年別アーカイブ : 2019

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日中の温度が凄いことになっている。北海道含めほぼ全国レベルで真っ赤っか。特に関東平野と近畿圏は紫色だったぞ。

5月ごろは初夏とは思えない寒さで、梅雨はなかなかな明けずにジメジメとシケっぽく、やっと夏が来たと思ったらこのザマである。もう異常気象というフレーズに新鮮味などまるで無い。

こんな状況であるにも関わらず、東京でオリンピックをやろうと考えるのは正気の沙汰とは思えないね。5月くらいまでは今夏はエルニーニョだとか噂されていたが、関係者の間では来年こそは冷夏を願っているというまことしやかな噂まであるぞ。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

CLASSIC CHROMEがいかにもなフジらしい色合いを魅せてくれるが、ヘイズの影響で朝からまるで夕方のような眺めである。

カテゴリ:季節感

何やら巷では「NHKをぶっ壊せ」というキャッチーなハッシュタグが話題だ。

とかく料金の徴収方法やその根拠に良い話を聞かないNHKではあるが、民放に比べて良質な..ここは個人的な主観が大きいw..コンテンツを作っているのは確かである。

NHKが視聴率を気にすることなく硬派なドキュメンタリーや自然科学系のコンテンツを作れるのは、広告収入に大きく頼らないところに起因するが、その原資たる受信料の徴収根拠が物議を醸しているのも事実。

インターネット時代になりお茶の間のテレビ離れが進んで久しいが、放送を観る視聴側が様々に変化してきているのに対し、後付で根拠を付け足すにはさすがに無理があるのは誰が見ても分かることなので、そういった部分で冒頭のキャッチャーなフレーズに賛同する人が多いということなのだろう。

それに受信料云々だけでなく、ニュース系が今ひとつ大本営発表的なところがあるのもあまりウケが良くないね。

iPhone 6

チクッときたのでアブにも刺されたか?と思ったら、トノサマバッタの幼生だった。こいつはいきなり噛むことがあるので要注意である。

昆虫と言えば、先日とうとうゴールデンでNスペ化を果たした「香川照之の昆虫やばいぜ」など、まず絶対に民放では作り得ない内容だ。虫を扱う番組にスポンサーはまず付かないだろうからねw

最後まで観た人には分かるが、入り口は不定期で放送していたEテレのカマキリ先生で掴んでおいて、昆虫が現在置かれた状況「昆虫カタストロフ」までしっかり踏み込んだ内容になっている点で、Nスペで放送した理由がよく分かる。

大人だけなく、夏休みということもあって虫好きの子供たちにも、将来に残された危機を意識させようというのは良い試みだろう。

ねっとり

2019/8/1

本来なら朝のうちは高原の爽やかな空気が期待できるのだが、このところ朝からねっとりとしたものが体にまとわり付くのが分かる。

10日近く遅れて梅雨が明けたものの、湿った空気が未だに漂っているようで、触るもの皆ベタつく感じが不快である。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

ホトトギスの声も聞こえなくなり、鳥で鳴いているのはホオジロとガビチョウくらいだ。

朝早くからエゾゼミが鳴き出して、不快指数が一気に上る感じ。

カテゴリ:季節感

君の名はマメ

2019/7/31

この5月から我が家の居候が増えた。近所の農家の納屋でこの春生まれたメス猫で、その名もマメ。

個人的にネコは飼ったことがなかったが、昔家人が実家で飼っていてよく生態を知っているので、色々指導を受けているところだ。

ただ、日中は拙者が家にいることが多いせいか、日がな一日仕事場の中で遊んでいる(か寝ている)状況で、この辺りは餌をくれて散歩に連れって行ってくれる人をご主人さまと認識するイヌとは、結構違うようである。

イエネコとは言え生きものとして非常に興味深いので、当ブログにも時々登場願おう。

iPhone 6

最近のお気に入りは仕事場のモニター裏側の窓辺。小鳥やら虫が賑やかに動き回っているのを、飽きもせずによく眺めている。

それはともかく、好奇心旺盛なやんちゃ盛りなので、床に置いてあるものすべてがオモチャになってしまうのが目下の問題。

そう、先日のタコ足解放で「電源タップをデスク上に上げた」理由はマメのせいなのである。うっかり感電でもされた日にはたまったものではないのでね。

さらにマメが理由で他にも我が家で革新的なことが起きているのだが、まあその辺はおいおいw

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

光の森

2019/7/30

スギナが魅せる小さな光の森。

場所によっては地獄草などと芳しくない別名のあるスギナだが、早朝の時間帯に蒸散作用で発散する水滴が逆光でフォトジェニックである。

先日、某フラワー公園のロケ中に霧吹きとペットボトルを抱えたカメラマンの一群を見かけた。霧吹きを使って水滴が付着した写真を撮っていたようだが、植物の基本的な生態を知っていれば、ほんの少しの早起きで造作なく撮ることができる。

スタジオで物撮りする時は絵を作り込む必要があるので、そういった小細工を否定するつもりはないが、屋外で撮るなら可能な限り知識と目の前の状況すべてで完結したい。

まあ自然写真って言うくらいだからね。

FUJIFILM X-T3 / XF35mm F1.4 R / ETERNA

対象や環境、それに周囲にいる人に迷惑をかけない限り、創意工夫をすることは良いことだ。

だが、知識として知っているのと知らないのとでは、撮影結果に意図しない不自然さが生まれてしまう可能性がある。

もちろんファンタジーやSFの世界観をもって、それらを演出として表現する限りは何でもありだが、不自然さを抱えたままでは自然写真と呼べないの自明の理だ。

カテゴリ:花・植物|タグ:

タコ足解放

2019/7/29

複数のPCとそれにつながる外部モニター、NASを含めた大量の外付けHDD、その他周辺機器などなど。さらにデジカメにドローンにと撮影機材の各種充電器がそれこそタコ足配線という、IT系カメラマンあるあるな光景がデスク周りに広がっている

時々整理するものの、要らなくなったものや実機で借りていたものを返却したり、逆に新たに追加したりで一年も立たずにラビリンス状態に戻ってしまうのだが、これから雷シーズンに向かうに当たって、配線をリセットしてスッキリさせておきたい。

先日の密林のタイムセールで安く売られていたエレコムの10個口電源タップ..当然雷ガードとホコリ防止シャッターは必須だ..を3つ購入。カメラの充電器はメーカー専用から汎用のUSB充電器に変えてあるので、スマホ・タブレットと一緒にAnkerのUSB急速充電器にすべて集約。

恒久的なものは奥、すぐにお帰りいただくものは手前と、機器類の配置を変えたりしつつ、さらにそれまで床に転がしておいた電源タップをすべてデスク上に上げるなどして、ラビリンスを何とか抜け出ることができた。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / CLASSIC CHROME

朝から晴れたのはいつ以来だろうか。湿気っぽい空気はまだ滞留しているが、それでも日の出が拝めるか拝めないかでは気分がだいぶ違う。

カテゴリ:ガジェット

台風一過だが

2019/7/28

台風から変わった熱帯低気圧は夜半のうちに通り過ぎて、久しぶりに晴れたものの朝から湿った空気が不快である。

ともあれ晴れ間が出てきたので、そろそろ冷蔵庫にビールを詰めて夏をお迎えする準備をせねば。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日照時間の少なさにヒマワリも心なしか元気がないが、お天道様が顔を出せば上を向くかな。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

田んぼの上を何かが大量に飛び回っていて、最初はユスリカの蚊柱..子供の頃をそいつらを団体虫虫と呼んでいたw..かと思ったが、時期的にそれはもう無いなと望遠レンズで覗くと、トンボの群れであった。

トンボは小型のアカトンボだったので、恐らくアキアカネだと思うが、孵化したばかりで動くものに敏感なので、正確には同定できず。

しばらくは周辺で過ごし、盛夏になると標高の高いところへ移動..仲間のナツアカネはほとんど移動しない..して避暑トンボになる。そして秋には産卵のために再びここに戻ってくることになるが、その頃にはいわゆるアカトンボとなっているはずだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

今年初上陸の台風がいきなり関東直撃とは。すぐに熱帯低気圧に戻りそうではあるが、風が気になるね。

カテゴリ:小動物|タグ:

少々梅雨明けの予想がずれ込んでいるが、台風が近づいていては致し方あるまい。週明けの台風一過でようやく正式?に梅雨明けになるだろう。

どのみち月末も接近していて仕事が立て込んでいるので、梅雨だけ明けても身動きは取れんけどね..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

台風が近づき始めているが、近所の杉林では昨年の台風被害の後始末がようやく終わった感じ。

伐るべくして伐った木ではないので、こうして積み上げると不揃い感が強いね。

カテゴリ:季節感

来年公開のTOPGUN MAVERICKだが、伝え聞くところによると、飛行中のコクピット内を除いて全編をシグマのシネレンズで撮影しているという話だ。

近年、シグマがシネマ用レンズに力を入れているのは知っていたが、シネマ用機材の主戦場であると同時にプロモーションの場であるハリウッドにおいて、メジャーな映画で使われているというのはやや新鮮である。

シネマ用なので筐体は専用設計らしいが、光学系は既存のスチル用Artラインの製品をそのまま流用しているとのことで、Artラインシリーズの基本性能の高さが伺い知れる。

普段APS-Cやマイクロフォーサーズを使っている身としては、35mmフルサイズ用のArtラインは何れも巨大なレンズに映るのだが、光学性能で妥協をしないというシグマの強い意志が垣間見える。カメラメーカーの純正レンズは色々と制約があるが、レンズメーカーのシグマにはその辺りの遠慮がないのが功を奏しているようだ。

正直、昨今の際限ない巨大レンズを使ってまで35mmフルサイズ機を手にしたいとは思わないが、リグに組んで三脚運用なら大きさ重さは二の次となろう。

本格的な動画機材は運用形態ありきなので、カメラはそれ自体が撮像装置に過ぎず、そういう意味で先日発表されたシグマfpは興味深いという話になる。つまり、fpはシネレンズ用に開発されたと言っても過言ではないということだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

降雨の後にも関わらず、どこまでも澄んでいる雪国里山の用水路。

本当は飛んでいるアキアカネを水面越しに撮ろうとしていたのだが、モタモタしているうちにミラーに止まられてしまったw

カテゴリ:写真・カメラ