毒矯み
2016/7/1
昨日から猛烈に湿度高く、まだ夏の暑さに体が慣れていないので、ちょっとこの蒸し暑さには体がついて行かない感じ。
一昨日辺りは逆に涼しくて、長袖のシャツなど羽織っていたのだから、昨今の株価のような気温の乱高下に対応するのはなかなか大変だ。
しかも今日は夕方近くになってから、ヒグラシが鳴き始めてちょっとビックリ。少々早い気がしないでもないが、ヒグラシの声を聞くと気分的に少し気温が下がった感じがするから不思議なものだ。
近所の杉林ではドクダミの花が盛り。薄暗い林床に足を踏み入れると、その独特の匂いが辺りに漂い、いかにも薬草って感じである。
ドクダミは山菜として天ぷらにすると旨いとか、ハーブティーにすると香りが良いとか聞くが、近所のお爺お婆の話では「毒矯み」の名の通り昔は解毒に使ったらしい。
動脈硬化に効果があるという話も受け売りなのだが、そういう家には大抵ドクダミ茶があったりして、ハーブティーの話もまんざら冗談でもないのだろう。