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昨日の午後、裏庭で雄の成鳥を今シーズン初認。概ね例年並みの渡来である。

実は声だけなら先週末に県南の山中で聞いているのだが、季節観測では同じ場所で記録することに意味があるので、昨日が地元での初認ということになる。

そして今朝も早朝から裏庭で存在を誇示しているので、移動の途中ではなく定着個体ということになる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

今朝は同じく今シーズン初の上越国境のモルゲンロートも見られた。赤城高原自体はそれほど冷え込んでいなかったけどね。

積雪もまだこの程度なので、今週中に一旦は解けそうである。

てっきり開発用の古いMacBookのDisplayPortが死んだのだと思っていたら、今日何気にWin機と共用しているLGの4KモニターにDisplayPort経由でつないだら普通につながった。

それならメインモニターとして使っているBenQの4Kモニター側のDisplayPortが死んでいるということになるが、こっちはこっちで別のMac miniからは問題なくつながるので、一体どうなっているのやら状態にある。

まあこれでとりあえずマルチモニター環境が復活したのだが、ケーブル周りがやや複雑怪奇になってしまったので、やはりM1X搭載の新型MacBook Proよ早よ来たれって感じ。

新型は今月19日に発表されるのがもう決定で、どのみちどのモデルであろうとも今うちにあるどのMacよりも高性能なので、コストパフォーマンスの良いモデルを手に入れたいね。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

昨日からぱったりとノビタキを見掛けなくなったが、ノゴマはまだ続いているようで、今朝は先日のそば畑から300mほど離れた休耕地で見かけた。

例のごとく地鳴きっぽい声が草むら..今シーズンの畑が終わったので雑草でぼうぼう..聞こえてきたので、しばらく様子を見ていたら、チラチラと草陰を動いているのが見え隠れし、一瞬だけ姿を見せたところを何とか押さえることができた。

写真の個体は特徴である喉の赤い部分がないので雌タイプらしく、他にも数個体いる感じであったが、結局姿を見せずだった。

とりあえずこれで先日の個体があの時たまたまだったのではなく、渡りの途上だったことが証明されたが、あとはこれが毎年続くのか確認したい。

ちなみに今年はここ数年続いていたエゾビタキの移動個体を見ていない。エゾビタキは当たり外れの年があるので、渡りのルートが特に固定されていないと考えているが、そういう意味ではノゴマも同様なのだろうな。

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今年の梅雨時に近所の空き地でノゴマを撮影しているが、なんと今朝もノゴマに遭遇してビックリ。場所は春とは異なり1kmほど離れたそば畑。

春の渡りでたまたま偶然かと思っていたが、同じ年の秋の渡りでも見かけるとなると、移動のルートになっている可能性が出てきた。当地でノゴマに出会ったのは今年が初ではあるが、もし移動ルートであればタイミング次第で来年以降も可能性があるなと。

移動途中の休息のための立ち寄りということもあって、個体がどの程度留まるかは未知数なので、今まで観ていないのはそういった事情があるのは十分考えられる。

まあもちろん今年のこの2回自体が偶然というのは否定しないが、小鳥の渡りのルートが春も秋も同じというのはあまり聞かない話だな。

ちなみにタイトルに深い意味はないが、大滝詠一作曲の「いちご畑でつかまえて」という楽曲が、松田聖子の昔のアルバムにあったことを思い出したってだけw

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ノビタキ

残念ながら証拠写真は押さえられず。何しろ小◯の最中に目の前に突然現れたので、どうにも手も足も出ずだったのよw

無事用足し終了後にバッグからカメラを出したものの、すぐにそばの花の中に隠れてしまいその後は姿を見せず。地鳴きっぽい声が近くでしばらく聞こえていたんだけどね。

同じそば畑ではノビタキが数が減ったなりにまだ通りすがり個体が続いている。

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窓辺ヒヨ

2021/10/6

仕事場の窓辺から見えるヤマボウシに、ヒヨドリが連日入れ代わり立ち代わりやって来て、熟した実をついばんでいる。

先月は見えない奥のほうでゴソゴソしていたが、こちらから見えない位置の実を食べ尽くしたようで、ここ数日は観念したようにほぼ丸見え状態で食べるようになった。

それでも窓越しとは言えこちらの視線が気になるのか、一回の食事時間は長くてもせいぜい1〜2分程度といったところで、すぐに飛んでいってしまう。

こちらもロジックを検討したりシミュレーションして頭を巡らしているタイミングに視線を送っている程度だが、そういう時に限ってよくやって来ているので、結果的に連中を注視しているような感じになってしまっている。

まあヒヨドリにしてみればいい迷惑だろうが、そもそもヤマボウシはうちの庭木だし、見るくらいは良いじゃんと思わなくもないw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

と言いつつ見るだけでなく撮る行為もしてしまうのがカメラマンの悲しい性。ヒヨドリがよく見える位置..3mも離れていない..に来るようになって以降、サイドテーブルに望遠レンズ付きのカメラが置いてあるのは連中には内緒だw

ちなみに写真の下部に薄っすらと白い影があるのはブラインド越しだから。レタッチでこの程度までなら軽減できる。

さすがにブラインドを上げると寄ってこないのは過去に実験済み。特にカケスとヒヨドリは警戒心が強くて難しい。

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先週の台風一過の翌朝、近所の牧草地や休耕地の至るところにノビタキの姿があった。

時期的に秋の移動に当たるので、それ自体は珍しいことではないが、これだけまとまって見かけるのは珍しい光景である。

そしてその日のうちに大半は姿を消していたので、やはり大風を避けての緊急避難だった思われる。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

台風はともかく、この時期毎日のように姿を見かけるのは、同じ個体が滞在しているのではなく、南下中の個体が入れ代わり立ち代わりといったところだろう。

種にもよるが、北上する春の移動はバラけていてなかなかそれと感じることは少ないのだが、秋の移動の場合はそこそこの数でまとまって行動する傾向がある。

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宮崎学
イマドキの野生動物
2021.8.24(火)—10.31(日)
東京都写真美術館
http://topmuseum.jp/contents/exhibition/index-4025.html

あー、これは絶対に観たい。是非にでも観たいんだけど、それこそノコノコとイマドキの東京へ出かけるのはどうにも憚るのう。

大体、都内の仕事も新型コロナを理由に断ってるぐらいだから、いくらプライベートとは言えさすがに拙かろう。

こういうイベントものは何年も前から決まっていたことだろうから仕方ないが、なぜにこの時期にやるのよって感じ。うーん、でも観たいなぁ。

都内でワクチンをすでに2回接種済みで、マスクなど感染対策バッチリな人は是非観に行ったほうが良い。

SNSにあふれているただキレイに撮っただけの野性味のかけらもない生きものではなく、ワイルドライフみなぎる日本の生きものの姿がみられること請け合いだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

晴れそうで晴れない予報が外れる日が続くが、今朝も朝から雨模様。でも昼前には薄日が漏れて、気温も一気に上昇気味な赤城高原。

晴れ間が出る頃合いで、久しぶりにホオジロが一筆啓上と歌っていた。

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ちょっとした晴れ間を縫ってミンミンゼミがサマーセールのバーゲンよろしく終日鳴いている。

仕事場の窓辺に実生から成長したクヌギが立っていて、窓を開け放っているときにそこで鳴かれるとなかなかにうるさいのだが、自然界で発生する音に関しては音量が大きくても言うほどは騒音とは感じないから不思議である。

ただ、盛夏に鳴くアブラゼミやミンミンゼミの声は、暑さを冗長する傾向があるのは否定しないw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この時期、鳥はもうホオジロとガビチョウぐらいしか鳴くことはないが、両種でまったく正反対の音質なので、比べるならやはりガビチョウは騒々しいな。まあ繁殖期ほど長く鳴くことはないけど。

先日記事にした鳥認識はこの時も威力を発揮。少し前からファインダーで捕捉していて、顔が見えたところでシャッターを切っている。

終始灌木の中をチョロチョロと移動していて、常に手前に障害物があったが、鳥と認識できる限りしっかり目にピンが来ていた。

物体認識

2021/8/22

枝先のカワラヒワ。こういうシーンでAFに任せると従来なら手前の枝にピンが来きて、いわゆる前ピンとなってしまう。

なのでファインダー越しでその状況を見て取れれば、一旦AFで合焦後にMFで微調整という流れになるが、往々にしてその合間に飛ばれてしまうことが多い。

その点で物体認識可能なAFのありがたさと言ったらない。このケースは対象が鳥なので鳥認識AFということになるが、手前の枝被りを物ともせずに少し奥に位置するカワラヒワにちゃんとピンを合わせてくれる。

AFでピンを合わせる理屈が、より手前にあるからといったような理由であることがほとんどだった従来のAFとは異なり、対象を物体として認識できるAI技術の賜であろう。

物体認識は今後一層その精度を高めていくことになり、何れそう遠くない将来、ネットに接続できる環境においてなら、Googleレンズのごとくファインダー内に物体情報が表示されるようになるかもね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

一見すると冬に撮ったような絵柄だが、これは立ち枯れしたミズキに留まったため。

1枚の写真から得られる情報は限られてくるため、このカットから種目がカワラヒワであることは判断できても、撮影時期まではAIと言えど特定は難しいだろう。

種目がオオルリなど夏鳥であればそこから季節は夏季と導き出せるが、留鳥の場合はそれは不可能。

ただ、すべての情報を無理やり画像内から判断せずとも、メタデータであるEXIFの情報も判断材料にすれば済む話ではある。

もちろんそれは性善説に立ってのことであるが、画像自体も加工自在の時代なので、それ自体の事の真偽を疑い出したらキリはない。

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秋の気配漂う

2021/8/12

下界では猛暑・残暑と騒々しいが、高原はそろそろ秋の気配が漂い始めている。先週末に立秋を過ぎているので暦の上でももう秋。

ちょっと前まで鳴いていた畑のヒバリも直接見掛けることも無くなり、樹冠を飛びながら鳴き叫んでいたホトトギスも沈黙し、お盆を前に耳にするのはホオジロの一筆啓上とガビチョウぐらいだ。

森の中で葉陰に隠れて種類まではなかなか同定できないが、今年生まれの鳥の幼鳥が飛び交い、家の前の電線にはツバメの子どもたちが音符のように並んでいる。

畑に放置された杭の上ではモズが地面を見つめており、つい先日は高鳴きを今シーズン初認した。

近所では日に日にアキアカネの姿が増え、庭の畑にも結構な数が滞在中。気のせいか外仕事をしていてもヤブ蚊に食われる機会が減ったように思う。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

不意に葉陰を小鳥が横切ったのが見えた。双眼鏡で動きのあったあたりを探すと、枝の影の中に何か留まっているのがわかる。

立ち位置を調整してカメラを向けると、深い緑の影の中にキビタキの黄色い羽色が浮かび上がった。春からひと夏を過ごした夏鳥たちが赤城高原に滞在するのもあと半月くらいかな。

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赤ホオジロ

2021/7/28

東京五輪真っ只中によもやの関東上陸かと思われていた台風8号だが、寒気の影響でだいぶ東に逸れ、東北宮城に上陸するという観測史上初の事態になった。

昔は台風と言えば四国とか紀伊半島に上陸するイメージだったのだが、近年は遠慮なく東日本にも上陸するようになってきて、やはり進行する地球温暖化を憂いねばならないようだ。

ただ、日程変更を余儀なくされる競技もある中で、千葉房総のサーフィンだけは逆に盛り上がったらしいね。海無し県で育ってきたのでサーフィン自体にまったく興味はないが、さすがに波が高い方が面白いぐらいは想像できる。

実際、台風前後にサーファーが増えるというのはよく聞く話で、なんとも命がけの道楽だなと思いつつ、田んぼの様子を見に行って水路に流される農家のオヤジと大差ないかと思わなくもない..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

台風が来て去ったわけではないが、台風一過ばりに朝から快晴の赤城高原。

燃える男の赤いトラクターをバックに、いつものホオジロがイッピツケイジョウと気持ちよさそうに歌っていた。

季節柄、最近の記事のアイコンが緑一色だったので、たまにはアクセントが入って良いw

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