黄色い梅
うちの庭ではロウバイがまだ辛うじてウメの香りを漂わせているが、近所の防風林では同じく黄色い花のダンコウバイが満開である。
漢字では檀香梅と書くが花が似ているというだけでウメの仲間ではないので、ロウバイのように香りは強くない。
今日は月末で且つ年度末。成果物であるドキュメント類に最後の仕上げを施してまずは一区切り。
うちの庭ではロウバイがまだ辛うじてウメの香りを漂わせているが、近所の防風林では同じく黄色い花のダンコウバイが満開である。
漢字では檀香梅と書くが花が似ているというだけでウメの仲間ではないので、ロウバイのように香りは強くない。
今日は月末で且つ年度末。成果物であるドキュメント類に最後の仕上げを施してまずは一区切り。
一昨日辺りに沼田公園でソメイヨシノが開花と聞いたので、ご多分に漏れず利根沼田も桜前線の動きは早い模様。御殿桜に至ってはヒガンザクラなのですでに満開らしい。
今週は世間様の年度末で桜どころではないので、今シーズンは地元の桜は放置プレイである。
うちのソメイヨシノも来月早々に咲きそうな雰囲気があるが、取り敢えず近所ではウメが満開である。と言ってもそもそもウメが少ない土地柄なので、隣家の庭木が標本木となっている。
それと昨日の朝から近所でウグイスのホーホケキョが始まった。特に早くもなく遅くもないいわゆる平年並みの初鳴きである。
この辺りは植物と違って気温の寒暖に左右されるわけではなさそうなので、人にはわからない何か季節の動きを感じてのことなのだろう。
年度末というのに外仕事を押し込まれいつもの南関東へ出張。
すでに関東以南では桜満開という状況なので、当然ながら現場周辺のソメイヨシノは何処も八分咲だった。山の麓なので若干遅いようだったが、この記事が公開される頃には満開であろう。
菜種梅雨の影響で仕事中は雨が降ったりやんだりであったが、芽吹き出した木々の萌黄色が春霞の影響もなく鮮やかだった。
周辺の里の集落ではツグミが集まりまだシメがうろうろしていたが、ウグイスがにぎやかに鳴く中、ツバメとイワツバメを今シーズン初認となった。
どちらもやや高い高度を東進していたので、さらに東へ移動途中だった思われる。
さらにこの春の暖かさと雨降りに触発された献血強制勧誘軍団が早くも活性化し出しており、小生も過去最速の速さでヤマビルの発生を確認した。
ようやくスギ花粉が落ち着き出したと思ったら、今度はヒノキの花粉が飛び始めた。スギほどではないがまだもう少し視界がモヤる時期が続き、遠望が効かない点でワシ屋には辛い時期だ。
そして花粉以上に厄介なのが大陸からの黄砂。粒子が大きい分、スコープを通してみるとガスが掛かっているかのような視界不良となる。
まあヤレヤレな時期ではあるが、春霞というくらいヘイズの影響を受けるのは昔からなので、GWくらいまでは我慢の日々だ。
妙義山から南アルプスまで山並みを望む。冬は遠くどこまでも見通せそうな明瞭度が良い。
秋以降はワシの行動圏がテリトリーの外郭まで広がるので、それを高いところからスコープで追いかけるにはやはり大気が澄む冬を挟んだ晩秋から早春までが最も適している。
この冬は降雪自体はそこそこあって、我家の庭もそれなりに間断なく白い状態が続いていたが、2月後半からは春へと一直線で雪解けはあっという間だった。
それがそのまま桜前線の速さであることは世間のニュースの通りであるし、仕事場から観える上越国境の山々の残雪も見る見る減って行っているのが分かる。
写真は雪煙をまとう先週末の谷川岳。
この日は前日に春の雪が降ったようで再び白さを取り戻していたが、水分の多い雪はかえって融雪を進めるので、この週末は表層雪崩の危険度がさらに上がっているだろう。
WBCが盛り上がっているが、個人的にもサッカーよりは野球のほうが好きなので、当然のように予選から全試合の中継を観ている。
準決勝のメキシコ戦は朝から生中継だったが、家で仕事しているのでこういう時は遠慮なくテレビ中継をながらで眺めつつコード書いていた。
サッカーと違って野球はゲームがダラダラと長いものの、展開に緩急があるのでずーっと観ている必要がなく、ワァーっという歓声を聞いてから視線を動かせば良いのは楽である。
問題は先日の米との決勝。うっかり決勝の試合日をチェックせずに、映画「シン・仮面ライダー」を観る予約を入れてあったため、どちらを観るべきかちょっと悩んでしまったが、決勝は録画で再放送あることが判ったので、映画を観るほうを選択した次第。
何せ仮面ライダーはドンピシャな世代なもんで、野球よりはそっちを取るのは必然というところ。
ま、何れWBCのほうは日本が優勝したのでまずはそれで良しということで。
悩ましいと言えばこちらも見るからに悩ましい大根。秋に一度収穫してそのまま庭の畑に伏せて埋めていておいたものを、雪解けとともに再収穫した次第。
見た目はアレだが味のほうはバッチリ。
アトリは当たり年とそうでない年の差が激しい冬鳥である。多い年はそれこそ数十万羽といった単位で集まることもあるが、この冬のようにぱったり見かけない年もある不思議な鳥である。
渡りのルートから外れているだけという可能性もあるが、全国的に少ないという話も聞くので、日本列島に渡ってきた数がそもそも少なかったということなのだろう。
実際、この冬は秋に県境の山で何度か見掛けた程度で、家の周辺ではまったく見掛けないという近年では珍しい年であった。
その分というかどうか、やたらカワラヒワは多かったけど。
そのカワラヒワの群れの中にアトリが数羽混ざっているのを見つけた。
いくら少ないとは言っても、さすがに春先に北上する個体が立ち寄るかなとは思っていたけどね。