冬の残り画
この冬のちょっとしたシーン集め。
目の前だったり、足元だったり、色々。
この冬のちょっとしたシーン集め。
目の前だったり、足元だったり、色々。
仕事場の窓越しの鳥たち。
猫様がいらっしゃるのでうかつに窓を開けられない事情があるので、すぐ窓の外にやって来ても窓越しとなるのは致し方なし。
先日のエナガ同様、何れもペアガラスの向こう側だが、それでもこちらと鳥の位置関係をなるべく真っ直ぐに保てばここまでクリアに写せる。
もちろんXF150-600mmの性能が良いというのは否定しない。
武尊山の名前は日本武尊(ヤマトタケル)の東征伝説から付けられたと言われており、現在は北アの穂高と区別するために頭に上州を付けて上州武尊山と呼ばれている。
そして最高峰の沖武尊の山頂直下にはその日本武尊の像と剣が祀られており、山腹中央の爆裂火口の跡となる川場谷を挟んで、右岸左岸にそれぞれ剣ヶ峰がそびえている。
上州武尊山の主稜線。左端が最高峰の沖武尊。
川場谷左岸の剣ヶ峰は標高2083mの岩峰。
もう一つの剣は川場谷右岸の標高2020mの剣ヶ峰山。写真は沖武尊から見下ろしたところ。
国土地理院の地図上ではピーク名の記載がないが、一般登山者にはこちらを剣ヶ峰と呼ぶのが定着しているようである。
3月に入って県北は早春の風情が出始めているが、啓蟄を過ぎたとは言えまだ花の季節には程遠い。せいぜい雪の渓流沿いにマンサクが咲いているぐらいだ。
下界は早咲きの河津桜と梅がどこも満開のようで、SNSに流れてくるのをよく見掛ける。この春はソメイヨシノも早いという予報なので、来週後半とか開花情報が出るかもね。
青空バックの梅や桜はASTIAが一番好み。
写真は何れも先週下界に降りた際に箕郷梅林で撮ったもので、この時はまだ三分咲き程度だったが、今日あたりはもう満開になっていると思われる。
余談だが梅林の花はそれだけだとどこで撮っても同じなので、環境や撮影場所が適度に判るカットがあったほうが良い。箕郷ならやはり榛名山を背景にするのがベターだ。
小生の使い方ではあくまで動画が必須なので、秒間何十コマ撮れる!的な連写性能よりは動画のフレームレートのほうが重要。
市場にはナイコンZ9のように8K60Pで記録できるカメラもあるが、動体の静止画を切り出すなら120Pあれば1/250で撮れるので、そこそこ被写体ブレも抑えられるという意味で、そこはやはり4K120Pのほうが都合良い。
上のカットは何れもGH6の4K120P映像からの切り出し。
基本的に動画を撮ってはいるがあくまで記録目的なので、1フレームを切り出してそれが個体識別用の静止画として使えるというのには大きな意味がある。
先日の記事で富士山は日本人の心象風景と書いたが、群馬県民なら上毛三山とならんで浅間山がそれに当たるかな。
県北の利根沼田界隈からはある程度の山に登らないと直接は観えないが、平野部ならほぼどこからでも観えるランドマークである。
ナビなどまだない時代、東毛の道を走っていて遠く浅間山が見えると「あっちが西だな」と認識していたものである。
赤城山の荒山越しに。
同じく赤城山の鈴ヶ岳越しに。
上州武尊山の剣ヶ峰越しに。