カテゴリ : 花・植物

portfolio

タンポポ

2017/5/11

最初の一枚のみ、フジノンXF16/f1.4で撮影。

XF16はフルサイズ換算で24mm相当の画角となるハイスピード広角レンズである。24mmでf1.4の大口径レンズは、キヤノンのFDとEFをそれぞれ使ったことがあるが、キヤノンのは何れも寄ることができなかった。

XF16の素晴らしいところは最短撮影距離が15cmと、ほぼレンズ前玉直前まで近づけるので、広角マクロとしての使い勝手が良い。開放だとボケが硬い感じになるが、一段絞ってF2なら問題ない。

専用のマクロレンズもマウント毎に持っているが、積極的にマクロ域で撮影する機会はほぼなく、自ずから仕事でブツ撮りに使うのがほとんだ。どちらかと言えば、広角でグッと寄って撮りたい派なのである。

と言うことで、引いて良し、寄って良し、暗くても良しのこのXF16は、TMにとってはフジを使うキラーレンズの一つと言っても過言でない。

今日は黄砂が酷かった。例年なら3月後半から4月にかけて襲来するのに、今年は今頃になってやって来やがって。

まあこちとら撮影に出掛けるヒマもないので一向に構わないのだが、今日あたり屋外で撮影するのは結構厳しかったと想像する。

何しろ黄砂は花粉よりも粒子が小さいので、防塵防滴対策されてないカメラには辛いものがある。何より可動部の多いレンズは内部に入り込んでしまって、メーカー送りになるのは必定だ。

梅雨と降雪期、それにこの季節は防塵防滴のありがたさを身にしみて感じる。

GWをもってそろそろ桜ネタも終盤かな。早咲きの枝垂れ系で始まる桜前線も、最後は八重桜系で思わる。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

まだまだ桜

2017/5/6

今日は暑かった!

仕事中、今年始めて窓を開け放って作業する羽目になった。室内の温度を測ったわけではないが、iMacもMacBookも断続的にファンが回ることがあったので、日中は25℃を越えていたかもしれない。

そんなんで久しぶりに昼日中からビール飲んじまって午後遅くはシエスタモードに入ったが、さすがに夕方は薄ら寒くなって窓閉めた。

昨日が二十四節気の立夏だったので、いよいよ初夏へ突入かねぇ。

園芸種だろうか、樹種不明の桜が満開。メジロが結構来ていたが、高い梢付近でウロウロしていたので撮影叶わず。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

ヤマザクラ

2017/5/4

県北の高標高地の山野で、ヤマザクラが良い感じになってきている。まだ芽吹きが始まってないような北向きの斜面でも、所々淡いピンクに色付いているのが遠目にも判る。

愛でることを目的として人為的に植えられた園芸種のソメイヨシノと違って、ヤマザクラはひっそりと佇むように自生していることが多く、桜という同じアイデンティティを持ちつつも、和のテイストは結構異なると思う。

ある意味両極端にも見える両種であり、人によっては好き嫌いで派ができたりするようだが、個人的にはどちらも好きな花ではある。そしてそんな桜の季節も、新緑を向かてそろそろ終焉と言って良いかもしれない。

ヤマザクラも花びらは白い。が、ソメイヨシノに比べて赤みを強く感じるのは、花が咲くと同時に新芽が開くからである。

その点、ソメイヨシノは花が散ってから葉が開くので、その辺りのメリハリ感も好き嫌いが別れるのだろう。

カテゴリ:花・植物|タグ:,

キブシ

ミズキ

コシアブラ

最後の山菜の王様ことコシアブラはうちのヤツ。どうだろう、一週間くらいで食べられるかな。もちろん天ぷらにして塩振って、冷たいビールでキュッとねw

まだ桜

2017/5/2

GWに入ってさすがに関東近郊で桜は終りと思っているそこのあなた、いやいやそれは甘い甘い。県北に行けばまだまだ桜は見つかるぞよ。

上越国境の三国山を見通す。登ってきた人の話ではやはり今年は雪深いらしい。


近くの尾根筋から望むは仙ノ倉山と大源太山。両ピークに挟まれた鞍部を毛渡乗越というが、あんなところへ沢伝いに登ったのは今は昔の話だ。

カテゴリ:, 花・植物|タグ:, ,

新治のたくみの里では、9つの地蔵様を順にたどる野仏めぐりができるが、その8番目の一之宮地蔵尊には、樹齢200年ほどのヒガンザクラが植わっている。半世紀近い樹齢の相俣の桜ほどではないので、枝ぶりはこちらのほうが元気が良い。

ただ、巨木であることには変わりはないので、枝の一部に支えが付いている。以前は何とも無粋な支柱が農道をまたいで立っていたが、今は角度によっては目立たないよう配慮されている。

一之宮地蔵尊は安産など子育ての神様が祀られているとのことだ。

カテゴリ:景勝地, 花・植物|タグ:,

相俣の桜

2017/4/25

越後県境付近へ出張った帰り道、みなかみ名物の生どら食べながら相俣付近で桜の銘木を見て回った。

赤谷湖の辺りに立つ相俣のさかさザクラ。別名を「謙信のさかさザクラ」とも言う。

戦国越後の覇者、上杉謙信公が北条征伐のため関東へ出兵する途上、立ち寄った日枝神社で戦勝祈願した際、居城である春日山から持ってきていた桜の鞭の柄を地面に刺したものが根付いたという伝承が残るらしい。

観光客と思しきオバはんがソメイヨシノですかと聞いてきたが、園芸種のソメイヨシノが500年近く残ることなどありえない。これはヒガンザクラだ。幹周りを見ても巨木の類であることは明白である。

こちらも同じくヒガンザクラで、さかさザクラほどではないがそれでも樹齢300年の巨木である。

その昔、近くの沢で大水が出た際、村人がこの木につかまって難を逃れたことから、地元では「お助け桜」と呼ばれている。

余談だが、家に戻って昼飯食いながら新聞見たら、奇しくも今朝の地元J新聞と桜ネタが被ってしまっていたw

カテゴリ:景勝地, 花・植物|タグ:

まだまだ桜

2017/4/22

GWを前に都会のニュースから桜ネタが消えつつあるが、山間地や東北以北ではまだこれから桜の季節を迎えるのである。

沼田発地の苗代桜

沼田岡谷の桜並木

沼田岡谷の桜並木を俯瞰

同じく沼田下川田のシダレザクラ

フィールドの谷間ではオオルリがさえずり、今日は家の前でサンショウクイを確認した。ツバメもいつの間にか地元組に混ざって、せっせと巣作りに余念がない。

春の乱高下

2017/4/19

春らしいと言えば聞こえが良いが、さながらジェットコースターのような気温の乱高下には困ったもんである。

昨日の高崎は30℃超えの夏日で汗をかくほどであったが、今日の赤城高原は終日強風が吹き荒れ、気温も10℃前後まで下がったため、フリースの上着を羽織る始末であった。

隣の赤城村界隈ではヤエベニシダレが満開

うちのコブシがようやく開いた

近所のHさんからカモシカがいると連絡が入り、急遽カメラ抱えて近くの現場へ向かったが、すでに姿を消した後であった。

現場を天狗三号で俯瞰すると、鏡面張りできれいに仕上げてあるマルチ..誰の畑か知らないが蒟蒻畑だね..に点々と足跡が..