放射冷却でよく冷えた昨日の朝、近所でもジョウビタキの渡来を確認。記録的には例年並み。
農道を挟んで両脇の防風林でまずはつばぜり合いといった感じだ。
今年はドングリ以外ではミズキの実も思ったほどではなく、そのせいかエゾビタキの秋の渡りもあまり見かけなかった。
それでも林縁にはガマズミがそこそこ実をつけているので、これから渡ってくる冬鳥たちはまずはそれ目当てだな。
例年に比べてちょっと遅い感じだが、今年もクロツグミがやって来た。
常々次の日本三鳴鳥に推したいと思っているその美しい囀りは、部屋の中にいても聞こえるほどの声量と合わせていつも渡来を心待ちにしている。
演習林では路上で争う2羽の雄個体と遭遇したり、割と近くで複数が鳴き競っていたので、今朝方皆で到着したばかりと思われる。
ヤマザクラのピンクが遠目に強く映えるのは、そもそもの花弁の色合いもあるが、ソメイヨシノと違って同時に若葉が展葉するため。
透過光を通せばさらにそれが強調される。
ここら辺りでもぼちぼち芽吹きが始まり、気の早い樹種によっては新緑となりつつある。
よく手入れされた近所の庭木の桜やスモモも終盤戦に入り、徐々に萌黄色の世界と入れ替わりだろう。
近所の雑木林で300羽はいると思われるアトリの群れを確認した。
アトリは冬から春先にかけてそれこそ万の単位で集まることがあるので、300羽程度なら大した数ではないが、スズメの若鳥が集まってもなかなかその数にはならないので、やはりこの数だと相当に賑やかである。
実は先週前半ぐらいに、家の窓からやや遠目ながらまとまった数で飛び交っている小鳥の群れを観ていて、この季節にこの数は珍しいなと思っていたところであった。
ちょっとオヤジギャグっぽい言い回しであれだが、今年はアトリのアタリ年かもねw
ズームレンズではないので一部を切る撮るしかなかったが、 ニセアカシア数本に渡ってビッシリとアトリが留まって賑やかであった。
これからまだ南下するなりして徐々に分散すると思われるが、万が一この数でヒマワリレストランにやって来られると、ヒマワリ貧乏で破産しそうで怖いw
それと暗すぎて写真は撮れなかったが、今朝ジョウビタキの姿と声を今シーズン初認している。こちらは例年並みと言ったところだ。
日頃からアレの総理大臣らしからぬ子供じみた言動と不遜な態度は何かとムカつき、昨今目にあまるものがある。まさに今回の特定の検察官への恣意的な定年延長問題など、それらが顕著になって現れたものと言えよう。
その火事場泥棒法案への検察OBからの反対意見書で、三権分立を否定するが如きその姿勢が、フランスで絶対王政を確立していたルイ14世の「朕は国家である」を彷彿とさせると批判され、その意見を真摯に受け止めるべきだと国会で問いただされると、自分は民意で選ばれた..まったく選んだ覚えはないがな..のだからそれは当たらないなどと、ここぞとばかりに色をなしムキになって応えている姿が実に滑稽であり、こいつが我が国のトップかと嘆きそして苦笑するしかない。
しかも質問に立った野党議員の話をロクに聞いてもいないものだから、返す言葉で「ルイ16世に例えられても」とニヤケ顔で一端にカッコつけながら言っていて大笑いしてしまった。
ルイ16世の末路を知っていてニコニコしていたのか定かではないが、本人が望むならいっそ史実の通りギロチン台に立ってもらっても結構だぞ。
とにかかくいい加減、とっとと辞めてくれ。
今朝、ホトトギスに続いてカッコウがやって来た。これで赤城高原で過ごす夏鳥はすべて出揃ったことになる。
何より、高原の霧を縫って聞こえてくるカッコウの三拍子は、来る暑い夏を思わせるね。
また何やら妙な話になってきたね。
「余人をもって替えがたい」とまで時の政権が評した法の番人たる優秀なはずの検察官が、よもやの賭けマージャンで辞任..本来なら懲戒免職にすべきだ!..とは。
言うならば検事総長へのリーチ直前にチョンボで店を追い出される、って感じかw
しかもお相手がリーク元の新聞社とくれば、何やら手打ちめいた裏事情もありそうだな。そもそも当の政権がそれをすんなり受け入れるというのが、それを如実に裏付けているのではないだろうか。
何れにせよこれで件の検察官を当て込んだような閣議決定の根拠は無くなったわけで、火事場泥棒法案は速やかに撤回しなければならないだろう。
赤城高原にもトケンがやって来た。
ホトトギスの渡来時期はムラがあるのだが、今年は概ね平年並であった。