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昆虫や至近距離から狙う小鳥の場合ではプリ連写は非常有効だが、大型の鳥でしかも飛び立つのが予測できるケースなら、通常の連写で十分である。

個体差もあるが、サギの仲間は近くにいる時に..不思議と向こうから勝手に近くに降り立つことがある..カメラを構えてジッと見つめると、居たたまれなくなるのか、ソワソワしだしてすぐに飛び去るので、いつ飛ぶかいつ飛ぶかとタイミングを待つほどではない。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x 1.4 / ETERNA / 夕暮れ

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA / 日中

水田が珍しいのと同様に水鳥の仲間も普段あまり目にしないので、サギなど大型の鳥がいると何となくカメラを向けてしまう。

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近所のツツジ

2019/5/22

裏山の標高の高いところではアカヤシオだが、中腹ではヤマツツジやクロフネツツジなどが見頃だ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PRO Neg. Hi / Dレンジ優先

某所でエゾハルゼミを今シーズン初。先週辺りから周囲からはボチボチ情報として届いていたが、個人的には今日が初であった。

エゾハルゼミの声を聞くと、そろそろ梅雨を意識してしまうね。

裏山の鳥居峠で春の名物アカヤシオが見頃になっていた。4月の気温の低さが影響しているのか、例年に比べて一週間くらい遅い感じで、今週末辺りまで十分見ることができるだろう。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA

大沼湖畔で標高1300mほどあるが、新緑の芽吹きにはまだ程遠く、当日はやや薄曇りだったせいもあって、森の中は早春の雰囲気に包まれていた。

中腹でコマドリがよく鳴いていて、少し粘ったが時間的に姿を見るまでには至らず。その代り近くに来たコガラとゴジュウカラを撮影。

隙間を探せ

2019/5/18

春から夏にかけて、低山から亜高山帯までよく耳にするホーホケキョのフレーズ。

言わずと知れたウグイスのさえずりであるが、大きな声の割に、藪の中で鳴くその姿をを拝むのはなかなか至難の業である。

されど時々樹冠で縄張りを主張する個体もいて、春の展葉前ならすぐに見つけることも可能だ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

とは言え新緑の季節になると、声を頼りに葉や枝の隙間から探すことになる。

さらにその姿をキッチリとフレームに収めようとすると、それこそ前後左右上下にと、見通しの利く隙間を探して動き回ることになるのは受け合いだ。

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ヒゲエナガ

2019/5/17

何やら妙な形の小鳥が枝陰をウロウロ。あいにく葉が被っていてなかなか姿を確認できず。

闇雲に追いかけても撮れそうにないので、ちょっと隙間を見つけて待っていると、狙い通りの位置に。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA

正体は巣材をくわえたエナガ。キジバトの羽だろうか、嘴いっぱいの巣材は文字通りの羽毛布団になるだろうね。

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夏鳥追加

2019/5/16

オオヨシキリ、サンコウチョウ、コルリ、コノハズク(声のみ)を先週からここ数日にかけて初認。あ、GW中にコマドリ、ジュウイチ、センダイムシクイも声を聞いたな。

渡来の早いツツドリは先月に確認しているので、あとはカッコウとホトトギスだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

久しぶりにキビタキの雌を確認。キビタキに限った話ではないが、ペアを形成して営巣に入るとなかなか雌の姿を拝むのは難しい。

葉が展葉して森が鬱蒼としてくればそれは尚更の話である。

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ヒバケツ

2019/5/14

SNS界隈では生きものの尻を撮るのが流行っているようなので、当ブログからはヒバリのケツを。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

別に恥ずかしがっているわけではなく、羽づくろいの途中だったりする。さらに背景が風流に残雪っぽくもあるが、ただのマルチの残渣だったりするしw

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

ヒバリは赤城高原で見られる鳥類では、もっとも早くに子育てに入る。ただ、場所とタイミングによってはトラクターで畑にすき込まれてしまうので、その度にやり直すなどなかなか苦労の耐えない。

端っこの畦で営巣すれば良いのだが、キツネやノラネコが近づいてもすぐに気がつけるように、周囲がよく見通せる畑の真ん中に営巣することが多いようである。

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4K/60Pを10bitで内部記録できるX-T3の動画性能は、連続した録画時間の長さを除けば、パナのGH5を超えて現行コンシューマ機では最強と言っていいだろう。

さらに、1.25Xクロップされた1660万画素なれど、AF追従で30コマ/秒でJPEG60枚(RAWの場合は35枚)を記録できる点で、同じくパナのG9 PRO(AF追従で20コマ/秒、JPEG50枚)と比肩する性能である。

そしてその前連写番長であったG9 PROのウリの一つであるプリ連写機能においても、X-T3は遡り最大20コマ(G9 PROは最大24コマ)と健闘していると言って良いだろう。

辛口の海外レビューで知られたDPREVIEWの総評で、昨年の金賞(APS-C部門で優勝)を取ったのも頷ける。

飛んだ瞬間にレリーズしているものの、この画角(600mm相当)で通常なら絶対に写し止めることは不可能だが、事実上時間を遡って記録できる点で、プリ連写は人間業では到底成し得ない機能であることは疑いようもない。

ただ、そうは言ってもそこにはいくつかの条件が揃わないと実用的な結果が伴わないのは、特に生きもの相手の場合は自明の理である。

わかり易い例として鳥が飛び立つシーンを適当に狙ってみたが、兎にも角にも早いシャッター速度で撮るのが必定、とりわけ朝早い時間帯とか暗い林内では高感度を必要とするため、そこは画質との戦いということになる。

上の例だと1枚目・2枚目はISO1600で1/3000秒だが、3枚目などISO6400でも1/200秒なので、動きは捉えられても被写体ブレはどうにもしようがない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

これはG9 PROの例だが、1/16000秒まで出せればこの程度は止まる。

それと大事なのは対象の次の行動である。いくら時間を遡れても、こちらが期待した方向に動くとは限らないのが生きものの常。

スポーツなどで次の行動を予測するのはそんなに難しくないが、野生動物は日頃から対象を観察する目を養っておかないと、なかなか意図したような絵にはならない。

上の例は予想ハズレの図。右方向に飛び出すものと思いつつも、一応両方向どちらにでも対応すべく中央に配置していたが、直前にこの手前を別の雄が横切ったので、それを追いかけるように手前に飛びしてきたという例。

逆に1枚目・2枚目は予想が当たった例だ。

桜散る

2019/5/9

今年のキビタキだが、桜の近くに縄張りを構える個体がいたので、桜に留まる絵を想定して毎朝楽しみにしていたが、結局満開のうちはチャンスがなく、留まったところを取れたのは散ってしまった後であった。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PRO Neg. Hi

ピッコロピッコロと毎朝良い声で鳴いてくれるのだが、こうなってはどうにも絵にならないよね〜

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PRO Neg. Hi

ピーヨピーヨと蜜が目当てのヒヨさんだが、鳴くというより雄叫びを上げると言った感じ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROSS

防風林のヤマザクラも散り始めた。隣接の畑には風花の如く春が終わりを告げていた。

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八重の季節

2019/5/7

ミズキが芽吹き、初夏の香り漂うGWにはヤエザクラが満開となる。ソメイヨシノと違ってヤエザクラの仲間は花期が長いので、しばらく見頃が続く。

蜜を目当てに集る鳥たちの中でも、メジロは特にご執心だ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Hi

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PRO Neg. Hi / Dレンジ優先

いやぁ〜、それにしても今日はメールとチャット、電話が忙しい一日であった。もちろんある程度は予想していたが、間断なく続くとはまさにこれ然り。

デバッグ用の2台のPCに新元号対応のWindows Updateを走らせつつ、あの時こう言ったよね?とか言われるのを避けるべく、打ち合わせなど口頭で答えた内容をMacでメモにタイピング。

もう寄る年波には勝てず、記憶でなく記録に頼る日々である。

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