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と言っても開花は一週間ほど前のこと。遅咲きのヤエザクラも季節の動きには正直だ。

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Golden Weekはデスクワークが目白押し。長時間収録された4K UHDの動画を、画質劣化なく適当な長さにカットする作業を延々と行うはめに。

そもそもH.264のデータを劣化なくカット(トリミング)するのに、Macでは適当なアプリがない。ま、こんな時のためにMac内にWin環境も飼っているので、スマートレンダリングに対応したカット編集専用のエンコーダの出番である。

そう言えば、昨今うちの業界はAppleがWindowsでのQuickTimeのサポートを終了するという話題で持ちきりである。脆弱性を残したまま終了するということで、WindowsユーザーはQuickTimeプレーヤーのアンインストールを余儀なくされることになる。

今どきQuickTimeプレーヤーなど使っている人もいないだろうが、問題は中間コーディックとしてProResが読めなくなるという点だ。業界は長らくAppleのFinal Cut Proに支配され、コーディックといえばProResだったので、そこに替わる新たなコーディックが必要になる。

業界御用達であったFinal Cut Proも、Xになってかなりユーザーが離れていて、今はAdobe Premiere Proが取って代わろうとしている。そのAdobeがここに来て押しているのが、GoPro CineForm..GoProと名が付くがGoPro製ではなく、CineFormを買収したのだ..という汎用コーディックなので、Appleの次の一手次第では、業界汎用はGoPro CineFormがその座に収まることになるのだろう。

しばらくはMacでは問題もなく特に何も変わらないのだが、クライアントがWinの場合にMOVでデータを渡すという訳にはいかないケースが今後は出てくるだろう。ああ、なんかとっても面倒だなぁ。

と言うことで、今年も相変わらず色々Golden “Weak”なGWである。

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