山の雪も解けにけり
ちょっと前まで県境付近の山は稜線部が白かったのだが、この暖かさでせっかくの積雪が解けてしまった。
年末年始に向けて県内の麓のスキー場も一時は喜んでいたようだが、こう暖かいと降雪機の稼働も躊躇うであろう。
上信越国境の峰々。白砂山付近と草津白根山が白いのは数日前に降った雪だろう。
この秋の冠雪が早かった浅間山も北側斜面の谷筋が白いだけで、平野部から見える南側は解けてしまっている。
関東平野の北の端から薄い雲海越しに望む富士山も、同様に雪解けが進行中。
ちょっと前まで県境付近の山は稜線部が白かったのだが、この暖かさでせっかくの積雪が解けてしまった。
年末年始に向けて県内の麓のスキー場も一時は喜んでいたようだが、こう暖かいと降雪機の稼働も躊躇うであろう。
上信越国境の峰々。白砂山付近と草津白根山が白いのは数日前に降った雪だろう。
この秋の冠雪が早かった浅間山も北側斜面の谷筋が白いだけで、平野部から見える南側は解けてしまっている。
関東平野の北の端から薄い雲海越しに望む富士山も、同様に雪解けが進行中。
今年は短いと言われる秋を象徴するかのように10月が早くも終わる。
今月はNレコのアップデートを集中的に行い、フィールドテストを繰り返していたのであっという間に月末に。まあ歳取って時間が経つのが早くなったというのは否定はしないけど。
残りの人生を考えると時間は有効に使いたい思う反面、もはや効率を考えて行動するような歳でもないよなというのもあって、結局は日々やりたいことをやって過ごすことに落ち着く。
フリーランス稼業ももう長いので、マネージメント力のようなものはもはや望むべくもないw
山頂に薄っすらと噴煙漂う浅間。春先に噴火警戒レベルが2に上がって以降火口付近に近寄れない。
天気が安定しているこの季節は、前掛山は良いロケーションなんだけどね。
この夏の暑さに気力を削がれ行動制限も余儀なくされていたが、朝晩が半月遅れで涼しくなってきたので、週の始めに西の方へ山行など。
自宅を出る時の気温は日の出前で19℃だったが、8時頃の上信国境の標高約2000m付近ではで9℃。晴れてはいたが風が吹いていたため涼しいを通り越して寒い寒い。でも樹林帯に入った途端に蒸し暑さが襲ってくるという気温のジェットコースターに、久しぶりな山行だったこともあってなかなかバテた。
ちなみに午後に下山して帰路の高山村の電光掲示板で30℃、当日の最高気温は桐生の37℃だったそうな。
東を向けば浅間山、西を向けば北アルプスと久しぶりのピークからは相変わらず眺めよし。
先日の記事で富士山は日本人の心象風景と書いたが、群馬県民なら上毛三山とならんで浅間山がそれに当たるかな。
県北の利根沼田界隈からはある程度の山に登らないと直接は観えないが、平野部ならほぼどこからでも観えるランドマークである。
ナビなどまだない時代、東毛の道を走っていて遠く浅間山が見えると「あっちが西だな」と認識していたものである。
赤城山の荒山越しに。
同じく赤城山の鈴ヶ岳越しに。
上州武尊山の剣ヶ峰越しに。
先週の大寒波ですっかり大気が冷え込んでしまったようで、連日日の出前は氷点下10℃が続いている。
こうなると晴れさえすれば周囲の山々でモルゲンロートの大安売りとなる。
それでもぐるり上信越国境すべての山々が山焼けするのは一冬にそう何回もない。