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X-H2の4000万画素APS-Cセンサーは高解像度過ぎて、設計の古いレンズの中には推奨されてないものがある。

メーカーが公開しているリストで手元にあったうち赤バッジズームは問題ないが、X-T1の頃から使っている古い単焦点レンズは厳しいとのこと。

正確には絞り込んで撮る分には使えないことはないが、開放だと周辺部でキレがなくなるようだ。明るい単焦点レンズで開放が厳しいとなると意味がなくなるので、古いレンズは早晩入れ替えるか手放すことになりそうだ。

ちなみに単焦点のXF90mmとXF50mmF1.0は開放から使用してもまったく問題ない。

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / PROVIA / Dレンジ優先

XF10-24mmという古いレンズ..II型なのだがレンズ設計は古いまま..でちょっと試したところ、確かに開放F4の周辺部が怪しい感じなのが拡大するとわかるが、2段程度絞ったところ改善されたので、この点はメーカーの言うとおりである。

XF10-24mmは35mm版換算で15mmスタートの超広角レンズで、使う場面は写真のような風景的なシーンになるので、このレンズに限って言えばとりあえずそのまま使うことになりそう。

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia / Dレンジ優先

では開放で使えないのかと言うと必ずしもそうではなく、要は使い方次第だな。ピンが合っている部分以外をぼかすのであれば周辺部は気にならない。

とは言えやはり4000万画素に耐えうる低価格の超広角ズームのラインナップは急務であろう。

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