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家の周囲も南側はだいぶ雪解けが進み、日当たりの良いところは地面が露出してきてしまった。落ち葉の下で春を待つ虫たちには都合がよろしくない自体だが、それを探す連中にはそれはまた逆の効果となっている。

このところ我家の庭に定期的にやって来るカケスは、アトリらに混じって落ち葉を一枚一枚ひっくり返しては、目的のものを探しているようだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

居間の窓の隙間から撮影しているのだが、カケスは警戒心が強く、ちょっとでもカーテンを揺らしたりするとすぐに隣家に逃げ込んでしまう。さらに窓をレンズの幅だけ空けているので、寒いと家人にも評判が悪いときている。

そこで、売るほど余っている密林のダンボールを30cm幅で継ぎ接ぎして暖気の流出を防ぎつつ、上中下に望遠レンズを外に出せるようフラップ付きの小窓を開けて、そこから撮影できる仕掛けを用意した。

最初はレンズを動かすたびにやや警戒していたカケスも時期に慣れ、物音を立てなければ逃げることは無くなった。家の中に人が居ることを判った上でやって来ているので、露骨に姿さえ見せなければ、連中も背に腹は代えられないということである。

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世の中は今日が仕事始めのところが多い。そう思って今日はどこへも出ずに朝から待機していたが、予想を超えるメール&SNSメッセージ&電話攻撃を受けて撃沈であった。

ほぼ制作・開発作業は進まず、ひたすらキーボードとスマホの奴隷と化した一日であった。やれやれ..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

時折やってくるアカゲラ。立ち枯れたブナにご執心のようで、必ず根元から幹の先端までチェックしていく姿は、見ていて不思議なものだ。

だってそこ先週も先々週も突いていったよねw

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いつも賑やかで喧嘩っ早いシジュウカラ。餌台を専有している奴がいると、それがシメなど大柄の種類でも関係なくちょっかいを出して退かそうとする。

特に近縁種のヤマガラには厳しいかもw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

撮影の難易度が高いのもこやつで、ひと所にジッとすることがないので、換算800mm相当の手持ち撮影で追い掛けるのは骨が折れる。

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正月雀

2019/1/4

今冬のヒマワリレストランのオープンは、業務の忙しさそのままに、昨年末ギリギリまで引っ張ってしまった。

オープンするに当たっては、家の周りが積雪に覆われてからという基準を設けているので、別段勿体つけているわけでもないのだけどね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

開店後まっさきにやって来たのは我が家の軒先に住むスーたち。

暮れの時点ではペアだけだったが、この三が日の間に近所の親族一同に広まった?ようで、今朝は10羽ほどに増えていた。

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何とも胸糞の悪くなる話である。環境省は、国内ではすでに絶滅したはずのトキを、中国から再移入して順調に増えたからと、絶滅から絶滅危惧(1A)に指標を下げるというのだ。

過去に起きた絶滅という事実を、あたかも無かったことにしようとしているその行為には納得がいかない。それならば、どこかに同じ種がいるから、もし国内で絶滅してもそこから連れてきて放せばオッケー、という考え方を助長しかねないのだ。

今回の話、増やすことに努力してきた人達には朗報であっても、絶滅を回避しようと努力する人達にとっては愚行でしかない。

そもそも大陸産のトキは、過去に日本にいた個体群とDNAレベルがまったく同じではないはずだ。例え分類上で種として同じであっても、DNAレベルで異なる個体群を連れてきて、さらに増えたからとそれをもって復活とできる考え方は何とも危うい話である。

その理屈を他の生きものにも当てはめて見れば判るが、シカが増えたからと大陸産のオオカミを放てば、シカの駆除と絶滅したオオカミの復活の一挙両得だという、そら恐ろしい論法に加担することになる。

我らが天狗様ことニホンイヌワシでも、保護増殖事業に関係して雛の移入という行為を行ったことがあるが、あくまで国内に生息する個体の第二雛..大抵は兄弟殺しで死んでしまう..に限るという大前提があった。間違っても大陸産の個体群の雛を使うことはありえないのである。

トキやコウノトリが増えたことは喜ばしいことだ。それだけ日本の米作り..両種とも良好な湿性環境が必要..が安心・安全な状況に改善したことを意味するからね。だが、増えたのはあくまで移入元の個体群であって、絶滅した日本の個体群ではないのである。

穿った見方をすれば..裏の理屈を知る側としてせざるを得ないのだが..保護増殖事業の予算と人を維持したいお役所論理の世界感なのである。そして今回の目論見は、その計画した事業がどうあっても成功したことにしたいお役人たちの、浅はかなる行動と言わざるを得ない。

絶滅した種は絶対に復活しない。復活しないから絶滅なのである。なのでそもそも絶滅しないように保護することに努力・尽力しなければならないのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

榛名山から八ヶ岳まで遠く見通せるのは冬ならではだ。ここ二日間ほど雪模様であったが、どうやら大晦日と元旦は晴れそうな雰囲気である。

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では先日のカルガモがわざわざ水に潜って何を食べていたのかと言うと、それはカエルである。

カルガモは田んぼで昆虫やタニシなども食べることは知られているが、落ち穂とか水草、草本類を主とする基本的に植物食の強い雑食性であり、積極的に大きめの生き餌を狙うのは珍しい。

さほど水深の深い沼ではなく、にごり少なく日中なら底まで見通せる状況なので、水面に浮かんで足元にいるカエルがよく見えていたのだろう。山間の水辺なのでポチャンという潜水時の音がよく響いていた。

この時の観察では、カエルの捕食を繰り返しチャレンジしていたのは写真の個体だけで、他の個体は我関せずであった。意識としては動物食もあるのは知っていたが、いざその場面を見るとやはり違和感はあるかなw

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

場所的にヤマアカガエルだと思っていたが、こうやってあらためて見るとアカガエル系にしては大きいような気もしないではないので、誰か詳しい人教えてちょ。

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カモの仲間は採餌行動で大きく2グループに分けることができる。水に潜って魚などを捕食する種と、水には潜らず水底の水草や地上で植物の種子や実を食べる種だ。

前者であればカイツブリやアイサ類、それに海ガモの多くがそれに当たる。後者ならカルガモやマガモ、ハクチョウ類やガンの仲間がそうだ。水中に首を突っ込んだ状態で足をバタバタさせるおなじみの行動は後者の話である。

ただ、非潜水系だからといって決して水に潜らないわけではなく、食べ物があれば多少は潜ってでも採餌することもあるようだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

その水に潜るときの動作も両者で異なり、専業である潜水ガモは音を立てずにスルリと水の隙間をかいくぐるように潜り、ほとんど水柱を立てることなく水しぶきも飛ばない。

対して、水に潜ることを得意としていないカルガモなどは、一見同じような動きに見えても、写真のように派手に水柱を立て且つ音も響くのである。

この辺りはやはり餅は餅屋というべきで、水中潜航を専業とする種のスマートさに一日の長があるようだ。

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物を落とすな

2018/12/24

夕焼け小焼けのハシボソガラス軍団は、ここ一週間ほど静かだったので、てっきりねぐらへの帰還コースを変えたのかと思っていたが、今日は久しぶりに賑やかに集まって帰っていった。

しかもクリスマスイブだからということもなかろうが、いつもより少し早いご帰還だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

まあとにかく寄ると触ると大騒ぎの上に、家の上空を通過する際に時々何かを落としていく輩もいて、屋根に穴が空かないかとヒヤヒヤもんである。

落下物は屋根に当たる時に硬質な音がするので、クルミのような硬い木の実かと思いつつも、庭先でそれらしいものを見かけたことはないので、落としてもまた拾っていくのだろう。

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キジ鳴き

2018/12/21

ここ数日、キジのおとっつぁんがよく鳴いている。ケーン、ケーンという例の繁殖期の鳴き声ではなく、カハンともキャハンとも聞こえる甲高いかすれ声である。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

パッと見、周囲に別の雄や雌たちがいるようには見えず、ドラミングもしないので繁殖行動に準ずるものではないのだろうが、この時期のこの騒ぎは何なんだろうか。

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カラスのねぐらは特に固定的に決っているわけではなく、その時々の連中の気分やその年の周囲の状況によって、場所はあちこち移動していく。

この秋は近くの谷に集まっているようで、朝に夕に家の上空を賑やかに行ったり来たりしていく様が見られる。数も日に日に増えて、近頃は200〜300羽はいるのではないだろうか。

朝に出かける時は三々五々バラバラと散っていく感じだが、午後早くには畑脇の電線にズラッと並んで、風乗りなどして遊んでいる姿を何ヶ所かで見かける。

そして日が暮れる頃に各グループが徐々に集まりだして、ねぐらへと帰っていくのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

日々飛行コースが安定しないので、何回かチャレンジしてようやく夕焼け空に飛び交うさまが撮れた。

望遠ズームのワイド側いっぱいに引いて撮っているが、実際はこの10倍以上が同時に飛んでいる。それも毎日ね。

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