登山道脇の手すりにヒカゲチョウがとまって、登山者が通るたびに一旦は離れるものの、すぐに戻ってきてを繰り返していた。
ヒカゲチョウの目的は登山者の手汗が付いた単管パイプで、いわゆるミネラル分の補給である。
麓で見掛けるチョウの仲間は人の動きに敏感ですぐに飛んで移動してしまうが、このヒカゲチョウや同様に山でよく見掛けるヤマキマダラヒカゲなどは逆に人に寄って来る性質がある。
山で休んでいると汗を吸った衣類やザックにとまって、写真のように汗を舐めているのである。
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人も虫も、というより生きもの全てにとってミネラルの補給は大切だったことだね。