セミの季節
梅雨明けて暑さ増すセミの季節の到来。7月6日にヒグラシ、同16日にエゾセミ、同21日の朝にミンミンゼミ、同夕方にアブラゼミの順に初鳴きを観測。
後は暑さ極まる頃にツクツクボウシが鳴き出すことになる。
ヒグラシの抜け殻。地面に近い草の葉の裏に同様にいくつも見つかる。
抜け殻の主かどうかは分からないが、ヒグラシがすぐ近くに落ちていた。
しばらく動かなかったが、やがて飛んで近くのアカマツに留ったので、取り敢えずこの個体はこの夏を謳歌できそうだ。
梅雨明けて暑さ増すセミの季節の到来。7月6日にヒグラシ、同16日にエゾセミ、同21日の朝にミンミンゼミ、同夕方にアブラゼミの順に初鳴きを観測。
後は暑さ極まる頃にツクツクボウシが鳴き出すことになる。
ヒグラシの抜け殻。地面に近い草の葉の裏に同様にいくつも見つかる。
抜け殻の主かどうかは分からないが、ヒグラシがすぐ近くに落ちていた。
しばらく動かなかったが、やがて飛んで近くのアカマツに留ったので、取り敢えずこの個体はこの夏を謳歌できそうだ。
デスクワークを逃れ北部フィールドへプチ天狗様観察。住まいがフィールドに近いというのはこういう時に便利である。
観察定点で暑さ逃れて車の後部ハッチを開けて休んでいたら、足元をヒラヒラとヒカゲチョウ。と思ったら直射日光を嫌うクロヒカゲだった。
そしてパン棒のハンドルではいつものようにサトキマダラヒカゲが塩分補給中。
チョウやトンボは探さなくても翔んでいる限りは目につくので、ヒマ?に任せてよく撮らせてもらうが、虫屋ではないため、識別となるとまだまだの状況となることがほとんど。
以下は最近東日本周辺で撮影したチョウの仲間。
虫の名前も昔から存在が知られて意識されていると気の利いた名前がつく傾向があるが、それでも鳥に比べると圧倒的に近縁種が多いため、それ以上に色や形で分類されていくというのはある。
擬態は昆虫が持つ最強の能力と言っても良い。虫屋ではない小生レベルでは、擬態中の虫を単独で発見するのは困難。
ナナフシなどその最たるもので、たまたま目立つところにいたのでその存在に気が付いただけで、森の中で枝に化けていたらまず無理。
写真はクロコノマチョウ。この時は樹冠からヒラヒラと枯れ葉が舞い落ちているくらいに思っていたのが、クルッと反転して草に留ったところを偶然観てしまったので気が付いた次第。
ま、こうして改めて観るとこのケースはまったく擬態になってないんだけどね。
米ナショナル・ジオグラフィック誌が、最後に残っていたスタッフ・ライター全員を解雇したという衝撃的な記事を読んだ。2019年にディズニーに買われた辺りから予想はしていたけど、意外に早かった印象。
その幅広い取材対象は宇宙から深海、微生物から古代恐竜、太古から現代までと名前の通り地球規模で、ピーク時には全世界で2000万人近かった購読者も、直近では200万人を切っていたとのこと。135年続いた老舗グラビア雑誌の名門にも抗いようのない変革の波が到来したようだ。
これでいよいよ緻密な取材と厳格な裏取に基づくニュースが減るのは間違いなく、新たな「発見」も失われそうだ。購読者としてつくづく残念な話である。
かく言う小生も、足元の小動物から奥山の大型猛禽類まで守備範囲は広いぞ。
トンボやチョウは探さなくても翔んでいる限りは目につくので、ヒマ?に任せてよく撮らせてもらうが、虫屋ではないため、識別となるとまだまだの状況となることがほとんど。
以下は最近東日本周辺で撮影したトンボの仲間。
最後の個体はニホンカワトンボの淡色型の雌?で良いのかな。
先日、中部日本の標高600mほどの山間を訪れたが、すでにアキアカネが羽化していて結構な数が飛び交っていた。
目的の対象種を探すために双眼鏡覗くまでトンボにはまったく気が付かなかったが、それほどに高空を飛んでいた。
と、何気に足元見たら地表にもいてこっち見てたw
日差しを避けて日陰で休むアキアカネ。名前に秋が付いているけど発生は夏。山の上で姿を見かけるようになると暑い夏がそこまでやって来ているのを感じる。