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おらが村の桜前線も急速に標高を上げており、標高500m付近にある某C社の工場名物の桜並木も、この週末に満開になるかも。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / Velvia

昔はここいらで観光客など見掛けなかったが、道の駅で広報し出したからか、桜の季節になると上州武尊山をバックにチラホラ記念撮影している人がいるようになった。

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箕郷の梅

2023/3/8

3月に入って県北は早春の風情が出始めているが、啓蟄を過ぎたとは言えまだ花の季節には程遠い。せいぜい雪の渓流沿いにマンサクが咲いているぐらいだ。

下界は早咲きの河津桜と梅がどこも満開のようで、SNSに流れてくるのをよく見掛ける。この春はソメイヨシノも早いという予報なので、来週後半とか開花情報が出るかもね。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ASTIA

青空バックの梅や桜はASTIAが一番好み。

写真は何れも先週下界に降りた際に箕郷梅林で撮ったもので、この時はまだ三分咲き程度だったが、今日あたりはもう満開になっていると思われる。

余談だが梅林の花はそれだけだとどこで撮っても同じなので、環境や撮影場所が適度に判るカットがあったほうが良い。箕郷ならやはり榛名山を背景にするのがベターだ。

赤城の大沼が全面結氷して氷上のワカサギ釣りが解禁した。正確には漁業組合による安全確認..平均で15cmの厚さが必要..が済んだという意味。

例年だと1月下旬ぐらいだったと思うが、今冬は雪は少ないが気温が低い日が続いていたので、早い時期に結氷となったようだ。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

地蔵岳から大沼を見下ろす。

まだ雪が少ないのであちこち結氷面が顔をのぞかせている。雪が積もる前の今ならまだアイスバブルが狙えるかも。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / CLASSIC CHROME

同じく地蔵岳から小沼を見下ろす。

小沼は水深も浅く大沼ほど広くないので早々に全面結氷する。週末にはスノーシューハイクや氷爆ツアー客が終日湖上を行き交っている。

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先日も書いた通り坤六峠付近のブナ林はもう終盤であったが、森全体を俯瞰して眺めた場合、ブナ林の紅葉が終わりかけの頃のほうが、林内に点在する他の木々の色づきが目立って、絵としては好みだったりする。

ブナ林は基本的にブナを主とする単層林になるので、芽吹きの新緑と同様に紅葉も最盛期は単調な眺めになってしまうのである。

それでも倒木更新などで林内にできたギャップを利用してブナ以外の木々も成長しているので、それがイイ感じに色づく頃合いがブナの紅葉終盤ということである。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

奥利根水源の森は西向きに広がっているため、お昼前後から午後は光の反射がきつくなるのでイマイチである。

かと言って午前の早い時間帯だと日陰部分が目立ってコントラストが強くなるので、狙い目はお昼ちょっと前のややトップライト気味の頃である。

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奥利根の紅葉

2022/10/23

先週ようやく時間を作って県北フィールドへ出撃。遠望ながら天狗様2ペアの外郭行動を確認でき、ひとまず目的を達したので、奥利根方面を寄り道しながら帰ってきた。

時期的に照葉峡の中流域が見頃だろうと思っていたが、意外にまだ上流部でもイイ感じで色が残っていたかな。

それにしても、平日ではあったが照葉峡沿いの県道はジジババカメラマンで賑わっており、ヨタヨタ歩く年寄を危うく轢きそうになったぞw 頼むから移動するときはご自慢の三角は畳んで歩いてくれよ。

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF10-24mmF4 R OIS WR / Velvia
FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM X-H2 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

昔は奥利根水源の森は携帯電波が不通だったのだが、現在は坤六峠まで上がるとドコモなら電波が入る。ただ、そこでいきなり各種通知が届くので、峠の空き地にて少々仕事で対応を強いられるのは便利なのか迷惑なのかw

iPadを閉じて車外に目を向けると、紅葉終盤のブナ林を小鳥の群れが移動して行くのが目に入る。双眼鏡で追うとアトリの20羽ほどの群れで、これが今シーズン冬鳥初認となった。

尾瀬のことを天空の湿原的な言い回しをよく目にするが、尾瀬ヶ原の標高は約1400m。もともと湿原だったがダム湖に沈んだ野反湖でさえ約1500mだ。

その尾瀬ヶ原に比べると広さの点では及ばないものの、標高2200mの雲上に広がる苗場山こそがまさに天空の湿原という風情である。

何しろ尾瀬ヶ原へのアプローチは峠から下るだけだが、苗場山には湯沢側から登る限り標高差約1000m..累積標高なら1200mを超える..を登らないと到達できない。

大汗かいて上りきったその眼の前に広がる高層湿原の眺めはまさに絶景にふさわしく、越後の山や上越国境は無論のこと、100km離れた北アルプスから火打妙高まで一望できる。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

iPhone 13 mini

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

iPhone SE

何しろ豪雪地帯に鎮座する全山が雪解け水に溢れているので、登山道はどのコースも常に湿っており、特に夏場はアブにブヨにと不快吸血昆虫の巣窟なので、登るなら涼しくなった秋がベストだ。

今なら草紅葉も始まっており、素晴らしく気持ちの良いトレッキンが楽しめる。

そんな苗場山は我が赤城高原からもその特徴的な台形の山容がよく見えており、上越国境の一員として季節を問わず目を楽しませてくれる。

ちなみに湯沢側に苗場スキー場というのがあるが、名前の由来である苗場山からは10km以上離れており、苗場山自体にスキー場があるわけではない。バブルの頃のスキーブームで何度か行ったことがあるが、最上部の筍山から苗場山が見えていたのは覚えている。

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静かな尾瀬

2022/7/11

尾瀬も昔に比べるとだいぶ鳥が減ったなぁという印象。

四半世紀前なら夏の尾瀬はそれこそカッコウとオオジシギがうるさいくらい鳴いていたが、この10年ははるかな尾瀬というより静かな尾瀬と言った様相である。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ホオアカ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / ノビタキ

以前なら写真のホオアカ、ノビタキ、それにヒバリ、ビンズイも湿原内では至るところで営巣していたが、木道近くで見られるのはわずかである。

尾瀬ヶ原はまだ湿地の印象が強いが、基本的に高層湿原なので徐々に乾燥化が進み、何れは奥日光の戦場ヶ原のように環境が変化していくので、植生の遷移と同時に生きものの種類も変化することになる。

が、そういった自然の摂理よりもやはり鳥の数そのものがこの30年くらいで劇的に減ったな感が強い。

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すき間尾瀬

2022/6/20

近年恒例となっているこの時期の尾瀬歩きへ今年も。

ミズバショウの見頃も終わり、次のニッコウキスゲまでの梅雨時一ヶ月程度は尾瀬にとっては端境期。この日は平日ということもあって往路は行き交うハイカーも少なく快適な木道歩きだった。

花の時期が良いというのはその通りではあるが、ミズバショウとか過去に散々見てきているので、仕事でもない限りわざわざ混雑する時に出張っていくほどのものでもない。

ただ平日は尾瀬学校で小中高生が多く、それを知っていたので早朝から行動して昼前には引き上げる算段をしていたのだが、うっかり見晴らし十字路まで足を延ばして復路が遅くなり、山ノ鼻の手間で渋滞に巻き込まれたのには難儀したw

iPhone SE / 牛首と至仏山
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ミズバショウの残り物

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ワタスゲと燧ヶ岳
OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ミツガシワ

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 燧ヶ岳

湿原中央ではワタスゲが花をつけていたが、早いところではボチボチ綿毛に移行しつつある。

それと昨年は結構見かけたミツガシワだが、今回は木道脇くらいにしか残ってなかったのが気になった。湿原内のヌタ場を見る限りシカの食害の影響だと思うが、やはりそう簡単に復活ってわけにもいかないな。

この春の県内の桜前線を見ている限り、時期的にまだ早いことはわかっていたが、出掛ける用事があったのと、週の後半は台風の影響で雨模様という予報だったので、ダメ元で週の初めに妙義のさくらの里へ足を伸ばした

10時には高崎に戻らないとならなかったので、開花状況がイマイチなら引き上げようと思っていたが、状況はどうあれ人は欲があるので結局カメラ担いでウロウロすることにw

さくらの里は標高差を利用して様々な種類の桜が植わっているので、これからGW頃まではなんのかんの言っても花は見られるが、それでも見頃はやはりあるので、そこについてはもう一週間程度先かなといった感じ。

ちなみに妙義神社の枝垂れは散り際で、県道に近いソメイヨシノは満開だった。

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

時間がなかったので朝イチから2時間ほどで撮了。花が少なくて撮るものがなかったというのが実際のところだけど。

そして前述の通りここは園内の高低差があって、おっさんカメラマンでは息切れするのは目に見えていたのでw、この日は多くの場面で三脚を使用した。何せ登り下りの途中に肩で息をするので、さすがにそこまでは手ブレ補正してくれないからねw

この日はクロツグミの初鳴きを観測。ミツバツツジのシーンでちょっとだけ声が入っているかも。

先週末、高崎の桜が満開と聞いて、用事で出掛けたついでに朝一番で高崎観音山で桜をGH6のV-Logで撮影してきた。

山頂にある慈眼院を訪れたのは久しぶりで、当然白衣観音を間近に拝むのもいつ以来って感じであるが、備忘録を兼ねるブログ記事によれば9年ぶりのようである。

高崎の街を見下ろすように巨大な観音様が建っていると話すと、県外の人は大抵怪訝そうに思うが、特に怪しい宗教絡みではなく、昭和の初めに戦没者記念のために建立されたもので、高崎市民には街のシンボルと言っても良い。

かく言う拙者は生まれも育ちも高崎なので、高崎観音山には子供の頃から馴染みがあって、中でも観音様に隣接していた水の国カッパピア..バブル崩壊後だったかに廃業..は、我々の世代には今のディズニーランド的な存在だった。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今まで映像編集はAdobe Premiere Proを使ってきたが、GH6を機に本格的にDaVinci Resolveに移行することにした。

DaVinci ResolveはBlackmagic Designが日本に上陸した頃に一度試したことがあったが、当時のバージョンでは仕事に使うには辛いものがあって放置したままだったが、今やバージョンも17となって名実ともに立派なノンリニア編集ソフトにのし上がってきた。

かたや最初に使ったPremiereのバージョンは6だっと記憶しており、映像編集で稼いでいた頃からの付き合いだが、さすがに建て増しにつぐ建て増しで最近は重い遅い高い..Creative Cloudなので料金は込みだけど..ときて、メイン業務でないここらが移行の潮時と考えた次第だ。

近年、映像クリエーターの間ではLogやRAWで収録した映像をカット編集し、LUTやLOOKを当ててカラーグレーディングして仕上げるのが主流だが、そういう編集フローでは旧態然としたPremiereのUIよりDaVinciのほうがしっくりくるものがある。

何より最後の足枷だったPremiereの呪縛から逃れられると、毎年納めているAdobe税を大幅に減額できるメリットがあったりするのだなw

今回もGH6の強力な手ぶれ補正頼みで基本的に手持ち撮影としており、パナライカ100-400の望遠側であっても三脚は使用していない。

V-Logで収録しているのでLUTもV-709を当て、H.265で書き出してYouTubeにアップロードしている。

ちなみに一部120pのHFRを使用して20%スローとしているが、DaVinciで120pを使う場合は有償版のStudioにする必要がある。