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東北の森のなかではまだピッコロピッコロ鳴いているキビタキだが、赤城高原ではもうほとんどさえずりを聞くことはない。

今まさに子育ての真っ最中であろうからね。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

小用を足しに里山の林内に入ると、目の前の横枝に巾着袋がごときキビタキの姿が。

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先日も東北の仕事仲間とそんな会話をしたところだが、確かに今年は少ない印象が強い。

さらに言えば年々減っているような感も無きにしもあらず。ただ、夏鳥なので渡来場所の違いもあって、全国的な統計データを見ないと正確には言えないけどね。

それに托卵という習性上、寄主の生息数にも左右されるのが要因として大きい。モズやオオヨシキリなど托卵を請け負う鳥の増減にも気を配る必要は当然あろう。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Hi / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PRO Neg. Hi

渡来したばかりの頃は、朝早くから家の前の電線でカッコー、カッコーと大きな声でモーニングコールがあったものだが、今年は遠くの方で鳴いている声が聞こえるだけで静かなものである。

ちなみにホトトギスは例年と変わらず。例のごとく昼に夜によく鳴いている。

庭の畑に落ちていたと、家人が鳥の巣を拾ってきた。恐らくヤマボウシ辺りに作ってあったのが、昨秋の台風で飛ばされたと思われる。

ビニール紐や、農業資材を細く切り裂いて紐状にしたものなどを器用に編んで作ってあるが、庭先で営巣しそうな種で、こんな感じの巣を作るのであればメジロ辺りが一番怪しいかな。

iPhone 6

ということで鳥の専門家であるYプロにヘルプしたところ、やはりメジロが一番近いかもとのこと。

あとカワラヒワもこんな感じの巣を作るらしく、家の周辺には連中も通年普通にいるので、これまた悩ましいところだ..

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一筆啓上

2019/6/2

アベンジャーズ/エンドゲーム、空母いぶきに続いて、ゴジラ キング・オブ・モンスターズを観てきた。

詳しい感想を書くとネタバレとひんしゅくを買うので控えるが、本家である日本版ゴジラに対して、少なくても音楽面ではリスペクトを感じられる作品であったことは確かかな。前作ではそこまでの感はなかったけどね。

あと世界のケン・ワタナベ演じる芹澤博士もゴニョゴニョ..w

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

子育ても一息ついたのか、一筆啓上一筆啓上と畑の畦でホオジロがよく鳴いている。夏鳥たちは今が盛りだが、留鳥たちの子育ては早い。

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昆虫や至近距離から狙う小鳥の場合ではプリ連写は非常有効だが、大型の鳥でしかも飛び立つのが予測できるケースなら、通常の連写で十分である。

個体差もあるが、サギの仲間は近くにいる時に..不思議と向こうから勝手に近くに降り立つことがある..カメラを構えてジッと見つめると、居たたまれなくなるのか、ソワソワしだしてすぐに飛び去るので、いつ飛ぶかいつ飛ぶかとタイミングを待つほどではない。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x 1.4 / ETERNA / 夕暮れ

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA / 日中

水田が珍しいのと同様に水鳥の仲間も普段あまり目にしないので、サギなど大型の鳥がいると何となくカメラを向けてしまう。

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近所のツツジ

2019/5/22

裏山の標高の高いところではアカヤシオだが、中腹ではヤマツツジやクロフネツツジなどが見頃だ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PRO Neg. Hi / Dレンジ優先

某所でエゾハルゼミを今シーズン初。先週辺りから周囲からはボチボチ情報として届いていたが、個人的には今日が初であった。

エゾハルゼミの声を聞くと、そろそろ梅雨を意識してしまうね。

裏山の鳥居峠で春の名物アカヤシオが見頃になっていた。4月の気温の低さが影響しているのか、例年に比べて一週間くらい遅い感じで、今週末辺りまで十分見ることができるだろう。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA
FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA

大沼湖畔で標高1300mほどあるが、新緑の芽吹きにはまだ程遠く、当日はやや薄曇りだったせいもあって、森の中は早春の雰囲気に包まれていた。

中腹でコマドリがよく鳴いていて、少し粘ったが時間的に姿を見るまでには至らず。その代り近くに来たコガラとゴジュウカラを撮影。

隙間を探せ

2019/5/18

春から夏にかけて、低山から亜高山帯までよく耳にするホーホケキョのフレーズ。

言わずと知れたウグイスのさえずりであるが、大きな声の割に、藪の中で鳴くその姿をを拝むのはなかなか至難の業である。

されど時々樹冠で縄張りを主張する個体もいて、春の展葉前ならすぐに見つけることも可能だ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

とは言え新緑の季節になると、声を頼りに葉や枝の隙間から探すことになる。

さらにその姿をキッチリとフレームに収めようとすると、それこそ前後左右上下にと、見通しの利く隙間を探して動き回ることになるのは受け合いだ。

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ヒゲエナガ

2019/5/17

何やら妙な形の小鳥が枝陰をウロウロ。あいにく葉が被っていてなかなか姿を確認できず。

闇雲に追いかけても撮れそうにないので、ちょっと隙間を見つけて待っていると、狙い通りの位置に。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS x1.4 / PROVIA

正体は巣材をくわえたエナガ。キジバトの羽だろうか、嘴いっぱいの巣材は文字通りの羽毛布団になるだろうね。

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夏鳥追加

2019/5/16

オオヨシキリ、サンコウチョウ、コルリ、コノハズク(声のみ)を先週からここ数日にかけて初認。あ、GW中にコマドリ、ジュウイチ、センダイムシクイも声を聞いたな。

渡来の早いツツドリは先月に確認しているので、あとはカッコウとホトトギスだ。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

久しぶりにキビタキの雌を確認。キビタキに限った話ではないが、ペアを形成して営巣に入るとなかなか雌の姿を拝むのは難しい。

葉が展葉して森が鬱蒼としてくればそれは尚更の話である。

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