季節が動き始めているのを感じるようになった。数日前からヒバリが鳴き始め、道脇の電柱にチョウゲンボウの姿をよく見かける。
近所のアカマツ林からは時折オオタカの警戒声が聞こえ、雪が降って積もってもすぐに溶ける。何より花粉が飛んでいるw
早春って言葉がぴったりだね。
ダケカンバはシラカバの仲間で、本州では標高の高い山域に分布するが、高緯度の北海道では1000m前後の山でも見られる。
巨木が同じ方向に傾いでいることから、この地がいかに風が強いか判るというものだ。
北の大地の野生も良いが、季節は着実に春に向かっているのでその辺りもキャッチアップ。
榛名山を望む榛名梅林。旧榛名町(現高崎市)にあるのでこの名前がある。
そして榛名山麓に広がるのが箕郷梅林。こちらは旧箕郷町(現高崎市)にあるのでこの名前がある。
榛名も箕郷も基本的に梅の生産地なので白梅が中心だが、ところどころ異なる種類も見られる。
平野部ではすでに終わった河津桜もまだこれから。箕郷梅林では梅と河津桜を一緒に写せる。
ニュースで聞いていたが、相馬で行われている日米共同訓練にミサゴ(オスプレイ)が参加していた。ちょうど横田基地から飛来したところだったようで、その特徴的なローターを起こして着陸態勢に入るところを、榛名梅林から840mm相当でパチリ。
グラフィックボードの持病持ちだったファイルサーバー用のMacBook Pro Late2011をようやく退役させ、新たなMacBook Proを導入した。新たなと言っても2016年モデルの新型でなく、Mid2015のいわゆる整備済み品というヤツだ。
クラムシェル運用..ファイルサーバー用だからね..なので新型のウリらしいTouch Barなどまず使わないし、何よりUSBがすべてType-Cなのが困る。うちの外部ストレージ群はまだまだUSB3.0なので、新型にした途端に変換アダプターが必要になるのは迷惑千万だ。それにマルチディスプレイで運用している4KモニタがMini DisplayPortなのも大きな理由である。
しかし、予想通りではあったが、インストールされているOSが10.12(macOS Sierra)だったのがちと厄介。いくつかのアプリやドライバがまだ対応していないのが判っていたので、うちの既存のMacはすべて10.11(OS X El Capitan)で止めてあるのだが、案の定、10.12では動作しない。
だが取り敢えず逃げ道は残してある。退役MBPから10.11のSSD(750GB)を取り出し、それを外部HDDとして起動するのである。この辺りの利便性はWinに対するMacの優位性の一つだろうか。ま、何れにせよデジタル機器とは言え、必ずしも新しいのが良いとは限らないのである。
早春より早いまだ冬のこの時期に咲く花といえばロウバイ。冬真っ只中のうちの庭のが咲くのは早くても3月に入ってからだが、平野部では今が満開である。
未だ色々が調整つかず、日々粛々スケジュールを進める状態が続く。まあ無人の荒野を進む話ではないので、いずれ夜も明けようか。
時の移ろいは停滞や後退を繰り返しつつ一歩進んで二歩下がるの様相で、ややもすると今年の季節も似たように見えるが、地軸の傾きに促されるように、自然の摂理に従い着実に進んでいる。
昨日は雨、今朝は9月を思わせるような暖かい朝であった。そして今シーズン初のモルゲンロートはおとといの朝。さて、この冬はどれだけこの神々しい景色に出会えるか。
霜が降りるなど連日のように朝は冷え込みがあるが、日中はまだそこそこ暖かいのが今の季節。
暖かさの累積で花をつける野の草にとっては、さしづめ年末閉店セールといったところだろう。
今年はどんぐりが不作だ。例年なら農道一面に足の踏み場もないほど落ちているのだが、ここ10年ぐらいでは記憶にないほど少ないと言っていい。
原因はおそらく8月以降の台風の影響だろう。コナラなどはかなり枝が折れてしまっているし、実がまだ青いうちにだいぶ落ちてしまったようだ。
まあ落ちたら落ちたでその恩恵に預かる連中もいるのは確かだが、カケスやリスには残念な話だろう。
思いっきり曇天逆光だけど、これは別の日に撮ったカケス。
実はこいつ、どんぐりをくわえて飛んできたのだが、何を思ったのかうっかり落としてしまったのだ。
で、拾おうとしたところに人と犬がいるので、さてどうしたもんかと思案している図という状況である。
連続して襲来する台風と秋雨前線の影響で、近所の農家は皆弱り果てている。畑土は大雨で流されてしまうは、長雨と日照不足で葉物系はみな腐ってしまうはで、弱り目に祟り目のようだ。
赤城高原自体、季節的にもう作付けの面では終盤戦なので、今年はどこの農家も早くに仕事納めとなりそうな話で、この秋以降の野菜高値に拍車が掛かりそうな予感である。
作物はともかく、夏の日照時間が少なかった割にはクリは例年並みと言って良い。防風林の林床や隣接する農道には、 台風の大風の影響で落ちたいががゴロゴロしており、動物たちの食料となっている。
もちろん人にとっても山グリは秋の実りなので、程度の良い落ちグリは早いうちに拾われてしまう。近所の農業研修生がクリを食べながら歩く姿を目にするのも、例年ちょうど今頃のことである。