年別アーカイブ : 2019

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E-M1Xの低照度下のAF性能は優秀らしい。フルサイズのEOS R並みという話だから、マイクロフォーサーズ機としてはかなり頑張っている感がある。

生きものを撮っていると、フォーカス精度もさることながら、合焦に至るまでの時間のほうが問題だったりする。一昔前のコントラストAFだと、暗いと実にのんびりフォーカスが行ったり来たりしてくれて迷惑千万。

極端な話、大体合っていればまずはそこで一回シャッターを切りたい。さらにピントを追い込む余裕があれば、一眼レフと違ってミラーレス機はファインダーに像が見えているので、最後は自分でピントを調整できる。

ただ、このやり方を活かすにはコンティニュアスAF..C-AFとかいうアレね..時に、フォーカスリングを回してピント調節が割り込める仕様が必要となるが、昔からAFの駆動をレリーズから切り離して使っているので、この辺りは問題ない。

今に始まった話ではないが、暗いことを理由にAFが迷うときはなるべく早く諦めて欲しい。それと、頼むから無限遠まで戻っちまうのも勘弁だ。諦めるときは迷った辺りでそのまま止まるのが正しい。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

今週、平野部の農地ではすでにホトケノザの群落が見られた。まさに暖冬極まれりだ。

仕事柄か、TMさんはSNSはやってないの?とよく聞かれる。この場合のSNSとはFacebook、Twitter、Instagramを指すことが多いが、実はどれもやっている。

正確には商売柄という側面が多分に大きいのであって、自分自身の情報発信ツールとしてはアクティブに使っていない状態だ。

企業・自営を問わず複数社のサイト管理を行っており、ありがたいことにその取引先も年々増加の一途を辿っているのだが、その延長にSNSへの情報発信代行もメニューとしてあるので、朝に晩にその代行作業が忙しい。

つまり、現状では他所様のナカノヒトになりきっているため、自分自身の情報をリアルで発信するような余裕はまったくないというのが実情である。

時々、巡り巡って「ドコドコのHPにナニナニが載っていたけど見た?」とか、「ドコドコのTwitterでナニナニの情報がツィートされていたよ」的な連絡をもらうが、「あ、ソレはオレが昨晩アップしたヤツ」というパターンがあったりする。

もちろん守秘義務が発生するので微塵もそんな素振りは見せないが、世の中のウラというのは案外そんなものなのである。

企業のPR活動として、朝の通勤時間帯に合わせてターゲットに対してPRメッセージを飛ばすのは当たり前。通勤ラッシュの電車内で貴方が見ているそのFacebookやTwitterの広告は、実は赤城山の中腹から発信していたりする、いやもしかしたら隣に立ってスマホゲームをしている人が発信していたりする、今はそんな時代なのである。

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

今週前半は平野部で仕事だったせいか、春かと思わせる陽気であったが、早春のこの時期は三寒四温がしばらく続く。

標高800m付近の赤城山の中腹では、その暖かさで解けかかっていた雪が再び凍りついていた。

カテゴリ:独り言

平野部の水田地帯に朝日が登る。夜のうちに雨が降り、夜明け前から気温が高めだったので、予想通り霧が発生した。

波長の長い朝の鈍い光が朝もやに反射して、色温度も低く必然的に見るものすべて暖色系に包まれる。

近くの沼からはコォーコォーというコハクチョウの鳴き声が聞こえてくる。グワッという声を見上げれば、アオサギがゆっくりフワフワと頭上を飛んでいくのが目に入った。

軽トラックや通勤車両が農道を行き交い始め、あらゆる生きものの一日が始まる。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

水田地帯と言って暦の上ではまだ冬なので、農作業が始まるのは3ヶ月は先の話だ。

カテゴリ:季節感|タグ:

先日の記事でX-T30の動画性能がさも良くないような書き方をしたが、X-T3の動画性能が突出して良いのであって、決してX-T30が悪いという話ではない。

むしろ倍以上の値段が付いている某C社やナイコンのフルサイズミラーレス機辺りより、ビデオフォトグラファー向けには断然優れた性能である。コストパフォーマンスで言えば、そもそも勝負にならないほどX-T30のほうが上であるのは間違いない。

たかだか10万程度のミドルクラスに、ここまでのスペックを盛れる富士フイルムが優れているというよりは、いかに某C社とナイコンが手を抜いているかと見るのが正しいだろうね。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

雨水の昨日は言葉通りの雨模様で、最接近中の満月(スーパームーン)が顔を出すことは叶わなかったが、明け方の月の入りの前にその姿を拝むことができた。

週の前半は平野部で外仕事に従事。この角度から見る我が赤城山は新鮮なことこの上ない。そんな我がスタジオはあの山の裏にある。

iPhone 6

関東平野北部はすっかり春の陽気であったが、いつも飲んでいるお茶のラベルも春の装いであった。

カテゴリ:季節感|タグ:

寄り道

2019/2/17

明らかに何かを探しつつ、パタッ、パタッという感じの歩き方が見て取れるノウサギのフットプリントだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

途中、雪に埋もれた木の枝..大風で折れて落ちた木の枝..に寄り道するも、冬はそれこそ固い木の芽なども口にするが、さすがに枯れ葉まで食べないわな。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:,

手元のX-T2の引取先が見つかったので、そろそろX-T3を手に入れようかと思っていたところ、先日発表されたX-T30がとっても良い感じではないか。

昔はサブ機も同じモデルというこだわりがあったが、どうせ手は二本しかないので、必ずしもフラッグシップ機ばりのフルスペックは必要ないと思う今日この頃である。

以前にも書いたが、フジには画質面でのヒエラルキーが存在しないので、X-T30もX-T3と同じ画質というのが良い。しかもAFと連射性能はX-T3のそれという出血大サービスなのである。

防塵防滴と動画性能に用がない人には、どう考えてもX-T30がお買い得であろう。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

口コミで広まったのか、連日餌台が大賑わいである。我が家のスーたちも負けじと群がっているが、20羽近いアトリの集団には多勢に無勢である。

そんな中、今年の目玉はカケスで、例年は多くて2羽が入れ代わり立ち代わりという状況だったのが、今週に入ってから最大5羽が同時にやって来るというフィーバーを見せている。

カケスは警戒心が強いので、郵便屋や宅配業者が来るだけでしばらく姿を見せないこともあるが、この冬は付かず離れずでいるようだ。

羽痕

2019/2/14

CP+を前にパナのS1が発表され、早速色々情報を調べているところ。一部予想外な点もあったが、概ねこれまで得ている情報と大差なく、非常に好印象である。

他との兼ね合いもあるので実機を確認したいが、やはりCP+へ足を運ぶのが色々な意味で正しいのだろう。が、今年もそれが許されない状況にあるのは否めず、悶々とする日々である。

ダークホースのオリのE-M1Xも触ってみたいしね..

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

路上に残る怪しい痕跡は、ハシブトガラスの羽の跡。恐らく仲間同士で餌を巡って小競り合いでもしたのだろう。

冬の色

2019/2/13

まだ2月も半ばに差し掛かったところだが、この週末辺りから暖かくなるという話で、赤城の麓もボチボチ春めいてくるのだろうか。

早春の気配など探しに北部の谷へ出掛けたいのだが、時節柄なかなか時間のやり繰りが難しい日々がしばらく続き、我慢我慢の日々である。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

赤城高原から望む冬の山々を16:9で切り取る。

基本的に冬は色の乏しいモノトーンの季節だが、朝夕に限って言えば他の季節より艶やかかもしれない。

カテゴリ:季節感, |タグ:,

二手に

2019/2/11

二匹のキツネがじゃれ合うように歩いてきたと思ったら、不意に目の前で二手に分かれた。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

と言うのは冗談だが、どんな生きものでも仲睦まじいことは良いことだ。

カテゴリ:ほ乳類|タグ:,