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一口に赤とんぼと言っても、科として分類すると結構な種類がいる。先日のコフキトンボなども、赤くはならないがアカトンボ亜科として分類する向きもあるようだ。

うちの近所で見られるのは圧倒的にアキアカネだが、時々リスアカネやネキトンボなどを見掛けることもある。

ここ数日で相対的にそんな避暑トンボたちの数も減ってきており、今年も赤くないままに多くの赤とんぼたちを見送ることになりそうだ。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

アキアカネにそっくりで、飛翔中に見分けることはほぼ困難なのがナツアカネである。留まっている時に横っ腹を確認できれば両者を識別することは可能。

なので圧倒的にアキアカネとは書いたが、そこそこの割合でナツアカネが混ざっている可能性は否定はしない。

ただ、ナツアカネは下界に降る前に赤く成熟する割合がアキアカネに比べて高いので、赤い個体を見かけたらナツアカネであることが多い印象。

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葉月も終わる

2022/8/31

早くも8月が終わる。そう今日は月末、色々多忙なのである..

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先日のノコギリクワガタは結局4日ほど玄関前のクヌギに滞在していた。

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一般的にはカタツムリとかデンデンムシとか呼ばれるが、マイマイというのが種として正式な呼称とのこと。

亜種が多くて定義が難しいらしく、陸生の貝の仲間を総称してカタツムリと呼ぶようになったらしい。童謡でデンデンムシと歌われるので幼児にはデンデンムシのほうが通りが良いが、今どきだと電伝虫と書くと想像上の生きものになるかw

多くのカタツムリの仲間は右巻きだが、本種はヒダリマキマイマイの名前の通り数少ない左巻き派である。

カタツムリは雌雄同体なので単独でも繁殖できるが、別個体と遭遇した際には交尾をして繁殖するので、やはり自分だけで頑張るよりは他人の血が入ったほうが命をつなぐ可能性が高いのだろう。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

路上をのんびり移動するヒダリマキマイマイを超ローアングルで正面からパチリ。写真の個体は関東の山間地に分布する亜種チャイロヒダリマキマイマイのようだ。

先日のヤマナメクジ同様に動きはスローモーなのだが、頻繁に触覚を動かすのと背中に背負った殻が動くせいかヤマナメクジよりは動ている感がある。

高原に住んでいてツバメと並んで季節の移ろいを感じる生きものと言えば、下界から避暑にやって来るアキアカネなど赤とんぼだ。

夏の間の短い期間ではあるが、セミと並んで盛夏を感じさせる生きものである。

昆虫なので気温が下がればあっという間に姿を消すのだが、山道の石の上や木道で下界に戻ること無く命尽き果てている個体を見掛けることもある。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

電柵に留まるアキアカネはいつもの夏の風景。赤城高原ではまだもう少し彼らの姿は見られそう。

この後下界に降りれば体色が赤く変化して、黄金の稲穂の上を産卵のために飛び交うことだろう。

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今年は庭にカブトムシが来なかったな。正確には来たかもしれないが見かけなかったという感じかもだけど。

例年ならクヌギとコナラの樹液目当てでやって来て、時々家の灯りに釣られて網戸にぶつかるのだが、朝晩に樹液酒場を見て回っても姿がない。カナブンやチョウの仲間、それにキイロスズメバチは毎日のように集まっているので、たまたまなのかもしれないが。

レタス屋が言うには、朝採りの収穫時にライトに集まってきたのがそのまま収穫用のコンテナや箱に入るらしく、それは例年通りとのことで、手伝いに行っている家人も同じようなことは言っている。

Google Pixel 5

玄関前のクヌギにしばらく滞在していたノコギリクワガタ。メスは食事中なのだが、その上に陣取って近づく他のオスやキイロスズメバチなどを追い払っていた。

まあ追い払うのは結構なのだが、家を出るタイミングでそのいざこざにぶつかると、突然目の前にスズメバチが飛んできてビックリするので勘弁してほしいけどw

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ナメクジはカタツムリ同様に陸生巻き貝の仲間で、見た目は殻がないカタツムリなのにカタツムリほどは市民権を得ておらず、見た目で忌み嫌われる生きものである。

まあその見た目もさることながら、農産物や花壇を荒らすので害虫扱いされるという側面もあるしね。

うちでも時々玄関周りに姿を現すことがあるが、そうするとどこからともなく天敵のコウガイビルも出てくるので、放置しておけば数日でどちらも姿を消す。

ちなみにナメクジとカタツムリは近縁ではあるが完全に別種であり、ナメクジにカタツムリの殻を載せてもそこに入ることはない。逆にカタツムリから殻を取ったらカタツムリは死んでしまう、そういう関係である。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

路上をのんびり移動するヤマナメクジを超ローアングルで正面からパチリ。

ヤマナメクジは日本最大のナメクジの仲間で、写真の個体もそうだが10cm以上もある大型種だ。こんなに巨大でも通常は森の中に生息するので人目に触れることほとんどないのだが、朝の涼しい時間帯に時々こうして路上を移動しているの見掛ける。

で、そうなると残念ながら朝採りトラックに轢かれてしまうことも多いのである。

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塩分補給

2022/8/23

登山道脇の手すりにヒカゲチョウがとまって、登山者が通るたびに一旦は離れるものの、すぐに戻ってきてを繰り返していた。

ヒカゲチョウの目的は登山者の手汗が付いた単管パイプで、いわゆるミネラル分の補給である。

麓で見掛けるチョウの仲間は人の動きに敏感ですぐに飛んで移動してしまうが、このヒカゲチョウや同様に山でよく見掛けるヤマキマダラヒカゲなどは逆に人に寄って来る性質がある。

山で休んでいると汗を吸った衣類やザックにとまって、写真のように汗を舐めているのである。

iPhone 13 mini

人も虫も、というより生きもの全てにとってミネラルの補給は大切だったことだね。

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路上セミ

2022/8/18

地面の下で幼虫で過ごす期間の割に、地上に出てくるとすぐに死んでしまうイメージがあるセミ。例えば今が盛りのアブラゼミなら6年間は地面の下で過ごす。

子供の頃、セミの寿命は数日から一週間程度と言われていて、実際捕まえて虫かごに入れおくと翌日には死んでいたのでそんなものかと思っていた。

が、実は野外では思っているよりも長く生きていることが分かってきて、どうやら1ヶ月ぐらいは寿命があるという話である。

Google Pixel 5

朝早くに路上に落ちているアブラゼミはこの季節のいつもの光景。

大抵は腹を上にしてひっくり返っているので、てっきり死んでいるのかと思いきや、靴先で突くといきなり鳴き出してビックリさせられるは子供の頃からのセミアルアルだ。

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青とんぼ

2022/8/17

赤とんぼとは、アキアカネなど晩夏から秋にかけて体色が赤く変化する種を指すのであって、例えば最初から赤いハッチョウトンボを赤とんぼにカテゴライズすることはない。

また、シオカラトンボなどを青とんぼという言い方をする向きもあるっぽいが、言葉として赤とんぼほどの市民権を得ているとは言い難いな。

それに割と近代まで緑という色表記がなかったため、例えば緑色を指して青と表現していた名残が散見され、生きもので言えば鳥のアオジやヘビのアオダイショウなどがその良い例である。

そう考えると青とんぼは前述のシオカラトンボよりも、ギンヤンマのように緑色をしている種を指すほうが適切にも思える。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / L.クラシックネオ

高原の朝露の中で羽を休めるコフキトンボ。

赤城高原はそもそも標高が高いということもあるが、池や沼のような水場や湿地がほとんどないためシオカラトンボの仲間は稀だが、体色がよく似通ったコフキトンボなら時々見かけることがある。

両種ともパッと見はよく似ているが、複眼が青いのがシオカラトンボで、黒いのがコフキトンボで見分けられる。

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一般的にアゲハチョウと言えばナミアゲハとこのキアゲハを指すらしい。

子供の頃はどっちも同じ種だと思っていたが、羽の上部の黒い部分で見分けられ、そもそも幼虫の時点で見ると明確に違いがある。

庭の畑のニンジンが伸びてくると幼虫は結構な数が集っているのだが、成虫のほうは言うほどは見かけないのは不思議だ。

成虫には春型と夏型があるようで、赤城高原で見掛けるのはそういう意味では夏型ということになるだろうか。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

クルマユリの蜜を吸うキアゲハ。この時期さすがに近所でユリはほとんど見かけないが、標高が1800mともなるとまだ見られる。