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フリーで仕事していると無償や値引きを公然と要求されることがあるが、何か志しがあってやっているのだから無償奉仕的な精神論などクソくらえである。

例えば写真や映像なら、自然の中で写真を撮ることがプライスレスなのは撮っている本人の気持ちだけで、成果物をタダ貸せだ他人様に言われる筋合いは1mmもないぞ。

写真や映像でそれを平然と要求してくるメディアや自治体は結構多い..多いのはただで宣伝してやる的なアレね..ので、それが面倒でストックフォトサービスを立ち上げて運営している。

今どきはSNSを探せばただで写真を提供する輩はいくらでもいるので、そういう向きはそっちで探してくれって話。但し、著作や出処の保証はない可能性もあるけどね。

システム開発やWeb制作などIT系だと、「今回は安くして次回また仕事出すから」的なヤツも結構ある。若い頃は仕事欲しさに対応したことは何度もあるが、そういう案件に限って次があった試しはないので、今は絶対に引き受けない。

相手を下に見て無償や値切りをしてくる輩は、おのれが適正な価格で仕事を取れてないことの裏返し、つまり自身の無能さの現れでもあるので、そこはよく肝に銘じたほうがよいぞ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S./ ヤマトシジミ

それでも例外はあって、こちらがその理念に共感できたり、長い目で見てメリットがあると判断できれば無償対応も無いわけではない。

が、足元を見てくるヤツは長年の嗅覚ですぐわかるので、そういう手合いは門前払いである。こちらも伊達に長くフリーランス稼業で世の中を渡っているわけではないのでね。

まあ顔を洗っておととい来やがれって感じだなw

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今週末に無印X-H2が発表される運びだが、今の時点ですでにどんなものが出るかは容易に想像がつく。

H2Sの立場を考えれば、噂通り8K4000万画素ということで決まりであるが、それを聞いても尚H2Sの方に惹かれるのも事実だ。市場価格も30万切ってきたしね。

ピクセルシフトで1億6000万画素という飛び道具もあるとは言うものの、GFX100Sの存在もあるが、正直その1億画素を持て余している..GFXはほとんどパノラマ撮影機と化している..のも事実で、仕事含め自分の使い方だと2000万画素あれば十分ということもある。

ただ、以前から言っている通りH2SはキャラがOM-1+GH6のマイクロフォーサーズコンビともろ被りなので、それはそれで悩みどころ。両機とは画作りがまったく異なるので、そこを逃げ道にすることも可能なんだけどね。

ま、それでもやはり無印H2を見てからってことに変わりはないのだが..

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

前に使っていたXF55-200はその価格からは想像できない高画質な写りだったが、XF70-300もそれに勝るとも劣らず良い。

望遠マクロとしてハーフマクロ域まで寄れるのと、1.4倍のテレコンかまして600mm相当のコンパクトな望遠ズームにもなる。

X-H2が4000万画素になると、XF14やXF35など既存のレンズで世代が古いものはその解像度に耐えられないと言われているが、このXF70-300はXF90やXF33辺りと並んで問題なさそうな性能である。

未だ公開中の「トップガン マーヴェリック」。今シーズンの興行成績こそワンピースREDに抜かれてしまったが、それでも近年まれに見る大ヒット作品と言えよう。個人的にももう一度劇場に足を運ぶならトップガンだと思うし。

さすがにもうネタバレは問題ないと思うので憚りなく書くが、劇中後半によもやよもやで古のF14トムキャットが登場し、旧式なれどなんとか主人公を洋上のエイブラハム・リンカーンに帰還させる重要な役割を担うことに。

が、そんな米軍ではとうの昔に世代交代して現役を退いたF14..2006年に全機退役..が、何で都合よく敵基地の格納庫にあったのかという設定にケチをつける輩もいるようだが、この現実世界で未だにそのF14を現役で運用している国があるのである。

それは今や反米の旗手として米から悪の枢軸国とまで名指しされるイランである。

イランは今でこそ反米路線だが、1970年代までは親米国家..いわば米の傀儡国家だな..だったため、その当時に導入したF14を独自にメンテナンスして運用する技術を開発しており、現時点では米より確実に飛ばすことが可能な唯一の国なのである。

劇中の敵基地は雪山のあるようなタイガの森林地帯にあって、それだけではイランを想像するのは難しいシナリオになっているが、飛行可能なF14が格納庫に鎮座ましましているシチュエーションだけみれば、イランをネタにしているのはすぐわかる。

30年前のトップガンと言えばF14だし、事前のプロモでチラッとF14が映るシーンもあるが、さすがにF14が作戦行動に飛ぶのは無理があると思って作品を観て、最後の最後に主人公が乗り込むシーンには鳥肌が立った。ああなるほどそういう使い方があったかとねw

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

早朝の赤城高原では半袖ではもう寒くて震えるようだが、南から湿った空気が運ばれてきている状況でたまたま気温が高かったりすると、植物たちが蒸散作用で水分を外に出すので、うっかり路端を歩くとヒザ下がびしょ濡れになってしまう。

でも逆光に輝く水滴は自然の宝石のようで美しい。

以前から問題視されていたネット上での生きもの販売だが、ここに来てヤフオクが「持続可能な取引」を目指して、生体販売のガイドラインを定めたとのこと。

特に個人が販売目的で野生下の個体を採取して出品する..オオクワガタやゲンゴロウ、メダカなどレッドリスト種..行為を禁じ、業者が繁殖させた個体のみ流通させる方向になったようである。

メルカリやラクマ辺りでは以前から生体販売は不可だったが、ここに来てようやくヤフオクも追随する形になったと言えよう。

そもそもレッドリストに載っているような種は論外だが、そうでなくても特定の人気の生きものの需要は高く、爬虫類や昆虫などは乱獲と言ってもいいほどのひどい有り様になっていると聞く。

例えば絶滅が危惧されるレッドデータであり天然記念物でもイヌワシ辺りだと、無許可での捕獲行為自体が法律に抵触するし、そもそも乱獲するほど数がいない。← ネットで売るのも大変だけどw

その点で昆虫や魚類などは罠を仕掛けて用意に捕獲できるので、マーケットから締め出さない限りやりたい放題にあるのは世界中どこでも同じ状況である。

生きものの採集がすべて悪いとは言わないが、絶滅に瀕していたり採集行為がそれを誘発するようでは本末転倒なので、個人で愛でる範囲、責任持てる範囲で関わるべきだろう。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

珍しく横向きに花をつけるホタルブクロ。遠目に見かけた時は最初なんの花かわからなかった。

どんなアプリ開発で必ず事前に外部テスターを使って実機環境で検証は行う。

IDEのデバッグモードでも実機をつないでテストは可能だが、厳密な意味でリリースビルドとは異なるので、本番前にはそこはやはり慎重になる。← 特にAndroid

が、それでも問題が起こるから厄介なもので、例えばある端末で半年間繰り返し実機テストを行ってきて特に問題なかったのが、本番リリース後に同じ実機にストアからインストールしたら動作しないという罠。

スタンドアロン系のアプリと違ってWebサービスと連携するタイプのアプリだと事はさらに複雑になって、それはもう何をいわんや状態である。

それとiOSはOSもハードもAppleしか提供していないが、AndroidはOSこそGoogle提供なれどハードはそれこそ星の数ほども亜種が存在するので、基本的にリファレンス機を定めて動作確認する以外に手はなく、あっちでは動いたがこっちでは動かないという問題がリリース後に発生しやすい。

そういう意味でプログラマブルに使えるので面白いのはAndroid端末だが、作る側の理屈だとiPhoneのほうが安心していられるというのはある。

受託開発だとリリース後は手を離れるケースがほとんどだが、個人開発では色々手を入れてメンテしていく必要があるので、リリースしたらそれで終いとはならない。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この時期にしては珍しくきれいなスジグロシロチョウ。最近羽化したばかりなのか気温の低さなのか、近づいても逃げる気配がなかった。

一口に赤とんぼと言っても、科として分類すると結構な種類がいる。先日のコフキトンボなども、赤くはならないがアカトンボ亜科として分類する向きもあるようだ。

うちの近所で見られるのは圧倒的にアキアカネだが、時々リスアカネやネキトンボなどを見掛けることもある。

ここ数日で相対的にそんな避暑トンボたちの数も減ってきており、今年も赤くないままに多くの赤とんぼたちを見送ることになりそうだ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

アキアカネにそっくりで、飛翔中に見分けることはほぼ困難なのがナツアカネである。留まっている時に横っ腹を確認できれば両者を識別することは可能。

なので圧倒的にアキアカネとは書いたが、そこそこの割合でナツアカネが混ざっている可能性は否定はしない。

ただ、ナツアカネは下界に降る前に赤く成熟する割合がアキアカネに比べて高いので、赤い個体を見かけたらナツアカネであることが多い印象。

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この度、フィールドノートを記録するスマホアプリ『Nレコ』を正式にリリースしました。

春先にベータ版として先行公開していたiOS版を正式版として、そして新たにAndroid版をリリースしたので、興味のある方はダウンロードしてみてください。

プロジェクト自体は1年以上前に始まっていたのですが、各開発チームの都合と、本業の狭間で遅々として進捗を見なかったのですが、さすがにiOS版に半年遅れがリミットと見ていたので、この夏に個人開発をテコ入れしてこぎ着けた次第です。

そもそものマーケットへのリリースのきっかけは、気象庁が生物季節観測を廃止するという話を聞いてそりゃせっかくの統計がもったいないということで、それなら在野の観察者・研究者の日々の観察データを集めたらどうか、というところから始まっています。
(気象庁が従来からやってきた観測自体は別の団体が引き継いでいる)

実はアプリ自体はもともと仲間内だけでAd Hoc的に使用していたプライベートアプリだったもので、それを世に出すなら見栄え良くUIからデザインし直して、尚且Android版もないといかん..仲間内はiPhone使用者だけだったもんで..ということになって、さらに前述の生物季節観測的なサービスとの連携を組み込んでいる内に時間が経ってしまったという状況です。

この手の個人開発的なものならコスト掛けずにWebアプリでもイケそうですが、電波の届かない山奥でもオフラインでリアルタイムに観察データを記録することを第一の目的としていたので、ここはコスト掛けてもネイティブアプリを選択しています。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

とまあ基本はフィールドノートの記録アプリなので、きっかけの難しい志はさておきつつも、まずは個人個人の観察記録を付ける一助になれれば良いと考えています。

で、その内に今年のウグイスの初鳴きは!オオルリの初見は!オオハクチョウの渡来は!と言った具合に、その年その季節の初観測をアプリから飛ばしてもらえれば、サービスが続く限りはいずれ世の役に立つこともあるかと。

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もう近所ではすっかり定着しているガビチョウ。

時々庭先にやって来てにぎやかに鳴いていることがあるが、今年は隣家の庭で繁殖していたようで、ここ数日は巣立ちった若鳥たちがうちの庭にも出張ってきている。

居間の際に経つヤマボウシなどは絶好の遊び場と見えて、同じく今年巣立ったヒヨドリの若鳥たちと終日小競り合いを繰り返し、まあその賑やかさときたら、アブラゼミも鳴き止むほどである。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

世間で言われているほど他の鳥の生息状況に影響があるようには見えず、今さら外来種だと忌み嫌ってみても詮無きことなので、もはや受け入れるしかないというのが実際のところだ。

食性が似通っているクロツグミやアカハラなど大型ツグミ類に影響があるとはよく聞くが、ガビチョウが定着して以降も毎年近所でクロツグミは繁殖しているので、地域性とかあるのだろうね。

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葉月も終わる

2022/8/31

早くも8月が終わる。そう今日は月末、色々多忙なのである..

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先日のノコギリクワガタは結局4日ほど玄関前のクヌギに滞在していた。

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一般的にはカタツムリとかデンデンムシとか呼ばれるが、マイマイというのが種として正式な呼称とのこと。

亜種が多くて定義が難しいらしく、陸生の貝の仲間を総称してカタツムリと呼ぶようになったらしい。童謡でデンデンムシと歌われるので幼児にはデンデンムシのほうが通りが良いが、今どきだと電伝虫と書くと想像上の生きものになるかw

多くのカタツムリの仲間は右巻きだが、本種はヒダリマキマイマイの名前の通り数少ない左巻き派である。

カタツムリは雌雄同体なので単独でも繁殖できるが、別個体と遭遇した際には交尾をして繁殖するので、やはり自分だけで頑張るよりは他人の血が入ったほうが命をつなぐ可能性が高いのだろう。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

路上をのんびり移動するヒダリマキマイマイを超ローアングルで正面からパチリ。写真の個体は関東の山間地に分布する亜種チャイロヒダリマキマイマイのようだ。

先日のヤマナメクジ同様に動きはスローモーなのだが、頻繁に触覚を動かすのと背中に背負った殻が動くせいかヤマナメクジよりは動ている感がある。