ガチンコ避けたか
2019/9/2
パナSシリーズの動きには注視したいと先日書いたばかりだが、注視しすぎてwあることに気がついた。先日S1Hと同時に公開された最新のレンズロードマップから、さりげなく超望遠レンズが抜けているぞ。
昨秋発表時のロードマップには「Super Telephoto Lens」の記載があったので、これはソニーに続いて本気でニコンとキヤノンのプロシューマー市場..ここで言うプロとは報道系分野のプロシューマー..にガチンコで勝負に挑むとばかり思っていたが、この一年で心変わりしたようである。
韋駄天α9を擁するソニーは、ヨンニッパとロクヨンを順次発表して、着々と2大ガリバーに対峙できる環境を用意してきている。最初の勝負は来年の東京五輪になりそうだ。
野生動物のようなニッチな分野は横に置いておいて、スポーツ報道では大口径の超望遠レンズは必須である。ビデオカムコーダーのプロ市場でソニーと二分するパナがそんな事を知らないわけはないので、これは明らかにプロ市場を主戦場とする意図はない..少なくても数年は..ということだろう。
超望遠レンズは無くなったが、望遠ズームが新たに追加されているので、100-400mmクラスはありそうだ。それにシグマとのアライアンスがあるので、大して売れもしない高額なレンズを無理に自社で出す必要もなく、そっちはシグマに任せれば良いと考えているのかもしれない。
シグマからOEMという手もあるし、150-600mmのパナライカ版を期待しても良いのかな。
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME
夏の勢いはすっかり鳴りを潜めたが、さりとて目に見えてすぐに季節が移り変わるものでもない。
農村の路傍には、夏の名残の野草が過ぎゆく季節を惜しむように花をつけている。