年別アーカイブ : 2019

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昨日の雨は標高の高いところではそのまま雪だったようで、東側の斜面が早くも黒々と露出していた浅間山も、再び春の雪をまとって白銀に変わっていた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

高崎で仕事の帰りに二度上峠まで足を延ばしてみたが、峠付近も20cm程度の積雪があった。さすがに水分の多い春の雪なので、夜間は凍結に注意したほうが良いだろう。

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週末の降雪はすぐに雨へと変わり、積雪もあっと言う間に消えて無くなった。

ここしばらくは雨が降る日が多いという話だが、この冬は雪が少なかったので、初夏の農繁期に水不足が危惧されていることを考えると、どんどん雨は降るべきだ。

人だけでなく、水はあらゆる生きものの命の根源だしね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

シトシト雨が落ちる中、ノスリがキョロキョロ探餌中。この連中はこの程度の雨ならほとんど気にしないで活動する。

例年この谷で繁殖しており、先日もこの付近でディスプレイを行っていたので、そろそろ造巣行動に入る頃だろう。

話は違うが、明日は晴れる予報なので、ノスリの留まっている杉は間違いなく花粉を飛ばすだろうねw

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朝からみぞれまじなれど春の雪。すぐに解けてしまうだろうけど、これは春を迎える季節の儀式のようなものだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME
カテゴリ:季節感

春の踏査

2019/3/2

天狗様の営巣状況確認のため北部フィールドへ。冬季以外で週末や休日に山へ入ることはまずしないが、この季節なら人目をはばかることはない。

今月は月末まで予定が詰まっているので、少しでも空いている時間を有効に使わないとならないという事情があるのでね。

iPhone 6

それにしても雪が少ない。例年ならこの時期でもこの5倍程度は積雪があって、スノーシューが無いと歩くのは非常に難儀である。そもそもここまで車でアプローチできたことが驚きだ。

ま、それはそれこれはこれで、おかげで楽させてもらったけどねw

カテゴリ:季節感

家の前の畑でヒバリの初鳴きを確認。過去のデータを見る限り、赤城高原に住み始めてもっとも早い記録である。

暖かい日が続くと思い出したようにさえずるシジュウカラも、一昨日辺りから本格的に鳴き出している。

どうやら昨年のように今年も春の訪れが早いのは間違いないようだ。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

落日が榛名山から徐々に子持山に戻ってきた。獅子岩付近に沈むのは、今の時期と秋の終わり頃になる。

その分日照時間も長くなって、冬に比べると昼間の活動時間にお得感があるね。

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縦横無尽

2019/2/28

今日からCP+が始まった。今年は久しぶりに行けそうな気配濃厚だったが、結局例年通りそんなヒマはない現実に追われる年度末である。

そんなこちらの状況を知ってか知らず..そんなわけねぇぞw..か、仕事を手伝ってくれている若手や、カメラマン仲間たちが続々と報告を飛ばしてくれるのは、ありがたいやら迷惑やら。

やたら届くLINEの通知が目に余るので、CP+の期間中はバッジだけに設定することにしたw

FUJIFILM X-H1 / XF35mm F1.4 R/ CLASSIC CHROME

ピョンピョンと縦横に跳ね回っているのはハタネズミ。

時間帯を問わずその姿を直接見る機会はなかなか無いが、電柱に留まってジッと地面を凝視しているノスリや、林縁で待ち伏せするフクロウ、畑の中をフラフラと歩き回っているキツネなどが、ネズミたちの存在を想像させてくれる。

彼らも生きるために危険をとして動き回るが、その行為自体が上位の捕食者たちの生きる糧になっているのだ。

兎の爪痕

2019/2/27

Windows Server 2012で動作しているWebサービスをローカルに構築しようとしてハマった。

WebサーバーはIISでなくApacheなのだが、データベースはSQL Serverという変則。うちの手持ちでフリーとなっている環境はWindows 10とSQL Server 2017というある意味最新で、最初はそっちに合わせてPHPを7にしたところ、対応のドライバがネットの情報でどれも上手く行かずにこれで半日浪費。

PHPは5.6まで落とすことにし、結局XAMPPの該当バージョンを探してきてインストールするも、今度はなぜかApacheが起動せず。が、ここはポートを弄って取り敢えず回避。

最後はSQL Server 2012の検証用データを2017に一発で復元できず、結局Accessを間に挟んでエクスポート・インポートという奥の手を使い、どうにかこうにかシステムを稼働状態に復元できた。

昨年あたりからだが、Windowsのリニューアル系の仕事の引き合いが増えてきている。IE問題もあるので、そろそろそういう時期に差し掛かってきているということの証か。

FUJIFILM X-H1 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

雪上に残ったノウサギの爪痕。雪が固く締まっているので、沈み込みこと無く跡が残ったようだが、爪痕だけというのも珍しい。

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今日の南関東は昨日の快晴とは打って変わってどんよりした一日。終日南寄りの風が吹いていたが、気温は低く、ダウンまでは必要なかったが、防寒アウターは必須であった。

それでも先日同様に藪のあちこちからホーホケキョとチョットコイ..これはコジュケイね..の合唱が響き、ガビチョウに負けず劣らず賑やかであった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

高い空の燕に教えを乞うたのは中島みゆきだったか。朝早くから、西から東へ移動していくイワツバメとヒメアマツバメの混群を確認。

ただ、ひたすら高空を飛んでいくので、撮れたのは証拠写真程度だけどね。

FUJIFILM X-T3 / XF60mmF2.4 R Macro / CLASSIC CHROME

フィールドスコープを使って長時間頭上を仰角で眺めていると、当然首が疲れてくるので時々足元に視線を移すのだが、よく見るとあちこち地面をナナホシテントウが徘徊していた。

そうか、燕に教えを乞うた地上の星とは七星天道のことだったのか、なんてねw

今朝はウグイスの今シーズン初鳴きを確認したが、そこそこ上手にホーホケキョと鳴いていたので、本当の意味での初鳴きはもっと早かったと思われる。

と言ってもこれは南関東での話。地元赤城高原における初鳴きは、例年並みならまだ一ヶ月程度先になりそうだ。

それと、拙者は今のところまださほど花粉の影響を受ける状況にないが、今日は風が吹くたびに周囲の杉から花粉が飛散する様が見て取れた。

午後遅くには視界が靄がかかったように白くなって、飛散量の多さを視覚的に体感できた。花粉症の症状がひどい人たちにはまさに目に毒の眺めであったことだろう。

FUJIFILM X-T3 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

鶯とくれば梅。南関東では梅も今まさに満開である。

冬から早春にかけての花と言えば、山ならマンサクやダンコウバイ、里ならロウバイやフクジュソウなど、黄色い花から季節が動き始める。

やや風が強い日、春を今かと待つ農地の畦に立っていると、目の前をそんな黄色いものがヒラヒラと移動していくのが目に入る。

地面に落ちた..正確には降りただけど..ところを近づくと、黄色いものは風に飛ばされるようにまた飛んで行ってしまった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x 1.4 / PROVIA

虫屋の知人によれば、モンキチョウは早ければ3月には羽化して出てくるらしい。

暖冬で早くに羽化してしまったのかと、ちょっとそういうネタを考えていたのだが、そんなに珍しいことではないとのことだ。

いつも言っていることだが、自然界に人の暦は関係ない。季節の動きに合わせ、自分たちの都合の良いようにそれこそ自然に生きているということだ。

カテゴリ:小動物|タグ: