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先日、オリンパスへの鎮魂を込めて..いや、その言い方縁起悪ぃってばよw..E-M1Mk3とパナライカVARIO-ELMAR100-400の組み合わせを紹介したが、天狗フィールドへ出張っていく時のお供はやはりこの組み合わせが多い。

林道脇など車輌から離れることがない場合はE-M1XとED300PROだが、観察機材一式を背負って歩行による移動や登山を強いられる場合は、収納性の高さから前述の組み合わせに落ち着く。

E-M1Mk3を入手する前はボディは超望遠コリメート兼用のパナ機..G9 PROやGH5など..だったが、レンズに関しては不動のセットである。

iPhone 11 Pro

セットというのは写真の組み合わせのことで、標準域は以前はパナライカのVARIO-ELMARIT12-60だったこともあったが、現在はED12-100PROに落ち着いている。

この2本だけで35mm換算にして24〜800mmを間断なくカバーでき、しかもE-M1Mk3なら必要とあれば手持ちハイレゾショットで5000万画素でも記録できるのは便利この上ない。

しかもサコッシュ的なカメラバッグに同時に収納できてしまうので、フラットな地形なら体の前に下げていつでも取り出せるようにしておいたり、登攀で両手を使わなければならない時はバックパックの上部に仕舞っておける。

たった25cm×15cm×12cm程度のスペースに上記2本のレンズとボディを収めることができる..どちらのレンズを装着しておいてもOK..のは、まさにマイクロフォーサーズの真骨頂だろう。

ソニーのα7系は35mmフルサイズながら小型であることを喧伝しているが、レンズをみればどれもこれも巨大で重く、システムでみればとても小型と言える代物ではない。一応、α6000系でAPS-Cもラインナップしているが、後述するキヤノン同様にそこに本気度が感じられない。

ナイコンはZマウントになってもAPS-C..DXとか言っているアレね..を続けるようだが、マウントは35mmフルサイズと共用であるため、どう考えても無駄にでかいレンズを使い回すことになろう。それに企業体力を考えても、もはやニコワンのような小型軽量なシステムなど望むべくもない。

キヤノンはEF-MでAPS-C専用マウントのレンズを用意しているが、RFマウントとのヒエラルキーが邪魔をして、レンズシステムがどうしても「それなり」のものしかラインナップしていないし、恐らくその営業戦略は今後も変わらないだろう。

当たり前だが写真はレンズも含めたシステムで撮るものである。ということで、ボディをどんなに小さくして「小型」を謳ってみても、マウント径を広げた結果巨大で重くなったレンズを使わなければ良質な画像が得られないのでは、本末転倒と言っても良い。

以前に35mmフルサイズのオススメはLマウントアライアンスのパナSシリーズと書いたが、では個人的に使うかと聞かれれば、ボディもレンズも妥協することなく巨大なその姿を目の前にすると、さすがにそこは躊躇するw

iPhone 11 Pro

というようなもっともらしい理屈はさておき、歳をとって体力が落ちたため、あまり大きく重いものを持ち歩きたくないというのが本音w

昔はそれこそLoweproのプロトレッカーにEOS-1付きのゴーヨンやロクヨン、F5付きのヨンニッパロクヨンを入れて、アラスカのバックカントリーなど道なき道を歩いていたこともあるが、もはやそれは過去の栄光?という思い出の世界となったw

その点、富士フイルムのXシリーズとオリンパス・パナソニックのマイクロフォーサーズシステムは、それぞれ規格に沿って最適化された専用設計であるため、システムとして無駄なく小型軽量であることが良い。画質も前述の各社35mmフルサイズと何ら遜色はない。

上の写真は歩きまわりながら撮影する際の機材セットの一例で、左がフジのXシリーズ、右がマイクロフォーサーズの場合である。

フジはバッテリーグリップ付きX-H1にXF14mm・XF18mm・XF35mm・XF60mmマクロ・XF90mm、マイクロフォーサーズはオリンパスのE-M1Mk3にED8mm Fisheye PRO・ED12-100 PRO・ED30mmマクロ、パナライカのVARIO-ELMARIT 8-18mm・同100-400mmである。

写真のカメラバッグはPeakDesignのスリング式のショルダーバッグで、フジなら21mm〜135mmの明るい単焦点レンズを5本、マイクロフォーサーズなら16mm対角魚眼から800mm超望遠までを、容量わずか10L程度のコンパクトなバッグに収納して携行できるのである。

EでもZでもRFでもLでも、35mmフルサイズで同じ焦点距離のレンズ群を一つのバッグで携行することを考えてみれば、これがどれだけ凄いことかお分かりだろう。

オリンパスから引き継がれる映像事業の動向は気になるところだが、さすがに今使っているカメラやレンズがすぐに使えなくなったり陳腐化したりするわけでもない。

仮に後継企業が事業継続に失敗して撤退になったとしても、工業製品としてその後数年のメンテナンスは担保されるはずなので、さほど問題はないだろう。

E-M1系ボディの素晴らしさに気が付いたのは遅まきながら昨年のE-M1Xからだが、レンズシステムはマイクロフォーサーズ規格なので、いざとなればパナもあるので何とかなるかと個人的には楽観視している。

そもそもうちにあるマイクロフォーサーズマウントは動画目的にパナを使っていたからに他ならずで、オリンパス機を使うようになってから手に入れたのは対角魚眼のED8mm Fisheyeのみである。

と言いつつ、そのパナも色気出して35mmフルサイズのLマウント機にも手を広げているので、実はパナのほうが先にマイクロフォーサーズから撤退するのではないかと思っていたのは否定しないw

マイクロフォーサーズの良いところはとにかくシステム全体がコンパクトに収まる点にあり、季節に天候それに昼夜を問わず野外で活動する生きものクラスター系カメラマンにとって他に選択肢のない唯一無二のシステムである。

営業戦略上お荷物になるようならE-M1Xは取り敢えず無かったことにしてもらっても結構なのでw、引き続きその方面への訴求というか配慮は怠らずに事業継続して行って欲しいぞ。

iPhone 11 Pro

E-M1Mk3とパナライカVARIO-ELMAR100-400の組み合わせは、生きもの系カメラマンにとってパナとオリのコラボの極みの一つで、それはつまりマイクロフォーサーズならではの賜物と言って良い。

800mm相当(35mmフルサイズ換算)までのズームレンズを装着したカメラを、ショルダー型のカメラバッグにこの状態で収納できるサイズ感は奇跡に近い組み合わせだ。

しかも同時にED12-100など標準ズームを装着したE-M1Xクラスのカメラをもう一セット収納でき、24mmから800mmまでを同時に肩がけで可搬できるそのコンパクトさたるや、まさにいわばwマイクロフォーサーズさまさまである。

ちなみに当該セットだと、Peak DesignのCaptureを使ってカメラバッグの脇に吊るすことも可能(写真右)。バックパックの時はセオリー通り左側のショルダーハーネスで胸元の位置に下げている。

今年はCP+の中止に始まって、月カメとアサカメの休刊、各カメラメーカーのサービス拠点の統廃合など、カメラと写真業界にも新コロナの余波が及んでいるのが明らかで、直接ではないにしろ何れキッカケとなっているのは間違いないだろう。

そしてとうとうオリンパスが80年続いた老舗のカメラ事業を手放すことが、先日夕刻に正式にアナウンスされた。投資ファンドの日本産業パートナーズに映像事業部門ごとそっくり売却されるとのことだ。

その日はいつ来るかのか?というのは業界では常々話題になっていた話ではあるし、毎年決算期の前後にオリンパス自身が事業撤退を否定するという流れはテンプレ化していたので、この話自体もはや驚きはない。

株式を公開した上場企業である限り、赤字事業の切り離しを株主から強く要求されるのは当然のことである。同社は内視鏡カメラの分野で世界シェアトップクラスの優良企業なので、売れないカメラにいつまでもこだわっているわけにもいかない事情は理解できる。

昨年から立て続けに新型モデルを投入してきて、3年赤字続きとは言えこのところ業績は上向いているのになぜ?という意見もあろうが、投資ファンドが手を出すのに、将来有望な分野であるとか、買い叩くなら安くなった今がチャンスとか、そんな物件でないと厳しいので、売れる時に売り抜けるという鉄則に従ったまでだろう。

ネット界隈ではすでに悲観的な空気でいっぱいwだが、撤退ではなくあくまで事業売却なので、ソニーのPC事業売却で立ち直った新生VAIO同様、事業継続と考えて差し支えないだろう。もちろん将来に渡って約束された継続ではなく、引き続き利益を上げられなければ本当に終焉を迎えるのは間違いないだろうが。

ただ、オリンパスはブランドと同時に社名でもあるので、後継の企業が継続してオリンパスを使うのは難しそうなので、ズイコーとかオーエムディーとか別のブランドを使うことになるのかな。

特段、オリンパスというブランドに思い入れはない..そもそも去年からのにわかユーザーなのでw..のでそこはどうでも良いのだが、うん十万円もするキヤノンのEOS-1D系やニコンのD一桁機にはできないことで、E-M1XとE-M1Mk3にはできることが沢山あるのは事実なので、後継の新会社にはE-M1系の優れた機能は継承して欲しいところだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

天候不順で生育が遅れるレタス畑に、連日にように対処療法的に薬を散布している。

腐りが入ってしまうのでやむを得ない措置だが、雨が続くこの季節ではすぐに洗い流されてしまって、傍から見ているとイタチごっこ感は拭えんな。

デジタルカメラが売れなくなった要因の一つにスマホの台頭が上げられるが、無駄で無益な画素数ありきの売り方にもそろそろ限界が来ているのは間違いないだろう。

キャッシュバックキャンペーンなどして一時的に売上を伸ばしてもそれは対処療法でしかなく、根本的に業界全体の底上げを考える時期に来ているのかも知れない。

デジタルカメラは工業製品の一つに過ぎないが、そこから生み出される写真は文化を創りまた支える作品ともなることを、もっとカメラメーカー自身が意識して製品を世に送り出すべきではないだろうか。

布マスクの次はミサイル迎撃システムかよ。アレの買うものはみんな不良品ばかりだな。

国の無策無能のために新コロナで汲々としている国民には大した金も出さないくせに、米の花札野郎には大金を貢ごうとしていたのだから困ったもんだ。花札の大統領再選は風前の灯火なんだし、あんな世界の鼻つまみ者と仲良くしていても何の得もないぞ。

ことの発端はイージス・アショアから発射されるSM-3迎撃ミサイルの三段式ブースターの落下地点をコントロールできないという話で、設置場所の近隣の市街地への落下が懸念されているわけだ。自動小銃を打つと右側から空薬莢が排出されてくるあれをイメージすれば分かりやすいが、SM-3のそれは700kgもあるから民家にでも落ちれば一大事である。

本家の米では海に面したハワイや、周囲に人の住んでいないアラスカの北極海沿岸での運用を想定しているのでこの点は無視できる。NASAがフロリダのケープ・カナベラルからロケットを打ち上げるのも同じ理由だし、日本の種子島宇宙センターも同意だ。

つまり最初からそんな事はわかりきってた話だろう?ってことで、アレの花札野郎のご機嫌取りの手段に使われた公算が高いというわけだ。

大体だ、海に囲まれた海洋国家の島国なんだから、誰が考えてもイージス艦のほうが理にかなっているし、例のスダレ長官も記者に問われて、今後も粛々とイージス艦で対応していくと言っていたではないか。

そもそもGoogleマップで世界中の誰が見ても容易に位置が特定できてしまう現代において、迎撃システムを恒久的に陸上に固定して晒しておく意味が不明だろ。

護衛艦より施設固定のほうがコストが安く済むという方弁はナシだな。現に今回もここまでに1千億を超える無駄な予算が投入され、さらにキャンセルすることで米から法外な違約金を取られる時点でコスト云々をどの口が言うかだ。

アレが国会で「いわば地上型だから毎日家から通える」と呑気にほざいていたが、それならイージス艦を日本海側の港に係留しておけば同じだろう。いざという時はそのまま出航して現場海域に行けるではないか。日頃から右向けに国防が大事とか言っているくせにバカなんじゃね?

さらにアレは今回のイージス・アショアは「地元への説明の前提が違う」という理由で進めるわけにはいかないとも言っていたが、大丈夫か?そんなさも地元に理解を示したような適当なこと言って。

そうなると税金大枚はたいて埋め立ててしまった沖縄の辺野古も同じことになるぞ?

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

アートフィルターのジオラマを使って眼下の沼田市街地をミニチュアっぽく撮影。焦点距離は換算800mm相当だ。

個人的にはこういうアーティフィシャルな感じの画作りは好まないが、これはちょっと前に仕事でジオラマ撮影を頼まれたので、その前にテストで色々試したうちの一枚。

フィルム時代なら専用のティルトレンズを使ったものだが、デジタルの今はカメラ内で完結してしまうのでこれはこれで便利。しかもデジタル処理なのでレンズの焦点距離を選ばないしね。

ちなみに使ったことはないが同じような機能はフジのカメラにも搭載されている。

広角マクロとして使える特殊なXF16mm F1.4を除き、あまり寄れないことで定評のあるフジのXFレンズにもマクロレンズは用意されている。

XF60mm F2.4 R MacroとXF80mmF2.8 R LM OIS WR Macroがそれで、前者が一般的な90mm前後の中望遠マクロ、後者は手ブレ補正を搭載した望遠マクロ的な位置づけである。

等倍撮影が可能な80mmマクロだが、個人的に実際に使ったことはない。ただ持った感じでは常用するにはなかなか勇気のいるサイズ感と重量で、それこそ値段なりに画質は保証されているようだが、マクロ撮影が専門のようなカメラマン向けの製品っぽいかな。

対して60mmマクロは0.5倍..35mmフルサイズ換算で90mm 0.75倍相当..までの近接能力があるが、通常は文字通り中望遠レンズとして使うことが多く、XF35mm F1.4と並んでXFレンズでは最古参組で設計が古いなど注文が多くなりがちだが、XF90mmと並んで解像度番長的な性格で、画質に関してはXFレンズ中でもピカイチと言って良い。

ただし、XF60mmはマクロレンズの名を冠していながら、肝心のマクロ域でこれでもかというくらいAFがよく迷う。X-T1の頃などまず狙った場所にピンが来ることのほうが珍しくw、X-T4の現在ではいくぶん歩留まりが良くなったものの、その傾向は基本的に変わらない。そもそもフジのカメラは根本的にAFとMFのリニアな切り替えに難があるので、近接撮影時は結局MF撮影が基本となる。

iPhone 11 Pro

どうせMFで使うならMFレンズでも良いよなって感じで、この春に発売されたLAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APOを手に入れて使ってみているところ。

個人的には初のメイドイン中華のレンズだが、当初抱いていた安かろう悪かろうのイメージは全く無く、主張するメーカーロゴがややウザいwものの、専用フード含めオール金属製の造形は想像以上に良い。それにねっとりとしたMFレンズ特有のフォーカス操作も秀逸で、昔懐かしいオールドレンズのそれを彷彿とさせる。

サイズは10cm×6cmで重さも340g程度なので、ちょっとしたバッグの隙間に押し込んでおけるのも良い。

焦点距離は35mm換算で約100mm相当となり、最短撮影距離は約17cm、フードを外せばワーキングディスタンスは5cm弱まで寄ることができる。その時の撮影倍率は驚異の2倍..35mmフルサイズ換算なら3倍相当..となり、顕微鏡の世界を除けば一般的にはまずまずマイクロな世界を表現できよう。

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / ETERNA BLEACH BYPASS

作例でお馴染みの一円玉..昭和40年とはまた古いこと..を最短だとこのくらいまでイケる。さすがにX-T4の手ブレ補正を持ってしてもブレを防ぐのは厳しい領域なので、三脚が必須であるのは言うまでもない。

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO

マクロ域の撮影に特化しているかと言えばそんなことはなく、通常の中望遠レンズとして使っても何の問題もない。むしろ下手な国産メーカーのキットレンズよりも全然画質が良い。その昔、EOSで使っていたEF-Sの標準ズームなどまったく相手にならないぞ。

メーカーによれば、APO..アポクロマートの意味だと思うが..を名乗るだけあって特殊低分散ガラスなど使って収差を抑えているらしく、レンズの生産国までわからないものの、中華製でここまで性能を出せるというのは正直驚きである。

実際の使用上、風景を撮る際は絞り込むことになるが、レンズにボディと通信するようなエレキな機構は一切組み込まれていないので、実絞りでAEすることになる。まあこの辺りはミラーレスのEVFであることに優位性があるのかな。

気になる点では、絞り開放による近接撮影時の周辺部のボケに口径食の影響が出るので、点光源を玉ボケしたい!みたいな使い方は不可である。

ちなみに三脚必須と言っておきながら上のカットはすべて手持ち撮影だったりする。X-T4の手ブレ補正もかなり強力だが、E-M1系とくらべるとチューニングが異なるかな。ま、そのへんはまた追々。

いかにも怪しげな企業だと世論も気がついた「一般社団法人サービスデザイン推進協議会」。

空前絶後ののろまさで世界をアッと言わせたケチな持続化給付金事業の請負先であるが、どうやらその設立そのものに経産省が一枚噛んでいることがわかってきた。

事業実態がないのに20億もの金を中抜きしていることが露見しているが、◯通やパ◯ナなどアレのお友達企業に仕事が流れる仕組みを所管官庁自らが率先している可能性を指摘されていて、政治だけでなく官僚までも国民の裏をかく行為に手を染めているのかと巷では悪評三昧である。

つい先月には、法務省自ら賭け麻雀は賭博ではないと認めてしまっているが、今度は経産省が委託業務丸投げとトンネル会社の中抜きという予算の無駄を良しとしている辺り、この国はどんだけ適当なんだと呆れるばかりだ。

そこまでいい加減で国が回るのであれば、税金なんか納めなくても良いとか何とか財務省が認めてみろよ。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-T4 / LAOWA 65mm F2.8 2× Ultra Macro APO / Classic Nega.

最近はフィルムシミュレーションに新たに追加されたクラシックネガを使うことが多い。

名称にある通りネガフィルム(SUPERIA)をシミュレートして再現しているのが特徴で、彩度を抑えつつコントラスト高く表現される。

特にPROVIAとは緑の再現では対極な雰囲気となり、カスレ感のあるトーンがどこか懐かしいネガフィルムっぽい雰囲気を感じさせる。

フィルムシミュレーションではCLASSIC CHROMEをよく使っているが、しばらくはクラシックネガにもハマりそうだ。

久しぶりにそのツラを拝んだセクシー担当大臣だが、何を言い出すかと思いきや、ゴミ収集に当たられている作業員に向けて、ゴミ袋に激励のメッセージを書けとか言い出してビックリだ。小学校の先生かよ、アンタ。

防護服とは言わんからさ、せめて環境省から感染防止用にN95マスク一つも出せないもんかね。あ、アベノマスクあれはダメだぞ。何しろ隙間だらけでスカスカで、感染防止にはならんのでな。

それとワーケーション?国立公園満喫プロジェクト?国民に動かないでくれとか要請しているくせに、なんで国立公園に集まって濃厚接触しなければならんの?

新コロナ騒動終息後を見越しているなら、補正予算に仕込まれた巨額なGoToキャンペーン同様にお門違いも甚だしいぞ。アベノマスクや旅行クーポン、ゴミ袋のメッセージなどそれ今じゃないでしょ。少しは空気読めよな。

今必要なのは感染防止対策に医療支援、それに仕事がなくて収入源の人たちへの迅速なる資金援助だろ?寝言は寝てから言えだが、寝ているヒマがあったら知恵を出して行動しろよ!

FUJIFILM X-T4 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / ETERNA BLEACH BYPASS

X-T3の時はしばらく導入に逡巡したが、今回のX-T4は何も迷うことなくスムーズに手元にやってきたw

まずはフィルムシミュレーションに新設されたブリーチバイパスを使ってみる。が、使う前から分かっていたが、晴天下の自然風景にはちょっと合わないなw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROS

ここ数日集中して使ってみているが、X-Tシリーズもこの世代で完成形と言っていいだろう。インプレッションは追々書いてみたい。

どこぞで、こんな時だから文句も言わずに頑張ろう!キャンペーンでも張られているのだろうか。

何やら新コロナに関連した対策や政権への批判など止めて応援しよう!みたいな有象無象がまたぞろ湧いて出ているようで、相変わらずのこの国の出る杭は打たれるぞ的な同調圧力には辟易するぞ。

文句も言わず従順におとなしくしているのも自由だが、こんな時だからこそおかしいことはおかしいのだと主張して間違いを糾弾・是正していくのもまた自由である。それが成熟した民主主義国家の有り様というものだ。

国民からその政策はおかしい!と声が多数上がり、世論が大きく動いたからこそ一律給付に転換されたのであり、声が上がらなかったら制限多きの限定給付で終わっていたのだから。

そもそも気に入らない意見をわざわざ探し出して封じようとすること自体、非生産的であると気づくべきだ。それこそ文句も言わずに耳をふさいで、部屋の隅で膝を抱えてSTAY HOMEしていれば良い話である。

それもまた選べる自由ぞ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / ブリーチバイパス

低彩度、高コントラストな表現方法を銀残しと言い、半世紀以上前にフィルム映画作品向けに日本で考案された技法のことで、英語ではブリーチバイパスと呼ばれる。

カラーネガの現像時、定着する前に発色現像を止めると銀が残って件のような独特の色合いになり、受ける印象は流行りのインスタ映えの対極に近いかな。

ブリーチバイパスはオリンパスのアートフィルターにも用意されているが、本日発売となるフジX-T4のフィルムシミュレーションにも満を持して?搭載されるようで、インスタ映えが嫌いなオッサンカメラマンには気になるなぁ..


本日近所の森で複数のキビタキを初認。例年よりちょっと遅いかな。

案の定、裏話が漏れ伝わるところによれば、布マスク2枚配布はバカボンの独断先行だったようで、またぞろやってる感演出の小道具に200億余りの我らの税金が無駄に使われることとなった。

一世帯にマスク2枚はおかしいと言われたスダレハゲが、では世帯分だけ追加で配布と言ったそうだが、志村けんがそこにいたら、正すべきはそこじゃねぇだろうと、ピコピコハンマーかハリセンで後頭部を叩くに違いない。

さて、そんな布マスク2枚配布を揶揄する世間の声に、「いやいや政府はマスク配布以外にもちゃんと仕事しているよ!」という政権擁護のネット民応援団が攻撃し始めているようだが、一日経ってニュースは世界を駆け巡り、世界中から嘲笑されるような間抜けで無駄な策など実行しようとするから、真っ当な世間から突っ込まれているだけであろう。

考えてみて欲しい。政府が自国民のために奉仕するのは当たり前のことであり、少しでも早く国民の不安を取り除くアナウンスをすべきなのである。もとより政府が新コロナ対策で支援策..そもそもそっちが足らないヌケサクなんだけどな..を打ち出していることなど百も承知である。

掛かるコストにまったく見合わない、もう後のないバカボンの人気取りのためではなく、本当に必要とされる医療機関に優先して送るとか、そもそも日本の建設技術を持ってすれば、200億もあれば1000床クラスの隔離用医療施設を中国のように突貫で造れるはずである。

もう何度も書いていることだが、お金は正しく使えよ政府。それ、我々の税金なんだぞ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO

サンニッパズームの別名あるED40-150PROの手持ちで、ダンコウバイを深度合成で撮影。

iPhone 11 Pro

同じカテゴリのパナライカVARIO-ELMARIT50-200も使っているが、最近はこのED40-150PROの出番が多い。

VARIO-ELMARIT50-200は画質が素晴らしく、それでいてコンパクトで取り回しよくこれぞマイクロフォーサーズといった望遠ズームだが、E-M1XとE-M1Mk3でいくつかの機能が使えないのがちょっと残念。

マクロ域で特にお世話になるカメラ内深度合成もその一つで、画像のコンポジット時にレンズの距離ごとの収差情報が細かく必要らしく、オリンパスのレンズでもPROレンズとマクロレンズでのみ有効となる。