オニヤンマ
ヤンマと言えばトンボの中でも大型の種の総称であり、中でもオニヤンマはトンボの王者と言って良い風格の持ち主。
赤城高原の周辺でも比較的標高が高いうちの近所では、夏になるとアキアカネの一群が避暑に上がってきて秋まで過ごすが、湿性地や流水がほとんどなく繁殖適地ではないため、ヤンマの仲間はまず見掛けない。
子供の頃はそれこそ捕虫網で捕まえて遊んだので、今でもヤンマの仲間を見かけるとつい目で追ってしまう。
余談だが、その子供の頃に観ていたテレビアニメに手塚治虫原作のミクロイドSというのがあって、悪の組織ギドロンによってミクロ化人間に改造されたその主人公が、オニヤンマをモチーフにしていた記憶がある。
一枚目は北東北での撮影だが、二枚目は珍しくうちの近所で撮影したもの。本当は飛んでいるところを撮りたいところだが、昆虫撮影の素人にはその行動が読めずほぼ全滅。
オニヤンマは流水のある場所を行った来たりする修正があるので、そういう場所で待ち伏せしないと難しい被写体のようだ。