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パセタ

2019/10/11

蛹で冬を越そうという魂胆のキアゲハの幼虫が、庭のニンジンに大小沢山付いていた。例年なら収穫時に人知れず?家人の手で葬り去られていたが、今年はパセタ君として何頭かは放置しておくつもりらしい。

個人的には、この週末に観測史上最大級の大型台風が関東に襲来するとのことなので、大風・大雨の中この連中はどうやってやり過ごすのか興味津々である。

もしこの嵐を無事にやり過ごせて蛹になれたら、その姿を記録に収めたいね。

iPhone 11 Pro / 望遠52mm

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA / 望遠端

写真は上がiPhone 11 Pro、下がX-H1だが、こうして並べてみるとWebで見る限り何ら遜色なく見られる。iPhoneのほうはボケがちょっと見苦しいものの、主題については問題ない。

iPhone 11 Proは超広角ばかり話題だが、望遠..言うほどではなく標準が正しいが..で寄ると以前の広角よりマクロっぽく撮れるのが良い。

ただ、期待していたポートレートモードは至近距離では機能しないようで、ボケをコントロールして背景を整理するという目的には使えないのが残念。

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この秋最低

2019/10/10

今朝は寒っ!と思わず身震い。それもそのはずで庭先で6℃というこの秋初の一桁台ではないか。慌ててフリースベストを袖付きに変更してしまった。

夜半は放射冷却だったようで、どおりでいつも朝は餌を寄こせとまとわりつくネコが静かなわけだw

それでも日中は20℃を超えたようだが、こういう日は家の中はしばらく冷えたままなので、午前中は半纏来て仕事していて、ヤマトの配達の兄ちゃんに笑われてしまった。

iPhone 11 Pro / 超広角13mm

しゃがんだ範囲で適当にちょっと集めただけだが、コナラのドングリはこの秋もそれなりだ。

沼田の山のほうではクマの出没がチラホラ続いているようだが、おらが村は至って平和なものである。うちの地区でも先月捕獲檻が設置された畑もあるが、今のところ続報は入ってない。

それにしてもiPhone 11 Proの超広角はスゴイね。35mm換算で13mm相当らしいが、レンズ交換式の一眼カメラでも魚眼を除けばこの画角は人生初見である。

今まで写らなかった..写せなかったが正しいか..範囲が撮れるというのは実に新鮮であるし、普段はめったに使わない超広角域をこれからは多用していくことになりそうだ。

何よりこれにハマるとXF8-16mm(広角側が換算12mm相当)という危ないレンズに手を出してしまいそうで怖いぞw

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気になっていたシグマfpのお値段が出回りだしたが、20万超えという強気の値付けにやや驚き。

個人的な勝手な予想は15万前後で、同じLマウント機であるパナS1Rのサブ機に良さそうだと思っていたのだが、今どきのミラーレス一眼カメラに倣ってお高い設定だ。

まあ他に似た属性のカメラも見当たらない唯一無二の存在なので仕方ないか。ということでGH5との入れ替え検討は現在も進行中である。

FUJIFILM X-T3 / XF16mm F1.4 R WR / ACROSS

お、アキアカネがまだいる珍しいと思って近づいたら、すでにお亡くなりになっていた。だからというわけではないが、わざと感度を上げてノイズを増やし、退廃的な印象にしてみた。

それにしても朝はかなり涼しくなってきた。ジェットコースターのように気温が上がったり下がったりして体が慣れていないので、上着を軽く一枚羽織る必要がある。

先頃埼玉の秩父で豚コレラが発生して、これは群馬も時間の問題だなと思っていた矢先、秩父と隣接する藤岡と上野村で野生のイノシシの豚コレラ感染が確認された。

そもそも秩父で発見された時点ですでに群馬もと考えるのが自然だろうし、群馬が先だった可能性も当然あるしね。

クライアントにも何社か関係事業者がいて、特に赤城山の南面には養豚業者が多く、以前から関係者以外は敷地内へ入るには許可が必要だったが、秩父の報道以降は近づくこともはばかられる。

中京の方で騒がれていた時は案外人の往来が原因じゃないのかと思ったりもしていたが、秩父と上野村の地勢を考えるとやはり野生のイノシシが主たる要因なんだろうなと。

そうなるとイノシシのみならず近年急速に増えているイノブタも然り、全県に一気に勢いが広がる可能性はかなり高いと思われる。

イノシシの農業被害の報告は年々増加の一途をたどるが、思わぬ伏兵..むしろ豚コレラの被害のほうが大きい..が追い打ちをかけることになったなぁと、つい先週関係者と話をした際には難しい顔をしていたのが印象的だった。

Canon EOS-1D Mark III / EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM

林道でばったり出くわした若いイノシシ。

最初は法面を前脚で掘って威嚇動作を繰り返していたが、こちらが引かないと見るやブラフチャージを数回繰り返して、結局反対側の沢へ降りて行って姿を消した。

こちらに向かってきた時は、腰に下げていた鉈を構えつつ、持っていたジッツオの三脚を伸ばしてやや広げ気味にして、鼻先で激しく振ってこちらも威嚇をして応戦したが、向こうにあまり本気で仕掛けてくる感がなかったので事なきを得た。

もしこれが牡の成獣だったらいきなり突進してきた可能性があり、さらに100kg超級だったりしたらこちらの命が危うかったろう。

イノシシとクマはよくその攻撃性について比較されるが、幸か不幸かどちらも経験ある身としては、話を聞いてくれそうにない分イノシシのほうが怖い。

もちろんクマが人の話を聞いてくれるとは思っていないが、恐怖から転じて攻撃してくるクマと違って、端から捨て身という言葉が当てはまるほどイノシシの猪突猛進性は怖いと感じるものがある。

尚、良い子の皆さんはくれぐれも対戦しようなどとは思わないようにw

家人が40リットル程度のザックが欲しいというので昼飯がてら高崎へ出張った。都内に転勤で移動してきた長男と南アか奥多摩の山行を計画しているようである。

高崎には最近モンベルの直営店が進出しており、カタログにあるほぼ全製品の実物を手にすることができるようになって便利になった。

モンベルの製品はまあ値段なりの評価だが、雨の多い国内フィールドで使うことを前提にしていたり、クロージング系もサイズ感は日本人向けに採寸してあるので、海外ブランドのサイズ感微妙的なところが無いのが良い。

それに同じ通りに昔からWILD-1もあるので、モンベル以外のブランドならそっちに行くも良し、前橋IC近くに戻れば山屋御用達の石井スポーツあり、さらに最近勢いのあるワークマンも周辺に何店かあるので、高崎だけでアウトドア系のグッズはすべて賄えるのは助かる。

密林で買うのは便利だが、やはり昭和のオヤジ・オバハンとしては実物を見てから決めたいのでねw

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

見慣れた景色もちょっとしたことで印象的に変わることがある。

それは短時間の出来事で終わってしまうことがほとんどだが、そのタイミングでそこに居合わせることができるか、たとえ居たとしてもそれをどう感じて心のセンサーに捉えられるか、それですべては決まる。

カテゴリ:独り言

風の落とし物

2019/10/6

ここ数日風がやや強く吹いている。強いと言っても台風ではないので知れたものだが、木々が揺れて擦れる音が家の中でもよく聞こえてくる。

ちょっと前に東へ抜けた台風18号の置き土産っぽいが、先月までのような湿度の高い暑さにはならなかったのは、やはり季節が移り変わったことを感じさせる。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

この季節の風は森から様々なものを地上へと落とす手伝いをしてくれる。

木の上にあっては手を出せないような実の類は、地上棲の生き物たちにはありがたいまさに天の恵みと言って良い。

とりわけ山栗とドングリはご馳走の双璧だろうね。

カテゴリ:季節感|タグ:

近所の森で毎年オオタカとノスリが繁殖しているが、写真はその異なる種類で同じ木を利用しているという図。撮影日は3日空いているが、時間帯はどちらもほぼ同じ早朝。オオタカは雄、ノスリも大きさから言うと雄と思われるが、そこはちょっとハッキリしない。

件の枯れ木は牧草地に面した林縁に立っており、そこから80mほど森に入ったところにノスリの巣があるが、もう何十年も使っているのではないかというくらい、なかなか立派な堆積物のある巣である。

実は最初にその巣を見つけた年はオオタカが営巣していたのだが、その翌年以降はずっとノスリが使っており、オオタカはその後3回ほど営巣場所を変えた後、より我が家に近い沢筋で繁殖を続けている。

この話だけではノスリがオオタカの巣を乗っ取ったように聞こえるが、逆にある年だけオオタカが先行したという可能性もあるので、何とも言えない。まあ現状の実効支配はノスリの手にあるので、元々ノスリの巣だったというのが正解だろうけどね。

オオタカは主に鳥類を狙うが、ノスリは地上棲のネズミ類を好むので、餌資源の面ではそれほど競合しないと考えられるが、営巣地はどちらも林の中なのでバッティングするとすればそこだろうか。ちなみに写真の個体の営巣木はそれぞれ500mも離れていないが、この十数年で両種が揉めているところは見たことがないので、ここではそれなりに棲み分けているのだろう。

ただ、ノスリから見ると同じ森で営巣するオオタカは脅威と考えられる。平野部のオオタカがサシバやカラスの巣を付け狙い、雛がある程度の大きさになってから連れ去ることは研究者の間では知られている事実なのだ。

今年のオオタカは2羽巣立っているのを確認しているが、ノスリの方は1羽しか確認できていない。オオタカに襲われたかどうかは分からないが、ノスリは例年なら3羽程度は巣立たせているので、今年は何かあったのは間違いない。

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA / オオタカ

FUJIFILM X-T3 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA / ノスリ

どちらも農道から100m以上離れているのと、牧草地なので遮蔽物が一切ないので近づきようもなく、そもそも換算で300mm程度の望遠端なので写真がショボいのは仕方ないw

カテゴリ:猛禽|タグ:,

噂されていたソニーα9IIが発表されたが、事前に流れていた画素数のアップもなければ大きな飛び道具もない新型もどきに、市場のソニーファンは落胆の色を隠せないようである。

個人的にはグローバルシャッターでも搭載してくるかと思っていたが、今回の新型..コンシューマー市場向けにはマイナーチェンジと言っていいだろう..でハッキリしたのは、ソニーはこのα9IIで東京五輪を戦って確固たるプロシューマー市場で実績を作りたいということだ。

現行のI型でもミラーレス機ではその動体撮影性能は他社より頭一つ以上抜きん出ており、そこにきて定評のある瞳AFなど精度を向上させ、さらにメカシャッターで秒間10コマ、フリッカー撮影モードなどを盛り込んできた。特に屋内競技を撮影するのにフリッカー対策は絶対に必要不可欠である。

ここで言うプロシューマー市場とはスポーツ報道分野であるが、SSLまたはTLSのセキュアな暗号化通信によるファイル転送のサポートや、5GHzの無線LAN対応、情報では1000BASE-TのLAN端子まで装備しているとのことで、撮影現場と編集室間のデータや情報のやり取り..画像と一緒に撮影者の音声メモまで送れる..にかなり手を入れている。

画素数番長たるソニーをして噂されてたような画素数のアップを見送ったのは、報道分野では高画素はまったく必要とされていない..2000万画素でも多すぎで良いとこ半分の1000万画素もあれば十分だ..ことと、データ通信に掛かるコストを下げたいという意図があるからだろう。

つまり一般人にはどうでもいいような部分..グリップがα7RIVと同等に大きくなったのは高評価..なれど、業務用機材として必要不可欠な要素を満たした上で安定性を高めてきたという、そんな感じの新型発表と見られる。

ロクヨンにヨンニッパなどスポーツ報道では標準レンズとなる長玉はすでに用意されており、着々と対策を進めてきたソニーにとって、東京五輪でメイン機材として報道カメラマンたちに採用されるか、未だキヤノン・ニコンのサブ機に留まるか、コンシューマー市場の勢いそのままにプロの現場を席巻できるか正念場と言えるかもしれない。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

シンメトリーに足長おじさん。超広角レンズを使うとつい撮ってしまう構図。

カテゴリ:写真・カメラ

知らなかった

2019/10/3

2010年に登場以来、今までiOSという括りでiPhoneもiPadも同じOSで動作してきたが、昨年アナウンスのあった通り、iPadのOSがiPadOS 13として分離することになった。

UIデザイナーを除けば、アプリ開発者の視点で見ると一緒のほうがある意味楽だった点も多かったのだが、利用者目線に立てばようやく別になったかという見方になるだろう。

登場した時から「電話の掛けられない大きなiPhone」と揶揄され、タブレットとしての販売台数も決して大きなものではなかった..もっともライバルであるAndroidタブレットはほぼ絶滅状態だが..のだが、12.9インチモデルとAppleペンシルの登場でやや市場が隆盛してきたようで、自陣内で競合するMacBookをラインナップから外すと同時に、iPadOSという切り札を出してきたわけである。

最初からiPadしか知らない人はともかく、すでにMacを使いこなす人たちから上がる不満点をどうにかこうにか解消する方向へ舵を切ったのが、iPadOSということになろう。

テキストの選択などキーボード周りの細かい点もあるが、個人的な注目は外部デバイスを直接操作できるようになった点に尽きよう..と言いたいところだが、予想通り手持ちのサードパーティ製のLightningのUSBメモリやSDカードリーダーは全滅で、どうやら純正を買いなさいというApple様の啓示のようである。

どのみち3年落ちの手持ちのiPad Proは32GBしか容量がないので、これをPC代わりに使うつもりはなく、新たにiPad Proの512GB辺りを手に入れようとは考えている。Smart Keyboardも現行は日本語対応だしね。

まだまだiOS時代の名残や縛りが残っていて、PC代替えとしては使い勝手の面でイマイチではあるものの、iPadOSとして新たなスタートラインに立ったばかりなので、今後のブラッシュアップに期待したい。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

直接iPadOSとは関係なのだが、今日の今日までメモ(Appleの純正アプリ)のフォルダが階層構造にできることを知らなかったw

以前使っていたEvernoteが有料になったのを機に、仕方なく無料で使えるメモを使うようになったのだが、タグが付けられないなどは仕方ないにしても、フォルダ..Evernoteで言うところのノートブック..が階層化出来ないのが難点だなと勝手に思い込んでいたのだ。

てっきりiPadOSになってからの追加機能かと思いきや、以前から階層化は出来たというオチに知らなかったガーンとなって、朝からせっせとフォルダの階層化を行っている次第。いやはや..

カテゴリ:ガジェット|タグ:

7月に見た時とほぼ同じ場所でヒダリマキマイマイに遭遇。時間帯もほぼ同じ早朝で、進行方向も同じ。

相変わらずのんびりと農道を横断しているが、夏場と違ってもうこの辺りは農作業をしていないので、運悪く農家のトラックに轢かれることもないだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA

この個体は殻の色が濃い感じ。標高の高い場所の個体は濃いと聞いた気がするが、実際のところはどうなんだろうか。