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寄り道せずに

2020/2/22

「フルサイズが気になっているが、TMさんの話を聞いているとマイクロフォーサーズも良さげなんでどっちがいいだろうか?」という相談を受ける。

フルサイズフルサイズって言ってんじゃねぇよ、35mmフルサイズだろ?と、ついぞ言葉の定義に目くじら立てたくなるのを抑えつつw、「1mmでもフルサイズに興味があるなら最初からそっちに行ったほうが良い」と答える昨今だ。

拙者がマイクロフォーサーズやAPS-Cを使う利用は記事で何度も書いているとおりなので、そこに当てはまらない人は無駄な寄り道などしないことだ。

で、限りなく100%に近く「ではフルサイズならどこのメーカーがおすすめ?」って言うのが次に来る問いであるが、心の中では「どこのメーカー使っても結果は同じ」と思っていてもそれを口に出しらた身も蓋もないのでw、とりあえず「好きなブランドのメーカーを選べば良い」と答え、その上で敢えて言うなら自分の好み優先でパナのLUMIX Sシリーズと答えている。

Sシリーズは、Lマウントアライアンスにより上を見ればライカ、下を見れば高性能低価格なシグマレンズが使えるので、拡張性を見越した上で意外に低コストな35mmフルサイズのシステムが組める点がイチオシなのである。さらに個人的には動画に強いのも加点である。

が、ここに来てガリバーキヤノンがEOS R5などという、どう見ても全方位的にバカ売れしそうなモデルを東京五輪前に出すとアナウンスし始めた。スペック番長の称号を戴く某C社なので正式な製品発表を見るまで話半分だが、実はちょっとグラっときているのは内緒だw

ところで、この手の質問をしてくる一眼デジカメ初心者に多いのが、「ソニーのαはどうですか?」という輩。つまりは最初からそっちに興味があるのが見え見えなのだが、カメラではないが何度となくソニー製品に裏切られ煮え湯を飲まされきた拙者に、同社のカメラの良さを聞くのは大きな間違いだぞw

ま、それだけソニーブランドが如何に強いかということの裏返しでもあるかな。

ちなみにニコンについて聞かれることはほとんどない。そもそもニコンブランドの神通力が通じるのは元々のニコン使いだけにであって、初心者の新規参入や他メーカーからわざわざニコンに乗り換えたりするケースは少ないと思われる。

五輪前にD6を発表できてそこまでは既定路線とは言え、EOS R5が市場に出る前に同クラスにカテゴライズできる製品を発表できればよいが、果たして今のニコンにそこまでの体力があるのか尚疑問だな。

FUJIFILM X-T3 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Velvia

春が早そうだというのはこの冬の暖冬模様で明らかで、平野部ではすでに花粉が飛んでいるという話だ。桜の開花も半月近く早いという予想もチラホラで、そうなると梅も早いということになるか。

箕郷を通りがかったので少し梅林方面に寄り道。紅梅が盛りで、白梅は標高の高いところはまだつぼみであったが、少し探せば早咲きっぽい木では五分咲きってところだった。

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銀残し

2020/2/20

カメラ内であれもこれも合成を済ませてしまえるE-M1Xだが、他社同様に撮って出しのJPEGの仕上げもアートフィルターなる機能で完結できるようになっている。

ただ、オリンパスのそれはフジやパナ、EOSに比べてかなり種類が豊富に用意されているのが特徴で、PCによるレタッチが面倒と感じる向きには色々便利なんだろうと思う。

フィルター系は好みの問題があるので、メーカーで用意されているものすべてを使うわけではないが、ポップアートやドラマチックトーン、デイドリームやヴィンテージ辺りは仕事でも使わせてもらっている。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

沼田の夜景をアートフィルターのブリーチバイパスで銀河風に仕上げて、21:9のシネスコイメージでトリミング。

ブリーチバイパスはいわゆる「銀残し」という映画でよく使われる効果で、モノクロに近い陰影が金属的で硬質な雰囲気で表現されるのが特徴だ。

噂ではフジの新しいフィルムシミュレーションにも搭載されるらしいので、そっちも楽しみである。

E-M1 MarkIIIが発表されたが、3年ぶりの更新の割にセンサーとEVFが据え置きのようで、MarkIIを使ってる人からはため息が聞こえたとか聞こえなかったとかw

先日記事にしたように個人的にはE-M1Xの小型版を期待していたのでその意味では申し分ないのだが、MarkIIを使っていないにしてもタコなEVFはE-M1Xに下剋上してでも高画素なタイプに置き換えてほしかったな。

センサーについては自社で作っていない以上、そこはソニーに頼らざるを得ないので、こればかりは供給元の動向次第で致し方なしといったところか。手持ちハイレゾショット(5000万画素)がMarkIIIでも可能になっているので、仕事で使う分には2000万画素もあれば十分であるし。

ま、常にデジカメ事業終了フラグが立っているwオリンパスが、立て続けに新型機を出してきている点はとりあえずの安心材料だろうか。

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

この冬はよく姿を見せるアカゲラ。この個体は警戒心が意外に強くなく、カーテンの隙間からレンズを出しても簡単には逃げていかない。

G9 PROでもとりあえず超望遠1200mmは使える。手ブレ補正にパナご自慢のDual I.S.2が使えずレンズ側だけの補正になるので、E-M1Xほどラフには撮れないけどね。

赤城高原でも早くもホトケノザが咲いている..と言いたいところだが、これは雪の下で冬越しした花である。

いくら暖冬と言っても、この辺りではさすがにまだ新たに花が咲くには気温が低い。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

オリンパスを使う上でキラーレンズとなるED12-100PROは近接能力にも優れ、レンズ前1.5cm(0.6倍)まで寄ることができる。

最も寄れるのは望遠側でなく広角側なので、昆虫など撮るカメラマンにはワーキングディスタンスが短いことを指摘されるが、個人的には広角マクロ的に使えるのは便利だと思っている。

シネスコ

2020/2/15

シネマスコープは画面の縦横比を1:2.35で投影する昔の映画の種類の一つで、米の20世紀フォックスの商標である。

1:2.35ということで、最近の動画でお馴染みの16:9に比べるとかなり横長の印象が強いが、写真でそれを意図して決定された構図だとなかなか力強い作風になる。

昨秋、シグマのfpを検討している際、出力画像のアスペクト比に21:9というのがあって、それがシネスコを意識した縦横比であることはすぐに判った。

デジタルなんだから3:2とか4:3を編集でトリミングすれば同じではないかという意見もあろうが、さすがにそこまで横長になることを前提にフレーミングするのは難しいので、やはり最初から21:9が用意されているほうが良いのは自明の理だろう。

実際、某企業さんのWebサイトを立ち上げた際、デザイナーからトップページのキービジュアルを昔のシネスコ映画みたいな横長にしたいので、そういう感じでカルーセル用画像を揃えてほしいと依頼されたことがあった。そこで普通に撮って上下トリミングしたのだが、意外にしっくり来なかったのはやはり最初からそのアスペクト比を意識してフレーミングしてないからだなと思った次第。

個人的な作品ならばキッチリとフレーミングすることになるが、商業写真の場合はトリミング前提で20%程度マージン空けて撮影することが慣例だ。場合によっては縦でも横でも使えるように撮影することもある。

だが、ことシネスコの21:9ともなると、最初からそれを意識した構図のほうがインパクトあるのは間違いないね。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO, M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

ということで、最近はわざとシネスコを意識した構図で撮ることがある。

ただ、フジもパナもオリンパスも21:9に相当するアスペクト比が用意されていないので、16:9でフレーミングして上下を30%程度トリミングする前提で撮るようにしている。

パナとオリンパスではハイレゾショットが使えるものの、何れ画素数の半分を捨てることになるので、こういうトリミング前提の画作りをするなら、最初から高画素機を使うのもアリだろうなとは思うw

公私でE-M1Xを使っていて気になる点は3つ。

まず1つ目だが、やはりマイクロフォーサーズ機で最大となるそのボディサイズだ。何しろE-M1 MarkIIにパワーバッテリーホルダーを装着したサイズよりも若干大きい。もちろん大きいと言っても、35mmフルサイズのEOS-1DやナイコンのD一桁機に比べれば、小さくて軽いのは間違いないけどね。

見た目上の大きい理由の大部分がバッテリーが2個入るという点なのだが、E-M1X自体はバッテリー1個でも動く。E-M1 MarkIIのバッテリー室の位置がまるまる他の基盤を格納するのに使えることを考えると、ボタン類の配置含めコンパクトさの犠牲の上にある種の余裕が生まれているという見方もできるのかな。

ボディサイズが大きく重いことは、テレコン付きのED300PROのような大柄なレンズを振り回すのにはバランス良く好都合なのだが、それ以外のマイクロフォーサーズならではの小型レンズを使う場合は逆もまた真なりで、何となくその大きさが無駄なような気がしてならないw

2つ目は、230万画素しかない今どきこんなファインダーも無かろうというくらいショボいEVFだ。一応有機ELではあるが、より価格の安いX-T3とG9 PROが約370万画素(有機EL)であることを考えると、一世代以上前の仕様と言わざるを得ない。G9 PRO並にファインダー倍率が高い点だけは救いだけど。

3つ目は、フラッグシップモデルを喧伝している割に、設定動作がもっさりしていてイラつく時がある。ダイヤルやセレクターを素早く操作すると、動きに付いてこれず意図した設定でないことがあるのだ。ハイレゾショットなど画像のコンポジット処理が思いの外早いのだから、ユーザーの操作感をスポイルするこういうUXは何とももったいないと思う。

ということで、E-M1Xの性能をある程度維持したまま小型化したモデルが欲しいと常々思っているところ。同じマイクロフォーサーズ機であるパナのG9 PROと併用することが多いが、やはり同じ操作体系の同型機があると便利だよね。

噂ではすでにスペックも出回っているようだが、E-M1 MarkIIの後継機(MarkIII?)が出るなら期待したい。少なくても高精細なEVFと手持ちハイレゾショットを実現できる7.5段の手ブレ補正は必須だぞ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / カケス

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / エナガ

カケスは人を見ればすぐに逃げるし、エナガは落ち着き無くちょこちょこと動き回るので、ファインダーに捉えるだけでも一苦労だ。

オリンパスの十八番とも言うべき1200mmの超望遠手持ち撮影だが、相変わらず気持ち良いほどよく止まる。この場合、サイズはともかくマイクロフォーサーズなのに重いと揶揄されるE-M1Xの重量感が、逆にイイ感じに作用している。

工業製品はメーカーの設計思想の塊と言えるが、カメラのように人が手で操作する製品の場合、ユーザーの想定する操作とその結果ともなる振る舞いに乖離があると、途端に使いづらいという烙印を押される事になる。

拙者の場合、長らく某C社のEOSを使っていたため、10年前に最初にパナのGH2を触った時は「何じゃこりゃ」となったものだが、人は容易に慣れる・慣らされる生きものなので、半年も使い込めばEOSと併用しても特に気にならなくなった。

現在はフジのXシリーズをメインで使っているが、X系の操作体系はフイルム時代と同じダイヤルインターフェイスなので、子供の頃に覚えたレンズの絞りを回し、軍艦部のダイヤルでシャッターを速度を固定、レリーズを押すという一連の動作を体が覚えている..自転車の乗り方を体が覚えているのと同じだ..ので、Xを使いだした頃でも何の違和感もなかった。

E-M1Xはオリンパスでは初めて使うカメラで、同社の他の製品がどうかはわからないので判断はこれだけになるが、結論から言うとフィールドで使うカメラとしては素晴らしくよく考えられていると思う。

メニュー体系が分かりづらいという話はよく耳にしていて、実際確かにラビリンスが如き「何でその設定がそこなの?」という項目が散見され、細かいチューニング時には操作説明書..これがまた信じられないくらい分厚い!..は必携である。この辺りはEOSのメニュー体系がわかりやすいね。

ただ、通常の撮影に必要な項目はOKボタン一発で呼び出せるスーパーコンパネですべて網羅されているので、実は言われるほどメニューで迷うことはない。スーパーコンパネに表示されない項目でも、他のメーカーにもあるようなマイメニューが用意されているので、使用時に設定を変えるような機能、例えばハイレゾショットデジタルシフト撮影などを登録しておける。

ボタン類のカスタマイズ性も高く、パナ並にほぼすべてのボタンをデフォルトとは別の機能に置き換え可能である。まあ言うほど拙者はデフォルトの設定を変えることはせず、なるべくそのメーカーの文化に慣れることを選ぶのだが、当ブログでお馴染みの中指AFについてはE-M1Xでも同様に健在だw

LUMIX G9 PRO / M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro

で、E-M1Xで何より秀逸なのは、露出、AF、ドライブのほぼすべての状態をカスタム登録として最大4パターン保持していられる点である。

いやそんな機能はパナのG9 PROにもあるよと言われそうだが、GH5もそうだがパナの場合、AFとドライブ関連はそれぞれ専用のダイヤルもしくはレバー位置に依存するので、個別にカスタム登録しておけないのだ。物理的なダイヤルインターフェイスの利点は目視で状態を確認できる点にあるが、それが逆に作用してしまっている。

そういう意味で、完全にダイヤルインターフェイス主体でそもそもカスタム登録という概念すらない..と言うかどうにもしようがないしw..フジのXシリーズは、まさにE-M1Xとは対局に位置するカメラと言えよう。

G9 PROのカスタム登録にはさらに大きな問題がある。E-M1Xは登録したカスタム設定をダイヤルで呼び出し、一時的に登録内容を変更..例えばISO感度AUTOをISO6400に変更とか..しても、電源を切らない限りその変更状態を保持していてくれるが、G9 PROはスリープ状態から復帰した時点でカスタム登録した内容にきれいサッパリ戻ってしまうのだ。

E-M1Xを使う前はそんなもんか、でもイチイチ面倒だなぐらいに思っていたが、逆にE-M1Xの記憶力の良さ..言葉の使い方間違っているw..に慣れてしまうと、今度はG9 PROのバカさ加減にムカつくのであるw

ということで話が長くなったが、E-M1Xを使うことで今更ながらオリンパスのカメラの操作性の高さに感服している次第である。

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ハイレゾショットやフォーカスブラケットからの深度合成、それにライブNDなどと同様、カメラ内で複数の画像を合成して結果を得るという意味では、E-M1Xのライブコンポジット撮影はその最たるものだろう。

カメラにはフイルム時代からバルブ撮影という機能がある。シャッターを開きっぱなしにするいわゆる長時間露光のことだが、それはデジタルになってからも同様だ。

バルブ撮影がもっとも使われるのは夜景とか星景など夜間が多い。ただ、長時間露光する関係で熱ノイズが発生してしまうとか、本来は暗く表現されるべき部分が明るくなってしまうとか、デジタルならではの問題がある。

そこで暗い情報を捨て、明るい情報だけを拾い出して重ねて合成する手法が取られるようになった。グルグルした星の軌跡や、ホタルの夜間撮影などでおなじみの比較明合成である。

カメラに用意されているインターバル撮影機能を使って一定間隔で撮影を繰り返し、PC上でPhotoshopなど画像編集ソフトを使って比較明合成を行うことで、背景をそれなりの適正露出で表現した星景写真が出来上がるという寸法だ。

星景に限らず、表現手段として比較明合成は仕事上でも普通に使う手法だが、PCがバッチで処理してくれるとは言っても後処理としてはなかなか面倒ではある。

そこで撮影から合成までの一連の行為をカメラ内で現場で完結してしまおうというのがライブコンポジット撮影だ。PCによる後処理から解放される点で、その筋の人達には非常に便利な機能であろう。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO

F1.8でISO3200、コンポジット設定を2秒、明け方の西から北西向きの天頂方向に向けて約40分ほど撮影してみた。

先日の手持ち星景同様、こっちの領域は専門ではないのでショボい絵で恐縮だが、素人撮影でもそれらしく撮れてしまうのだから驚きである。現場は真っ暗で何も見えないが、ここでもLVブースト機能が役に立った。

ちなみに素人とは言いつつも一応、北極星と沼田市街地の夜景、それに白銀の谷川連峰が写るようにはセッティングしているけどね。

今のところE-M1Xにだけ実装されている機能にライブNDがある。

ライブNDはレンズ前にNDフィルターを装着すること無く、フィルター装着時と同様の効果が得られるのが特徴だ。しかもその結果をリアルタイムで確認することもできる、なかなかの優れものなのである。

対応するシャッター速度は1/30から60秒、ND効果はND2からND32までをシミュレートできるのだが、実際にそれだけのNDフィルターをレンズのフィルター径毎に用意する必要がないというのはコスト的にありがたい。

しかもスローシャッター効果を増すためにNDフィルターを重ねる必要がないので、解像度やカラーバランスなど画質面でかなり有利でもある。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

風景写真家たちには定番の流水を軌跡として捉えるシーン。

この例ではシャッター速度1秒でND段数を32(5EV)としているので、32秒のスローシャッター効果が現れている。

しかもこういった足場の悪いシチュエーションで、三脚を使わずして手持ちで撮れてしまうのがE-M1Xのスゴさである。

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大して冬らしい季節感もなく、今年も早2月となった。

週に一回ぐらいは思い出したように雪は降るものの、根雪になることもなくすぐに解けてしまうので、家の周囲がすっかり土竜塚だらけになってしまった。庭ならまだ許せるが、花壇に玄関先、駐車場までモコモコ状態なのは困ったもんである。

こういう年は以前にもあったが、今回もモグラよけの風車を立てないとならんかなと思い始めている。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

積雪があるうちはヒマワリレストランはカラ類で賑やかであるが、雪が解けてしまうとスズメとヒヨドリぐらいになってしまう。カラ類は基本的に静かだが、スズメとヒヨドリは年中諍いを起こしていてうるさいw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

プロキャプチャーモードは電子シャッターなので、ご多分に漏れずローリングシャッター現象は避けては通れない。E-M1XはG9 PROよりは歪みは少ないように思うが、可能な限り高速シャッターを切るに越したことはない。

上の写真は日が差し込んでない状況だったので、ISO1600でも1/1600が上限であった。カラ類のような小型の鳥の羽ばたきを止めるには、最低でも1/8000程度は必要だろう。

もう一段ISOを上げて尚且テレコンも外すなどすればシャッター速度を稼げるが、そもそも十分に光が回っていない状況で使う機能ではないな。