湿気っぽくて暑い
X-H2のデジタルテレコン時のEVFの見え方だが、よく考えたらGFX100Sに35mmフォーマットモードというのがあって、35mmフルサイズにクロップされた状態で表示されるので、X-H2も同じ挙動になると考えるのが適当だろうね。
というどうでも良い話って言えばまあそういうことだw
今週はどうにも湿気っぽい日々に逆戻りしてしまって、秋は一体どこへ行ってしまったの?って感じ。
気温もこの季節としては朝から異様に高く、ヒダリマキマイマイの幼生が活発に動き回っているぞ。
X-H2のデジタルテレコン時のEVFの見え方だが、よく考えたらGFX100Sに35mmフォーマットモードというのがあって、35mmフルサイズにクロップされた状態で表示されるので、X-H2も同じ挙動になると考えるのが適当だろうね。
というどうでも良い話って言えばまあそういうことだw
今週はどうにも湿気っぽい日々に逆戻りしてしまって、秋は一体どこへ行ってしまったの?って感じ。
気温もこの季節としては朝から異様に高く、ヒダリマキマイマイの幼生が活発に動き回っているぞ。
一般的にはカタツムリとかデンデンムシとか呼ばれるが、マイマイというのが種として正式な呼称とのこと。
亜種が多くて定義が難しいらしく、陸生の貝の仲間を総称してカタツムリと呼ぶようになったらしい。童謡でデンデンムシと歌われるので幼児にはデンデンムシのほうが通りが良いが、今どきだと電伝虫と書くと想像上の生きものになるかw
多くのカタツムリの仲間は右巻きだが、本種はヒダリマキマイマイの名前の通り数少ない左巻き派である。
カタツムリは雌雄同体なので単独でも繁殖できるが、別個体と遭遇した際には交尾をして繁殖するので、やはり自分だけで頑張るよりは他人の血が入ったほうが命をつなぐ可能性が高いのだろう。
路上をのんびり移動するヒダリマキマイマイを超ローアングルで正面からパチリ。写真の個体は関東の山間地に分布する亜種チャイロヒダリマキマイマイのようだ。
先日のヤマナメクジ同様に動きはスローモーなのだが、頻繁に触覚を動かすのと背中に背負った殻が動くせいかヤマナメクジよりは動ている感がある。
夜半にかなり強く雨が打ち付け、農道上は畑土がそこかしこで流れ出すこの季節のいつもの見慣れた風景。畑土は水分を含むとグチャグチャになり、乾けば乾いたで埃っぽくなってなかなか厄介である。
そんな雨上がりの朝、チャイロヒダリマキマイマイがのんびりと農道を横切っていく。隣接するキャベツ畑はほぼ収穫が終わっているので、雨後ということもあって今日は農家のトラックもやって来ないだろう。
予報では日中晴れて暑くなることもないので、まあゆっくり向こう側へ行けばいいさ。
この新作の超広角ズームはなかなか良い。
オリンパスを使い出すまでは同じマイクロフォーサーズ連合のパナがメインで、レンズも動画用に一通り揃っていて、以前はパナライカの8-16mmを使っていたが、今回は同じレンジのこのPROズームと入れ替えである。
ズーム全域でレンズ前面間際まで近接でき、25mm(35mm版換算で50mm)側では0.4倍の撮影倍率が得られる。8mm(35mm版換算で16mm)側ならギリギリ近づいて背景をグワッと写し込めるのが良い。
巷ではあまり好まれない沈胴式のズーム機構だが、明示的なストッパーがあるわけでもなくゆっくり回せば軽くカチッとラチェットが外れ、そのまま撮影することが出来る。
パナのGレンズにも沈胴式のレンズがあるので、G9に装着して沈胴したまま電源を入れてもちゃんとモニターにその旨のアラートが表示される。
サイズ的にはパナライカほうが若干小さくて重量は100g近く軽い。しかもパナライカはインナーズームで全長が変わらない優れものだったが、PROズームは望遠側が50mmまであって標準ズーム的にも使えるのが良い。
何より深度合成を始めとするE-M1系の多彩なカメラ内合成機能は、オリンパスのPROレンズでないと対応してくれないので、少しづつオリンパスのレンズに置き換わりつつある。
7月に見た時とほぼ同じ場所でヒダリマキマイマイに遭遇。時間帯もほぼ同じ早朝で、進行方向も同じ。
相変わらずのんびりと農道を横断しているが、夏場と違ってもうこの辺りは農作業をしていないので、運悪く農家のトラックに轢かれることもないだろう。
この個体は殻の色が濃い感じ。標高の高い場所の個体は濃いと聞いた気がするが、実際のところはどうなんだろうか。
のんびりと朝の農道を横断するヒダリマキマイマイ。決して本人の意志ではないだろうが、その歩みは遅々として進まず、何もこんなところを大っぴらに渡らなくてもと思う。
朝採りレタスの時期なので、いつもなら早朝からひっきりなしに農家のトラックやらパートさんの車が通るため、朝になると小動物のたぐいの轢死体は日常茶飯事だが、今年はこの場所はほとんどが蒟蒻畑なので、その点ではラッキーだったかもね。
カタツムリは陸生ではあるが、れっきとした巻き貝の仲間である。ヒダリマキマイマイはその名の通り貝殻が左巻きだが、実は巻貝の大半(ほぼ9割)は右巻きだ。
左巻きは陸生に多いという事実もあるが、カタツムリはほとんどが右巻きで、左巻きなのはヒダリマキマイマイくらいという何とも不思議な話である。
巻貝の巻き方の理由ははっきりと判っていないそうだが、少なくとも交尾するとき..カタツムリは雌雄同体で向かい合わせで体を寄せる..には同じ巻き方をしていないと成立しないので、巻く方向は種で決まっていることになる。
ちなみに写真の個体は、ヒダリマキマイマイの亜種であるチャイロヒダリマキマイマイだ。