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昨日一昨日と日本列島から冬が去ったのではないかと思えるほどの暖かさだった。日中とは言え17℃とかこの季節の気温とは思えない。

我が家のぬこ様もちぐらから溶け出して床に腹ばいになっていたほどで、さすがにまだ冬毛をまとうけものには早すぎる春の気配であったろう。

かくいう小生もフリースを脱いでいた時間帯があったぐらいで、やはり急激に気温が上下すると恒温動物は数値以上の感覚を感じるということなのだろう。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / ホオジロ

ちょっと前までは暖かい日を選んでさえずっていたホオジロも、今週に入ってからは毎朝庭で一筆啓上と鳴くようになっている。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA / カシラダカ

近年その数を減らしていると言われているカシラダカも、20年以上続けて我家の庭で越冬しているが、この暖かさに触れて少しぐぜっていた。

例年だと3月下旬ぐらいまで滞在しているが、どうだろう今年はちょっと早くに渡去するかもしれない。

カテゴリ:季節感,

富士山を見栄え良くきれいに撮る写真家はそれこそ掃いて捨てるほどいて、SNSにもよくそういった定番写真が流れてくる。

構図からしてほとんど同じ場所で撮っているのが分かるので、相当の人が三脚立てて待ち構えていると想像できる。

日本人の心象風景として富士山は重要なランドマークとなるので、それを撮りたいというカメラマン心理は理解できなくはないが、オリジナリティで差を付けるのは逆に難しいとも言えようか。

言葉は悪いが誰が撮っても同じになってしまうのが同じテーマの辛さでもある。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

関東の奥座敷たる上州群馬でも富士山が観える場所はある。それなりに標高の高い場所なら秩父山塊の向こうに頭一つ抜け出しているし、逆に東毛の平野部なら中腹から上が意外なほど観えている。

今の季節限定だが仕事で時々南関東に出向くことがあって、そのエリアからならバーンと富士山が見えるはずなのだが、あいにくこの日は南岸低気圧の雲がかかって山頂が観えず。

それこそ富士山カメラマンならレンズを向けることもしないだろうが、田舎者カメラマンの小生には富士山には違いはないので異端を自認の上で一応写真だけは撮った。

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