声はすれども姿は見えずのヤブキリ。見た目的には草っぱらに居そうなのだが、林縁部にいると意外に声は頭上から聞こえたりするので、普段は樹上生活者のようである。
なかなかに立派な顎の持ち主で、セミなども捕食する肉食系とのことだ。
そんなヤブキリが路上の真ん中で瞑想中。
長い触覚がEVFや背面モニターではよく視えていないため、時々見切れることがある。頭の向いている方の空間を十分に空けて撮影すべし。
昨日8月10日は8と10の語呂合わせで「ハトの日」だったそう。もちろん公式なものではなく、鳩サブレーを販売する鎌倉の豊島屋が提唱しているネタ話である。
そんな鳩と言えばキジバトかドバトをイメージするが、キジバトと並んでヤマバトと別名されるアオバトも忘れてはならない。
アオバトは海沿いの地域だと岩場に打ち付ける波をものともせず海水を飲みに集まるのが有名だが、もちろん内陸の山間地にも生息しており、我が県だと温泉成分の湧く沢に集まってくる場所が知られている。
名前が鳴き声由来というのはその通りだとは思うが、アオジのように昔は緑をアオと表現していたのでその辺りもあるのではないかと。実際、漢字表記では「緑鳩」と書くしね。
うちの近所でも通年その独特なアォーアォーという鳴き声を耳にするし、時々庭先をかすめて小群で飛ぶ姿を眺めることもある。
近くの沢にはよく留まるパーチポストがあって、タイミングが合えば目線の高さでその和のテイストの美しい色合いを眺めることができる。
この季節はただでさえ日差しが強く、今夏は特に猛暑で暑さカンカンなので、車のリアハッチの下で直射日光を避けるようにしている。
気がつけば色々な虫たちが暑さを逃れて?訪問してくるので飽きさせない。日差しを避ける種もいれば、人が触る場所にやってきて汗を舐めて塩分補給する種もいる。
写真は撮れなかったが、カラスアゲハやルリボシカミキリも姿を見せた。
奥山のイヌワシの繁殖確認の大変さよ。
地形に阻まれ巣に近づくなど叶わず、巣内の様子を知るすべはない。秋に求愛を確認、冬に巣材を運び、春に獲物を運び、夏に三つ星が出現、再び秋に親子で飛ぶという一連の繁殖ステージを麓から遠く観察して、初めて繁殖成功と判断できるペアのほうが圧倒的に多い。
小生のような在野のワシ観察者にとって、巣内育雛をつぶさに観察できるのは理想。産卵はいつ?孵化は?兄弟殺しは?餌の種類は?餌量は十分か?羽衣の変化は?等々がモニターの前で確認できるなど夢のような話。
当初の目的は異なるしまだ試みの段階だが、伊吹山の件のライブ中継はそれを実現したと言えよう。
ただ、巣内雛の成長過程が赤裸々に視えてしまうので、今シーズンのように上手くいきそうにないケースに冷静に対応できるかは重要だ。
可哀想という感情論に負けて、放鳥できない飼育個体を単純に増やすのはイヌワシ保護としては本筋ではない。希少種とはいえ、野生の生きものに対して相応の接し方をすべきとは思う。
先日の工作物を実際にアトレーにセッティングして試験運用してみた。
全部ではないが普段のフィールドワークで使用する機材と道具類をD5から一式積み替えて、数日間使用してみて取り敢えず特に問題は無さそうだ。
何しろD5より軽1BOXのアトレーのほうが荷室が広い..全長だけ若干短いが..ので、むしろ余裕がある感じ。
助手席は一番前にスライドして固定となるので人は乗れず荷物置き場だが、運転席側の後ろの席は生きているので人が乗ることは可能。
右側の後部が空いているのは長靴など縦に長尺の物を積むためだが、その空間に腰掛けるスペースでもある。歳なんで終日突っ立っているのは疲れるので、実はこれかなり重要なポイント。
尚、左側が車中泊用のベッド兼用だが、さすがにこの季節に車に泊まろうとは思わないのでその点は未検証。半身起こした時のヘッドクリアランスはD5用のベッドと同じなので、その点は問題ないだろう。
そして重要なのは何れもが固定式ではないということ。普段アトレーは家人が使っているので、自作架台は畳んで荷室に積んでおける。
先日のメロンに続いてスイカを収穫。
苗はメロンと同じで近所の高校生が実習で作った余り物。遅霜に気を付けた程度で特に追肥もせずともこのサイズ。猛暑で且つ降雨少ないので、この手の生り物系は軒並み絶好調だ。
夏草茫々の畑の端っこに、このサイズの大玉がゴロゴロしている様は家庭菜園レベルでは勝者感あるなw
この夏はメロンとスイカの食い放題だ!と言いたいところだが、家人と二人しか居ないのでどうやって消費するかが喫緊の課題だ。
コロナ禍で中止が続いていた沼田おぎょん..いわゆる祇園祭のこと..が今年は3年ぶりに催し中。
利根沼田の暑さはそのおぎょんの頃から盆あたりまでがピークなので、この猛暑もそれまでは我慢と言ったところ。
盆過ぎには赤城高原には秋の気配が漂い始めるはず..