タグ : オオヨシキリ

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平野部ではよく目にするが、赤城高原で滅多に見かけない鳥として以前からサギの仲間を上げている。

もちろん水場が少ないのでいわゆる水辺の鳥はそもそも少ないのだが、農業用水の貯水池があるので時期が合えばカモの仲間はそこそこ目にする。

そういう意味で芦原のような湿性の草地を好むオオヨシキリもほとんど見かけない。正確には過去に一度だけ秋の渡りの時に近所に立ち寄ったことがあったが、繁殖の話は聞かない。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し

ということで、何れも当地以外での撮影。

営巣が始まると途端に鳴かなくなるが、それまでは朝から晩まで行々子ギョウギョウシと終日賑やかな鳥である。

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世間を騒がす話題の火事場泥棒法案に対し、一般国民だけでなく俳優や各界のアーティストたちからも挙って非難の声が上がっている。

が、それに対してxxは政治的な発言は控えろとか、xxなのだから政治的ポリシーの表明はダメだとか、日頃から政権与党の応援団を標榜する提灯持ち連中が、声を上げた人たちに口撃を仕掛けている..中には恫喝まがいのもあったぞ..というから呆れた話である。

しかもそのほとんどが「政治的発言」へではなく、「現政権批判」への批判の批判なのだから実に分かりやすい話だ。

バカを言っちゃいけない。我々国民が納めた税金で運営されている仕組みや人事、その金の使途に口出しするのに何をはばかる必要があるというのだ。

遠慮なくどんどん意見・文句を言おう、そして我々国民の意思を届けようではないか。我々には納めた税金の行方をしっかり見極め、そして見届ける義務があるのだぞ。

大体だ、世の中の政治家という連中は何か大いなる勘違いをしているのだ。選挙で国民から選ばれたのだから自分のすべての意見は民意だと。ろくに公約も守れない輩が一体どの口でそういう戯言を言うのか。

それこそアホ抜かせで、お前らの言質と行動のすべてを国民が認めているわけなかろうが。そういう勘違い野郎を監視して行動を質すためにも、どんどん声を上げるべきだ。

遠慮はいらないぞ。ネットで叫ぶ声はプライスレスだ。

iPhone 11 Pro

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

群馬も二毛作である高崎周辺を除けば、もうぼちぼち田植えの時期であるが、南関東の米どころではすでに田植えを終えているところが多かった。

OM-D E-M1X/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

休耕地の湿地ではオオヨシキリが賑やかに、いやけたたましく終日鳴き続け、平野部の初夏は実に賑やかである。

そして1200mm相当を手持ち撮影して得られるこの解像感、ED300PROとオリの手ブレ補正は相変わらず凄いね。

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行々子

2019/6/9

ヨシキリは漢字で「葦切」と書くが、昔は「行々子」を当てていたようだ。これはその特徴的な鳴き声である「ぎょうぎょうしい」の聞きなしに由来するものだろう。

行々子は俳句の世界では夏の季語にもなっているので、この当て字のほうがなんとく和名として風流に感じてしまう。

LUMIX G9 PRO / KOWA PROMINAR TSN-884

平地の河川敷ではオオヨシキリが風流を通り越してやかましいほど賑やかである。近くで電話していると、電話の向こうで「一体何の音がしているのか?」と皆口をそろえて聞いてくるw

一般的に鳥は営巣を始めて繁殖活動に入れば、さえずりを止めて雌雄でせっせと巣に餌を運ぶが、オオヨシキリは一夫多妻制なので、雄は縄張りを守るために日がな一日大きな声で歌っている。

よくぞ喉が枯れないものだと感心するが、それが彼らの繁殖活動なのだからさもありなんだ。

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先月お盆の頃より夜はめっきり涼しく、窓は閉めきって寝ている。暑い時期はさすがに開け放っているので、朝採り農家車両の往来で目がさめることしばしば。ま、そこは歳とったせいもあるか(苦笑)。

しばらく前まで、家の周囲にガビチョウが居座って朝は大鳴きして迷惑千万だったのだが、ヒヨドリとモズにいじめられて追い払われたのか、最近は声を聞かなくなって平穏であった。が、それが今朝は閉めきった窓を通してもよく通る声で、隣家からオオヨシキリの鳴き声が盛大に響いてきてビックリ。

オオヨシキリはその名前の由来でもあるヨシ(またはアシ)が大好きで、葦原のあるところなら河口から高地まで割りとどこででも繁殖する夏鳥である。ただ、農地として開墾されてきた赤城高原に葦原はなく、これまでに繁殖例も聞かないので、今朝の個体は渡り途中ではないかと思われる。

一般的に夏鳥が渡去する際は、ひっそりと誰にも気付かれずに移動していくものだが、時々この手の賑やかしがいたりするから面白い。普段なら素通りしていくオオヨシキリも、先日のキビタキではないが、突然歌いたい気分になったのかもしれない。

20160903

どこで鳴いているのか探すまでもなく、オープンで目立つ場所にいたオオヨシキリ。窓から望遠レンズを出して向けると、ピタリと鳴き止んで素知らぬ顔を見せる。

この後しばらくして近くの藪に入って見えなくなったが、もう明日の朝にはいないだろう。

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