カテゴリ : 写真・カメラ

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オリンパスから事前のアナウンス通りED100-400mm F5.0-6.3 IS(35mmフルサイズ換算で200-800mm相当)と、ローエンドのカメラボディが発売される。

身売りが決まってから矢継ぎ早、と言いたいところだが、身売り話以前から決まっていたプロダクツだからまあ予定通りといったところか。

ローエンド機はおいといて、100-400に関しては似たようなレンジでED150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROという大物が年末に控えており、安いほうを先に出すのはマーケ的にセオリー無視..例えば安い方のEOS R6はR5より後に発売など..な気もするが、150-400はお値段が相当に張ると想像できるので、市場でカニバリズムはないと考えているのだろう。

マイクロフォーサーズではパナライカにほぼ同じスペックのレンズがあるが、こちらはテレコン対応である点がかなり魅力的である。パナライカの100-400は同社製のテレコンに非対応なのが残念なのでね。

価格的に意外に低価格に押さえられているし、PROレンズにカテゴライズされていないので性能的にどんなものか気になるが、望遠端400mmとED300PRO+TC-14の約420mmがMTF上では拮抗しており、なかなか良いのではないかという印象。

ただ、オリンパスご自慢のシンクロ5軸手ブレ補正に対応していない..それ故にPROレンズではないらしい..ので、スペック上は3段分の補正に留まっているのがやや残念。ややというのは、サンプル動画の補正を見る限りその数字以上にピタリと止まっているので、実質的な性能は気にするほどのこともないのかも。

パナライカを使っているので正直微妙だが、テレコンが使用できるのとE-M1系のカメラ内深度合成に対応するのは魅力的ではある。ただ100g少々の重量増と全長が3cm長いのを許容できればの話だけど。

ちなみに興味深いのがレンズ構成。ちょっと前に先行発売されたシグマの100-400ライトバズーカと、特殊低分散レンズの配置含め瓜二つなのである。センサーサイズとの関係からか後玉が若干小さいが、恐らく光学系はシグマのOEMかなと。それなら5軸手ブレ補正に対応していないのは何となく納得。

望遠ズームと言えば70-200mm F2.8クラスが人気だが、そのシグマの影響もあって最近は100-400mmクラスが主戦場っぽいね。先ごろキヤノンが発表したRFにも100-500mmが用意されているように、写真撮影の主役の座を奪いつつあるスマホとの差別化という意味で、超望遠レンジはこれからますますホットになるかもね。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

朝からうるさいセミたちに負けじと、仕事場の窓辺でウグイスがホーホケキョ。

こんな時期に鳴くのも珍しいと思いつつ、XFの超望遠ズームで網戸越しに撮影。さらにもう1歩踏み込んだところで気が付かれて逃げられた。

先日の話に関連するが、写真で生計を立てていくにはどうしたら良いか?という質問も時々受ける。

今の時代ならSNSに作品をアップしてイイネを沢山もらったり、フォロワーを増やせば仕事の依頼が沢山くる!と思い込んでいる脳天気な若い人が多い。自分のタイムラインに盛りに盛った彩度高目の写真を並べて、イイネしてください!とやってるあれだ。

しかしそこには、あなたの撮ったその写真、どこの誰が必要としていて、そして誰が対価としてお金を払ってくれるのか、という視点が抜け落ちているのである。

自分の好きなものだけ好きなように撮って飯が食えるなどというのは、ほんの一部の才能のある人..写真が上手いとかフォロワー数の多さではなく、営業的なセンスとでも言えば良いかな..を除けば、夢物語でしかないということは理解しなければならない。

欧米には美術品と同様に写真を買って部屋に飾る文化があるが、残念ながら日本にはそんな文化は定着していない。写真はタダ、イイネはくれても使いみちのない写真に金を払う人などいないのである。

ではどうやって収入を得たら良いか?それは他の多くの業種と同じで、お客様から頂く以外に方法はない。つまり、依頼されて写真を撮るという、職業カメラマン的には至極当たり前の原点に立つしかないということだ。

そして商業的に依頼されて撮る以上、撮影対象に好みを言える立場ではない。地元で地道に営業活動を繰り返し、同時に何でも撮るという気概と技術が必要なので、最低でも営業トークとスタジオでのライティングワークは必須だ。お客様から対価を得るということはそういうことである。

自慢の35mmフルサイズデジタルカメラを舶来の三脚に載せ、週末のたびにワイワイ皆と一緒になってインスタ映えする景色を撮っても、イイねはもらえても金はもらえないぞ。

繰り返しになるが、写真で飯を食っていきたかったら、必要としている人から依頼されて撮るか、世の中にニーズがある写真..これは実は前者と意味は同じだけどね..を撮りためる、この2択しか選択の余地はない。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

6月の満月をストロベリームーンと呼ぶように、英語圏では8月の満月にも「スタージャンムーン」という別名があるそうだ。イチゴは日本でも普通に馴染みがあるので何となく知っていたが、チョウザメ(英名でSturgeon)の漁期に合わせた名前になっているとは知らなんだ。

昨晩の撮影時間帯はあいにく薄っすらと雲が掛かっていたので条件が良くなかったが、とりあえず1200mm相当の手持ちハイレゾショット(約5000万画素)で記録しておいた。

それと余談になるが、この夏噂になっていたネオワイズ彗星。早くから撮影する気満々だったのだが、当地では長梅雨の影響で夜空が満足に開けることがなく、梅雨明けてすぐに西北西の低い高度に辛うじて双眼鏡で確認しただけであった。

残念ながらすでに6〜7等級程度の暗さで肉眼での目視は厳しく、当日も結局雲が多くて撮影自体不可であった。

EOS R5は相当なバックオーダーが入っているようだ。拙者の周りでは事前に3人が買うと言っていたが、珍しく今回は誰も手に入れられずに次回入荷未定だと意気消沈していたw

何よりみんな新コロナの影響でろくに仕事もしてねぇのに、よくまあ50万もするカメラをホイホイ買うもんだと感心するぞ。しかも御三方全員がEFマウントしか持ってないので今回はRFレンズも手に入れるらしいが、結果例外なく100万円コースっぽいw

今期はイメージング事業が大赤字決定のC社..業績悪化はカメラメーカーに限った話ではないけどね..にとっては嬉しい悲鳴だと思われるが、事前に周到なマーケティング調査を行っているのは間違いないので、在庫がない=売れている感のアピールは新製品ではよくある営業戦略の一手である。

特に発売前に「注文を多く頂いて発売日にお手元に届かないかも」みたいな事前アナウンスが出た場合は要注意だw

ただそれにしても初回ロットの少なさはちょっと異常だな。新コロナの影響で工場の生産に影響が出ていることが大きな理由の一つだと思うが、C社にしては珍しくかなり早くからプロモーション仕掛けていたので、事前に相当数を用意していてもおかしくないのにな。

恐らく春前にCP+で華々しくお披露目デビュー、情報小出しでせっせと期待感を煽り、記念すべき東京五輪で使いたい人たちに向けて..DOの超望遠単焦点はまさにそれだ..夏のボーナスシーズンに合わせて発売、というシナリオだったろうと想像している。

なので、新コロナの影響で潤沢に初回ロットを用意できなかったというのなら仕方ないが、例の動画の熱問題で何か対策してくるのではないかとゲスの勘ぐりしてみたりw

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

7月はあっと言う間に過ぎてしまった。自宅兼仕事場なので新コロナの影響はまったくないのだが、天気が悪くほとんどフィールドに出ておらず、デスクワークに集中した月間だったのが大きいな。

8月もお盆を過ぎれば秋風が吹き始める高原なので、いっそ暑さを通り越してこのまま秋に突入でも良いかもw

隙がないα

2020/7/30

予告通りソニーのα7SIIIが発表された。一応注視はしていたが、事前に情報がダダ漏れだったのと、EOS R5ほどには興味がなかったので、あまりネタ話にもならずかなw

C社同様にソニーもプロシューマー向けにカムコーダーラインナップしているが、C社と違って相変わらずそのヒエラルキーには遠慮していないって点で評価できるぞ。

今回は熱対策も行ったようで、4K60Pを1時間連続で撮れるとのこと。ただ、前モデルに比べて確かに放熱構造にはなっているようだが、パナのS1Hやシグマfpのような積極的な冷却システムを採用していないので、この連続撮影時間は恐らく眉唾だろうな。かなり外気温に左右されると見て良いだろう。

あの筐体サイズにこだわる限り物理的な冷却システムを組み込むのは無理だと思うが、そもそもここまで動画に特化しているのに、なぜスチルカメラの形を模していなければならないのかは謎だな。

4Kで120P、FHDなら240Pも4:2:2 10bitの内部記録OK。業界で人気のないXAVC採用は相変わらず諦めが悪いwが、今回はMPEG-H HEVC/H.265も採用してきたのは評価高いかも。

それとEVFが944万ドットというのはスゴイね。これについては実機をすぐにでも覗いてみたい。ただ、このモデルの運用形態はリグに載せて外付けモニターというのが一般的なので、その恩恵に預かるカメラマンはほとんどいないのではないだろうかw

それにしても今更ながらαのラインナップはよく考えられていて、動体撮影に特化した9、高画素センサーの7R、普及モデルの7に、高感度と動画向けの7Sと、ほぼスキが見当たらないと思う。

この後、万が一にもα5的な廉価モデル..C社で言うところのkiss相当だな..をタダ7の下に持ってきた日には、ちょっと他の35mmフルサイズメーカーは太刀打ちできないかもね。

あと、どのモデルもほとんどデザインが同じってのも意外に評判が良いらしい。新型に買い換えたり、新たに追加しても同時に並べておかない限りヨメにバレる心配が無いって、仕事仲間のKさんが言ってたwww

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

えらい久しぶりに緊急地震警報が届いてビックリした。が、全然揺れが来ないので居間のテレビを付けたが、どうも誤報っぽい感じだったな。

ま、取り敢えずシステム自体が生きていることだけは分かって良かったw

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今月中に出荷開始されるEOS R5だが、すでに話題沸騰中の8K熱問題同様に、4Kですら問題を抱えているという話で、動画撮影を目的でR5を使うのは地雷になりそうな予感。

初号機のRの諸問題をクリアした上での登場なので、4500万画素35mmフルサイズのスチルカメラとして見れば良い製品であることは間違いないが、こと動画性能だけ見ればスペック十分、実戦不十分といった印象で、まさにスペック番長と揶揄され続けてきたC社の面目躍如であるw

「写真しか撮らないから熱暴走なんて関係ない」「動画を長尺撮らないから問題ない」というユーザーもいるようだが、問題はそこではない。かなり前から搭載スペックをチラ見せするティザー戦略でプロモーションを仕掛け、その過程で8Kをジワリ喧伝してきたのが問題なのだ。

他社でできないことをあたかもできる..現場の実戦で使えるの意ね..と謳ってしまえば、そりゃ皆んな期待するに決まっている。

「制限あってもできないよりはできたほうが良い」という意見には個人的には賛同するが、では今どき満足に動画撮影もできない製品に50万も払うのかっていう話でもあるぞ。

そもそもノンクロップ4K60Pの確実な動作保証の上で、最初から気温24℃で10分までなら8Kでも撮れます、後でファームアップで条件付きながらRAWもできます、ってな感じに留めておけば良かったってこと。

先行するソニーαに追いつけ追い越せと焦ったか、いかにも技術部が営業部に押し切られてしまった感アリアリな、お粗末マーケティングだったってことに帰結する話だな。

レンズ交換式のスチルカメラに実践的な動画機能を搭載したのはC社なれど、同時にCINEMA EOSを製品ラインに並べている同社にとって、スチルカメラの動画機能のスペック決めは、今となっては明らかに足かせとなっているのは間違いないだろう。

ま、どこかで製品ラインを統合するか、マーケ的に割り切るか、C社は何れ判断せざるを得ないだろうね。

個人的には今回のR5がそういう位置付けになるのかと思っていて、同社特有の押し付けがましさを押さえた振り切った製品であったならEOSに戻ることも検討したが、そこについては期待はずれだったと言わざるを得ない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

近所の農家と今年は台風の話を聞かないねぇなどと立ち話をしたばかりだが、どうやら観測史上初めて台風が一つも発生しない7月になりそうだ。

公式発表はまだないが今年はラニーニャっぽい話もあって、今のところ長梅雨で冷夏っぽい雰囲気があるが、そうなると冷夏どころかこの後は暑夏に向かう展開ということになる。

関東の梅雨明けは8月にずれ込みそうだが、その後は猛烈に暑くなるということか..

先日EOS R5を発表したキヤノンが5DMk4の後継機を出さないことを認めているが、デジタルカメラ市場はほぼミラーレスカメラに集約されつつあり、現時点でコンシューマ市場はソニー1強の状態であることは疑いようがないだろう。

それでもプロフェッショナルな報道系の分野では洋の東西を問わずまだ一眼レフが求められているので、こちらは未だキヤノン・ニコンの2強の存在感が強い。

そんな中、すでに米dpreviewに掲載されているが、米大手通信社であるAP通信が、オフィシャルなカメラとしてソニーと提携したとのことである。

独占契約ということになるようなので、世界を駆け巡るAPのカメラマンや記者はすべてソニー機を使うことになり、ビデオジャーナリストも対象となっているので、EマウントのαだけでなくXDCAMカムコーダーも契約対象になるらしい。

同一メーカーの機材に統一することでボディ・レンズ・バッテリーなどが共有でき、画像の色調やビデオコーデック、それに5Gを見据えたネットワークを含むワークフローを統一できるのは、世界規模で活動する通信社にとっては計り知れないメリットがある。

キヤノンは8Kなどと同社らしくない飛び道具で巻き返しを図り、ニコンは低価格機の投入でマーケットでの埋没感を正してブランディングの復権に躍起だが、両社の攻勢を受け立つソニーはすでに安定期に入っており、地味だが堅実なブラッシュアップを着々と進めている感がある。

APでは今回のソニーとの提携をゲームチェンジャーと呼んでいる。コンシューマ市場を制し、プロ市場の牙城の一角も切り崩し始めたソニーの快進撃はとどまるを知らない。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

拙者の周辺で言うと、仕事関係ではキヤノンとニコンで半々だが、遅々としてミラーレス化が進まなかった両社に見切りをつけ、ほぼ全員がソニーαに手を出している。

ただ、面白いものでソニーに完全に乗り換えたのはキヤノン使いだけ..残りはR5で戻るようだが..で、ニコン使いは一昨年のZの登場で全員がニコンに戻っている。まあどちらのケースもレンズはEマウントに変換して使っていたようだけどね。

知り合いの手伝いで時々写真教室に顔を出しているが、そこでは市場の状況を見事に映し出していて、ソニーαが多いかな。ぶっちゃけた話、年寄はニコキヤノが圧倒的だが、若い世代にはソニーαが多く、女子にチラホラとオリンパスがいる程度かなぁ。

個人的にはソニー..正直好きなメーカーではないwので..を使うことは想定していないが、それでも月末に発表が予定されているα7SIIIは注視している。

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社会人になって車に乗り出した頃、「いつかはクラウン」という言葉が流行ったことがある。もちろんトヨタのCMでのキャッチコピーだが、確かナレーションは石坂浩二だったように記憶。

今でこそ同社のハイエンドはレクサスだが、当時流行ったハイソカーの頂点はクラウンで、会社の同僚や先輩もこぞってクラウンを目指す雰囲気に満ち満ちていたように思う。ま、それがいわゆるバブル経済真っ只中ってやつだw

カメラは職業カメラマン的には仕事道具であるが、スマホで誰しも自在に撮影ができてしまう現代においては、もはやカメラ自体が家電などと同じで一般人にも普通に馴染みのあるプロダクツであろう。

ただ、高度経済成長時代がそれにあたるカメラ黎明期では、どちらかと言うと高価な嗜好品として扱われていて、その頃の名残でドイツの名門ライカはそのブランド力を現在においても維持しているのは素直にスゴイと思う。

それこそ先のハイソカーになぞらえれば、「いつかはライカ」というのは今でもカメクラ界隈には十分通ずるものがあるようだ。

個人的にフィルムカメラ時代の後期にR型ライカを使っていたことがある。APO-MACRO-ELMARIT-R(通称AME)の溶けるようなボケにあこがれて手を出したのが運の尽きで、その後は沼へ落ちてしまったのは言うまでもないw

Leica R6.2 + Motor Drive R / ELMARIT-R 28mm f2.8(Type II)

Leica R6.2 + Motor Drive R / APO-ELMARIT-R 180mm f2.8

Leica R9 + Motor Drive R9 / APO-MACRO-ELMARIT-R 100mm f2.8(R9に装着) / APO-ELMARIT-R 180mm f2.8(右)

Leica R9 + Motor Drive R9 / APO-TELYT-R 280mm f4

時期的にちょうどハイビジョンのDVカメラで動画の仕事をするようになった頃なので、最後のほうはマウントアダプタを介してNew F-1に付けたり、逆にFD500をR6.2に付けたりして遊んでいたな。

Canon New F-1 / ELMARIT-R 28mm f2.8(Type II)

Leica R6.2 + Motor Drive R / Canon New FD500mm F4.5L(Rマウント改)

なんで突然ライカの話になったのかと言えば、先日カメラ好きのクライアントの担当者からライカには興味ないの?と聞かれて、おっとそう言えばと思い出したという流れだったりするw

そのライカの話というのが、先日発表された4000万画素のM型ライカM10-Rのことで、お値段はなんと税込み105万円なり。

今どきAFはできない、8Kどころか当然のように動画撮影にも対応していないという前時代的な仕様のデジタルカメラに、百万円も値付けできる強気のマーケティングはさすがのブランド力といったところ。どう逆立ちしても国内のカメラメーカーには真似できないな。

今となっては不便さを前面に押し出したようなレンジファインダーのMFカメラでは、こちらが狙っているものが撮れないのでそっちの世界観に浸るつもりはさらさらなく、ライカはライカでもパナライカ止まりwがせいぜいで、そもそもお金を生み出さない機材は今の拙者の価値観の外だったりする。

しかしそう考えるとだ。同じ百万の値ごろ感で言えばやはりブラックマジックデザインのURSA Mini Pro 12Kは安いと考えてしまう自分が怖い。

動画の撮影と映像制作を主な生業としていた10年前なら、迷うことなく手を出している姿が目に浮かぶぞw

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昨日だけでも、迷走極まるGoTo某やら、高校生プロ藤井聡太七段の最年少タイトル獲得やらとネタ話豊作だったが、中でも業界のその筋で話題沸騰はブラックマジックデザインだ。

昨日発表されたBlackmagic URSA Mini Pro 12Kはその名の通り12Kで記録できるシネマカメラで、センサーは8000万画素(12288×6480)スーパー35、14ストップのダイナミックレンジの12Kを60fpsで記録できるという代物だ。

しかも8Kなら110fps、クロップされるが4Kスーパー16(UHD)なら220fpsというバケモノ仕様である。

8000万画素という時点ですでに一般的なデジタルカメラの画素数を軽く超えているが、そのデータをRAWで記録できるので、事実上8000万画素のスチル画像を60枚/秒で連写できるのと同意である。

カラーグレーディング..デジタルカメラでいうところのレタッチ..が前提ということになるが、ここまで来るともはやデジタルスチルカメラを含めても最強の性能と言っても過言ではないだろう。

先日発表されたばかりの最新型EOS R5が、ろくに満足に撮れそうにない8Kを喧伝するあたり、いかに同機がいつものスペック番長でしかないことがよく分かる。8K記録というスペックだけ見れば、そこはまったく勝負にもなっていないぞw

しかも驚きはそれだけはない。RAWフォーマットはポスプロで扱いやすいと評判の良い同社自慢のBRAWなので、ノートPC..ここでは恐らく最新型のMacBook Proを想定..でも12K BRAWを編集できるという軽さがウリのようだ。

EOS R5の8Kはi9でも再生が困難という話もあって一般にはほぼ実用的でないようなので、ここにきて独自のBRAWを推し進めてきたブラックマジックデザインの戦略が功を奏していることになる。

映像は撮っただけでは何の意味もない。自在に効率よく編集できてこそ活きてくることを体現できるあたり、長年ポスプロ向けに製品を練ってきた同社の強みが活かされているということにほかならないな。

で、肝心のお値段だが、国内では税込みで約125万ということで、フジの1億画素カメラGFX100の約120万と比べても、動画性能を考えたら破格のバーゲンプライスと言って良い。

何よりEOS R5に8Kを期待して50万も払うのであれば、動画目的の業務用ならURSA Mini Pro 12Kのほうがコストパフォーマンスは高いだろうな。

こうなると月末に発表予定のソニーα7S3がどんな感じで仕上がってくるのか楽しみであるが、昨晩のブラックマジックデザインの発表を見て一番驚いているのは、何よりそのソニーとキヤノン、そしてパナソニックだろう。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 日光白根山

昨年あたりからシグマfpとの比較対象として、カートに入れては削除したりを繰り返しているBlackmagic Pocket Cinema Camera 4K。

通称ポケシネ4Kはマイクロフォーサーズのレンズ群がそのまま使えるので、実は登場以来ずーっと気になっている存在だ。

ここにきて品薄も解消され価格もこなれてきているので、DaVinci Resolveでのカラーグレーディングの勉強も兼ねて、いよいよ手を出すことになるか、俄然現実味を帯びてきたぞw

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EOS R5のAFだが、海外の情報を眺めていると、コンティニュアスAFがかなり進化しているという話である。

コンティニュアスAFはAF-Cとも呼ばれているAF動作のことで、風景とかスナップ系の人はほとんど使わないと思うが、スポーツや乗り物、それに生きものなど動体撮影になくてはならないAFである。

キヤノンは以前はAIサーボAFという表記を使っていたが、ミラーレスになって動体予測駆動をする必要がなくなった..露光中もピントを追えるので予測する必要がない..ので、R5ではAIフォーカスAFという呼称に変わっている。

AF-Cは一般的には一番近いそれらしい場所にピンがくるケースが多いが、AIを利用して被写体をオブジェクトとして認識できるようになると、距離に関係なく対象を捕捉し続けることが可能になる。

この辺りの認識性能はソニーαが一日の長があるが、R5でも犬・猫・鳥を全身・顔・瞳でそれぞれ認識できるようになっている。とりわけ鳥は犬猫と違って種ごとにフォルムが異なるので、それこそAIの力を借りないと認識は難しかったと思われる。

さらにR5は撮像面の100%で位相差AFが有効らしく、サンプル映像をいくつか観た限り、画面の端に寄った被写体でも追い続けることができるようで、これはなかなか優れものと言えよう。

オリンパスもE-M1XのインテリジェントAFに鳥認識を追加するとアナウンスしているが、果たしてR5と同じレベルにもって来れるか見ものであるな。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / Classic Nega.

最近のカメラは便利になり過ぎてつまらないという意見をSNSで見かけたが、必要なければ便利な機能は使わなければよいだけなので、撮影領域を広げる機能であればドンドンやれば良いと思うぞ。

もちろんそれでコストが跳ね上がるのであれば本末転倒ではあるが、デジタルカメラの場合その機能のほとんどはソフトウェアでカバーできるので、ハードウェアの物理コストにはさほど影響はないはずだ。

カメラ自体が趣味の人もいるので不便さを享受することにこだわるのもありだが、やはりカメラは写真機なので写真を撮ってなんぼ。その手間がギリギリまで自動化されて困ることなど何もあるまいて。

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EOS R5とR6で特筆すべきはミラーから開放されたAFシステムの刷新だ。

一眼レフ時代のF8光束縛りが取り払われ、EV-6.5の低照度でAFが動作する..X-T4もEV-6でAF可能..らしく、なんとF22でもAFが可能とのこと。

R5・R6と一緒に800mm F11・600mm F11などという、何やらニコンのおもしろレンズ工房のような絞り固定の超望遠レンズが同時に発表されたが、これらのレンズでも2倍テレコンのF22でAF使用可というからちょっと驚きだ。

世界に先駆けて積層型回折素子レンズを商品化したものの、後発のニコンにお株を奪われていた感のあるDOレンズをまさかこんな形で使用してくるとは思わなかったな。

保守的なキヤノンにしてはなかなか攻めた仕様のレンズだが、マーケティング的には明らかに東京五輪を狙っていた感アリアリであり、残念ながらそこは不発に終わってしまったということだろう。

それにしても、あえて狙った?と思わせるほどテレコン装着すると超カッコ悪い。絞り固定だし、撮影時は伸ばさないといけないのは仕方ないとしても、レンズ→テレコン→ボディのつながりが黒→白→黒で、しかもEOS Rはマウント部がシルバーなので、黒→白→銀→黒という異様な見た目はどうよw

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO / ハイレゾショット

久しぶりにお天道様が出たな。これで一気に梅雨明けとなって欲しいところだが、今週もまだ引き続き雨模様とのことだ。

例年だと北関東の梅雨明けは20日頃なので、タイミングだけ見ればまだ先の話なのだが、降雨量で言えば今年はもう十分ってくらい降っているからなぁ。

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