先週末から昨日にかけても北部県境付近で降っていたので、矢木沢ダムの貯水率が若干上積みされた。と言っても昨日の時点で約37%と危機的であることに変わりはないが。
8月の避暑トンボグラフィティ
先週末から昨日にかけても北部県境付近で降っていたので、矢木沢ダムの貯水率が若干上積みされた。と言っても昨日の時点で約37%と危機的であることに変わりはないが。
8月の避暑トンボグラフィティ
今夏は近所でクマの目撃情報が多い。
この月初、うちから300mほど離れたデントコーン畑からクマが出てくるところを、畑に隣接する民家の住人が目撃している。
そしてお盆には、上の集落の同じくデントコーン畑付近をうろついている個体を農家が目撃。それぞれ距離は離れているが、沢伝いに人知れず移動は容易なので、恐らくは同じ個体と思われる。
何れも目撃者が役場に連絡しているので防災無線が流れていたが、他の地区での目撃情報も時々流れてくるので、近年になく今夏はクマに関しては騒がしい状況だ。
東北や新潟ではブナの不作がすでに報じられており、県内でもブナに関しては不作の傾向であるが、赤城高原にはブナ林はないので、クマが口にする堅果類ならミズナラやコナラのドングリのほうが影響がある。
そのドングリもミズナラは不作傾向だが、赤城高原に多いコナラは例年並みなので、特に木の実が不作なのでクマの出没が多いというわけでも無さそうだ。
オニグルミの実もクマはよく食べているが、こちらもまあ例年並みと言ったところ。
いやぁ、この蒸し暑さは想定外だ。
お盆も過ぎて例年なら朝夕に爽やかな秋風が吹いているはずが、何という湿度の高さだろう。台風7号の一過でさらに暑さマシマシで勘弁である。
朝から喜んでいるのはセミばかりだ。
季節柄もう花も少なくなって、見かけるチョウの種類も限定的だ。
人間、裏表なく生きるのを良しとするというのは理想だが、嘘も方便という便利な考え方があったり、戦略という概念もあるので、そこはあくまで心情として言うのが正しいのだろう。
そんな内面の話とは関係なしに、見た目で裏表ある生きものもがいるのも確かで、特にタテハチョウの仲間は翅を閉じている時と開いている時でまったく異なる、ある意味裏表が明確にある種が多い。
そんなタテハチョウの中でもクジャクチョウの裏表別物は特筆である。
写真は山中の取水口の堆積物に寄って来ていたものだが、昆虫素人の小生は最初は別の種のチョウが来ているとばかり思っていた。それほど同じ種とは思えなかった次第。
見た目の派手さから孔雀の名が付いているのかと思ったが、天敵除けと思われる目玉模様がクジャクの飾り羽に似ているところからこの名前があるそうだ。英名もPeacockとそのままズバリである。
昨日は終戦記念日だったが、それは国内向けの終戦日という意味であって、対外的には降伏文書に調印した1945年9月2日または3日ということになる。
自分たちで勝手に負け戦をおっ始めておいて、実際に負けたら記念日と言っているのだから、どれだけ面の皮が厚いのかと思わなくもないが、降伏調印ではなく玉音放送当時にこだわるのは単に国体護持のためというところか。
などと、映画「日本のいちばん長い日」を観ながらつらつらと思うわけである。
ところで、オラが村は回覧板にこんなのが回ってくる土地柄だったりする。
赤城高原には先の大戦以前は旧日本陸軍の演習場があったため、戦後の開拓で不発弾が多数見つかっている。中には毒ガス弾もあり、ここ数年でもすでに数発が、ついこの6月にも「くしゃみ剤」をばらまく迫撃砲弾1発が見つかったばかり。
沼田には化学兵器の研究をしていた第6陸軍技術研究所の赤城分室もあったというから、それはもうさもありなん。うっかり鍬を振るうにも覚悟がいるというもの。くわばらくわばら..