カテゴリ : 花・植物

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年輪

2014/5/31

新しいレンズのテストを兼ね、
村内某所にあるオオタカの巣を確認にいったところ、
営巣木が伐採されていた..

と言うのは冗談であるが、
営巣木から20mほど離れた倒木が途中から切られていた。
森の反対からアプローチしたので一瞬焦ったのは事実(苦笑)。
(倒れたのはこの冬の豪雪時とのことだ)

切り口からそう最近の仕業でないのは見て取れるが、
それでも抱卵中とかにチェーンソーを使ったのは明白であり、
よくぞまあ営巣放棄をしなかったものだと関心。

20140531

子供の頃、サバイバル術的なハウツーもので、
年輪の偏りで方角が判るとか教わった記憶があるが、
むしろ太陽の方角よりも力の作用する向きに影響を受けるので、
総じて急斜面ほど谷側に厚くなる傾向がある。

さて、山中で道に迷い、切り株の年輪を見てさらに道に迷う、
そんな人って過去にいたのだろうか?

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ひさびさ

2014/5/1

トップページ壁紙の月替り更新のついでに、たまにはブログも更新。

2月3月の繁忙期を過ぎたにも関わらず、自分のブログの存在も忘れてしまうほど多忙が続く今日この頃。山へ出かけて写真や動画やら色々記録は取ってくるものの、帰ってくると怒涛の内業の嵐のため、自分のブログを更新するという以前なら当たり前の作業が、すっかり日常のルーチンから外れてしまった(苦笑)。

4K系のネタや新しい機材のレビューなどもまたぞろ目白押しなれど、サボりぐせがつくとなかなか以前のようなペースに戻れず、ずるずると春を過ごす日々である。ああ、この悪しき連鎖はいつまで続くのか..

20140501

4月に桜開花のネタを更新しないなど過去初めてのことで、遅まきながら5月初日に桜の写真をアップ。でも写真自体はそんなに古いものでなく、ちょっと前に片品方面で撮影したものである。県内でも標高が高いとGWでもまだソメイヨシノの花を見るのはそんなに珍しいことでもない。

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一足早く

2014/1/29

20140129

この数日、関東は季節離れした暖かさが続くが、それも南の方は特に顕著だ。昨日今日と日中は気温も15℃前後まで上がって、梅も一気に開花したところが多い。

20140129b

何やら気配を感じて振り向けば、車内を勝手にうろつく不審者の姿を発見。うかつにもいつから潜り込んでいたのか判らないのだが、助手席からダッシュボードから、しっかり梅の花模様だらけになってしまっていた(苦笑)。

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たらっぺ

2014/1/18

タラノキは伐採地など開放空間にまっさきに生える、いわゆるパイオニア樹種である。そのたらっぺ(春に伸びる芽)は山菜の王様とも言うべき味わいで、てんぷらにして塩振って食べるのが最高だ。

先日の記事で伐採地巡回をネタにしたが、見まわる理由にはこんな楽しみもあるのだ。林道脇などアプローチがし易い場所は地元愛好家との競争になるが、ちょっと奥まったところであれば、そう急がなくても十分収穫できるのが良い。

20140118

写真はタラノキの冬芽。たらっぺとはタラの芽の我が郷土での呼び名である。先端の最初の芽を太郎っぺと呼び、それが訛ってたらっぺに転じたと思われる。順に2番目の芽を次郎っぺ、三番目の芽を三郎っぺと呼ぶわけだが、山菜として収穫していいのは、次郎っぺまで。それ以上に手を出すと翌年は芽が出ないと教わった。

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低地の紅葉

2013/11/22

20131122

県内の紅葉は全般的には終盤に差し掛かっているが、平野部など標高の低いエリアではまだもう少し見られそうである。高崎でロケ中にちょっと時間作って、隣接する林内でパチリ。あ、サボっているわけではないです、けっして..

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晩秋に仏の座

2013/11/19

20131119

狂い咲き、などといかにもマスゴミが飛び付きそうな、自然界で異変が起きている!的な絵だが、そりゃ植物にも都合があるわけで、暖かければ咲きもするだろう。などとうそぶく今朝の気温はちょうど0℃なり。割と春早くに花を咲かせるホトケノザでも、やっぱりちょっと寒そうな気がする。

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クロベ

2013/11/16

急遽ピンチヒッター的な頼まれ仕事で隣県へ。

一度積もった雪もすっかり解けてしまっていたが、そのせいでブナの林床は泥炭の如きドロドロ状態。まだジムニーに積んであった長靴で事なきを得たが、同行者の中には真新しいトレッキングシューズの人もいて、かなり難儀していたようだ。登山をするわけではない..でも前半はそんな感じだったけど(苦笑)..ので、真冬を除けば野外活動は長靴が一番だ。

20131116

植林地ではないので結構な大木が残っていた。気候的には日本海側に属するので、ヒノキの仲間のクロベが自生している。山中で見かけるクロベは大抵はこのような大木が多く、その地域の歴史を感じさせてくれる。

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こたつ降臨

2013/10/19

富士山が平年より二十日近く遅い初冠雪らしいが、我が家では上越国境が初冠雪したらコタツを出すことになっており、本日めでたくそのコタツシーズン突入である。

早速コタツにMacBookとタブレットを持ち込んで仕事する私に、電気代がかさむと家人は渋い顔だが、コタツ大好き人間の私にとっては待ちに待った日なのである。これでたとえ風花でも初雪が来れば、次はストーブの出番だ。

20131019

うちの紅葉はブルーベリーから始まり、ヤマボウシ・ブナと続くが、何れも今年はあまりパッとしない感じ。やはり秋らしくない陽気が影響しているのだろうか。

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団栗小道

2013/10/10

20131010

一昨日辺りだったか、台風接近の余波でそこそこ強い風が吹いていたが、そのせいかいつになく大量のドングリが落下していた。ほとんどはコナラだが、一部はミズナラも混ざっている。

そんな落ちドングリを、クマにシカにタヌキ、リスにカケスと首を長くして待っていた連中がわんさといるので、一週間もすれば綺麗に片付いてしまうだろう。野生の生きものにとって、栗と並んでドングリは重要な秋の味覚なのである。

もちろんうちの駄犬も大好物。ご主人様がああでもないこうでもないとアングル変えて撮影してる背後で、カリッカリッと良い音させて拾い食いしている。ただ犬は臼歯がないので、食べるのにはそれなりに難儀しているようだが。

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倒木被害

2013/9/17

20130917

近所の演習林は台風が直撃すると度々倒木被害が出ているが、

今回もあちこちで朽ちかかっていたような老木が倒れていた。

しかし写真のアカマツなどまだ元気なようだったが、

根元付近で無理やり捩じ切られていてちょっとビックリ。

針葉樹は根が浅いので大抵は根っこから剥がされるように倒れるものだが、

これはそうとう無理に風に揺られたのだろう。

今にもメリメリバキバキと音が聞こえてきそうだ。

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