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GFXはフランジバックの短いミラーレスカメラなので、他社マウントの一眼レフ用レンズを使用することができる。

ただ、35mm版フルサイズの約1.7倍大きいセンサーサイズなので、イメージサークルの狭いレンズだと周辺がケラレたり極端に減光したりする場合がある。

それでも撮影後に不要な部分をトリミングすれば画像としては何も問題なく使えるが、レタッチと同じでそれ前提というには何とも面倒である。

そこで、GFXには35mm版フルサイズでセンサーを自動でクロップする35mmフォーマットモードなる機能が用意されていて、面倒な後処理を省いてくれる仕掛けになっている。

自己責任の範疇であるにせよ、他社製のレンズを制限なく自由に使えるような機能を用意しているのは、そもそも専用のGマウントレンズが少ないので背に腹は代えられないという事情だと推察。

ちなみにクロップされるので当然画素数は減るのだが、それでも6000万画素あるので何も困ることはないだろう。まあ言ってしまえば6000万画素の35mm版フルサイズ機としても使えますよ、ということだな。

iPhone 11 Pro

ということで、まずはキヤノンのFDレンズの銘玉FD500mmを装着してみたが、ラージフォーマットの中判ミラーレスカメラとは思えない意外にコンパクトな装着感に驚く。

予想通り35mmフォーマットモードをOFFだと四隅が若干ケラれるが、ONにすると問題なく使える。

MFレンズなので動体撮影では使い勝手がよろしくないが、GFXには超望遠レンズがラインナップされていないので、必要な人にはこれはこれでアリかな。

AFに慣れてしまっているので個人的に写真目的で使うことはないだろうが、GFXで動画を撮る際には結構使えるのではと期待している。

FUJIFILM GFX100S / Canon New FD500mm F4.5L / Velvia

庭に来るカワラヒワを狙ってみたが、6000万画素もあるとそれこそ恐ろしいほどの解像感だ。

GFX100SはIBISが搭載されているので、ISOを上げて早いシャッターを切れば500mm手持ち撮影もできなくはないが、さすがに歩留まりはよくないので、三脚使用が妥当だろう。

ちなみにクロップされてもファインダー上では周辺がマスクされることはなく、それこそ違和感なく35mm版フルサイズ機の感覚で使えるのは気が利いている。