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ピント合わせは絶対マニュアルだ!オートフォーカスなんて邪道、機械に頼っていてはいつまで立っても上達しない!などという輩はこの世からもう絶滅したようで、巷ではだいぶ静かになった印象。

最近は手ブレ補正なんて..と言う輩も減ってきて、いずれ近いうちに絶滅危惧種としてレッドデータ扱いは間違いない。

機械でもでき且つ人より高精度な結果になるのにわざわざ人がやる必要など無いわけで、なるべく楽をしたい拙者には良い世の中になったきたなとw

しかもAFは今や人の顔や瞳のみならず、犬猫鳥まで認識してピントを合わせてくれるのだからありがたいことこの上ないぞ。

とは言え手持ちの機材では辛うじてオリのE-M1Xの鳥認識だけで、パナは絶対動物認識を入れてくると確信があるが、フジなどやる気があるのかさえ未だに不明だ。

まあ若い頃と違って今はそこまで拘って生きものを撮ることはない..15年以上前なら間違いなくEOS R5とRFレンズ一式担いでいるw..ので別段不便は感じないが、出来ないより出来たほうが良いに決まっているので、X-H2が登場する頃にはお願いしたいものだ。

なんでこんな話を書いているかと言うと、海外のそっち系のニュースを眺めていたら、なんと世界初の動物認識は富士フイルムが10年前に出した「FinePix F80EXR」だったというではないか。

その頃のフジのカメラなど全然知らないのだが、カテゴリとしては今や絶滅危惧種となったコンデジだったというからさらに驚きなのである。

なんだやれば出来るんじゃないのフジさんよ。こりゃちょっと期待しても良いかねw

LUMIX G9 PRO/ LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

山際の防鹿柵の前を歩く鹿。こっち側にいる時点でまったく柵が用をなしておらず、しかも耕作地から逆に出られないという点は一応突っ込んでおきたい。

300m以上離れているが、まだ陽炎が立つ前なので比較的シャープに撮れる。野外でのピントの最大の敵は陽炎であり、どんなに高価な超望遠レンズであっても陽炎の前では無力である。そして陽炎には夏も冬も関係ないので、我々のように遠くから生きものを記録する人種にとって一番厄介な存在と言える。

それにしてもそもそも生きものと言っても、この距離でこのクラスの大きさになると、xx認識などなくても関係ないね。AFで普通に撮ってノープロブレムである。

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天狗谷へ行くはずだったが、先週の尾瀬に味をしめた家人から原の次は沼へとリクエストされ、急遽尾瀬沼周遊へと予定変更とあいなったw

iPhone SE

尾瀬沼に来たのはいつ以来かというほど久しぶり。前回はたぶん知人のカメラマンのガイドで来たのが最後だったかな。尾瀬と言えば普通は原のほうを指すので、仕事絡みでも足を運ぶのは尾瀬ヶ原ばかり。

大清水〜一ノ瀬間の往復6km超の林道歩きがかったるくてこっちのコースは敬遠しがちというのがあるが、低公害車による乗り合いタクシーの運行が始まっているので、今後は季節を変えて足を運ぶのもありかな。

ということで、東日本第二の高峰の燧ヶ岳をバックに今日も中の人登場w

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

先週の原と同様、ミズバショウは終わってニッコウキスゲはこれからの時期なので、大江湿原は花も人も喧騒からは隔絶された静かさであった。

湿原と沼を渡る風が素晴らしく心地よい。

Google Pixel 5

大江湿原で見たかったのは原の時と同じで獣害状況。長蔵小屋を過ぎてすぐにシカのヌタ場が目に入ったが、前回訪れたときほどの酷さはない感じである。

花の端境期ということもあるが、商売柄と言うか思考がどうしてもこっち系なのでこればかりは仕方ないなw

Google Pixel 5

大江湿原もぐるりと防鹿柵で覆われており、地道だがこういう方法しか獣害を防ぐ手立てがないのが現実。動物園では生きものが檻の中だが、広大な自然環境では逆に人が柵の中ということだ。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

カワウは昔は見かけなかったが、近年は沼に常駐する個体が少なからずいるようだ。

尾瀬沼はその昔に長蔵小屋の主人が養殖を試みて勝手に放流した経緯があって、そのほとんどは失敗したが、一部命をつないでいる種類がいると聞いている。イワナなどはその代表だが、結構大物がいるらしいとは釣屋に聞いた話。流れ込みとか池塘にはアブラハヤがよく見られる。

沼は周囲約8km、水深は深いところ10m近くあるので、沼と言うよりは湖と言ったほうが適切だろう。カワウが餌を探すのは水深が浅い場所と思われる。

Google Pixel 5

混交林の樹間に水面が見え隠れする尾瀬沼の北ルートは、行ったことがある人には判る南東アラスカ感に溢れるエリア。但し、チシマザサには目をつぶるべしw

Google Pixel 5

先週は食っちまったあとで気がついたの写真がなかったが、尾瀬に来た際は名物の花豆アイスがオススメだ。鳩待峠ではソフトクリームが、大清水側ではジェラート(写真)でその濃厚な甘さが味わえる。

もちろん、尾瀬でなくても片品村の道の駅とかでも買えるけどね。

ばったり

2021/3/2

今日の雨予報は雪模様。前線の通過で風が強い時間帯があったが、気温がそこまで下がらなかったので、みぞれっぽい感じだった。

明日の朝はちょっと寒いかも。

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

ガサガサと大きな音を立てて防風林の中を走って逃げていくやつがいたので、どうせシカだろうと思っていたら、やはりシカだった。

ちょっと前に上の畑を横切って逃げていく若い雄の群れを見かけているので、恐らくこいつだけ反対方向に逃げてきてしまった感じ。

この後は、左の電柵を軽々と飛び越えて仲間が逃げていった方向へと走り去っていった。この時期の日中は秋ほど姿を見かけないので、まあ珍しいといえば珍しいかな。

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携帯各社独自のメールサービス、通称「キャリアメール」について、異なるキャリアに乗り換え後もメールを転送するサービスを義務付けるよう政府が強制するという。

表向きは要請という形だが、どうせ電波利用料の値上げを盾に携帯各社に脅しをかけているのは見え見えだ。

例のスダレが掲げる携帯料金値下げの一連の話と連動しているものだが、今更ながらキャリアメールなどというガラパゴス仕様のメールサービスを延命させるような措置を、事もあろうに国が助長するとは情けない話である。 

ただでさえ、利用者がキャリアメールに縛られていることで、MVMO..いわゆる格安スマホのこと..への移行を阻害している現実を無視することが、デジタル庁などという華々しい看板に泥を塗っていることになぜ気付かぬのか。

キャリアメールは同じキャリア内のガラケー同士では相性が良いが、相手がGmailのようなフリーメール..PCメールなどとも言われる..となると途端にメールの送受信が正常に行われないなど問題を引き起こす。スマホが普及した現在では圧倒的にフリーメールのほうが多いため、キャリメールは逆に通信障害の元凶になっているのである。

問題の原因は迷惑メールの垂れ流しを防ぐためのスパムフィルタ..これ自体は歴史的背景がそうさせているのは理解するが..が無駄に強力すぎるため、キャリメールは届いても、フリーメールからの送信を受け付けないという鎖国が如き島国根性丸出しの状況を作り出しているのだ。

仕事柄、大小様々なWebサービスの開発を請け負ってきているが、BtoCで常に問題になるのはキャリメールの存在である。C(顧客)のユニーク性を担保する際に使われる要素はメールアドレスが一般的だが、そこにキャリメールを宛てられた時点で、その属性はB(企業)からすると使えない可能性を孕んでしまうことになる。

Webサービスを提供するサイト制作では、大抵は問い合わせフォームなる窓口を用意するが、このフォームから問い合わせなりクレームなりを入れてくる際、連絡先にキャリアメールを指定された時点で不通となってしまい、「問い合わせしたのに連絡が来ない!」という新たなクレームを引き起こす連鎖の悲劇が始まるのである。

いやそれ、こちらの手落ちでもなんでもなく、そちら様の契約しているメールサービス..つまりキャリアメールね..の不都合なんですけどって窓口担当は悶々と悩むことになり、引いては開発担当まで無駄な禅問答に巻き込まれることになる。

もういい加減キャリアメールの呪縛を解き放ってくれって話で、まあなんというか、空条承太郎的に言えば延命措置なんて「やれやれだぜ」っていう気分だよw

iPhone 11 Pro

林道を歩いていたところ不意に大型獣の気配が湧いて、ほどなく谷側からガサガサと姿を現したのはシカの親子だった。

ちょっと前に急斜面を下ってきたばかりでカメラはバッグの中だったため、ポケットからiPhoneを出してチャッチャと写すが、スマホ写真でもWebで使う分には何ら遜色ない。

ガラケー時代やそれ以前ならGR DIGITALなどコントパクトカメラの出番であったが、iPhoneをはじめスマホのカメラ性能が高くなっているので、今後コントパクトカメラを手にすることはないだろうな。

趣味の領域を除けば、この分野はもはやスマホが完全にコントパクトカメラの市場を食ってしまっているのは確かである。

台風前に

2020/10/6

ここ2週間ほど、近所の林に数日おきにエゾビタキが数羽単位で入れ替わり立ち代わり姿を見せている。

お目当ては熟し始めたミズキの実で、近くを通りがかると一斉に飛び立つが、すぐにまた戻ってきて実をついばみ始める。

旅の途上で立ち寄るだけなので、もう数日もすればパタと見掛けなくなるが、今週末は台風がやって来て大風が吹きそうなので、実が落とされてしまう前に十分な栄養補給をしていって欲しいね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

今年の秋はシカの姿をあまり見掛けないなと思っていたが、一昨日辺りから近くでラッティングコールが聞こえるようになった。

家の前の畑にも前夜の足跡が残っているので、夜な夜な出てきてうろついているのだろうが、犬がいなくなってからそういった夜半のけものの往来を感じることが少なくなったな。

マメが夜によく窓辺から外を眺めていることがあるが、すぐ吠える犬と違ってネコは実に静かなもんである。

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新コロナ禍の影響で観光客が減っているのは全国的、いや全世界的か。

そしてそんな観光業の不振に配慮した政策がGoToトラベルなわけで、感染拡大と経済回復を天秤にかけた、恐らくは結果について誰も責任を取らないであろう壮大なる実験ということに他ならない。

その観光客が減ったことで人だけでなく、困っている生きものがいるというニュースを見たが、それは奈良公園のシカの話であった。

奈良公園のシカは春日大社や東大寺のある同公園とその周辺の市街地で見られるが、動物園のような飼育個体ではなく、純然たる約1200等程度の野生の個体群として奈良では扱われている。

夜間は公園とその周辺の林の中で過ごし、日中は餌を求めて参道や公園内の緑地に姿を見せる。

一般的に野生のシカは人を見ればあっという間に遁走するが、彼の地の個体群は古来より保護されてきた経緯があるため、人を見ても不要に恐れることはなく、むしろ観光客から与えられる餌..いわゆる鹿せんべいだな..を求めて近づいてくるのである。

当該ニュースは「観光客が激減したために餌をもらえなくてやせ細る個体が出始めている」といった内容だったが、さも餌がもらえなくて餓死でもしてしまうかのような視点は早計だな。

確かに若いシカを中心に鹿せんべいに依存している個体は一定数いる可能性はあるが、飼育個体ではない野生種なので、人とは付かず離れずと言った距離感を保っている個体がほとんである。野生の生きものは餌のある場所に執着はするが、手に入らなければまた別の場所へ移動するだけである。

人為的な餌付け問題はさておき、そもそも日中に観光客の前に姿を見せるのは、鹿せんべいという「餌場」に移動しているだけで、動物園の個体が飼育員のバケツを待っているのとは本質的に意味が違うぞ。

ま、ワイドショー的なマスゴミ報道なんでそこまでとやかく言ってもとは思うが、GoToトラベルにかこつけて「観光客の与える鹿せんべい」というステレオタイプ的な見方に囚われるのは間違っているし、野生動物をナメていると言うほかはないな。

ちなみに記事のタイトルに深い意味はないw

FUJIFILM X-T2 / XF18-135mm F2.8 R LM WR / PROVIA / 東大寺参道

普段地元ではシカは白い尻毛を見せて逃げていく個体しか見かけないのでw、野生でこの近さはある種異様ではある。

が、徹底した保護のもとで人と共存共栄できる手立てがあるならば、野生動物と言えど種によってはここまで距離を詰めることが可能ということだ。

もちろんこれはシカが食われる側の餌動物の立ち位置にいるからに他ならず、これが捕食する側の肉食動物であれば話はまた違ってくるけどね。

都内荒川の河川敷にシカが現れ、その捕獲に右往左往する警察官の様子がニュースになっていたが、日常的にそこら辺にシカがうろついている田舎の住人からすれば、いつものことながら滑稽に見えて仕方ない。

見たところ角が1尖なので1歳の若いオスだが、どこから来たかという話になれば、埼玉から河川敷を辿って下流に移動してきてしまったと考えるのが普通だろう。

群馬でもイノシシが高崎市内の井野川で目撃されているが、野生動物にとって河川敷は移動ルートしては適当であり、夏場の荒川や多摩川の河川敷などまさにうってつけで、恐らく目撃例がないだけで今までも出没していた可能性が高いだろうね。

今回は地理的に足立区が一時的に保護するという話で、恐らくこれからどうするかでモメるんだろうなぁと想像。都が管理する動物園に入れるか、山へ返すかみたいな選択を迫られると思うが、シカを観て楽しいかという意味では展示物としてはあまり適切とは言えず、かと言って増えすぎたシカによる林業や農業への被害を考えると後者もなかなか理解されないだろうな。

基本的にシカは生態系では餌動物として他の生きものの食料のポジションにある..捕食者のいない現代の日本では実は定義しづらいけどね..ので、個人的には最初の発見者か、捕獲に尽力した警察官たちで肉を分け合って食えば良いと思うぞ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

知ってか知らずか、雨上がりにクモの巣で休むガガンボの仲間。

生態系のつながりを考えればこの後のガガンボの末路は想像に難くないが、実は自然はそう単純ではなく、水滴によってクモの巣に絡め取られることもなく、何事もなかったように飛びった可能性もある。

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学生の5人に1人が退学を検討しているという話に驚きを禁じえない。

新コロナの影響でアルバイトがままならずに収入が激減して、生活費や授業料の支払いができなくなっているという。

それに対して仕事がクソ遅い政府が打ち出した支援策はなんとたったの7億円。

「かつてない規模」で「あらゆる政策を総動員」した「世界を見回してもどこよりも手厚い」そして「大規模な対策」で配られた..だが未だに津々浦々ほとんどの家庭に届いていないぞ..カビノマスクとムシノマスクなど不要不急のムダノマスクには466億円を拠出し、さらにその無駄の極みの検品作業には8億円も追加。

さらに言えば、いつ使えるかの見通しも立たないクーポン券にはナント1兆7000億円だぜ。もう一度書くが、学生の生活支援にはたった7億円ぽっちなどど、もはや気が狂っているとしか思えない。

未来の国を背負って立つ若者にこそ手厚く支援すべきなのに、自分たちだけがやってる感を演出すべくどうでも良いことばかり必須にスピード感出してどうすんの。教育に金かけない国なんてホントそう遠からず滅ぶぞ。

昨日の原稿棒読み記者会見でアレがさらなる追加予算をと言っていたが、またぞろ誇大広告もいいところだ。とにかく仕事が遅ぇーんだよ!

OM-D E-M1X/ M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

近所でこの時期にシカのまとまった群れを見るのは珍しいが、見た感じ昨年生まれのまだ若い子供連れっぽい。成獣ちょい前の学生さんくらいかな。

ちょっと密になっているのが気になるがw、それも今となっては本当に必要だったかのかすら怪しい緊急事態宣言も解除されたので、まあ良いのかな。

カテゴリ:ほ乳類, 独り言|タグ:

五里霧中

2020/3/30

現時点では感染拡大も景気低迷も収束することがまったく見通すことができない新コロナ騒動。世界規模で迷宮の袋小路にでも舞い込んだかのように、そしていつ晴れるかも予想できない霧の中をさまよい歩くがごとくだ。

そして残念なことに、新コロナに感染して入院中だったコメディアンの志村けん..ここは敢えて敬称略で書かせてもらう..が亡くなった。持病持ちの重篤で人工心肺で治療中と聞いていたが、回復には至らなかったようだ。

我々の世代以下は特にだが、日本人は彼の芸にどれだけ笑わせてもらったことか、それを思うとなんとも残念なことである。ご冥福を祈りたい。

そしてこのことで我々が思い知らなければらないのは、ワクチンも治療薬もない状況にあって現在最高の医療サービスをもってしても、感染してはならない人たち..特に重篤な疾患を持っている高齢者..を救うことができない可能性が、少なからずあることが証明されたことである。

地方に住んでいるので日々感じることだが、田舎の人達、特に高齢者はどこか他人事で考えているフシがある。自分だけは感染しない、だから人に感染させることもない、身内や周囲にも感染者はいない、パンデミックなどテレビのニュースの中の出来事だと。恐ろしいほど考えが甘いのだ。

未だ政府の対策はぬるく、国の中の動きを止めることことなく何となく自然に霧が晴れるのを待つつもりのように見えるが、そんな愚鈍なお上の要請や指示を待つことなく、各自で対策をしっかり講じることが寛容だ。霧はまだまだ晴れることはないぞ。

iPhone 11 Pro / 近所の牧草地から出入りするシカの足跡

予報通り赤城高原は未明から濃い霧の中であった。

20m先はまったく見えず、最近良く見かけるシカとばったり出くわすのではないかとちょっと期待してしまったw

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro / 深度合成(4枚目を除く)

そして気温も氷点下だったので、この時期にしては珍しい霧氷が見られた。

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:,

E-M1Xが業務用カメラとして有用な理由の一つはその防塵防滴性能だろう。

メーカーは一応IPX1まで保証としているが、プロモーション映像を見る限りそのレベルで収まる防滴構造でないことがよく分かる。

昨年の夏にスポーツイベントで夕立にやられたが、一時的とはいえ土砂降りの雨中で何の問題もなく使用できており、ほぼ防水と言っても差し支えない性能..あくまで個人的な判断..と見ている。

特にレンズ交換式カメラの場合、ボディだけで防滴構造は謳うことは叶わず、レンズ側にも相当の性能が必要になる。プロ用と言えば某C社のEOS-1D Xが挙げられるが、カタログで防塵防滴性能を謳うもIPXでは表示できないのはその辺の大人事情があるからだ。その点で、ED12-100PROやED300PROなどPROレンズを使う限り、E-M1Xの防滴性能は他社に比べても相当に高い。

実際のところ、企業向けのコマーシャル撮影を外ロケする時点で雨天となれば、それを意図しない限りわざわざ雨中での撮影続行は稀だが、スポーツでも観光でもイベントものは台風やゲリラ豪雨でもない限り催行されることが多いので、業務用機材の防滴性能が高いことに越したことはない。

以前、フィルム時代含め仕事はEOSを使っていて、正直なところ雨中で使用不可になったことはないのだが、この手のものは安心を買う保険のようなものなので、いかなる荒天下でも必ず撮れるという耐候性能はどんなに高くても困ることないのだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

例年、積雪期になるとシカをほぼ見かけなくなるのだが、小雪の舞った朝早くにシカが歩いた跡が残っていた。そしてこれもまた暖冬の影響ということになろうか。

しかも猟期だと言うのに農道のど真ん中を悠然と歩いている辺り、実に堂々としたものである。まるで日の出前なら撃たれないことを承知しているかのような行動だ。