カテゴリ : 花・植物

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蛍袋

2018/7/15

ホタルのシーズンはゲンジからヘイケに移りつつある..史実では平家が先で源氏が後だけど..が、水場が少ない赤城高原では野草のホタルブクロが見頃である。

ホタルブクロは日向よりも日陰を好む山野草である。暑さを逃れて木陰に入り、ふと足元に目を向けるて草陰にひっそりと花を見つけたりすると、何となく風鈴をイメージして涼を感じたりするものだ。

ホタルを捕まえて家に帰る道すがら、何か入れるものがないかと見つけたのがこの野草。花の中にホタルを入れて急いで家に持ち帰る、といったシーンが想像できる名前であり、実際由来はそんな感じのようであるが、昔の話なので定かではない。

でもそう思わせるにあまりある雰囲気があるのも事実である。でも残念ながら赤城高原にその入れるホタルがいないけどね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

こういうシーンではXF16-55がホントに素晴らしい。逆光耐性、開放でのボケ具合、どれをとっても単焦点レンズ顔負けである。

このアングルで撮るためにしゃがみ込んでノーファインダーだが、縦位置で液晶モニタをチルトすれば、X-H1の手ブレ補正で歩留まりもほぼ100%だ。

ベリー争奪戦

2018/7/12

今年も着々と収穫が進む我が家のブルーベリー。梅雨明けしても思ったほどお天道さまが顔を見せないので、収穫時期はまあ例年並みである。

そしてこれまた例年通りヒヨドリたちとの争奪戦も始まっている。多少は食われても致し方なしとしているが、頼むからあちこち少しづつ手、いや嘴を出すのはやめてくれ。

それと車に紫色の糞を落としていくのも勘弁w

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

赤が入るならVelviaモードの色気がイイ感じだ。だが、緑に関してはVelviaよりはPROVIAのほうがこの時期の植物には適している。

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蒟蒻畑

2018/7/4

この時期に初めて赤城高原を訪れる人が不思議そうに眺めるのがコンニャク畑である。ほとんどの人が加工食品の「こんにゃく」しか見たことがないので、そもそも大元の原材料を知らないのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

まあ、この作物からプルプルしたあのこんにゃくを想像するほうが無理があるのだが、地下茎のいわゆる蒟蒻芋を粉にして加工したものがこんにゃくなのである。

赤城高原では、連作障害を避けるためにレタス畑とコンニャク畑が数年おきに入れ替わるが、うちの周囲は今年はこんにゃく畑が多いかな。

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クリ

2018/7/2

里山でカキの木と並んで双璧なのがクリの木だろう。ヤマボウシやホウノキより遅いがミズキよりはやや早く、赤城高原では今がちょうど花期なので、周辺にはあの独特な匂い..まあ何というか誰しも嗅ぎ覚えがあるアレの匂いだw..が漂っている。

昔から農村の家々の庭先や道端には、大抵そのどちらかが植わっているものである。赤城高原は標高が高く基本的に寒冷地なので、カキよりはクリのほうが圧倒的に多い。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

その細い紐状の花から、あの毬を想像することは難しい。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

当然、その蜜を求めて昆虫たちも集まってくる。スジグロシロチョウも今はクリの花にご執心だ。

カナカナ鳴く

2018/6/28

昨日と今日と終日蒸し暑い日が続いたせいか、夕方遅くになってから近所でヒグラシが鳴いた。例年だと梅雨後半に鳴き始めるのだが、今年はちょっとフライング気味かもしれない。

北に上がっていた前線が下がり始めたが、やはりこの夏は梅雨明けが早いような気がしてきた。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

これは朝露ではなくスギナの蒸散作用だ。ちょうど5年前に似たような投稿をしているので、詳しくはそちらをご覧あれ。

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白い葉っぱ

2018/6/27

梅雨時のこの季節になると、路傍や林縁部に白い葉っぱが目立つようになるが、これはマタタビの葉である。

決してうどんこ病のような病気の類ではなく、開花期に伴う植物としての戦略の一環なのである。要するに虫媒花として昆虫を引きつけるために、いっそのこと葉っぱごと目立ってしまおうということのようだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

知らない人が見ればさもペンキでもこぼしたのかという感じだが、実際のところは白く変色しているのではなく、表皮とその下層の間に隙間?があって、光の反射具合で白く見えているだけなのだ。つまりこの状態での表皮自体は透明ということになる。

で、葉緑素自体は残っているので、花期の終了ともに何事もなかったように再び緑色に戻るという仕掛けなのである。

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螺旋の花

2018/6/22

里山の休耕地は小さな生き物たちの憩いの場だ。人にとっては無益であっても、命のつながりの中では無くてはならない空き地と言える。

そんな空き地に咲き乱れる野草の花々には、風まかせにやってくるもの、たまたま通りがかったもの、終日そこで過ごすもの、その甘い蜜を求めて昆虫たちが集まってくる。中でも目立つのはやはりチョウの仲間だろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

ネジバナに集まっているチョウたち。左がベニシジミ、右がモンシロチョウ。

日本では古くはモジズリと呼ばれていたネジバナ。学名のSpiranthes sinensisはギリシャ語で言うところの「螺旋の花」を意味するらしいので、まさに言い得て妙だ。

ネジバナは、休耕地など日当たりの良い土地の中でもある程度湿り気のある場所を好んで生える。時期的に梅雨時の今が花の盛りなのも、そんな事情があるのだろう。野草だが観賞用に古くから栽培も行われていたようだ。

梅雨寒

2018/6/16

今週半ば、季節外れの換気が流れ込んで北海道の石北峠が雪という話だったが、赤城高原もその頃から気温が上がらず、長袖にフリースを着込む日々が続いている。

ここ2日ほど仕事で上京していたが、流石にお江戸は湿気蒸し蒸しで暑かったけどね。まあちょっと空梅雨っぽい雰囲気もあるので、雨が続いてくれないと水不足の騒ぎが大きくなりそうで怖い。

FUJIFILM X-H1 / XF18-135mmF3.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA / ムラサキツメクサ

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA / ハルジオン

てっきりアカツメクサかと思っていたが、それは俗称であって正確にはムラサキツメクサなのね。学名を調べていてつい最近知ったぞ..

ワールドカップのロシア大会が明日から開幕だそうだが、事前の様子ではほとんど期待はできそうにない。世代交代の時期なんだろうが、そこを変えていこうとする動きとそれを良しとしない動きが土壇場でせめぎ合った印象は否めない。

こちらは特にサッカーファンというわけではないので、結果含めまあどちらでも良いと言えば良い話なのだが、どうしても公私の区別なく話題の俎上には上ってくるので、状況は知っておかねばなるまいのぉ..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

サッカー日本代表といえば、当ブログではおなじみのヒオウギアヤメの登場となる。今年もこの時期、路傍の林縁にサムライブルーが高原の風に揺れている。

朴葉

2018/6/12

ホウノキは樹高が高く成長することで知られており、高いものでは優に30mを超える高木も見られる。その上さらに葉も大きく、トチノキと並んで日本産では最大だ。

大抵は単独で生えていることが多く、森の中でもよく目立つが、樹高が高いこともさることながら、周囲に他の木々が生えていないことがその理由だろう。これはホウノキが出す他感作用の影響で、他の植物の成長が阻害されることに起因する。

いわゆるアレロパシーというやつで、ハリエンジュ(ニセアカシア)やアカマツなども同様に他感作用を示す。それ故にいずれも単独種で林を形成するが、面白いことにホウノキの場合は他感作用が自分自身にも影響するのか、ホウノキ林というのは見たことがない。

他の植物を寄せ付けないというのは、生き残りを掛ける意味では当然の戦略だが、この場合何となく策士策に溺れる的なものを感じでしまうのは拙者だけだろうか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-60mm F2.8-4.0 ASPH. POWER O.I.S. / 開く前の花

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 開いた花
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / 葉は日本産では最大

高木故になかなか花を近くに見る機会がないのだが、このホウノキはまだ樹高も5m足らずと低いので、花を近くで撮ることが出来た。

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