タグ : ヒガラ

portfolio

人懐っこと言えばヤマガラが一番だが、シジュウカラを除いて総じてカラ類は人を恐れない傾向がある。

ヒガラもまるでそこに人などいないと言わんばかりの行動を見せることがあり、こちらが逆に動くことをはばかられてしまうことがある。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

この時ヒガラが見つけて盛んにつついていたのはテンか何かの糞だった。テンは基本的には肉食だが、木の実なども食べるので、糞の内容物から種子の種などが出てくる。

だが、季節的に木の実というのは考えられないので、この時は糞の中から獣毛などを引っ張り出して、巣材に使おうとしていたと思われる。

動画も撮れるほどしばらくつついていたが、結局上手く取り出せなかったらしく、諦めて飛び去っていった。

カテゴリ:|タグ:

サクラヒガラ

2018/4/17

先々週、某所での撮影の立ち会いの間、近くに巣でも構えているのかソメイヨシノに頻繁にヒガラがやって来ていた。ただ待っているのはヒマだったので、車からG9 PROを降ろしてきてサクッと撮影してみた。

カラ類なので例のごとくひと所にジッとすることなくトリッキーな動きだったが、連写番長たるG9 PROの面目躍如で、ひたすら先読みして連写で挑んだ。

もちろん、横では撮影業務が進行中だったので、電子シャッターによる音無しの構えだったのは言うまでもない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

パナライカの100-400は換算800mmという長焦点にも関わらず非常にコンパクトで、こういう人目のある場所で使用するには都合が良い。

よく都市公園で三脚に載せた巨大な白レンズ..黒レンズもいるが..の使用者を見かけるが、よくもまあこんなところでご苦労さんとしか言えないね。

ちなみに4枚目はメジロ、5枚目はシジュウカラ。都市公園の桜の季節はメジロ写真が多く出回るが、この日のメジロは時間内には低いところに下りてきてくれなかった。

紅葉日雀

2017/10/29

すぐ近くで声はすれどもなかなか姿を見せなかったヒガラ。何を思ったか何度か接近してくる気配を感じていたので、望遠ズームに換装してジッと身じろぎをせずに待っていると、不意に目の前のブナの間に姿見せてくれた。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR
FUJIFILM X-T2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

台風で影響で終日雨模様なので、写真は先週の在庫から。県北の紅葉は標高800mm付近が見頃となっている。

カテゴリ:|タグ:,

人懐っこい

2017/5/20

県北の標高の高い森は、芽吹き前で林内の見通しが効き、小鳥のさえずりもよく通り、まだ姿も探しやすい。

特にカラ類の仲間はもともと人懐こいというか警戒心が薄い個体が多いが、人を見たことがないのだろうか、ジッとしていると興味深そうにすぐ目の前までやって来る個体が見られた。

ただこの連中、ひと所に落ち着くということがなく常に忙しないので、動画の撮影は至難の業だ。三脚に載せたGH5は諦め、X-T2の手持ちで狙った。

上がコガラで下がヒガラ。小雀と字を当てる割に、実はヒガラ(日雀)より大きかったりする不思議さがあるが、これいかに。

カテゴリ:|タグ:,