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雪解けが進むのが早かったわりに、フキノトウが出るのが遅いと思って油断していたら、庭先含め隣近所でいっぺんに顔を出していた。

20160329

大半は採りきれずにかなり開いてしまった。この状態でも食べられないことはないのだが、苦味が先に立って天ぷらにはイマイチなので、まあこの辺りはまた来年ということで。

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さくら咲く

2016/3/28

東京は21日にマスゴミ大騒ぎの中、早々と開花宣言があったが、その後は花冷え状態の日が続き、桜の開花状況は結局例年とそう変わらないようだ。

群馬は前橋を基準に観測するのだが、意外にも関東では2番めに早く、23日に開花宣言が出ていた。が、その後の状況は東京と同じであったのは言うまでもない。

20160328

今日、敷島公園に立ち寄ってみたところ、咲き方にムラがあるものの、咲いている木はそこそこ花をつけていた。恐らく見頃は今週末といったところか。

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GY-LS300

2015/8/5

なかなか世の中に手頃な4Kカムコーダーが出てこないと、どこで誰と話しても必ず業界で話題になる昨今、少々気になっているカメラがある。それはこの春JVCケンウッドがリリースした業務用カムコーダーGY-LS300である。

GY-LS300はこのクラスでは珍しいレンズ交換式..でないと私が触手を動かすことはないが..で、マウントはm4/3互換、センサーはスーパー35mmという仕様である。と、ここでそれはおかしいと感じた貴方、そうそれは正しい認識なのでご安心を。

m4/3とスーパー35mmでは後者のほうがマウント径が大きいため、そのままでは実はケラれてしまう。そこでJVCケンウッドがとった策は、バリアブルスキャンマッピングというセンサー内の有効範囲を動的に可変とする方法なのである。つまりm4/3マウントならばm4/3の、EFマウントならEFレンズのイメージサークルを、マルチアスペクト宜しく自由にクロップすることが出来るのである。

しかもそれはパナのGH系が採用するEXテレコンのように、FHDの場合なら最大2.3倍までズームのように機能させる事が出来るという優れもの。センサーサイズから言ってもクロップ時のノイズ対策はm4/3よりは優位なので、画質的には期待できると思われる。

惜しむらくはフレームレートが30pである点だが、バージョンアップで4096×2160のシネマ4K(GH4はUHDTVの3840×2160)に対応し且つダイナミックレンジ800%のLog記録も可能とするのは、価格を考えても稀有な存在といえよう。

それとGY-LS300のビデオカメラ然としたボディ形状も良い。GH4は良くも悪くもスチルカメラとしての運用を前提としているため、長いレンズを装着してビデオカメラ的に使うには、その操作性はかなり無理がある。そもそもスチルカメラはボディを握った状態で操作することが前提..基本的にビデオカメラは撮影中は触ってはいけない..なのだから。

ということで、GY-LS300の価格がこなれてくるか、しつこいようだが4K60pを記録できる安価なカムコーダーが登場するか、どちらが先かという今日この頃である。

20150805

気が付いたら月見草(マツヨイグサ)の季節であった。昼間にはしぼんでしまうため、花の写真は早朝に狙うべし。

ネジれてるぞ

2015/7/15

国の中枢が大揺れに揺れて、どこか何かネジれてる。筋を通さず屁理屈こねて、無理くり強行するから人も論理もネジれてる。順序だってしっかり事の理を説けば、子供だって理解できるのにね。国の真ん中でカンカンガクガクやっているあの連中、言っちゃあ悪いがホント頭悪い。

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草木もこの暑さにネジれてる?いえいえこれはランの仲間のネジバナ。日当たり良い開けた場所に見られ、雑草に埋もれて刈払い機の餌食になってしまうことが多いが、多年草なので運が良ければまた翌年見られかも。

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三重県が同県内で捕獲されたクマを滋賀県の山中に放したとカミングアウトしたその日、放獣現場に近い滋賀県の山村で女性がクマに襲われる事故が発生。同村では普段はクマを見掛けることがないため、三重県が放獣したクマの仕業である可能性が高く、滋賀県が三重県に抗議し、三重県が謝罪する事態となったようだ。

捕まえたクマを処分せずにまた放す奥山放獣という行為自体、もともとは北米を中心に自然保護の機運が高い欧米で始まったことだが、近年の日本でもその筋の関係者の努力によって、何とか定着しつつある。特にクマのような大型で個体数の爆発的な増減を見込めない生きものが、一旦その数を減らしてしまうとなかなか回復するには至らないものなのだ。

と言うことで、殺さずに済めばそれに越したことはなく、何よりそれがヒトの知恵というものだが、その方法があまりに安易だと、結局またぞろ騒ぎを誘発するというのが今回の良い例である。

北海道や東北、信州の中央高地を除いて、日本国内に果たしてどれほどの奥山と呼べる環境があるのか悩ましいところだが、日常目にしているあの山の向こう側は得てして隣県だったりするわけで、そこに野生動物たちの極楽浄土が連綿と広がっているわけではないのだ。我が昭和村など三方は隣接町村であり、残る東は赤城山なれどそこは観光地として季節を問わず賑わっているので、間違ってもそんなところにお仕置きして気が立っているクマを放す..いわゆるお仕置き放獣..などという暴挙は不可能なのである。

今回の一件、三重県が放した個体と同じ個体かという検証は必要なれど、そろそろ奥山放獣を一自治体だけで解決する..自分のところだけ良ければ的な事なかれ主義ではなく..のではなく、近隣の自治体と連係して行動するような仕組みを講じるべきなのだろう。山と言っても地べたで皆つながっているわけだし、広域に考えれば県をまたぐことだった十分ありだと思うしね。

20150528

薄暗い林内で、クマならぬカマのような首を持ち上げているのはマムシグサ。食虫植物のような出で立ちだが、虫を捕獲して食べているわけではない。ただ、虫を媒介して受粉させるという戦略を取る関係上、匂いで筒状の仏炎苞内に誘き出すという手口はよく似ている。

ブナ豊作か

2015/5/15

日本海側の奥山のブナ林を見る限り、この春はいつになくビッシリと雌花が付いている。このまますべて結実するようであれば、この秋は17年以来の豊作となるかもしれない。

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ブナの豊凶は、地域によってバラつきはあるものの、概ね5〜8年程度の間隔で推移している。県内は一昨年25年もわりと実のなりは良かったが、全国的には8年前の17年が豊作だった。翌18年が一転して大凶作であったため、平成の大虐殺とまで言われたクマの大量捕殺が行われたのは記憶にまだ新しい。

当時のツキノワグマの推定生息数が多く見積もっても15000頭と言われていた時代に、一年で5000頭以上も駆除名目で捕殺してしまったのだから驚き以外の何物でもない。駆除数もさることながら、推定生息数がいかに適当でいい加減かは、その後のクマの出没状況をみれば判るというものだ。

という事実を踏まえれば、今年はともかく、来年はまたクマ騒動の年になるのは間違いないということだ。

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こちらは県内の天狗様生息地で撮影したカケス。県北のブナ林なのだが、県内も確かにブナの雌花が多く付いているのが判る。ちなみにこのカケス、クマタカの幼鳥の鳴き真似をしながら森の奥から現れた。以前からこの谷筋でよくクマタカは見掛けるので、近くに営巣地があるのかもしれない。ま、あまり興味はないけどね..

雪国の遅い春

2015/5/11

今朝は寒かった。5時半の時点で0℃だったので、車の窓にはビッシリ霜が降りていた。はや5月とは言え、この時分じゃまだ気が抜けず、うっかりストーブもコタツも仕舞えない。

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豪雪で知られる日本海側の山間地では、農耕地の雪解けがまだ終わっていなかった。

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低標高でも北面の法面には残雪があり、日当たりの良い畦ではフキノトウが未だに旬だったりする。

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連休前にヤエザクラが開花、この暖かさで一気に満開となった。サンショウクイとセンダイムシクイも鳴いて、赤城高原の夏鳥も残すはトケンの仲間だけとなった。

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大河ドラマ「花燃ゆ」の視聴率が不振だという。主人公の再婚相手が初代群馬県令とあって、群馬県民としてはしばらく見届けようかと思っていたが、ストーリー的にどう考えても明治維新後の話の展開が盛り上がるとは思えない。そもそも坂本龍馬や新選組など幕末モノが受けるのは、動乱極まる明治維新までの話だからであって、維新後の話は日露戦争辺りまで引っ張らないと盛り上がる要素がないのだ。

そしてそれは何より一昨年放送の「八重の桜」で、NHK自身が証明しているではないか。綾瀬はるかがスペンサー銃片手に官軍を打ち倒すところまでがピークで、その後の新島襄..おっとこの人も群馬の関係者だった(苦笑)..との出会い以降はどうにも締まらない展開で、視聴率も下落していたのに。

何れも脚本が良くないと言えばそれまでだが、そもそも主人公の決め方に問題があるように思う。見たことも聞いたこともない歴史上の人物では興味が湧くはずもないだろう。似たような人物のストーリーでは飽きられという気持ちも判らんでもないが、大河ドラマなんてその時々の旬の俳優を豪華に使えるのだから、10年サイクル程度で同じテーマを繰り返せば良いのではなかろうか。吉田松陰をだしに、幕末学園モノなどやっている場合ではない。

余談だが、今回の長州ものは、八重の桜で悪者として描かれた..言い掛かりをつけて薩長が会津を潰したように描かれていた..ことへの罪滅ぼし的な意味合いがあるのでは?と勘ぐってしまう。何せ現政権のお偉い人は長州の出身だし、某国営放送のお偉い方はそのお友達だと色々揶揄されているしね(笑)。

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真夏日寸前

2015/4/27

我が村の桜前線ももうさすがに終盤。村内でもっとも標高の高い並木は桜吹雪となって、残雪の谷川連峰を飾っていた。

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それにしても今日は異様に暑かった。沼田市内で28℃と危うく真夏日寸前で、体が慣れていない分、目眩しそうな暑さであった。

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ドローン騒動

2015/4/23

首相官邸に不審なドローンが落ちていたとのことで、にわかに法規制云々の方向へ動き出したようだ。昔からラジコンで飛ばすエアプレーンやヘリコはあったが、搭載するカメラで動画撮影までできる昨今のドローンは、その手軽さから一気に普及して、今や撮影アイテムとしては特機の類から外れてスライダー並みの扱いとなっている。

さすがに山や森の中まで規制されることはないだろうが、霞ヶ関や原発など中枢は無論のこと、人混みや都市部での飛行は今後は難しくなるだろう。件のファントムクラスだとGoProサイズが関の山だが、大型のマルチコプターの中にはREDクラスのカムコーダーを吊るせるものまであるので、物騒なものを運ぶなどと考えるのは、何もテロリストだけとは限らないのだから。

かくいうドローン騒動の余波はうちのような田舎の映像ライブラリにも及んでおり、今日の時点で在京キー局3社から問い合わせがあった。あいにくうちは空撮映像は扱ってないのだが、ついでにということで少し意見を求められたりもして、それっぽいことを話しておいた。使われるかどうかはわからないけどね。

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まだまだ続く桜の宴。先日はクロツグミ、今日はキビタキを初認。