春進む
この冬は降雪自体はそこそこあって、我家の庭もそれなりに間断なく白い状態が続いていたが、2月後半からは春へと一直線で雪解けはあっという間だった。
それがそのまま桜前線の速さであることは世間のニュースの通りであるし、仕事場から観える上越国境の山々の残雪も見る見る減って行っているのが分かる。
写真は雪煙をまとう先週末の谷川岳。
この日は前日に春の雪が降ったようで再び白さを取り戻していたが、水分の多い雪はかえって融雪を進めるので、この週末は表層雪崩の危険度がさらに上がっているだろう。
この冬は降雪自体はそこそこあって、我家の庭もそれなりに間断なく白い状態が続いていたが、2月後半からは春へと一直線で雪解けはあっという間だった。
それがそのまま桜前線の速さであることは世間のニュースの通りであるし、仕事場から観える上越国境の山々の残雪も見る見る減って行っているのが分かる。
写真は雪煙をまとう先週末の谷川岳。
この日は前日に春の雪が降ったようで再び白さを取り戻していたが、水分の多い雪はかえって融雪を進めるので、この週末は表層雪崩の危険度がさらに上がっているだろう。
WBCが盛り上がっているが、個人的にもサッカーよりは野球のほうが好きなので、当然のように予選から全試合の中継を観ている。
準決勝のメキシコ戦は朝から生中継だったが、家で仕事しているのでこういう時は遠慮なくテレビ中継をながらで眺めつつコード書いていた。
サッカーと違って野球はゲームがダラダラと長いものの、展開に緩急があるのでずーっと観ている必要がなく、ワァーっという歓声を聞いてから視線を動かせば良いのは楽である。
問題は先日の米との決勝。うっかり決勝の試合日をチェックせずに、映画「シン・仮面ライダー」を観る予約を入れてあったため、どちらを観るべきかちょっと悩んでしまったが、決勝は録画で再放送あることが判ったので、映画を観るほうを選択した次第。
何せ仮面ライダーはドンピシャな世代なもんで、野球よりはそっちを取るのは必然というところ。
ま、何れWBCのほうは日本が優勝したのでまずはそれで良しということで。
悩ましいと言えばこちらも見るからに悩ましい大根。秋に一度収穫してそのまま庭の畑に伏せて埋めていておいたものを、雪解けとともに再収穫した次第。
見た目はアレだが味のほうはバッチリ。
アトリは当たり年とそうでない年の差が激しい冬鳥である。多い年はそれこそ数十万羽といった単位で集まることもあるが、この冬のようにぱったり見かけない年もある不思議な鳥である。
渡りのルートから外れているだけという可能性もあるが、全国的に少ないという話も聞くので、日本列島に渡ってきた数がそもそも少なかったということなのだろう。
実際、この冬は秋に県境の山で何度か見掛けた程度で、家の周辺ではまったく見掛けないという近年では珍しい年であった。
その分というかどうか、やたらカワラヒワは多かったけど。
そのカワラヒワの群れの中にアトリが数羽混ざっているのを見つけた。
いくら少ないとは言っても、さすがに春先に北上する個体が立ち寄るかなとは思っていたけどね。
春を前にこの冬のちょっとしたシーン集め。
さすがにビーナスベルトは来冬までお預けだな。
この日の繁殖調査は県南だったが、南東向きの谷筋を観察することになるので、晴れると朝から日差しが強い。
夏ほどではないがこれから5月ぐらいまで日焼けシーズン突入なので、日焼け止めの携行は欠かせない。
しかも今は花粉ガードのスプレーも必要なので、観察ポイントまで小汗かいてひと登りしたら、せっせと色々塗りたくるのが最初のアクションw
南向きの視界は長時間の観察には不向き。岩壁は真っ暗けだし花粉含めヘイズだらけの空気の層を長距離から圧縮して観ることになるので、それを凝視するのはなかなか辛い。
この春最初の蝶はヒオドシチョウだった。成虫で冬越しするので暖かい日が続くと動きが活発になる。
早いという予報通り今週14日に都内で桜が開花した。去年より6日早く平年比では10日早いとのこと。
植物の開花は日照時間ではなく気温の積み上げと言われており、先月から続く冬とは思えない気温の高さが影響しているようだ。
東京が全国の桜開花のトップバッターなのは、近年のヒートアイランド現象の影響と言われているので、その辺りも原因としては符合する。
そんなことで利根沼田界隈の桜もそれなりに早いということで、上手くすれば入学式が満開の時期に当たるかも。
桜が咲くような季節感に逆らって雪山の景色など。何れも武尊にでも登らないと望めない景色だ。