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ナメクジはカタツムリ同様に陸生巻き貝の仲間で、見た目は殻がないカタツムリなのにカタツムリほどは市民権を得ておらず、見た目で忌み嫌われる生きものである。

まあその見た目もさることながら、農産物や花壇を荒らすので害虫扱いされるという側面もあるしね。

うちでも時々玄関周りに姿を現すことがあるが、そうするとどこからともなく天敵のコウガイビルも出てくるので、放置しておけば数日でどちらも姿を消す。

ちなみにナメクジとカタツムリは近縁ではあるが完全に別種であり、ナメクジにカタツムリの殻を載せてもそこに入ることはない。逆にカタツムリから殻を取ったらカタツムリは死んでしまう、そういう関係である。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

路上をのんびり移動するヤマナメクジを超ローアングルで正面からパチリ。

ヤマナメクジは日本最大のナメクジの仲間で、写真の個体もそうだが10cm以上もある大型種だ。こんなに巨大でも通常は森の中に生息するので人目に触れることほとんどないのだが、朝の涼しい時間帯に時々こうして路上を移動しているの見掛ける。

で、そうなると残念ながら朝採りトラックに轢かれてしまうことも多いのである。

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