先週、今週と気温の高い日が続いていたが、景色はすっかり冬枯れた赤城高原である。
仕事ではほぼズームレンズがメインなので、その反動もあってか、プライベートでは時々単焦点レンズだけで撮影したくなることがある。
防湿庫で肥やしになってしまわないようにwという意味もあるが、フジの単焦点はどれもキレの良い写りをするのが良い。
それにAPS-C専用で何れもコンパクトなので、持ち運びも苦にならないのはありがたい。
先週、今週と気温の高い日が続いていたが、景色はすっかり冬枯れた赤城高原である。
仕事ではほぼズームレンズがメインなので、その反動もあってか、プライベートでは時々単焦点レンズだけで撮影したくなることがある。
防湿庫で肥やしになってしまわないようにwという意味もあるが、フジの単焦点はどれもキレの良い写りをするのが良い。
それにAPS-C専用で何れもコンパクトなので、持ち運びも苦にならないのはありがたい。
日本カメラ財団が選定する「その年の」歴史的カメラが発表された。
この手のものは「誰が」選考するのかで評価が決まるので、カメラ雑誌のフォトコンテスト同様に絶対に普遍的にはなり得ないことを頭の片隅に入れて見るべきだろう。その内容にオヤっ?と思う選出となるカメラがあっても、それは貴方自身の問題なので概ね気にしないように。
今年の選定カメラは以下の7台(並び順は発売日順)だった。
それぞれの財団の選定理由はそちらを見てもらえばわかるので割愛するが、歴史的という言葉をどう捉えるかがズレている気がしないでもない。
まず少なくてもGR III、THETA Z1、α7R IVの3機種は先代モデルからの順当なスペックアップでしかないあまり面白みのないカメラなので、2019年において歴史的と判断できるとは思えない。
つぎにE-M1Xだが、これは小型軽量カメラの開発を社是とするオリンパスにとって、こんな巨大なカメラを世に送り出してしまった点で、同社にとっては確かに歴史的wだろうが、市場においてはほぼ無視されるレベルのものだろうね。
その点、3社によるアライアンス事業という新たな業界の動きを創出したS1R、レンズ交換式の民生品カメラでは世界初となる1億画素センサー搭載のGFX100、レンズ交換式では世界最小の35mmフルサイズシネマカメラとなるfpについては、2019年において歴史的と評するに相応しいと思われるぞ。と、以上は拙者のあくまで独断であることご了承いただきたい。
ではこの中からどれを手にしたいか?と問われれば、レンズ交換式カメラを初めて手にするならS1R、一億円持っていればGFX100、ローガンが無くなればfpといったところだなw
今年もたくみの里(みなかみ町)に天狗様の巨大わらアートが登場したので、銀稜の仙ノ倉山バックに記念撮影。
大河ドラマ「いだてん」が昨日最終回だった。
テーマ的に視聴率は伸びないだろうというのは放送前から想定されていたと思うが、実際その通りで芳しくなかったようだ。やはり大河は室町後期の戦国絵巻物でないと視聴者がついて来ないのはデータ通りか。
個人的にも戦国と幕末の史実が好みであるが、今回はクドカンということだったので、結局最初からすべて見てしまった。そこで、言われるほど面白くないこともなく?いやいやなかなか良かったんじゃないの?というのが、後半以降の流れの率直な感想である。
クドカンワールドというのだろうか、随所に散りばめられた史実の小ネタが実によく効いていて、放送..でも実際は録画を観ていたので視聴率に貢献してないけどw..の後に毎回のようにネットでネタ元を検索してしまった。
特に日本への五輪誘致とそこに至るまでの歴史の動乱と、義務教育では決して触れることのない太平洋戦争と戦後史につながる辺りの描き方は秀逸で、学徒動員の行進と東京五輪の選手入場をオーバーラップさせているのは、今の時代に向けてグッジョブと言って良い。
来年は安定の戦国絵巻物に戻って明智光秀であるが、テーマの要素に引っ張られる大河と言えど、やはり脚本次第でドラマは面白くなるものだということをあらためて知って、さすがクドカンと溜飲が下がる思いだ。
先週12日が今年最後の満月だったようで、その影響で週末のふたご座流星群が今ひとつだったと知り合いがぼやいていた。
満月の月夜は意外に明るいので、長時間露光が目的の星空ハンターたちにはありがた迷惑な条件だろう。
この年の瀬に来て一気に物が色々壊れやがって、予定外の出費に泣いているw
まず何はなくとも最優先なのは10年ものの掃除機と洗濯機。洗濯機は毎日必要であるし、ボチボチ家人による家の大掃除が始まっているため、こちらはそれぞれ沼田のケーズデンキで速攻調達。
次にコンフィデンシャルな書類を裁断中に突如ご臨終となった15年もののシュレッダー。請負業務が多いのでシュレッダーは必須だが、今月は特に月末の証票類の処理にも欠かせないため、密林で物色して最新型を手に入れた。
そして仕事場の椅子。こちらは一昨年壊れて以来、高校時代に倅が使っていた勉強机から拝借していたが、どうにも背もたれが低くて寄っかかることができない代物で、さらに最近はギーギーと異音がするようになってちょっと怪しい雰囲気だった。
それでもロッキングチェアが別にあるので昼寝はそちらで対応できていたのが、それも夏から猫に占領されて..猫ちぐらのように寝床が設置されているw..オチオチ昼寝もできないという事態に。
仕事場にいる限りほぼ座っているので椅子はゲーミングチェアのような良いものを選びたいのだが、寸法を確認すると手すりが机の下に収まらないものが多いのでしばらく様子見だったのを、重い腰を上げてようやく決定して組み立てた次第だ。
貧乏臭くヒビが入っていた窓ガラス2ヶ所..どちらも草刈りで石を飛ばして割ったw..もガラスを交換するなど、まあなんとも物入りの師走である。
ここ数日は終日北風が強い。雪雲が晴れて上越国境が顔を見せたが、意外に白くなっていないので、思ったほど積雪は増えてない模様。
スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ氏が、COP25に参加するため滞在中の北米からスペインに移動するのに、CO2排出量が大きいとされる航空機を使わず、ヨットで大西洋横断をして渡欧したと話題だ。
彼女の一挙手一投足に注目が集まることに大いに意味があると、周囲で応援する人たちは考えているのは間違いなく、彼女自身も広告塔として担がれていることは認識しているはずである。
失礼ながら経済力のない高校生が己一人の力だけで世界を相手に闘うのは無理な話なので、彼女を支援する仲間がいるのは当然であろうし、公の国際的な会議の場で発言すれば当然衆目を集め、これからさらに支援の輪が広がるのは間違いない。
にも関わらず、飛行機に乗らないと言いながら電車に乗っているとか、排ガスが嫌なら馬車にでも乗れとか、SNS界隈で知ったふうな暴言を呟くマウンティング野郎の多いことと言ったら実に情けない。
大事なのは彼女が訴えている話、そう遠くない未来、それも間違いなく起こり得る非常事態に関わる話の内容であって、彼女自身の行動にどこか矛盾があろうがそんな仔細なことはどうでも良く、さらに大人が裏で操っていようが彼女がまだ子供であろうが、とにかく彼女の声に耳を傾けて考え、一歩でも前へ歩を進めて行動することが重要なのである。
地球温暖化の影響と思われる被害を最も受けている国の上位..今年はとうとうトップ..に位置し、そしてその温暖化を助長するCO2排出量の削減目標の達成には程遠い時代遅れの先進国という、なんとも情けないマッチポンプ状態なのが現在の日本である。
外人の女子高生の叫びが気に入らないとか、行動に矛盾があるとか何とか、大の大人がコソコソ陰口叩いている場合ではない。これから毎年のように今年の台風15号・19号クラスが日本列島を襲うことになるかもしれないのだ。
そしてその時その被害の当事者になるのが自分ではないとは誰も言い切れないぞ。
谷川連峰のマナイタグラのモルゲンロートを、赤城高原から1200mm手持ちで狙う。マナイタグラまで直線距離で30km近く離れているが、この時間帯だとヘイズの影響は少なくクリアに撮れる。
量販店の店頭でEOS R用の新型85mm F1.2を見たが、その昔に同社FD85mm F1.2Lを持っていた身からすると、何かの冗談かと思うようなその巨大さに驚いたw
EOSのRFレンズに限った話ではないが、昨今のミラーレス用35mmフルサイズの交換レンズは、ミラーが有った頃の反動なのかどれもこれも大きくて重いものが多い。そこまでしても35mmフルサイズが良いのか、よくぞ世の中のカメクラ達は大きさ・重さにめげないものだと感心する。
それでもEOSはAPS-C専用のMがある..ここはソニーも同じ戦略だ..ので、小さなカメラ・レンズのシステムが使いたければまだ選択肢はあるが、ニコンZはAPS-Cセンサーでも巨大なZマウントを使わせるつもりらしい..Z50の巨大なマウントはアンバランスでしかない..ので、もう完全にビギナークラスの購買層を捨てた感ありありだ。
話題のシグマfpは35mmフルサイズでも小型を実現しているが、肝心の交換レンズはセット販売の45mmを除けば他社同様どれも巨大なものばかりなので、28mm・85mm辺りの画角で45mmと同じテイストのレンズが出るとさらに売れ事うけあいだろう。
ちなみにパナのS1はボディのほうが群を抜いて巨大だが、パナはマイクロフォーサーズの商品群をラインナップしているので、上位・下位でレンズの共用ができない点含めて状況はEOSと同じと言えるだろう。
ちょっと前までは結構見かけたカケスも、さらに標高の低いところへ移動したのか、このところめっきり数が減ったようだ。
恐らく今見掛けるのは通年を通して生活している個体であって、賑やかに群れをなしていた連中は一時的に滞在していただけなのだろう。
ノーベル化学賞に選ばれた旭化成名誉フェローの吉野彰氏の授賞式が話題である。
ノーベル賞に選ばれた日本人は同氏含め過去に25人いるとのことで、東アジアの先進国である中国・韓国に比べても突出して多い。それをもって「日本はすごい!」と騒ぐいつものマスゴミには困ったものだが、そもそもノーベル賞は個人の功績に贈られるものなので、どこの国の人かは関係ないのだが..
いやいや、研究費は国が補助するケースが多い..吉野氏は旭化成なので民間だけど..ので国を挙げて喜ぶのも当然という見方もあろうが、国公立大学の研究予算は年々減らされる一方であり、しかも確実かつ拙速に研究結果を求められるようになって来ているので、中長期的な研究が名目的なお座なりになっているのが現状である。
一見すると何に役立つかわからないような、将来を見据えた基礎研究こそ国の根幹を成す研究であると見定めない限り、ノーベル賞のような国家観に左右されない権威のある評価を受け続けるのは無理な話と知るべしだ。
そもそも今ノーベル賞を受賞している方々の研究自体、それこそ何十年も前から地道に行われてきたもので、昨日今日の話ではないのである。
ひたすら教育費と研究予算をカットし続ける反面、巨額な防衛費や自分たちのお友達や支持者にばかり甘い汁を吸わせている日本の現政権は、金の使い方を根本的に間違えている。与党某議員の言葉を借りるならそれこそ恥を知ったほうが良い。
近年の各方面の学会などに発表される研究論文は、潤沢な予算に支えられている中国の研究者が圧倒的と伝え聞く。「昔は日本人もノーベル賞もらったことがあるんだよ」という昔語になってからでは遅いのである。
冬枯れて木々の葉が落ち、森の中を歩くには良い季節となった。
落葉樹主体の森をガサガサと落ち葉を踏みしめて歩くと、カシラダカやツグミが灌木の茂みから飛び立ち、リスが慌てて近くの木に駆け上がる。
沢沿いの杉林近くの林縁では、長い尾羽根を見せつけるようにドドドッという重低音の羽音を響かせてヤマドリが飛び立ち、大きなホウノキの根元に隠れるように降り立つ。
しばらくその場所を双眼鏡で凝視するが、結局見つけることは叶わなかった、そんな暖かい午後のひととき。