年別アーカイブ : 2019

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キヤノンがEOS 90Dを発売し、その少し前にニコンがD6の開発発表をして、さすがに一眼レフ市場を引っ張ってきた両社だけのことはあると溜飲を下げた人も多いだろうが、今の時点で一眼レフとミラーレスの両方にを気を配らなければならない両社にとっては当然のマーケティングだろう。

膨大な一眼レフマウントのレンズ資産と、現状でまだ主力として市場に出回っている在庫を考えれば、あまりミラーレスカメラ最高!という売り方はしづらいという営業的な面があるからね。

ただ、キヤノンの会長も認めている通りカメラの市場はスマホに押されて先細りなので、キヤノンはともかくあまり企業体力のないニコンがどこまで耐えられるのかというのはある。

来年の東京五輪が良い宣伝になるだろうから、D6も1D Xの後継機もそこそこ売れると思うが、キヤノンはRFマウントのフラッグシップ機も用意しそうな勢いなので、現状のミラーレス用レンズのラインナップの拡充スピードを比較しても、その辺りでちょっと差が開きそうな気がしている。

それにしても90Dは出し惜しみ番長のキヤノンにしては珍しい全部載せモデルだね。間違いなく一眼レフ中級機では90Dが最後になるだろうから、そういう意味で全部載せなんだろうけど、今のこの時期にこの一眼レフに積極的に手を出そうという人がどれほどいるのか、やや疑問がなくもない。

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / ETERNA

玄関前でピョコピョコと飛び回っていたのはエゾビタキ。家の敷地内で見たのは初めてだな。

春の渡り時期にキビタキが姿を見せることもあるので、案外家の住人が知らないだけで結構な渡り鳥が通過しているのかもね。

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緑色々

2019/9/21

また三連休か。先週も三連休だったように思うが、9月はやたら祝日が多いな。

勤め人じゃないので連休とか休日とかに余暇という響きがないので、連休が雨で全滅とか周囲が騒いでいてもほとんど関係ない。

フリーランスにとって連休とはどこからも直接的な連絡..まあ主には電話だなw..がない、いわば途絶された状態なので、デスクワークが素晴らしく捗るのだ。なので今週末もまた粛々と作業に打ち込む次第である。

ま、毎年9月はこんなもんだけど、今年は特にという状況ではある..

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA

無理やり秋っぽいシーンを探すことも出来なくはないが、自然体で周囲を見回せばまだまだ夏の延長線であるという事実。

山野の緑は間違いなくシーズン終了に向かっているが、耕作地の作物は当然のように青々としてみずみずしい緑だ。

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そろそろかな?などと思っているとそこは以心伝心、かどうかは分からないが、思い透かしたように姿を見せたエゾビタキ。

ミズキの実が熟し始めたちょうど今頃、本州を南下していく途上に偶然出会う。数日間続けて姿を見るが、恐らく毎日個体は入れ替わると思われる。

秋の山野の実りで栄養補給しながら南下を続け、冬を前に日本を離れることだろう。また来春にとは思うものの、春に北上する姿はあまり見かけないので、彼らに出会うには今この時期しかない。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

留まっているのはソーラーパネルと林縁を隔てるフェンス。昨年までここは雑木林だったところで、今のこの時期は雑草伸び放題の見た目はまんま空き地だ。

こういった空いている土地..と言っても見た目そのまま山林だけどね..を利用して、土地持ちが小遣い稼ぎするようなソーラーをあちこちに見かけることが多くなったが、一時より補助金も出ることもないので、この辺りで打ち止めかな。

自然エネルギー利用では中心的なソーラーだが、先日も書いた通りこういったものは個人個人の家々に設置して、自分たちの使う分だけ発電するやり方が望ましいと思う。

国も原発に不毛で無駄な予算をつぎ込むくらいなら、個人宅への補助金を再開すべきだ。環境大臣になった若造大臣には、こういったところで主導力を発揮して欲しいね。

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秋らしく

2019/9/19

お彼岸を前に秋らしい陽気に落ち着いてきた感じだ。一昨日あたりは日中蒸し暑くもあったが、それでも高原の朝は長袖なくしては肌寒くて過ごせない。

今日は車載装備の夏冬入れ替え..と言っても車中泊用シュラフはまだ3シーズン用だけど..と車内清掃をやっつけた。これで次のシーズンを迎える準備は整ったかな。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

赤城高原は東側に赤城山を背負っているため、夏うちは雲が掛かっていることが多いが、秋以降は徐々に雲も少なくなって、朝焼けが見られるようになる。

こういうシーンでのフィルムシミュレーションはVelvia一択で、そういう意味ではVelviaの季節到来とも言えるかも。

カテゴリ:季節感

千葉の先日の台風15号による被害は相当なもののようだ。すでに2週間近く経つというのに未だに停電している地域があって、万の単位の戸数で電気のない生活を強いられている。

東京の隣県である首都圏の千葉でさえその状況ということで、もし同じことが群馬で起きたら1年くらい放置されるのではないかwなどと、会う人会う人皮肉混じりに話をしている。

SNS界隈では当初から騒がれているが、そもそも報道が少ない、遅い、薄いといった状況なのがおかしい。

特にテレビだが、いつもなら被災現場に真っ先にやって来て邪魔になるほど手あたり次第にカメラを回しているくせに、今回は内閣改造とか隣国のタマネギ男とかどうでも良い話ばかり流していて、何かこう、千葉の被害を大したこと無い風にしておきたい妙な圧力が掛かっているとしか思えない。


国も国で本来なら内閣改造など後回しで、激甚災害指定と同時に消費増税も延期にするべき..電気も水もねぇのに増税なんてありか?とフツウ思うわな..と思われるが、今の政府に国民に寄り添うという意識はまったく眼中に無いようである。

で、ようやく報道が始まったと思ったら、ク○の役にも立ちそうもない環境行政素人丸出し大臣の被災地訪問だけ。木っ端役人ぞろぞれ連れ歩くなら、手ぶらで来ないでブルーシートを全員に運ばせろ!とは現地の知人の弁である。

まあとにかく違和感しかない今回の台風被害対応。停電解消までまださらに2週間近く必要とのことで、一刻も早いインフラ回復を願うばかりだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / L.モノクロームD

上陸後の台風15号の風速は千葉で60m/s近かったらしいが、倒れた鉄塔群の映像を見ればその威力の凄まじさは推して知るべしだろう。

昨年の北海道地震の時もそうだったが、もういい加減遠路はるばる遠くから集中して電力を運ぶ仕組みを見直したほうが良い。地域ごとに小規模の小型発電を導入したり、各戸単位..これが重要ね..による太陽光発電などをさらに推奨するなどしたほうが、災害時のインフラ被害を最低限に抑えられるはずだ。

国は電力会社の保護を優先として腰を上げないが、そもそも金の使い方を間違えているのである。送電網の維持が重要とよく言われるが、送電の必要がなければ送電網自体無用の長物だ。

遠くから送電する仕組みを見直せば、無駄な金食い虫の上に安全を確保できない田舎の原発も必要なくるので、一石二鳥だと思うが今の政権ではまず無理だろうなぁ..

カテゴリ:独り言

玄関脇のクヌギにアオゲラが来たのは気がついていたが、枝と葉っぱが邪魔でその姿はよく見えず。

幹をクルクル回りながら2階の高さまで来ると、探しものは無かったとみえ、キョッと一声鳴いて仕事場の窓のすぐ外1mほどを波状に飛びながら..ちょっと目があった気がしたw..隣家の屋敷林へと消えていった。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

位置的に仕事場からは死角になるが、納戸の小窓からなら見えるか?と思い立ち、納戸の中の椅子に上がって覗いてみると、屋敷林で最も高い松(種不明)に取り付いてクルクルしているところだった。

アカゲラは割と定期的に巡回してくるが、アオゲラは気まぐれにしかやって来ないので、誘致用の柿が熟すまで待つしか無いかな。

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手洗い洗車

2019/9/16

車を洗うと雨が降るというのは昔からある格言であるが、久しぶりに手洗いしたらやはり雨が降ったw

雪が振り始める頃から4月頃までは塩カル対策で頻繁に洗車機に入れるのだが、それ以外の季節はまあ適当である。

ただ、あまり長いこと洗車もせずに放置しておくと、たまに洗車機に入れたぐらいでは落ちないこびり付いた汚れが残るので、仕方なく庭先で延長ホースつなげて手洗いとなる。

窓に付着して落ちないウォータースポットを除去するのが主たる目的ではあったが、ゲリラ豪雨や台風で巻き上がった畑土による汚れなども洗い流しておいた。後者は屋根とか普段見えないところが酷かったね。

あとは車内の砂利やら枯れ葉やら虫の死骸やらを何とかしたいが、それには一度荷物をゴッソリ下ろして掃除機を掛ける必要があるので、少し先送りだな。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

それでも月内には何とかしたい。そう、個人的に9月はフィールドワークのシーズン年度末なんで、いわゆる年末大掃除みたいなもんなのさw

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毒茸

2019/9/15

キノコの旨さは食ってみて分かる。が、キノコの怖さは見た目では分からない。

時節柄、フィールドでキノコを目にする機会が多くなる。ナメコ、ナラタケ、マイタケ、マツタケぐらいは分かるが、その多くは素人の付け焼き刃で手を出せるほど底の浅い世界ではないので、その道のプロから頂くものだけ口にするに限る。

森でばったりクマも面倒だが、森でうっかり毒キノコも厄介だ。

iPhone 6

ドクツルタケだろうか、見た目の白さはどこかファンタジーを想起させるが、実は日本産キノコでは最強の毒キノコらしい。

まあ見た目からして食べようとは思わないが、毒を持って身を守るというのは生きもののみならず、植物も菌類も同じということだ。

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若いツバメ

2019/9/14

若いツバメと聞くと、平塚雷鳥と奥村博史の話の如きどこかいかがわしいようなそれでいて思春期の青年が憧れを抱く、何かそんな印象を持たなくもないが、ここで言う若いツバメとは言うまでもなくツバメの若鳥のことであるよw

家の近所では親鳥たちはすっかり姿を見かけなくなり、残されているのは若鳥ばかりだが、彼らももういつ南下の旅路に着いても良い頃合いだ。

青年画家である奥村博史の言葉通り、若いツバメが去ることで一時の静けさが訪れるが、春になれば帰ってきて今度は親鳥として賑やかに飛び回ってくれことを期待したい。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

台風一過の朝に家の前の電線に集うツバメの若鳥たち。写真はその一部だが、30羽くらいがズラッと並んで羽繕いをして旅立ちに備えていた。

これからまだ北から南下中の個体が立ち寄ることもあるが、賑やかだった近所の農家の納屋も、来春まではしばらく静けさを取り戻すことになる。

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良い給料もらっている割に、どう見ても適材適所に見えないのが日本の大臣という役職だろう。まあ上が無能でも仕える官僚が優秀であれば国がちゃんと回るのが逆に日本の凄さだが、それで良いのか?と普通思うわなw

得意分野で大臣にまで上り詰め、自身の主導で実績を作るというのが本来の道であるべきで、「大臣職に付いた」という名が目的の前時代的な輩が未だに跋扈しているのは、今に始まった話でもないのだが嘆かわしい限りだ。

何を言っているのかと言えば、科学技術・IT担当大臣の話である。2つくらい前の大臣もろくでもなかったが、78歳の元建設省出身者などという今回の人選も、どう見ても適材適所ではなくただ役を当てただけの人選だろう。

嘘か真か選任理由が「スマートフォンでSNSを投稿できている」というのだから何をか言わんやである。今どき小学生でも「スマートフォンでSNSを投稿できる」ぜw

その点で言えば、お隣台湾の同職に付いているオードリー・タン氏が、いわゆる「天才プログラマー」というのは業界ではよく知られている話だ。同氏の学歴は日本で言うところの中卒なのだが、IQ180の頭脳..昨年の米Foreign Policyで世界の頭脳100にも選出..をもって中学卒業前にドイツへ留学するという経歴の持ち主なのだ。

さらにエンジニア目線で言えば、Appleのコンサルタントを担当したり、独学でPerl6のコンパイラを書いたというのが、その天才ぶりをいかんなく証明していると言っても良い。

そこにきて同氏は政治のオープン化や透明化に関わる研究をしており、そういった自身の研究テーマと政府のニーズが一致したということで、2016年から台湾のデジタル担当政務委員..日本の大臣職に相当..に就任しており、日本との適材適所感の違いに感心させられる。

以上、「誰にでも務まる日本の大臣って、そんなんで良いの?」であったw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

標高830m付近だが、こうして光の角度や加減によっては何となく色づきが始まっている感がある。でも日中のフラットな光源だと、まだそこまでには見えないけどね。

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