portfolio

おらが村の65歳未満についてもワクチン接種券が送られてきた。65歳以上でもワクチン不足でほとんど接種が進んでないので、我々の分など秋以降だと思っていたので、まずは1つ目の難関をクリア。

当然問題はこの後、では一体いつ接種できるのかということになるが、そこに関して予約が始まるのが8月とかで予定としてはほぼ未定という話で、では県の大規模接種に行くかと調べてみたら、接種券到着の前日にワクチン不足で新規予約は停止というオチ。

無能ソーリがワクチン接種一日百万回を目指すだの、担当大臣が職域接種バンバンしろだの、接種の遅い自治体は後回しにするだのと調子こいていたくせに、いざ蓋を開けてみればまったくワクチンが足らないというこの体たらくはなんだって話だ。

長男は職域で、次男は大学で接種でき、我々も不特定多数の人と会う日常ではないので、何がなんでも今すぐ是が非でもという状況にはないが、この国のロジスティクスが世界でも下の下であることをまざまざと見せつけられ、根性論と神頼みだけで無謀な戦いに突入した先の大戦を思い起こさせるな。

まさに無能無策ここに極まれりだ。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

と、我が家のぬこ様が人のカメラバッグの上でくつろぎながら申しておる。

まあ良いんですけど、カメラバッグが毛だらけで毎日コロコロかけるのが面倒なんで、すいません隣のコンテナの上にして欲しいんですけどw

カテゴリ:独り言|タグ:

ナイコンがZfcなるレトロ調なZマウント機を出すそうで、早くも予約殺到で品不足になりそうな話である。

見た目はフィルム時代の往年の名機FM2を彷彿とさせるもので、これだよこれ!と思っているナイコンユーザーは多いことだろう。

ナイコンとしてはDfの二匹目のドジョウ狙いの線だが、ニコンブランドを考えればこれはまっとうなマーケティングであり、ライカ以外でこの路線をヒットさせられるのは老舗ブランドがまだ有効なナイコンをおいて他にないだろう。

センサーがAPS-Cだと嘆くファンも多いが、35mm版のフルサイズにしてしまうとコストを抑えられないのは必定であり、数を多くさばきたいメーカーにしてみれば、Z50と多くの部品を共有したい思惑を考えれば、この辺りは致し方ない。

逆に言えば、Zfcが営業的に成功すれば兄弟機として35mm版の上位機も検討される..その時は是非ともF3を模してほしいぞ..と想像できる。

某C社に比べて明らかにZマウントレンズのラインナップが遅れているので、そっちの拡充が真っ先に求められているが、メーカーとして利益確保を考えれば売れ線の用意も怠ってはならんということだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

SNS界隈ではダイヤル操作主体のZfcをナイコンならではと賛美する声を見掛けるが、フジのX-Tユーザーからすると何を今更という感じw

だいたい軍艦部にダイヤル揃っていても、肝心のレンズに絞り輪付いてねぇし、往年のFマウントニッコールを装着するには、世界で最もダサいマウントアダプタの異名を欲しいままにするFTZを使わなければならないのはどうにも痛いw

それにAPS-Cという理由でX-T4と比較しがちだが、中身Z50ではそこは勝負にもならないぞ。まあX-T30が相手としては良いところで、差し詰めフジカvsFM2と言った感じだな。

あ、でもその比較だとFM2のほうが良いなw

カテゴリ:写真・カメラ

そう言えば、尾瀬の記事を見て歩いている時はカメラは仕舞っているのか?という質問を受けたが、尾瀬に限らず山中では雨でも振らない限りカメラは常にザックから出して携行している。

ただ、ストラップで体から下げるカメラマンスタイルだと、藪こぎ時や樹間を通る際に引っ掛けるし、岩場で前かがみになるとぶつけることになるので、ストラップを外してザックのショルダーハーネスに装着している。

iPhone 11 Pro

取り付けにはその筋でお馴染みのPeakDesignのCapture Camera Clipを使用。これは素晴らしく便利過ぎて一度使ったら手放せないアイテムだ。

ボタン操作のワンアクションで取り外せるのだが、カメラ側のClipされるプレートがアルカスタイルなので、そのまま三脚に載せられるのも秀逸。

写真ではE-M1Mk3とED12-100だが、G9PROにパナライカ100-400辺りでも問題なくぶら下げられる。

iPhone 11 Pro

Captureは山用のザックの他、カメラバッグ毎にすべて用意してあって、通常の撮影時でも使えるようにしてある。

ちなみにGFX100SとGF45-100の組み合わせで試したことがあるが、さすがにこの組み合わせは後で肩が凝って仕方なかったなw やはりアクティビティなシーンでは軽量コンパクトなマイクロフォーサーズが一番である。

カテゴリ:写真・カメラ|タグ:

肩こり

2021/7/2

今日は飯とトイレ以外ほとんど立つことなく座りっぱなしだった。我ながら集中力がよく続くと感心するが、もう良い歳した爺なんだからこれではいかんな。

やはり定期的に体を動かさんと。最近やたらと首周りから両肩がこるのはこういった運動不足が要因なのは間違いない。

やはりもっと山へ行こう。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA

薄暗い林縁で見つけたフタリシズカ。しかし林の中はヤブ蚊がすごいぞ..

カテゴリ:花・植物|タグ:

今年も早くも半年が過ぎて、一年の折返しとなってしまった。

歳を取ると時間が経つのが早いとはよく言うが、昨年から今年にかけては新コロナ禍の影響は否めないな。

無能政府のせいでまだ年内はこの騒動は収まりそうもないので、今年も残すところ..などとブログの記事で書き出すのもすぐやって来そうだ。

あ、人生はもうとっくに後半戦だぞw

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA
LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

長いものには巻かれろとはよく言うが、どうしても巻かれたくない我が人生。

ツタとツルアジサイにでも巻かれてみるか(意味不明)。

興味がないわけではないが、普段目にする機会がないと、探し出してまで観察したり撮影したりとはなかなかならないものだ。

基本的に天狗様以外の生きものは生態系の中の一種的な認識なので、正直なところほ乳類と鳥類以外の種については勉強不足ということもあってとんと疎い。

それでも昆虫については、採集という我々の世代の男の子なら誰しもが通る道を例外なく辿っているので、その当時に観ていた種類なら今でも自然と目が追うこともある。

それと我々の世代は田んぼの畦も遊び場であったので、水棲昆虫だけでなく両生類、とりわけカエルはよく捕まえていたものだ。

まあ飼うというよりアメリカザリガニを釣るための餌だとか、爆竹を使って..以下自粛..という遊びの対象だったわけだが。

だが実体験に基づくとは言え、実際に知っている種類というのは圧倒的に少なく、野山で見かけてもそれが初めて観たものなら当然unknown扱いになるけどね。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ツチガエルだそうだ。名前を聞いたことはあったが、実際に観たのはたぶん初めてかな。

たぶんというのは以前に観たことはあってもその時に興味がなければ記憶の端から消えているので、まあ実質的に初めてでも仕方ない。場所は先日の尾瀬沼で、水辺に近い木道脇で何度か観たので、恐らくはその昔にも観ているはずとは推察はできるけどね。

平野部からこんな山の上までその生息域は広いが、名前含め普段から馴染みがないので、数自体はそう多くないのかな。

普通カエルは成体に変態してから土に潜って越冬するが、ツチガエルはオタマジャクシの状態でも越冬できるらしい。尾瀬沼は冬期は全面結氷してしまうので、逆にオタマジャクシのほうが都合が良いのか、それとも相当な積雪量に守られる地面の中で成体で越冬するのか、興味深いね。

カテゴリ:小動物|タグ:

某写真家の作品集について、「望遠レンズに頼らないで撮影」という論評を見かけたが、それがあたかも良いことだという認識は、生きものを撮影するケースに限って言えば必ずしも正しいとは言えない。

望遠レンズより広角レンズを使うほうが上位に評価されるというのは写真業界全般の風潮であるのは事実だが、そもそも望遠どころか超望遠ですら撮影が難しい、いや困難な生きものが存在するわけで、焦点距離で写真の善し悪しを評することは妙な話だ。

確かに被写体に可能な限り近寄るストーキング術というのはあって、短い焦点距離のレンズを使って広いパースの威力で被写体を表現すれば力強さを表現できるが、野生動物にとって人間は脅威の対象でしか無いので、被写体たる生きものに無用なプレッシャーを与えてまで撮ることの意味というのは考えなければならない。

ましてや相手が人よりも強大な力を保持する生きものであればなおさらで、ゾウやトラ、クマを相手に「望遠レンズに頼らないで撮影」することが命との引き換えになることは理解しなければならない。下手すればその結果次第で相手すら駆除される可能性もあるのだから。

生態写真の黎明期ならいざしらず、デジタルカメラの台頭であらゆる撮影行為が迷惑がられている1億総カメラマンのこの時代において、無闇矢鱈に対象に近づいて撮影する行為は厳として慎まねばならないだろう。

プロアマ問わずとかくカメラマンという人種には、被写体に対する知識も知見もない、そして敬意一つ抱かず品性の欠片もない馬と鹿が多い。目立たず離れてそっと静かに撮影することがもっと評価されるべきである。

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

それなりに距離をとっても、レンズを向けると迷惑そうに訝しげに見つめてくる生きものもいる。

田舎の農村外れのノラを見ていると、一応人の生活圏内に住んではいるが、人と馴れ合うつもりはサラサラない感がよく伝わってくる。

カテゴリ:ほ乳類, 写真・カメラ|タグ:

ちょっと前に新コロナ禍で延期に延期を重ねた末にようやく上映された「閃光のハサウェイ」を観てきたが、ガンダムシリーズで初めてモビルスーツの機体の質量と重力を感じた作品だったかも。

シリーズ全般が宇宙世紀が舞台なのでそのほとんどは宇宙空間だから無重力なのは当然だが、それでも物語の進行上、地球上やコロニー内部でのシーンもあるので、すべてが無重力というわけではない。

設定上何十トンもある機体がジェットエンジンの推力で動き回ったり、地上に着地すればそれなりに周囲に影響を及ぼすのは自明の理。

例えば米軍のオスプレイが離着陸するシーンを間近で見れば判る通り、あれだけの質量と推力のある物体が簡単にその辺に降り立てるものではないので、市街地での戦闘シーンの描写は「あんな感じになるだろうな」というのを感じさせるほどのリアリティだ。

ちなみに最初に重力を意識したのはファーストと呼ばれるガンダムの初代作品。それまでの宇宙物で言えば宇宙戦艦ヤマトでは艦内でもクルーは普通に歩いていたが、ガンダムに登場する艦船内では無重力で浮遊しているので、常に何かに掴まって移動していた。

それと地球への降下シーンで、ジオン軍のザクは大気との摩擦で燃え尽きるが連邦軍のガンダムは大気圏を突破できる性能という、なかなか無理のある設定だったのは子供ながらによく憶えている。地球へは降りるのではなく、自身の質量の重さで落下していくというあの感覚だ。

ちなみに作中の舞台は地球上の南シナ海付近で、街並みや遠景の描画は実写映像から起こしていると思われ、かなりリアルに描かれていて、もはやアニメーションというジャンルではない感じ。

それだけにモビルスーツというSF上の軍用機体をあたかも実在するかのように動き回らせるのは、前述の重力感含めなかなか見応えがあった。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Classic Nega.

閃光のレタス畑。

カテゴリ:映画・映像

天狗谷へ行くはずだったが、先週の尾瀬に味をしめた家人から原の次は沼へとリクエストされ、急遽尾瀬沼周遊へと予定変更とあいなったw

iPhone SE

尾瀬沼に来たのはいつ以来かというほど久しぶり。前回はたぶん知人のカメラマンのガイドで来たのが最後だったかな。尾瀬と言えば普通は原のほうを指すので、仕事絡みでも足を運ぶのは尾瀬ヶ原ばかり。

大清水〜一ノ瀬間の往復6km超の林道歩きがかったるくてこっちのコースは敬遠しがちというのがあるが、低公害車による乗り合いタクシーの運行が始まっているので、今後は季節を変えて足を運ぶのもありかな。

ということで、東日本第二の高峰の燧ヶ岳をバックに今日も中の人登場w

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先週の原と同様、ミズバショウは終わってニッコウキスゲはこれからの時期なので、大江湿原は花も人も喧騒からは隔絶された静かさであった。

湿原と沼を渡る風が素晴らしく心地よい。

Google Pixel 5

大江湿原で見たかったのは原の時と同じで獣害状況。長蔵小屋を過ぎてすぐにシカのヌタ場が目に入ったが、前回訪れたときほどの酷さはない感じである。

花の端境期ということもあるが、商売柄と言うか思考がどうしてもこっち系なのでこればかりは仕方ないなw

Google Pixel 5

大江湿原もぐるりと防鹿柵で覆われており、地道だがこういう方法しか獣害を防ぐ手立てがないのが現実。動物園では生きものが檻の中だが、広大な自然環境では逆に人が柵の中ということだ。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

カワウは昔は見かけなかったが、近年は沼に常駐する個体が少なからずいるようだ。

尾瀬沼はその昔に長蔵小屋の主人が養殖を試みて勝手に放流した経緯があって、そのほとんどは失敗したが、一部命をつないでいる種類がいると聞いている。イワナなどはその代表だが、結構大物がいるらしいとは釣屋に聞いた話。流れ込みとか池塘にはアブラハヤがよく見られる。

沼は周囲約8km、水深は深いところ10m近くあるので、沼と言うよりは湖と言ったほうが適切だろう。カワウが餌を探すのは水深が浅い場所と思われる。

Google Pixel 5

混交林の樹間に水面が見え隠れする尾瀬沼の北ルートは、行ったことがある人には判る南東アラスカ感に溢れるエリア。但し、チシマザサには目をつぶるべしw

Google Pixel 5

先週は食っちまったあとで気がついたの写真がなかったが、尾瀬に来た際は名物の花豆アイスがオススメだ。鳩待峠ではソフトクリームが、大清水側ではジェラート(写真)でその濃厚な甘さが味わえる。

もちろん、尾瀬でなくても片品村の道の駅とかでも買えるけどね。

貴重な晴れ間

2021/6/26

基本的に週末は山へは出かけないことにしているが、貴重な梅雨の晴れ間だということと、何よりワシ屋にとってこの時期はまさに寸暇を惜しんでの行動が肝要である。

ということで今日は良い天気なので天狗谷へ直行であるぞよ。

FUJIFILM GFX100S

写真はスクエアな在庫から。