもそう言い現す意外ないなという感じである。

梅雨明け以降..というか明けてなかったのが正しい..の前線の動きと、その間の異様な暑さから、赤城高原でも残暑を覚悟していたのは事実。

が、結果的に盆が明けからは例年通りの気候となっていて、もはや朝晩に窓を開け放っておくと涼しすぎて寝られない状況である。

もちろんそれも今のところは、という但し書きが付くのではあるが..

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

E-M1時代には使ったことがなかったが、試しにOM-1のピクチャーモードでi-Finishを使ってみた。世間で言われている通りなかなか見た目ハデハデのいかにもな仕上がりになるね。

今年は久しぶりに積乱雲の形成過程をよく目にしている。雲が集まりだしたなと思っていると、一時間もしないうちに雷雲となって夕立がやってくる。

家で仕事しつつ窓の外の景色として眺めている分には関係ないが、山に行って降られると雨具を着ていても結局は内側も汗で濡れてしまうので厄介である。

カテゴリ:気象・天体|タグ:

壺まみれ

2022/8/20

統一教会と接点のある輩は見直して登用しないと言って内閣改造を行ったにもかかわらず、まあ出るわ出るわの26人..この数字も数日前の時点なのでもっと増えている可能性もあるぞ..で改造前より多いじゃねーかよ。

と言っても色々な記事やらニュースやら過去の出来事を時系列に辿ってみると、こりゃ確かに関係ないと言えるヤツのほうが珍しいのではないかと思えるくらい、歴史的に見て現在の自民党の統一教会との関係は根深そうである。

ことは大本の韓国や米にまで及ぶわけで、未だ記憶に残るオウム真理教のような表立って破壊的な行動をしない分、実に面倒で厄介な問題となりそうだな。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / Velvia

それにしても本当に今の自民党は人材不足なんだな。昔はもっと色々な魑魅魍魎が跋扈しているイメージがあったが、今は衆参どっち見ても大局で政治を語れない安っぽい小者ばかりになってしまった感あり。

先日暗殺されたアレからしてそうだったが、自分の周りのお友達しか見ていないので、大した国家観もなく将来というか未来というかそんなスパンがせいぜい次の選挙までなのだから呆れる。

対する野党にもろくなのがいないので似たり寄ったりだが、結局どっちも我々が選んでしまってそれで良しとしているので、政治が壺まみれになっている現状は国民にも責任があるということだな。

カテゴリ:独り言

再び後ろ姿

2022/8/19

野生動物は基本的に人と接触するのを嫌うので、多くのケースでは人に気が付かれる前に隠れて気配を消すか、その場から逃げ出すことになる。

よくクマに襲われたいったニュースが流れるが、結果的に襲われたので報じられただけであって、クマが人の存在を先に察知して接触しないようにしているケースのほうが圧倒的に多いはずだ。

先日、ノルウェーで人を恐れない野良セイウチが、人に致命的な危害を加える前に安楽死させられたという記事を読んだが、不用意にセイウチに近づくことで事故が起きることは待ったなしだったのは明白である。

セイウチの雄の成獣なら体長3m超体重1tクラスはザラなので、万が一にも子供でものしかかられた日には目も当てられず、致し方なしの対応だろう。

捕まえて沖合に逃せば的な意見もあったようだが、当該のセイウチがノルウェーだけでなく北海周辺で広く港に出入りしていたようなので、何れまた戻ってくるのは十分に想定できる話である。

その他、海で遊泳中に近づいてきたイルカに手を出して咬まれたというニュースも観たが、下手をすればそのまま沖合に連れて行かれたり、海の底に引きずり込まれる可能性もあるので、うかつに手を出さないことである。

人はとかく生きものを擬人化して自分たちと同じように物事を考えていると都合よく思いがちであるが、野生動物と人が同じ土俵に立って建設的に事情を理解するなどありえず、向こうには向こうの立場があるのである。

クマに跨がれるの金太郎、イルカに乗れるのはトリトンか城みちるwくらいだと思い知ったほうが良い。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

家から100mほどのレタス畑でキツネが走って逃げていく姿に気が付いたが、カメラを構えた時は蒟蒻畑に逃げ込む直前であった。

ということで前回同様に今回も後ろ姿にw

路上セミ

2022/8/18

地面の下で幼虫で過ごす期間の割に、地上に出てくるとすぐに死んでしまうイメージがあるセミ。例えば今が盛りのアブラゼミなら6年間は地面の下で過ごす。

子供の頃、セミの寿命は数日から一週間程度と言われていて、実際捕まえて虫かごに入れおくと翌日には死んでいたのでそんなものかと思っていた。

が、実は野外では思っているよりも長く生きていることが分かってきて、どうやら1ヶ月ぐらいは寿命があるという話である。

Google Pixel 5

朝早くに路上に落ちているアブラゼミはこの季節のいつもの光景。

大抵は腹を上にしてひっくり返っているので、てっきり死んでいるのかと思いきや、靴先で突くといきなり鳴き出してビックリさせられるは子供の頃からのセミアルアルだ。

カテゴリ:小動物|タグ:

青とんぼ

2022/8/17

赤とんぼとは、アキアカネなど晩夏から秋にかけて体色が赤く変化する種を指すのであって、例えば最初から赤いハッチョウトンボを赤とんぼにカテゴライズすることはない。

また、シオカラトンボなどを青とんぼという言い方をする向きもあるっぽいが、言葉として赤とんぼほどの市民権を得ているとは言い難いな。

それに割と近代まで緑という色表記がなかったため、例えば緑色を指して青と表現していた名残が散見され、生きもので言えば鳥のアオジやヘビのアオダイショウなどがその良い例である。

そう考えると青とんぼは前述のシオカラトンボよりも、ギンヤンマのように緑色をしている種を指すほうが適切にも思える。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / L.クラシックネオ

高原の朝露の中で羽を休めるコフキトンボ。

赤城高原はそもそも標高が高いということもあるが、池や沼のような水場や湿地がほとんどないためシオカラトンボの仲間は稀だが、体色がよく似通ったコフキトンボなら時々見かけることがある。

両種ともパッと見はよく似ているが、複眼が青いのがシオカラトンボで、黒いのがコフキトンボで見分けられる。

カテゴリ:小動物|タグ:

スラムダンク

2022/8/16

YouTubeの東映アニメーションチャンネルでスラムダンクが1日1話ずつ限定公開されている。

バスケットボール自体に特別興味があるわけではないが、サラリーマンだった頃に原作漫画を読んでいたので、その流れでTVアニメも観ていて、ついぞ懐かしく3日おきくらいのペースで視聴している。

すでに30年近く経つ作画も古いアニメーションで、YouTubeなんで妙なタイミングでCMが挟まってくるのには閉口するが、スポ根漫画でありつつも適度にギャグが入ってくるので気楽に見ていられるのは良い。欲を言えばCMが入らないNetflix辺りでやってくれると有り難いんだけどね。

ちなみになんで今またスラムダンクなのかと言えば、年末に新作の劇場版を公開するからっぽい。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / ETERNA BLEACH BYPASS

先週末に太平洋岸を台風が通過していったが、予報よりも南へ逸れたため、赤城高原では雨も風もなくまったく影響がなかった。

同日に台風で開催が危ぶまれた前橋の花火大会も無事行われたようだが、雨は降らずとも台風雲が低く垂れ込めていたので、20km以上離れた赤城高原にも音が届いてきた。

カテゴリ:季節感, 独り言

今回も後ろ姿

2022/8/15

北海道でエゾリスを見るのはそう珍しいことではないが、本州以南でホンドリスを観察するのはかなり難易度が高い。

うちの近所のようないわゆる山里っぽいエリアであっても、サッと目の前を横切っていくひょろ長い姿を見かけることはあっても、それをカメラに収めるのは至難の業である。

決して数が少ない生きものではないが、とにかく臆病で動きも素早く敏捷なので、発見時にはすでに遁走状態に入っていることがほとんど。

モモンガやムササビのように巣穴から出待ちすることも難しいので、ファインダーに捉えてのんびりシャッターが切れる生きものではないのである。

そんなことで日本でリスの写真といえばその多くがエゾリスなのが実情だ。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

防風林から突然リスが飛び出してきて珍しくも開けた畑に行きかけたのが、こちらに気が付いた途端に踵を返して再びもと来た防風林へ逃げ込んでいった。

ということで久しぶりにリスを見かけて撮影したが、今回も後ろ姿だけといういつものジレンマにw

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

一般的にアゲハチョウと言えばナミアゲハとこのキアゲハを指すらしい。

子供の頃はどっちも同じ種だと思っていたが、羽の上部の黒い部分で見分けられ、そもそも幼虫の時点で見ると明確に違いがある。

庭の畑のニンジンが伸びてくると幼虫は結構な数が集っているのだが、成虫のほうは言うほどは見かけないのは不思議だ。

成虫には春型と夏型があるようで、赤城高原で見掛けるのはそういう意味では夏型ということになるだろうか。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

クルマユリの蜜を吸うキアゲハ。この時期さすがに近所でユリはほとんど見かけないが、標高が1800mともなるとまだ見られる。

パナはことさら動物認識AFを主張しないが、実はなかなか優秀な性能である。

OM-1は合焦しているようなふりをしてその実別の場所を認識してましたテヘペロ!的な面を否定できないが、GH6やG9PROではその逆の印象が強く、EVFではどう見ても目的の場所にピンが行っていないように見えつつも、結果を見るとバチピンということが多々ある。

認識枠はそこを指し示しているのでそれを信じれば良い話ではあるが、AF-CだとEVFのリフレッシュレートが低いせいかリアルタイムではそう見えないという場面がある。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

これなど認識枠はたしかにヒヨドリを示していたのだが、EVF上ではどう見ても手前の杉に合っているように見えていた。

AF-Sだとまた違った結果なのかもしれないが、生きものを撮っている時は基本的にAF-Cを使いたいのはOM-1でも同じである。

カテゴリ:写真・カメラ, |タグ:,

県境稜線歩き

2022/8/12

ということで今年も晴れ間を狙って県境トレイルを歩いてきた。

どうにもパッとしない天気が続いているが、ちょっと前に数日好天の期間があったので、そこを逃さずに山行踏査へ。

標高2000m近いとは言え登り始めは樹林帯の中でかなり蒸し暑くややへばったが、稜線部に出てからは風もあって快適なトレイルであった。

Google Pixel 5

Google Pixel 5

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Google Pixel 5

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

Google Pixel 5

視界調査の目的もあったので稜線伝いにもう少し西へ足を伸ばす予定であったが、雨雲レーダーを見ていたらピンポイントで雷雲が発生しそうな怪しい雰囲気があったので、馬蹄形にぐるり巡って下山。

結果的には駐車位置に戻ってすぐに猛烈な雷雨となって、まずまず間一髪であった。

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