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先日の降雪の後、上信国境の主峰である浅間山の外輪山を歩いてきた。

本来は前掛山が目的であったが、うっかりヘルメットを忘れてしまったので、トーミの頭経由で黒斑山〜Jバンドの2400mの外輪山の尾根歩きとなった次第。

今は噴火警戒レベル1で差し迫った危険があるわけではないが、日本屈指の現役活火山であることは間違いないので、無理は禁物である。

標高2568mは群馬県内では二番目の高峰で、最高峰の日光白根山とは10mしか違わない。双方とも火山活動によって山体が形成されているので、噴火の状況でいくらでも立場が入れ替わることになろう。

外輪山自体は3万年くらい前の噴火で中央が吹き飛んでできたものらしく、当時は3000m級の富士山型の山容だったと言われている。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 浅間山と火口原

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 黒斑山〜蛇骨岳

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / トーミの頭

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

浅間山は赤城高原の我が家からも子持山越しに見えていて、黒斑山辺りだとギリギリ見えるか見えないかぐらいの正反対となる感じ。

また、関東平野の西の端に鎮座する姿を子供の頃から眺めて育ってきたので、高崎に住んでいた頃から馴染み深い山であるが、群馬側からはこの角度は真裏になるため、新鮮な感じがする。

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浅間も初冠雪

2021/10/21

昨日は信越国境の浅間山も初冠雪だったようだ。

昨日の時点では赤城高原からは雲の中で見えてなかったが、今朝確認できた。群馬と長野で観測日が異なるが、概ね平年より10日早い観測である。

谷川と比べると浅間はそれほど雪が多く積もる山ではないが、関東平野北部の住人にとって何かと季節の便りの指標となる山で、高崎に住んでいた頃は白浅間で冬の到来を感じたものである。

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

とは言ってもおらが村で浅間が見えるのはうちの地区辺りまで。

基本的に利根沼田地域では子持山の陰になってしまうので、浅間山はまったくと言っていいほど話題にもならないけどね。

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浅間春の冠雪

2021/4/18

仕事場の窓から見える浅間山が白くなっていた。

すでにほとんど残雪は無くなっていたが、週末の前線通過に伴い再び雪化粧を施したようだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

先週は隣県で今シーズン初のサシバを観ているが、近所にもそろそろクロツグミ辺りが到着しても良い頃合いだ。

今週からようやく春らしい気温に戻るということだから、気分を入れ換えたいところである。

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浅間も少雪

2021/1/21

この冬は富士山に雪がないので全然絵にならないと知り合いの風景屋たちが嘆いているが、そういう意味では浅間山も今年は似たようなものである。

県境付近に雪雲が流れてきた直後は雪化粧となるが、基本的に降雪量が少ないのですぐに解けてしまう。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先週(上)と今日現在(下)の浅間山の様子。それぞれ撮影時の場所は異なるが、どちらも標高は1000mは越えているので、遮るものなく西の県境方向がよく見える。

今日は小天狗のほうが出ずっぱりで求愛やっていたので、目的の天狗様は付近にいないことが判明。2時間も掛けて登ってきたのに..

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一年で最も寒い時期となる大寒ということで氷点下10℃まで下がったが、この冬最低を更新とまではならなかった。

寒いことを期待しているわけではないが、今年は久しぶりにそういう冷え冷えした冬なんで、朝起きて一番についつい寒暖計をチェックしてしまう。

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

上がモルゲンロートに映える浅間山で、下が夕景に浮かぶ浅間山。冷え込んでいると朝も夕もよく焼ける。

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赤浅間

2020/11/29

浅間山は標高がある独立峰なので初冠雪の報こそ早いが、富士山のように白く根雪になるのは12月に入ってからだ。

昨日は上信越の県境付近に雨雲が出ていたので、予想通り今朝はこの秋数回目の冠雪となった。

まだ季節感乏しく暖かい日が続いているのでこのまま根雪になるかは分からないが、北関東の端っこで浅間が白く鎮座するようになると、空っ風が上州の平野部に冬を運んでくるようになる。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

今朝は今シーズン初の浅間山のモルゲンロートが見られた。

明確なエビデンスもなく勝手にアレが始めておいて、これまた大したエビデンスもなく唐突に終わらせた緊急事態宣言。

ひとまずは医療崩壊を招いた欧米諸国ほど感染被害が広まらなかった..PCR検査をほとんどしていないので実数が分からないだけというのが実際だろうが..のは、ひとえに日本人の生活習慣と清潔感に過敏な国民性のたまものと思われる。

が、何をとち狂ったのか、事もあろうにアレは「日本モデルの勝利」的なことを言い出して、さも自分の手柄のように振る舞い出している。どんだけ頭の中がお花畑なのか、勘違いもいい加減にしろよ。

そして同日にWHOの事務局長が「日本は成功した」という主旨の発言をして、さもアレの発言を裏付けるようなことになっているが、国内の疲弊した国民そっちのけで中国同様に金でWHOを手名付けているのは、こんな時のためなのだろう。

そしてそんなアレに対し、「皆でご苦労様と労を労おう」などと戯事を抜かす芸能人風情がいるのだからまさにそれこそ「いやはや」であろう。まだ何も終わっちゃいないし、すべての国民に支援などまったく行き届いていない現状を知らないとでもいうのだろうか。

現実を知らずに独りよがりの発言で取り巻きを焚きつける、まさにアレと同じで「羞恥心」の塊だな。恥を知れ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

静かに噴煙を上げる浅間山。怒れる国民の思いが噴火するのも時間の問題か..

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新コロナに起因して発熱後に早くに重症化する例が後をたたないが、専門家会議の委員が言うには、なんと「発熱後4日間は自宅待機」は国民の誤解だそうだ。

あくまで我々が勝手に間違って解釈しているので、その過程で亡くなった人は自己責任と言わんばかり。なんとも浮かばれない話だ。

しかもヤクタタズの厚生労働大臣まで同じことを国会で答弁しているので、それって国の責任じゃないのか?それにこの話が巷で看過されているのは、無駄に煽るだけのマスゴミにも責任の一端があるぞ。

もうインフルエンザのシーズンは終わっているのだから、このタイミングで高熱を発していれば新コロナ感染を疑うのが筋なのに、感染を疑われる症状が出ているのに相変わらずPCR検査も受けさせないってどういう了見なんだ?

大体だ、アレが「医師が必要と判断した患者」について「1日20000件まで検査能力がある」と言っていたのは2月のことで、すでに3ヶ月近くも経過しているのに未だにPCR検査件数は平均でその十分の一程度という無残な結果。1000人あたりの検査数で換算すれば、OECD加盟国内では35位と、お隣の韓国の十分の一にしか過ぎない。

もちろん、PCR検査しただけで症状が回復するわけではないのは誰もが知っている。重要なのは検査しなければ陽性患者を特定できないので、知らずしらず無自覚な感染源を市中に野放しにしていることになるのは子供でも理解できる話。

そんな状況下で、とにかく家に居ろ、家から出るなの掛け声だけで、市中感染数を早期に減退させることなどできるわけがない。少しでも症状が見られる人はPCR検査をして、陽性と出れば隔離するなり自宅待機をさせるなりして、個人の行動抑制を自覚させるしかないぞ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA BLEACH BYPASS

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA
FUJIFILM X-T4 / XF50-140mm F2.8 R LM OIS WR + XF1.4X / Velvia / 浅間山をバックに

近所のソメイヨシノは花を散らし始めているが、代わってヤマザクラが我が世の春を謳歌している。

ヤマザクラは遠目には淡いピンクに見えるが、実際の花びらの多くは白である。園芸種であるソメイヨシノと異なり、開花と芽生えが同時なので、若芽の茶色と白が混ざってピンク色に見えるのである。

ただ、淡紅色の花びらに変異した種もあるので、その場合はかなり濃いピンクに見える場合もある。

X-T4の画質は、センサーとエンジンが同じなのでX-T3と変わらない。そういう意味では、一世代前のモデルであるX-H1とも画作りは基本的に変わらないので、いわゆる安定のフジカラーと言えよう。

パナのG9 ProとオリのE-M1系は通常より高画素で撮影できるハイレゾモード..オリではハイレゾショットと呼ぶ..が搭載されている。

手ブレ補正ユニットを利用してピクセル単位でセンサーを動かし、複数枚の画像をコンポジットして高解像度画像を得るというギミックで、昔気質のカメラ親父やフルサイズ命みたいなカメラヲタには敬遠される筆頭の機能ではあるが、個人的には新しい技術になんの抵抗もないので、G9 ProとE-M1Xのハイレゾモードは仕事では便利に使わせてもらっている。

特に8000万画素相当のハイレゾモードでは、リアル高画素機に比べてモアレがないなど特筆すべき点もあり、仕事仲間のα7R系よりは高画質な画像を得られることが判っている。

ただ、被写体が動いている場合はイマイチとか、撮影直後に後処理でダンマリになるとか、三脚が必須とか、実戦では制約が多いのも事実なので、常に高画素が必要の場合は素直に35mmフルサイズの高画素機を使ったほうが良いのは自明の理だ。

その点で、オリのE-M1Xには5000万画素という制約がある..三脚ハイレゾならPCのRAW現像時に8000万画素が可能..ものの、三脚要らずの手持ちでハイレゾショットが使えるようになっているのが一つの特徴である。

手持ち撮影でハイレゾショットが使えると、動いていないことが前提で生きものの撮影にも十分使えるので、余裕があればもう1枚をハイレゾショットで押さえておくことができて便利である。

一般的な印刷物であれば画素数など2000万画素でも多いが、5000万画素あると自在にトリミング可能になるので、出力行程の編集まで考えると使い勝手が良いのだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾショット

オリジナルを拡大してみると10km離れた沼田市街地の家々の窓枠まで解像し、建屋の看板も読み取ることができる。

Webページではハイレゾショットの恩恵を受けることはないが、手持ち撮影で5000万画素相当がキッチリ解像しているのは何とも気持ち良い。

E-M1Xの場合、特にED12-100 PROとの組み合わせでは、ブレを恐れること無く手持ちでハイレゾショットがガンガン使えるのはスゴイね。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾショット

約60km離れた浅間山のモルゲンロート。通常撮影ではボヤけている山肌のひだが、ハイレゾショットではハッキリと解像しているのが判る。この辺りはさすがに高解像度画像の威力と言えよう。

ちなみにE-M1Xの手持ちハイレゾショットはパナのレンズでも有効である。

ORANGE ASAMA

2019/11/16

夕景の美しい季節がやって来た。

冬でも日中晴れると少なからずヘイズの影響があるが、夏場と違って湿度が低く乾燥しているので、朝夕の時間帯は空が独特な色に染まる。

朝は気温が低くほとんどヘイズの影響がなくなるので波長の短い青味が強く、逆に夕方は多少なりとも日中のヘイズの影響を引きずるので波長の長い赤味が強くなる。

そんなモノトーンの空とスカイランの組み合わせは、自然のオブジェクトをシンプルに表現するのに最適だ。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

約60km離れた浅間山のスカイラインを840mm相当の超望遠で撮影。

この夏に噴火した後に一部入山規制が掛かっていた浅間山だが、先だって噴火警戒レベルが2から1に下がった。噴火の可能性は低くなったとは言ってもそこは活火山なので、時々こうして噴煙が上がっているのが分かる。

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