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ナイコンがZfcなるレトロ調なZマウント機を出すそうで、早くも予約殺到で品不足になりそうな話である。

見た目はフィルム時代の往年の名機FM2を彷彿とさせるもので、これだよこれ!と思っているナイコンユーザーは多いことだろう。

ナイコンとしてはDfの二匹目のドジョウ狙いの線だが、ニコンブランドを考えればこれはまっとうなマーケティングであり、ライカ以外でこの路線をヒットさせられるのは老舗ブランドがまだ有効なナイコンをおいて他にないだろう。

センサーがAPS-Cだと嘆くファンも多いが、35mm版のフルサイズにしてしまうとコストを抑えられないのは必定であり、数を多くさばきたいメーカーにしてみれば、Z50と多くの部品を共有したい思惑を考えれば、この辺りは致し方ない。

逆に言えば、Zfcが営業的に成功すれば兄弟機として35mm版の上位機も検討される..その時は是非ともF3を模してほしいぞ..と想像できる。

某C社に比べて明らかにZマウントレンズのラインナップが遅れているので、そっちの拡充が真っ先に求められているが、メーカーとして利益確保を考えれば売れ線の用意も怠ってはならんということだ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

SNS界隈ではダイヤル操作主体のZfcをナイコンならではと賛美する声を見掛けるが、フジのX-Tユーザーからすると何を今更という感じw

だいたい軍艦部にダイヤル揃っていても、肝心のレンズに絞り輪付いてねぇし、往年のFマウントニッコールを装着するには、世界で最もダサいマウントアダプタの異名を欲しいままにするFTZを使わなければならないのはどうにも痛いw

それにAPS-Cという理由でX-T4と比較しがちだが、中身Z50ではそこは勝負にもならないぞ。まあX-T30が相手としては良いところで、差し詰めフジカvsFM2と言った感じだな。

あ、でもその比較だとFM2のほうが良いなw

カテゴリ:写真・カメラ